始発がないなら略〜檜尾岳〜
- GPS
- 16:13
- 距離
- 28.5km
- 登り
- 2,796m
- 下り
- 2,787m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 6:53
- 山行
- 8:38
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:09
天候 | 初日終日雨〜二日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
個人装備 |
水
食糧
行動食
バックパック
使い捨てカイロ
アンダーシャツ
サポートタイツ
シャツ
パンツ
ダウンジャケット
靴下
ウインドブレーカー
レインパンツ
レインジャケット
帽子
ピンチ缶
ヘッデン
予備電池
メガネ
GPS
笛
コンパス
ナイフ
非常食
登山靴
ツェルト
ゲイター
ストック
グローブ
無線機
チェストバッグ
マット
燃料ガス
テント
シュラフカバー
シュラフ
クッカー
着替え上下
ガスストーブ
インナーシュラフ
モバイルバッテリー
|
---|
感想
金が無いわけではない!
木曜までまずまずの天気予報だったが、現地前泊の就寝前に確認すると雨の降り始めが早まっている。
したらば、スタートを早めようと就寝前に全て準備進める。
ハイドレーションにアクエリアスを詰めるのも今の内に。
!漏れるじゃない。
先週の蝙蝠岳で背中がやたら濡れるたのはこれか。
買い直さなければ…出費だな…檜尾橋までバスで行けるけど…取り合えず寝よう。
お早うございます。さあ歩くよ!
駒ヶ根山の店の隣の公衆トイレに寄ったら、檜尾小屋の小屋番さんにお会いした。
後程お世話になりますとご挨拶。
いつ雨が降るかと気にしていたら、気にする必要なかった。
すぐに降り出したよ。
檜尾橋に到着したら、背後からバス。
車中からの視線に独特の物を感じる。
立山駅から歩いた時も同じ目で見られた。
オレは雷鳥じゃねーって!珍しいものじゃないよ。
檜尾登山口からは登山道整備が行き届き、標識もしっかりとしている。
数年前の事故を受けての物なのだろうか。
檜尾小屋が有人化した背景にも、あの一件が関係しているとかいないとか。
雨中であるからして展望は望めない。
初ルートは景色を期待したいので残念だ。
近景はまったく変化せず、修行の登りが続く。
風が無いだけましだが、雨は降り続きレインウェアの中が蒸れまくり。
中から濡れる状態で、不快この上なしだ。
行程は短いはずなのだが、不快指数MAXなので非常に長く感じた。
せめてもの救いは水場→小屋受付→テン場の流れが順当で無駄が無かった事か。
新しい小屋は綺麗な外見で(中はお邪魔していない)テント場も整備が行き届き、設営用の石も各設営間用に分けて準備してあった。
若干斜めってるが、頭を上にすればズリ落ちる程ではないので気にならない。
しかし、台地状に盛り土した立地なので暗い内に寝ぼけて歩くと1m程度の段差を落ちるリスクあり。
設営後は雨降ってるし、衣類乾かしたいので着乾かしの為にレインウェア着たままシュラフカバーに入って仮眠。
なかなか乾かんなー、おかしいなーと気付けばレインジャケットのポケットの中に雨が溜まってたw
そんな事してたら夕方になってしまって、いつものメシ&いつもの晩酌。
慣れとは恐ろしい物で、最近は余程酷い環境で無い限り寝れるようになってきた。
夜間もまあまあ降ったり吹いたりしたのだが、「ツェルトじゃないからALL OK!」って感じだ。
翌朝は雨も風も落ち着いてヤレヤレ。
とはいえビショ濡れのテント撤収は厄介だ。
でも、救いがあって土質が花崗岩のザレなので酷く汚れる事が無い。
付着した砂粒は余っていた水を少し掛ければサラリと流れてくれて助かった。
撤収時のマジックアワーを少し眺めて今日の一日を頑張るぞと気合を入れる。
お隣さんは将棋から上がってきたとの事で、空木に下るとの事。
好天ならまだしも、この天気予報でなかなかの強者ですね。
さて、テント場出立は最後から数えて3番目の遅スタートwこんなにユルくてエエんかいな?
多少の鎖場や細い所もあったが、スライドがなかったのでグイグイ進む。
こういったショッパイ所があるルートは、順当方向に進む計画にするのが自分も周りもシアワセになれると思う。
特段変わった点も無く、空木岳まで順にピークを取ってあとは下山だ。
駒峰ヒュッテを過ぎる時、何気に避難小屋方面に進みかけたが、ふと気まぐれが起きて戻って駒石方面に進みなおす。
ヒュッテを過ぎて暫くの場所でスライド。
「どうぞ〜」と声を掛けてみれば、何とgreenriver夫妻じゃない。
金曜夜から荒天予報を心配してくれて幾度か連絡をくれていたのだが、心配つのって捜索に出向いてくれたとの事w
無事に発見されて良かったです。
このルートは途中で地獄が続いてショッパイ箇所も多々ある。
足元濡れていたらリスク増すし、それなりな靴と事前の身体の使い方習得が必要なルートだ。
greenriverさんのお嫁様もトライアル山行だったとの事、良い試金石になるルートですね。
下り終盤にある池山に寄ろうかと思案したが、濡れた装備の手入れを考えると早めの帰宅&体力温存が必要。
また、このルートは是非登りで再訪したいと思ったので次回の楽しみにとっておく事にした。
駐車場に着いて着替えて食事をしたら、ご夫妻も帰着していた。
少し歓談させていただいたが、彼らはグリーンファームが今回の核心部であり、残り時間も限られているとの事。
核心ゲットしていただかなければ申し訳ないので、お話を楽しむのはいつか冬の伊吹山ででも。
さて、秋が始まった高山エリア。
装備の入れ替えやら計画の見直しを今一度確かめよう。
漫然と同じことを繰り返すとそこには落とし穴が待っている。
秋から冬へ、山旅は続く。
おせっかい捜索隊のgreenriverです(笑)。
ランドレさんが泊りならば絶対に会えるコースで、やっぱりお会いできた!!
しかも、こちらが先に気づけた(笑)。
良かったです。
野菜やらなんやら、色々買えたのは良かったですが(お嫁様との約束は山人生に影響するのでマスト(;^_^A)、もう少しお話がしたかった・・・。
今度、時間とってゆっくりお話ししましょう!
それにしても、今シーズン、天気悪い中、ランドレさん、活発に行動されてますね。
自分も、もう少し位はリスク背負って、勉強しても良いかなあ・・・と。
さて問題は・・・今度の休日の晴れはいつになるだろうか・・・・。
ともに祈りましょう!
今夏はスタンプラリー山行なのですが、目標達成までに日数が足りない!
全ての週末が天気良ければ楽々ですが、そんなワケもなく、むしろアゲインストですね。
だからと言って無理して貫行しませんが、多少のリスクは見込まなければならないですね。
でも、かえってリスクマネジメント精度の向上トレーニングになっています。
「雨だから止めとこう」だけでは雨天時行動の経験値あがらないって事です。
今回の計画も近隣に小屋、二日目どうにもマズければ北上してロープウェイ下山と、エスケープがある条件なので安心してリスクに対峙できました。
無策で一か八かで突っ込んで、ウマいこと行っても山行成功とは言えませんので、そこは自重しています。
さて、9月と言えばスキーシーズンインです(?)雪の準備も始めなきゃね。
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