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Yamareco

記録ID: 4647478
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

見慣れた憧れの山。富士山に登る(須走口ピストン)

2022年09月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
07:56
距離
15.2km
登り
1,892m
下り
1,911m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:43
休憩
1:10
合計
7:53
距離 15.2km 登り 1,908m 下り 1,911m
2:59
3:00
48
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19
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4:15
37
4:52
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0
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5:34
13
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5:48
12
6:00
17
6:17
15
6:59
7:00
5
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4
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7
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3
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8
7:30
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3
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11
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6
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5
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6
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16
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5
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3
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40
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3
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10:46
2
10:48
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須走口5合目から出発。気温は13℃。
2022年09月04日 02:56撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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9/4 2:56
須走口5合目から出発。気温は13℃。
3時過ぎだが、山頂に向かってヘッドランプの光が続く。
2022年09月04日 03:15撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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3時過ぎだが、山頂に向かってヘッドランプの光が続く。
御殿場市街の灯りが美しい。
2022年09月04日 03:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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9/4 3:33
御殿場市街の灯りが美しい。
街の灯りと朝焼けが絶妙なバランスでとても綺麗。
2022年09月04日 04:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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9/4 4:32
街の灯りと朝焼けが絶妙なバランスでとても綺麗。
大地も明るく染まってきた。
2022年09月04日 04:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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9/4 4:50
大地も明るく染まってきた。
見晴館で日の出の時間を迎える。左から杓子山、御正体山、大室山。この春に登った山がはるか下に見える。
2022年09月04日 05:21撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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見晴館で日の出の時間を迎える。左から杓子山、御正体山、大室山。この春に登った山がはるか下に見える。
奥は金峰山、甲武信岳などの奥秩父の山々が連なる。
2022年09月04日 05:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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奥は金峰山、甲武信岳などの奥秩父の山々が連なる。
中央左の尖ったのが金時山。その奥は明神ヶ岳。右奥は箱根神山。
2022年09月04日 05:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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中央左の尖ったのが金時山。その奥は明神ヶ岳。右奥は箱根神山。
山中湖周辺のアップ。
2022年09月04日 05:31撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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山中湖周辺のアップ。
雲の隙間から太陽が覗く。
2022年09月04日 05:32撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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雲の隙間から太陽が覗く。
須走口・吉田口頂上から見る剣ヶ峰。
2022年09月04日 06:55撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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須走口・吉田口頂上から見る剣ヶ峰。
山中湖と周辺の山々が見事。
2022年09月04日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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山中湖と周辺の山々が見事。
愛鷹山連邦。よく見るとその右奥には伊豆半島が続く。
2022年09月04日 07:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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愛鷹山連邦。よく見るとその右奥には伊豆半島が続く。
富士宮市から富士市につながる市街地と駿河湾。
2022年09月04日 07:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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富士宮市から富士市につながる市街地と駿河湾。
日本最高地点の剣ヶ峰。
2022年09月04日 08:11撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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日本最高地点の剣ヶ峰。
剣ヶ峰からみる中央火口丘。
2022年09月04日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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剣ヶ峰からみる中央火口丘。
剣ヶ峰山頂までは大渋滞が続く。私は45分待った。
2022年09月04日 08:17撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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剣ヶ峰山頂までは大渋滞が続く。私は45分待った。
雲が湧いてしまったが南アルプスの山々もよく見える。
2022年09月04日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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雲が湧いてしまったが南アルプスの山々もよく見える。
本栖湖周辺。
2022年09月04日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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本栖湖周辺。
八ヶ岳。
2022年09月04日 08:24撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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八ヶ岳。
本栖湖周辺の広々とした富士の裾野。
2022年09月04日 08:25撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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本栖湖周辺の広々とした富士の裾野。
綿雲が影となって平原を黒く染める。
2022年09月04日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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綿雲が影となって平原を黒く染める。
小内院周辺からみる剣ヶ峰。
2022年09月04日 08:33撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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小内院周辺からみる剣ヶ峰。
山伏の方が白山岳に向かってほら貝を吹いていた。
2022年09月04日 08:34撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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山伏の方が白山岳に向かってほら貝を吹いていた。
雲の隙間から河口湖が見える。
2022年09月04日 08:48撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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雲の隙間から河口湖が見える。
様々な雲と青空が織りなす幻想的な雰囲気の中、下山を開始する。
2022年09月04日 08:50撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
9/4 8:50
様々な雲と青空が織りなす幻想的な雰囲気の中、下山を開始する。
湧き立つ雲が目の前に広がる。
2022年09月04日 09:42撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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湧き立つ雲が目の前に広がる。
雲に向かって登山道は続く。
2022年09月04日 09:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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雲に向かって登山道は続く。
見上げると紅葉の始まった斜面。
2022年09月04日 09:43撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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見上げると紅葉の始まった斜面。
いよいよ雲の中に突入する。
2022年09月04日 09:46撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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いよいよ雲の中に突入する。
ガスの中を45分下ると登りの登山道に合流する。
2022年09月04日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro, Apple
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9/4 10:28
ガスの中を45分下ると登りの登山道に合流する。
撮影機器:

感想

百名山69座目は富士山。
【いきさつとルート設定】
8月中旬に13日間の北海道百名山一気制覇シリーズを終え完全燃焼。しばらくの間は他の方の北海道の記録を見ながら余韻に浸り、しばしの充電期間を過ごしていた。その間、ボンヤリと今後数年間の百名山登山計画を考えていたが、いよいよ日帰りで行ける比較的近い百名山が少ないことに気づいた。また、5年間使っていた登山靴もかなり傷んできたので、思い切って同じ商品に買い替えた。
充電を終え、記念すべき2代目登山靴のデビューの山は誰もが知っている富士山にした。一時期この山は、「百名山最後に登る山にしよう」と考えたこともあったが、ハイシーズンは五号目まで車で行けず、登山客で大混雑すると聞いたのでやめることに。そんな折、須走登山口に続く「ふじあざみライン」の交通規制が8月31日で解除されることを知る。開山期間は9月10日土曜日までなので、9月3日土曜日、4日日曜日の3日間は車で五号目まで行くことができる数少ない休日になる。この3日間の天気予報を見て、行けるようなら今年中に富士山に登ってしまおうと決意した。富士山には他にも吉田口、御殿場口、富士宮口の3つの登山ルートがあるが、今まで歩いたルートの軌跡繋ぎの関係で、最初から須走口から登ることしか考えていなかった。
【登る前の懸念材料】
計画を練ると、歩行距離は15km、累積標高差は1900m程度であることを知る。楽ではないが、過去の経験から、普通に登れば8時間程度で戻ってこられる山である。ただ、唯一の懸念材料が高山病。個人差はあるが、人によってはかなり苦しい思いをするらしい。少し不安だが、まあ何とかなるだろうと思って家を出る。
【実際に登ってみて】
須走口五号目第二駐車場には深夜の2時45分頃に到着する。グルっと一周するが、この時間でほぼ満車。ただ軽自動車が幸いし、空いている隙間に何とか止めることができた。気温は13℃。少し寒いが歩くには気持ちいい温度だった。夜間歩行だが、登山道はわかりやすく道迷いの心配はない。最初は樹林帯の歩きだが、しばらくすると山頂に続くヘッドランプの光が綺麗に見える。振り返ると御殿場市内の灯りも綺麗に見える。3200mの見晴館で日の出の時間を迎える。あいにくの雲で、美しいご来光とはいかなかったものの、山中湖方面や奥秩父、箱根方面が綺麗に見える。ここから少し先に行くと、登りの登山道と下の登山道に分かれるのだが、私は気づかずに下りの登山道を登っていた。足元が柔らかい砂地でととても登りづらく、ご来光を見終わった後の大勢の下山者とすれ違う。そんな時、誘導員らしき方がいて、「ここは下山道ですが大丈夫ですか」と声をかけてくれた。その方の誘導に従い、登りの登山道に合流することができた。とてもありがたかった。登りの登山道は足場もしっかりしており、スピードが出る。
須走口・吉田口の頂上に出ると人がごった返している。中央火口丘の先に剣ヶ峰が綺麗に見える。普通に歩くと時計回りが順路になり、剣ヶ峰を目指す。途中、山中湖や愛鷹山連邦、駿河湾、富士宮市、富士市の市街地が綺麗に見える。剣ヶ峰直下では山頂待ちの渋滞が発生しており、45分待ってやっと山頂に辿り着く。さすが標高日本一の人気の山である。渋滞の待ち時間も今までで最長であった。剣ヶ峰から少し歩くと左側に南アルプスの山々が大きく広がっている。山頂までの待ち時間が長く、8時を過ぎると雲が湧いてきてしまい、南アルプスの稜線がハッキリしない部分もあったが、富士の広い裾野とともに雄大な景色が楽しめた。右側には八ヶ岳、奥には北アルプスも見える。
富士山は霊峰の山でもあるので、山伏姿の登山者も何人か見かけた。ほら貝を吹きながら歩く姿を見るのは、昨年の月山以来である。
お鉢まわりをして、須走口・吉田口の頂上に戻ってくると、下界はすっかり雲に覆われていたが、いろいろな種類の雲と青空が織りなす不思議な景色を楽しめた。「あたまを雲の上にだしー」で始まる有名な富士山の歌があるが、その歌詞の通り、下山路は湧き立つ雲に向かって突入していく感じが楽しかった。柔らかい砂地は下りに向いていて、多少走っても足の負担が少なく、ブレーキが効くので歩きやすかった。
心配した高山病の症状も現れず、涼しい環境で1.5ℓ持っていった水も500mmしか消費しなかった。いつもはランドマークとして見慣れている富士山だったが、登っても楽しめる山であることを実感した山行となった。

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富士須走口一合目~須走口頂上~お鉢巡り
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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