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Yamareco

記録ID: 4652240
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

敢えて一泊の伊吹山。サラシナショウマと山の危機。

2022年09月04日(日) ~ 2022年09月05日(月)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:08
距離
13.9km
登り
1,281m
下り
1,313m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:19
休憩
3:20
合計
7:39
距離 8.3km 登り 1,304m 下り 153m
5:53
5:55
3
6:16
6:16
5
6:21
6:22
18
6:40
19
6:59
7:00
10
7:10
7:15
6
7:21
7:29
5
7:34
7:34
10
8:07
8:12
24
8:36
8:54
13
9:28
11:47
0
11:49
11:49
39
13:00
13:01
12
2日目
山行
3:09
休憩
0:38
合計
3:47
距離 5.6km 登り 1m 下り 1,172m
8:09
8:18
21
8:39
8:46
6
9:10
9:11
6
9:17
9:18
8
9:26
9:31
12
9:43
9:43
18
10:01
27
10:28
10:29
23
11:00
11:00
27
11:27
11:28
0
11:28
11:29
1
11:30
ゴール地点
天候 一週間前まで雨の予報だったが、4日前から降らない予報に。
当日は曇り。稀に青空。
初日は6合目くらいから雲の中。
夜中に雨。
翌日、雨はなかったが、7合目まで雲の中。やや強めの風。
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
米原ICまで高速道路で。
コース状況/
危険箇所等
5〜8合目は土が流れて崩落。
その他周辺情報 下山後のお風呂とご飯=若いぶき
右手の階段が登山口
1
右手の階段が登山口
スタートから荒い砂利道です
2022年09月04日 05:33撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 5:33
スタートから荒い砂利道です
どこからでも見られる琵琶湖
2022年09月04日 06:10撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 6:10
どこからでも見られる琵琶湖
2合目あたりに実る。
2022年09月04日 07:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 7:07
2合目あたりに実る。
4合目手前
2022年09月04日 07:03撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 7:03
4合目手前
4合目の注意書き
2022年09月04日 07:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 7:09
4合目の注意書き
ここで休憩。ここからが大変な崩落。
2022年09月04日 07:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 7:21
ここで休憩。ここからが大変な崩落。
振り返ればいつも琵琶湖。
2022年09月04日 07:36撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 7:36
振り返ればいつも琵琶湖。
崩壊がすごい。
2022年09月04日 07:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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崩壊がすごい。
ゴロゴロ石だらけ。
2022年09月04日 07:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 7:46
ゴロゴロ石だらけ。
ガス発生。見えるのは避難小屋(上から見てます)
2022年09月04日 07:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 7:51
ガス発生。見えるのは避難小屋(上から見てます)
崩落。こんなのが無数に。
2022年09月04日 07:51撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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崩落。こんなのが無数に。
きのこ。そこに生えるか。
2022年09月04日 08:05撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 8:05
きのこ。そこに生えるか。
ガスの中。遠目には木々が。
2022年09月04日 08:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 8:13
ガスの中。遠目には木々が。
岩が多い。
2022年09月04日 08:20撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 8:20
岩が多い。
道端にかわいい花
2022年09月04日 08:24撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 8:24
道端にかわいい花
ここだけ赤い石・土が。どういう石なんでしょうか。
2022年09月04日 08:35撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 8:35
ここだけ赤い石・土が。どういう石なんでしょうか。
ここは崩落ではない。普通に岩場。
2022年09月04日 08:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 8:38
ここは崩落ではない。普通に岩場。
この板の逸話が。。。
一合目のひろきち地蔵も含め、救われない話が多い。
2022年09月04日 08:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 8:59
この板の逸話が。。。
一合目のひろきち地蔵も含め、救われない話が多い。
9合目。山頂の分岐合流点。
2022年09月04日 09:09撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 9:09
9合目。山頂の分岐合流点。
サラシナショウマの群生
2022年09月04日 09:13撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 9:13
サラシナショウマの群生
サラシナショウマ
2022年09月04日 09:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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サラシナショウマ
山頂に着きました
2022年09月04日 09:21撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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山頂に着きました
泊まる宿
2022年09月04日 09:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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泊まる宿
ヤマトタケル
2022年09月04日 09:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ヤマトタケル
ヤマトタケルの像
2022年09月04日 09:26撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ヤマトタケルの像
三角点です
2022年09月04日 09:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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三角点です
とりあえず休憩
2022年09月04日 10:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 10:30
とりあえず休憩
軽食と、座敷で仮眠を。
2022年09月04日 10:37撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 10:37
軽食と、座敷で仮眠を。
少し青空。建物はトイレです
2022年09月04日 11:38撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 11:38
少し青空。建物はトイレです
花の多い山頂
2022年09月04日 11:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 11:42
花の多い山頂
サラシナショウマ
2022年09月04日 11:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 11:53
サラシナショウマ
東登山道
2022年09月04日 11:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 11:54
東登山道
危険箇所あり
2022年09月04日 11:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 11:59
危険箇所あり
位置番号
2022年09月04日 12:06撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 12:06
位置番号
窪み
2022年09月04日 12:07撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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窪み
ここは舗装されている
2022年09月04日 12:17撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ここは舗装されている
これも花が。
2022年09月04日 12:19撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:19
これも花が。
2022年09月04日 12:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:22
2022年09月04日 12:22撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ドライブウェイの駐車場
2022年09月04日 12:23撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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ドライブウェイの駐車場
恋人の聖地だそうです
2022年09月04日 12:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 12:28
恋人の聖地だそうです
2022年09月04日 12:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 12:28
2022年09月04日 12:30撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:30
西登山道。整った砂利道。観光客が多く賑やか。
2022年09月04日 12:40撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 12:40
西登山道。整った砂利道。観光客が多く賑やか。
2022年09月04日 12:42撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:42
2022年09月04日 12:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:46
2022年09月04日 12:47撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:47
2022年09月04日 12:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 12:54
2022年09月04日 12:59撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/4 12:59
2022年09月04日 13:01撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 13:01
百人一首。誰の歌かは書いてない。誰でしたかね?
2022年09月04日 13:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/4 13:53
百人一首。誰の歌かは書いてない。誰でしたかね?
泊まるお部屋。貸切。
2022年09月04日 16:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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泊まるお部屋。貸切。
夕飯!
2022年09月04日 16:58撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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夕飯!
2022年09月05日 06:46撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 6:46
2022年09月05日 06:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 6:49
朝食
2022年09月05日 06:53撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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朝食
宿の隅。本のコーナー。
2022年09月05日 06:54撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 6:54
宿の隅。本のコーナー。
2022年09月05日 07:39撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/5 7:39
崩落
2022年09月05日 08:43撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/5 8:43
崩落
また崩落
2022年09月05日 08:49撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 8:49
また崩落
三合目の花園
2022年09月05日 09:44撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
9/5 9:44
三合目の花園
登山口の下。三ノ宮神社の鳥居。
2022年09月05日 11:28撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 11:28
登山口の下。三ノ宮神社の鳥居。
若いぶき。天ぷら定食。
天ぷらも小鉢も山菜づくし。
2022年09月05日 12:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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9/5 12:18
若いぶき。天ぷら定食。
天ぷらも小鉢も山菜づくし。
窓から伊吹山。登山道はもっと右手に。
2022年09月05日 12:18撮影 by  iPhone 12 mini, Apple
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窓から伊吹山。登山道はもっと右手に。
撮影機器:

感想

今回は敢えて山小屋一泊のプランを立ててみました。近畿圏では山小屋がほとんどありません。片手で数えられる程度。日帰りできないような大きな山は少ないからです。

伊吹山も、ほとんどの人が日帰りする山ですが、山頂に泊まることが出来ます。


予定よりだいぶ早く5:30スタート。
登山口には沢山の有料駐車場があります。大体500円。

登山口から早速ゴロゴロと小石が転がり、整備されている感は少ない印象です。
一合目までは林間ですが、それ以降はほとんどどこからでも琵琶湖が望める眺望の良さ!

まだ残り蝉が鳴く中を進み、一合目の周囲には宿も数件あり、パラグライダー教室もあるらしいです。

3合目付近で見られる岩壁がダイナミックですし、花園もあります。
この辺りから少し涼しくなってきました。

4合目入口に「落石注意!自己責任で!」の看板。丸投げ感が清々しいですね(笑)
4合目からはまた林間で、言うほど落石は無いでしょう。
ところが、5合目以降は本当に気をつけたい。

どこからでも石が落ちてきそうです。
道は大小の石・岩が散らばり、足元はゴツゴツ。かつ、雨水で土も削れ放題。人が埋まるくらいの溝があちこちに。
どこを踏んで歩こうか悩む道が続きます。
そして今日は6合目からは雲の中。

来る前は日本百名山で有名なのでそれなりに整備されているのだろうと思って来てみたら、真逆に野趣溢れまくる荒れ模様の山道。これこそが百名山か!

ところが、
後で山小屋のオーナーが教えてくれたのですが、つい先日まではこんなではなかったそうです。
今年春の大雨で崩れ出して、以後はどんどんと。。。

原因は『鹿』です。

え?
登山道の荒廃になぜ鹿が?
と思うところですが、四年ほど前の暖冬の年以降、野生の鹿が増え、草木、花などをムシャムシャと・・・。
そして、根が減って支えの無くなった土が豪雨に崩れて。
もう重機で直さないといけないレベルだそうです。


5.6.7.8合目はずっとこんな風景が続きます。
8〜9合目は崩落は落ち着きますが、基本はゴロゴロ石の道。
ある意味楽しいですが、理由を聞いた帰り道は何とも残念な気分。
復旧することを願います。

さて、登り9合目からですが、扉から柵内に入るとすぐ、見事なサラシナショウマの群生が見られます。
山頂から反時計回りにしか回れない「東登山道」もぜひオススメしたい。

伊吹山ドライブウェイで山頂近くまで車で来る人達が大勢いますが、東登山道は「危険箇所あり。登山装備のある人だけ!」となっていますので、静かに花を見て回れます。
こちらもサラシナショウマの群生が見事。

伊吹山は花のすごく有名な山で、ニリンソウやシモツケソウが有名だそうですが、サラシナショウマはマイナーです。
伊吹山の花リスト30個くらいにすら入りません。
ただ、この8月下旬から9月にかけて、山頂はサラシナショウマがたくさんたくさん咲いています。

私にとっては伊吹山はサラシナショウマの山として、ずっと忘れないでしょう。
初日・2日目共に見事な曇り空で、山頂は完全に雲の中でしたが、十分に楽しめました。

山頂の宿は『松仙館』さん。cafe風でお洒落です。
今日は泊まり客は私1人でしたので貸切で、夕飯時にオーナーと5時間も話してしまいました。
で、鹿の話を聞いたわけです。
猟友会さん頑張って!

他にも、Tシャツを作ろうとしてる話、奥さん手作りのハッピーヤモリ(とその裏話)、大晦日に開ける計画、冬期の過ごし方、伊吹山にまつわる戦国の話、石田三成、伊吹山のPR方法について、などなど。
名物(?)オムハヤシ美味しかったです。
朝食にはプリンまで付けてくれました。


2日目、下りは登山道の崩落に加えて道が濡れていたこともあって慎重に。また、妙に足が疲れて足取り遅く。
ゆっくり降って4時間弱。登りと同じ時間かかってしまいました。
レインウェアでスタートしましたが、結局雨は降らなくて助かりました。

山頂での楽しい時間。ありがとうございました。

下山後は『若いぶき』さんで薬草風呂と、やまめと山菜の天ぷら定食を。
窓から間近に伊吹山を眺めながら、素敵な田舎料理を堪能できました。



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