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Yamareco

記録ID: 464358
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

楽しい!大山 三の沢〜剣ヶ峰

2014年06月14日(土) ~ 2014年06月15日(日)
 - 拍手
GPS
04:25
距離
5.9km
登り
832m
下り
817m

コースタイム

文殊堂5:05-治山道路入口5:07-大堰堤5:48-稜線取付き6:44-稜線7:07-槍ヶ峰南峰7:08-槍ヶ峰北峰7:14-天狗ヶ峰7:22-巻き道7:30-剣ヶ峰7:34-天狗ヶ峰7:55-槍ヶ峰北峰8:06-大堰堤8:57-文殊堂9:25
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
このルートで一番の難所は大堰堤を乗り越えた後、稜線へ登る最後の急登までの間にある蟻地獄の様な小砂利とグリ石地帯だと思います。
稜線に上がってしまうと高度感はあるものの楽しい稜線歩きができます。
土曜日の夕刻文殊堂に到着し、駐車場で幕営しました。
2014年06月14日 18:53撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/14 18:53
土曜日の夕刻文殊堂に到着し、駐車場で幕営しました。
多くのレポートは登山口を三の沢の右俣としている場合が多いですが、最近は左俣から入山するようです。
2014年06月15日 05:07撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:07
多くのレポートは登山口を三の沢の右俣としている場合が多いですが、最近は左俣から入山するようです。
左俣から入った治山道路の様子。
この後、左側にある巻道を見落とし少し苦労しました。
帰りに見ると巻道の左右に登山道を示すロープが張られ判りやすくなっていました。
巻道の入り口は、治山道路に入って少し行くと左側にピンク色のテープがあります。
2014年06月15日 05:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 5:08
左俣から入った治山道路の様子。
この後、左側にある巻道を見落とし少し苦労しました。
帰りに見ると巻道の左右に登山道を示すロープが張られ判りやすくなっていました。
巻道の入り口は、治山道路に入って少し行くと左側にピンク色のテープがあります。
途中から以前右股に造られた登山道に合流します。
2014年06月15日 05:24撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 5:24
途中から以前右股に造られた登山道に合流します。
一番大きな堰堤が見えてきました。
2014年06月15日 05:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:37
一番大きな堰堤が見えてきました。
少し藪漕ぽい登山道を通ります。
2014年06月15日 05:41撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:41
少し藪漕ぽい登山道を通ります。
上から3番目の堰堤山側を沢に下ります。
2014年06月15日 05:45撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 5:45
上から3番目の堰堤山側を沢に下ります。
これが最後の大堰堤です。
2014年06月15日 05:46撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:46
これが最後の大堰堤です。
大堰堤左俣にテープがあるので登ります。
2014年06月15日 05:48撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 5:48
大堰堤左俣にテープがあるので登ります。
ロープがあるので助かります。
2014年06月15日 05:49撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:49
ロープがあるので助かります。
最後の登りは下が滑りやすいコンクリートになっているのでロープが無ければ登る事も下る事も難しいと思います。
2014年06月15日 05:50撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:50
最後の登りは下が滑りやすいコンクリートになっているのでロープが無ければ登る事も下る事も難しいと思います。
大堰堤を乗り越えると素晴らしい景色が広がります。
ここから見ると北ア大キレット最低のコルの下に広がるカールのようです。
2014年06月15日 05:52撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:52
大堰堤を乗り越えると素晴らしい景色が広がります。
ここから見ると北ア大キレット最低のコルの下に広がるカールのようです。
広すぎて一瞬どちらに行けば良いのか悩みます。
左側はどう見ても危険な感じがしますが詰めていくとどうなるのでしょうか、興味が湧きます。
2014年06月15日 05:58撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:58
広すぎて一瞬どちらに行けば良いのか悩みます。
左側はどう見ても危険な感じがしますが詰めていくとどうなるのでしょうか、興味が湧きます。
やはり右側が正解だと思います。
2014年06月15日 05:58撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 5:58
やはり右側が正解だと思います。
大堰堤を乗り越えて暫くはテープが見当たりませんでした。
大堰堤から右の沢を目指して対角線上に詰めて行くとテープが出てきます。
2014年06月15日 06:17撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 6:17
大堰堤を乗り越えて暫くはテープが見当たりませんでした。
大堰堤から右の沢を目指して対角線上に詰めて行くとテープが出てきます。
まだ雪渓が残っています。
この沢は上から複数の落石が転がり落ちてきます。
2014年06月15日 06:18撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:18
まだ雪渓が残っています。
この沢は上から複数の落石が転がり落ちてきます。
この岩が踏む度にザクザクと下に流れとても歩きにくいです。
この岩が踏む度にザクザクと下に流れとても歩きにくいです。
剣岳、源次郎尾根の様な雰囲気です。
2014年06月15日 06:25撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 6:25
剣岳、源次郎尾根の様な雰囲気です。
ルートファンディングというよりはテープファンディングっていう感じです。
ルートファンディングというよりはテープファンディングっていう感じです。
登ってきた沢を見下ろします。
2014年06月15日 06:37撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 6:37
登ってきた沢を見下ろします。
途中でGPSを確認します。
きちんと槍ヶ峰方向へ進んできているので間違いはなさそうです。
2014年06月15日 06:43撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:43
途中でGPSを確認します。
きちんと槍ヶ峰方向へ進んできているので間違いはなさそうです。
この斜面にたどり着くと砂利も少なくなり足場もかなり安定してきます。
2014年06月15日 06:44撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:44
この斜面にたどり着くと砂利も少なくなり足場もかなり安定してきます。
急斜面ですがロープがあるのでつかまりながら登ります。
2014年06月15日 06:49撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:49
急斜面ですがロープがあるのでつかまりながら登ります。
片側が崩落した細い登山道を通ります。
2014年06月15日 06:51撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:51
片側が崩落した細い登山道を通ります。
ちょうど雲が沸き立っている所が剣ヶ峰です。
2014年06月15日 06:55撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:55
ちょうど雲が沸き立っている所が剣ヶ峰です。
稜線直下の急登です。
2014年06月15日 06:58撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 6:58
稜線直下の急登です。
槍ヶ峰南峰が見えてきました。
2014年06月15日 07:00撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 7:00
槍ヶ峰南峰が見えてきました。
直下から見上げます。
2014年06月15日 07:03撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 7:03
直下から見上げます。
槍ヶ峰南峰左肩の稜線に飛び出します。
2014年06月15日 07:07撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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槍ヶ峰南峰左肩の稜線に飛び出します。
槍ヶ峰南峰山頂です。
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槍ヶ峰南峰山頂です。
槍尾根、キリン峠方面を俯瞰します。
噂通りかなり厳しそうな尾根です。
いつかやってみたいです。
2014年06月15日 07:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:08
槍尾根、キリン峠方面を俯瞰します。
噂通りかなり厳しそうな尾根です。
いつかやってみたいです。
登ってきた沢を俯瞰します。
2014年06月15日 07:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:08
登ってきた沢を俯瞰します。
朝日が当たり宝珠尾根もくっきりと見えています。
2014年06月15日 07:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:08
朝日が当たり宝珠尾根もくっきりと見えています。
今から向かう天狗ヶ峰、剣ヶ峰方面です。
2014年06月15日 07:08撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:08
今から向かう天狗ヶ峰、剣ヶ峰方面です。
すぐに槍ヶ峰山頂(北峰)に到着しました。
すぐに槍ヶ峰山頂(北峰)に到着しました。
北峰から南峰、烏ヶ山方面
2014年06月15日 07:15撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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北峰から南峰、烏ヶ山方面
北峰から見る天狗ヶ峰、剣ヶ峰、美しいです。
2014年06月15日 07:15撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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北峰から見る天狗ヶ峰、剣ヶ峰、美しいです。
この稜線を進みます。
2014年06月15日 07:18撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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この稜線を進みます。
天狗ヶ峰山頂でユートピア小屋からのルートと合流します。
2014年06月15日 07:22撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 7:22
天狗ヶ峰山頂でユートピア小屋からのルートと合流します。
両側は谷ですが、足元はしっかりしているので危険な感じはありません。
2014年06月15日 07:23撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:23
両側は谷ですが、足元はしっかりしているので危険な感じはありません。
足元はこれぐらいです。
2014年06月15日 07:23撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:23
足元はこれぐらいです。
これぐらい広いと安心できますね。
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これぐらい広いと安心できますね。
剣ヶ峰への登山道
2014年06月15日 07:25撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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剣ヶ峰への登山道
この稜線で一番狭い箇所です。
2014年06月15日 07:27撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:27
この稜線で一番狭い箇所です。
ゴジラの背の様な谷
2014年06月15日 07:29撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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ゴジラの背の様な谷
剣ヶ峰直前で一旦右へ折れ巻き道を進みます。
2014年06月15日 07:47撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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剣ヶ峰直前で一旦右へ折れ巻き道を進みます。
剣ヶ峰に到着しました。
2014年06月15日 07:34撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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剣ヶ峰に到着しました。
方位盤
2014年06月15日 07:35撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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方位盤
剣ヶ峰山頂のプレート
2014年06月15日 07:35撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:35
剣ヶ峰山頂のプレート
弥山がすぐ近くに見えていますが、この先のルートは危険すぎるので当然パスです。
弥山には数人の人影が見えます。
2014年06月15日 07:35撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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弥山がすぐ近くに見えていますが、この先のルートは危険すぎるので当然パスです。
弥山には数人の人影が見えます。
遭難碑があります。
2014年06月15日 07:43撮影 by  DSC-HX7V , SONY
6/15 7:43
遭難碑があります。
歩いてきた登山道です。
本当に楽しい稜線です。
2014年06月15日 07:54撮影 by  DSC-HX7V , SONY
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6/15 7:54
歩いてきた登山道です。
本当に楽しい稜線です。

感想

珍しく家族が土・日曜日に自家用車を使わないと言うので、土曜日勤務終了後大山に向かいました。
登るのは以前からネットの山行記録で気になっていた三ノ沢から最高峰剣ヶ峰です。
このルート、一応バリエーションルートとなっているのですが、踏み跡どころか明瞭な登山道もありますし、当日も多くの老若男女が歩いておられ、もう既に立派な登山コースという感じです。

土曜日の昼ごろからに大山へ向かい、夕方文殊堂に到着しました。
その日は文殊堂裏にある駐車場で幕営しました。
翌日、早くに目がさめたので身支度を整え5時に歩き始めました。
山行記録でこのコースは三ノ沢右俣から入山と書かれている場合が多いのですが、左俣に立派な治山道路のゲートが作られており、無意識で入ってしまいましたが結果的に正解で、現在は三ノ沢左俣から入山するようになっているようです。
治山道路を進むと行き止まりとなってしまい困りましたが、やはり同じような人がいるのでしょう、やや無理矢理に右俣へ渡る踏み跡がついています。
右俣に渡り不明瞭な踏み跡を進むと本来の登山道に合流することが出来ました。
帰りに気がついたのですが、治山道路に入ってしばらく行くと左側にピンク色のテープがあり、そこを林に入ると登山道の左右をロープで示した道が作られており、自然と右俣に渡る様になっていました。
渡った後は以前右俣から入山した時に作られた登山道に合流します。
何回か堰堤を乗り越えると目の前に大堰堤が見えてきます。
大堰堤左俣にテープが巻かれているので林の中に入るとロープがあり、それを使って大堰堤の上へ登ります。
大堰堤の上を山側に進むと少し立木の中を進みますが、突如前方が開けて目の前に大山南壁が広がります。
左右に大きな谷が2つ見えますが、右の谷へ向かうように長方形の対角線を進むように登っていきます。
暫くは目印のテープがなくなりますが幾つもの踏み跡があるのであまり考えずにできるだけ明瞭な踏跡を選んで進むとピンク色のテープが出てきます。
この対角線のルートが今回のコースで一番しんどい部分です。
というのもココは小さな小砂利とグリ石で埋められた谷を進むのですが、歩く度に蟻地獄のように崩れてなかなか前へ進むことが出来ません。
対角線の頂点あたりに来ると地面もしっかりしてきて、谷から一段高い登山道となります。
ロープが張られた部分から稜線へ向けて一気に高度を稼ぐようになります。
槍ヶ峰南峰が上方に見えてくるともうすぐ稜線ですが、一旦槍ヶ峰南峰を巻くように進み、槍ヶ峰南峰の左肩稜線に飛び出します。
一旦戻るように槍ヶ峰南峰へ向かいましたが、はっきりとした踏み跡はないものの比較的簡単に頂上に立つことができました。
ここからはこれから目指す槍ヶ峰への稜線に加え、登ってきた南壁、東壁の槍尾根やキリン峠、北壁の宝珠尾根や砂すべりが一望できます。
景色を楽しんだ後、稜線を進み天狗ヶ峰、剣ヶ峰へ向かいました。
このルートはよく危険だと言われますが、確かに道幅が狭く両端が切れ落ちている箇所もありますが、地面はしっかりとしており特に恐いという感じではありませんでした。
それよりも久しぶりに味わう爽快な稜線歩きができて非常に楽しいルートでした。
稜線歩きを楽しみつつ念願の槍ヶ峰に立つことができました。
山頂は比較的広く、有名な大きな山頂モニュメントの慰霊碑があり、ここからは弥山に立っている登山者もよく見えます。
帰りは同じルートを文殊堂目指し下山しましたが、途中多くの登山者とすれ違い既にバリエーションルートとは言えなくなっているような気がします。
またこのルートは紅葉の頃非常に綺麗だと思われるので是非秋にまたやってみたいと思います。

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