当間山 台風の強風とフェーン現象の中 癒しのブナ林でお気楽山歩♪
- GPS
- 03:45
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 501m
- 下り
- 484m
コースタイム
天候 | 晴れ(強風&フェーン現象) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道に危険箇所はありませんが、クマがいる所ですので、熊鈴やラジオや笛などのクマ避け対策を万全にしておいて下さい。登山ポストはありませんので、WEBで登山届を提出して下さい。 |
その他周辺情報 | 下山後の日帰り温泉は「ミオンなかさと」(タオル無し600円)、「金城の里」(タオル無し350円)がお勧めです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
本日は 当初の予定では谷川岳を西黒尾根から上り、トマノ耳〜オキノ耳〜富士浅間神社奥の院でお参りをし、天神尾根を下山し、ロープウェー(ロープウェイ)を使ってベースプラザまでのノーマルルートを歩くつもりでした。がしかし、台風11号の影響で強風が吹き荒れる予報(てんくらの谷川岳は日中は全てC判定、曇りなんですが、風速20m前後の風)でしたので、敢え無く中止と致しました。こちら新潟県南魚沼市付近は晴れの予報でしたので、どこかに登りたいなと考えていました。巻機山、苗場山、越後駒ヶ岳、守門岳、浅草岳、大源太山etcは稜線を歩くので、風で飛ばされて転落の危険があるので無理・・・。そこで、最近お気に入りのほとんどがブナの樹林帯の❝当間山❞(標高1,028m、標高差400m)なら、風の影響がほとんど無いと考え、決行いたしました。今回は久し振りにK姐さんと一緒です。
ここ当間山(今年4回目)はこの時期でもブナの樹林帯のおかげで、直射日光を浴びる事がほとんど無いので、暑さの心配もいらない・・・。そこで、夏場は暑くなる前に標高を上げなければならないのでスタート時間を思いっ切り早くしていましたが・・・ここはスタート時間も早くすることなく、AM7:00にK姐さんをピックアップして十日町市当間高原リゾートホテルベルナティオ側登山口に向かいます。R17を南下して砂押交差点を右折し県道76号線(当間塩沢線)に入ります。途中、左折して当間川を渡り当間高原リゾートベルナティオへ向かいます。県道342号線を左折してしばらく進み、左折してベルナティオ入口に入り、天文台へ向かいます。天文台先に当間山登山口があります。AM7:35天文台駐車場に到着。身支度をし、予定より4分早くAM7:41に登山開始。
頭上は超快晴で❝当間ブルー❞が広がっています・・・。そして、風は強いですね。登り始めの鉄塔付近は直射日光が当たり暑いですが、直ぐに雑木林の樹林帯に入りますので、直接日差しは浴びません。風も樹林帯のおかげで想定通りほとんど影響はありません。しばらく樹林帯を歩くと、ブナの美人林に入ります。入り口にはクマに注意!の看板があり、鐘もありますので、K姐さんは鐘を連打します・・・。そして、K姐さん持参の笛も頻繫に鳴らしながら、超気持ちの良い・・・超癒される・・・ブナ林の登山道を進みます。前半は斜度の緩い登山道です。お花はほとんど目に入りませんが・・・キノコは色々な物が沢山見つかります。大きいもの・・・小さいもの・・・綺麗なもの・・・グロテスクなもの・・・美味しそうなもの・・・まずそうなもの・・・etc。早くもお腹が空いたと言うK姐さん・・・まずは、見晴台へ向かいます。ここで、小休止予定。見張台手前でクマの鳴き声が聞こえてきました・・・。ここで、僕はラジオのボリュームを上げます。K姐さんは笛を鳴らしまくります・・・。木の枝で、木を叩きながら進みます。まあ、基本的にはこちらの存在をクマに知らしめれば、まずは安全です。ツキノワグマは草食ですので、鉢合わせの状況でもなければ、まず襲われる事はありません。熊鈴、笛、ラジオetcは必須ですし、意外と人の話し声は効果があるそうです。複数での登山時はお話をすれば良いですし、一人の時は心配でしたら、大きな声で歌を歌って下さい。選曲は「森のくまさん」が最適でしょうね・・・(笑)。
程なく、見張台に到着。AM9:25着と、予定よりチョット遅いですが今日の行程は余裕綽々ですので、全く問題ありません。北から西までの眺望はとても良いです。北の方から八海山、毛猛山塊、浅草岳、唐松山〜上権現堂山〜下権現堂山、守門岳、粟ヶ岳、鋸山、八石山、刈羽黒姫山、米山、尾神岳が良く見えます。そして、何と・・・何と・・・八石山の後ろには佐渡ヶ島(大佐渡山脈)が薄っすらと見えます。僕はここで、山崎製パン薄皮つぶあんぱんを二個食べ、三角点経由で山頂に向かいます。K姐さんは、今日はここまで・・・と言う事でラーメンを食べたり、コーヒーをゆったりと飲んだりして、ここ見張台で待っているそうです。僕はザックをデポし、リスタート。相変わらず、癒されるブナ林を気持ち良く歩いて行きます。三角点からは南西方面は残念ながら、手前の飯士山しか見えません。奥の大源太山〜七ツ小屋山〜武能岳、朝日岳方面は雲の中・・・。ここから、一旦下り登り返して山頂となります。山頂はブナ林のど真ん中ですので眺望はゼロ・・・。でも、ブナ林の中ですので、超癒されます・・・。山頂手前ではジンバイソウがまだ咲いていました。まあ、K姐さんが見張台で待っているので、即 下山します。小走りで下山し、一度登り直してK姐さんの待つ見張台に到着。
K姐さんと合流し、名残惜しいですが・・・下山開始。相変わらず、超気持ちの良い癒されるブナ林の登山道を下って行きます。こんな所に住んでみたいなって、いつも思います。いつか、本当に考えてみるといたしましょうか?そんなこんなしている内に登山口に無事に到着。
本日も楽しい山歩きが出来ました。尚 本日は誰にもお会いしませんでした。
因みに 当間山の簡単な説明をしておきます。
【当間山山頂1,028m、三角点1,016m登山口は、当間高原ベルナティオ側と魚沼スカイライン側があります。ベルナティオ側の登山道入口から山頂まではおよそ5辧標高差400mの初級者向けの登山コースとなっております。登山道は雄大なブナの林の中にあり、春は新緑のブナとイワウチワやイワカガミといった高山植物が咲き誇り、夏は深緑のブナをはじめとした、緑が生い茂る優美な森となります。秋の登山道は紅葉のブナを見ながら快適なトレッキングが出来ます。】
紅葉の時期に もう一回来てみたいと考えています。来年も 春先のブナの新緑と残雪があって、スプリングエフェメラルが咲く頃に お邪魔したいと考えています。ここは 足元にはイワウチワが沢山咲きます・・・。
皆さんに早く日常が戻ります様に・・・。そして、世界が平和になります様に・・・。
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