硫黄岳タルチョ祭と快晴の横岳登山

2014年06月14日(土) ~ 2014年06月15日(日)

• GPS: 07:48
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,002m
• 下り: 987m

コースタイム

1日目：10:40夏沢鉱泉ー11:35夏沢峠12:15ー13:15硫黄岳山頂(爆裂火口東端まで）ー14:00硫黄岳山荘
2日目：7:40硫黄岳山荘ー8:30横岳奥ノ院ー8:55横岳三叉峰ー9:45硫黄岳山荘10:10ー11:15夏沢峠11:30ー11:50オーレン小屋ー夏沢鉱泉12:20

天候

1日目：曇り時々晴れ
2日目：晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

桜平まで自家用車、桜平から夏沢鉱泉までは山小屋の送迎にて
1日目午前9時の時点で桜平は満車でした

コース状況／危険箇所等

危険箇所は特にありません

写真

6/14 9:54

初日のスタートは恒例の「コマクサ保護活動支援金」贈呈式から。

6/14 10:23

夏沢鉱泉から夏沢峠までは苔むした原生林を歩くルートです。道々を彩る苔たちを写真に撮りつつ歩いて行くと飽きません。

6/14 10:28

6/14 10:37

6/14 10:38

6/14 10:51

6/14 10:52

6/14 10:54

6/14 10:55

6/14 11:19

6/14 11:20

6/14 11:20

6/14 11:20

6/14 11:27

6/14 11:30

6/14 11:31

6/14 11:31

スーパーマクロの威力発揮！

6/14 12:36

初日はこんな感じのお天気。硫黄への登山道からかろうじて諏訪湖が見えました。

6/14 12:47

硫黄へ向かう登山道で小休止。この日の稜線は結構風がきつかったです。

6/14 13:11

雲間から天狗の双耳峰が見えた瞬間をパチリ

6/14 13:11

東天狗アップで

6/14 13:12

爆裂火口が見えてきた

6/14 13:49

硫黄山頂付近より。本日の宿、硫黄岳山荘が見えます。

6/14 13:58

こちらも雲が晴れた一瞬。横岳、阿弥陀。この位置からは赤岳は隠れて見えません。

6/14 13:59

もうじき硫黄岳山荘です。

6/14 14:00

コマクサの芽が出てきました。

6/14 16:15

硫黄岳山荘オーナーの浦野さんから八ヶ岳のお話。

6/14 16:37

からの、タルチョ祭恒例「リピート山中」コンサート開始！

6/14 19:55

食事のあと第2部が食堂で始まりました。

6/14 21:06

この日はついつい盛り上がり、消灯時刻を過ぎてからランプの下でワインを2本あけてしまいました(^^;
山荘スタッフさん、ありがとう。

6/15 4:08

二日酔いを吹き飛ばすようなきれいな朝焼けでした。

6/15 4:19

赤岳〜中岳〜阿弥陀の稜線の上にはきれいなお月様が見えました。

6/15 4:25

ご来光

6/15 4:27

キター

6/15 4:30

昨日とはうってかわって大快晴です。

6/15 4:33

南八ヶ岳の主峰達もモルゲンロートに輝いてきました。後ろに見えるは北岳かな？

6/15 4:33

中岳のコルの遠く後ろに北岳

6/15 4:34

横岳へ続く稜線も朝陽に輝いてきました。

6/15 4:36

お月様その2

6/15 4:36

お月様その3

6/15 4:43

硫黄岳山荘にも日が当たってきました。

6/15 5:23

参加3年目にして最高のお天気で行われたタルチョ祭。リピート山中さんの般若心経の歌で始まりました。

6/15 5:29

カラフルなタルチョ旗。

6/15 5:31

タルチョ旗に小麦粉をこすりつけて山の安全を祈願します。

6/15 8:03

硫黄岳山荘から横岳ピストンしました。
富士山もお出迎え。

6/15 8:14

横岳主峰奥ノ院。ここからが少し緊張するルートです。

6/15 8:17

オヤマノエンドウが沢山咲いていました。

6/15 8:19

横岳名物「カニの横ばい」
手前を行くのはリピート山中さん。

6/15 8:33

奥ノ院到着。ヤッホー！

6/15 8:45

オヤマノエンドウ

6/15 8:47

6/15 8:49

諏訪湖＆乗鞍岳

6/15 8:52

ツクモグサ1

6/15 8:52

ツクモグサ2

6/15 9:03

赤岳と富士山の2ショットです。

6/15 9:15

しつこくオヤマノエンドウ。
一輪はシナノキンバイでしょうか？

6/15 9:18

奥ノ院の証拠写真です。

6/15 12:15

夏沢鉱泉へ下る登山道より。
新緑がきれいでした。

撮影機器：

E-PL2 OLYMPUS IMAGING CORP.

iPhone 4S Apple

TG-2 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

plater

毎年この時期恒例の硫黄岳山荘さんの「タルチョ祭」。参加し始めて今年で3年目になります。
梅雨真っ盛りのこの時期、過去2回はともに大雨の中、景色も見られず参加しました。「しかし今年は何かが違う！」当日の天気予報を見ながら晴天を期待して硫黄岳を目指しました。
今年は同行の山仲間も大勢になり、総勢十数名の大パーティ。まずは夏沢鉱泉でコマクサ保護活動に対する支援金の贈呈式。これは筆者が所属する岡谷エコーロータリークラブが毎年続けている奉仕活動です。近年はシカによるコマクサの食害が深刻だそうで、シカからコマクサを守るためのネットなどの費用に充てていただいております。
夏沢鉱泉から苔の原生林を登り夏沢峠の稜線に出ると、一気にアルペンムード満載の景色になります。お天気も曇りながらときどき晴れ間から硫黄岳が顔を出すまずまずの様子。少し風が強かったですが一度も雨に濡れることなく無事硫黄岳に登頂しました。硫黄岳山荘ではこの山旅のお楽しみ、リピート山中さんによる山小屋コンサート。こちらも近年まれに見るほどの大盛り上がりで楽しい山小屋の一夜を過ごせました。
二日目、目が覚めると東の空が朝焼けで真っ赤に燃えています。奇跡の快晴とはこのこと。前夜のお酒が少し残っているのも忘れてカメラを片手に外へ飛び出しご来光撮影に没頭しました。
早朝5:20から行われたタルチョ祭も快晴の中、私としては始めての屋外開催となりました。真っ青な空に鮮やかなタルチョの旗がなびく光景はちょっと感動的でした。
その後はせっかくだからということで仲間達と横岳までピストンし、ツクモグサ、オヤマノエンドウなどの花たちと、スリルある岩稜歩きと、360度の大パノラマを楽しんできました。ちょうどリピート山中さんたちともご一緒でき、横岳山頂で遠く槍の穂先を眺めながら「加藤文太郎の歌」をライブで歌っていただくという、またとない贅沢も味わうことができました。
終わってみると、とても充実した楽しい二日間の山行でした。今回初めて同行させていただいた山ガールのKさんは自称「スーパー晴れ女」なんだとか。その御利益のおかげで梅雨時とは思えない素晴らしいお天気に恵まれました。
感謝！

コメント

luneaciel

タルチョ祭り
始めましてplaterさん
前日にツアーで硫黄岳山荘に宿泊しました。
カラフルなチベットの旗がとっても気になっていましたが、
次の日がこんなお祭りだったのですネ！
快晴の空にはためくタルチョと眺望が、前日とは全く違う山のように見えます。
また八ヶ岳に行きたくなります

plater

Re: タルチョ祭り
lunecielさん、はじめまして。
コメントありがとうございます。このタルチョ祭は硫黄岳の風景がチベットの山の風景に似ているということから十数年前に始まったんだそうです。この日は本当に良く晴れて最高でした！
是非また八ヶ岳でお目にかかりましょう