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記録ID: 466088
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

霞沢岳−八右衛門沢下降

2014年06月14日(土) ~ 2014年06月15日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.6km
登り
1,451m
下り
1,447m

コースタイム

14日 略
15日 6:18徳本峠小屋−JP−K2−10:15霞沢岳−10:40K2わき八右衛門沢下降点−1345バス道路−1440大正池
天候 14日 曇りのち晴れ
15日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡からバス往復
コース状況/
危険箇所等
徳本峠小屋−霞沢岳:所どころに積雪箇所あり(アイゼン/ピッケルは不要)
八右衛門沢:道はありません。下降点は自分で見つけるしかありません。(間違えると崖にの上部に出て進退窮まる劣れあり)徳本に戻るよりは時間は節約できますが落石、滑落などのリスクが高く危険なところですので自己責任でお願いします。積雪期より、融雪期、無雪期の方が危険と思われます。
朝はあまり良い天気ではなかった(河童橋付近)
2014年06月14日 08:44撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 8:44
朝はあまり良い天気ではなかった(河童橋付近)
天気は徐々に回復。ただ風が強い。
2014年06月14日 14:11撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 14:11
天気は徐々に回復。ただ風が強い。
いつか西穂の峰々も制覇したいものです。
2014年06月14日 14:28撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 14:28
いつか西穂の峰々も制覇したいものです。
徳本峠にに行くにも雪渓歩きが必要だった。
2014年06月14日 15:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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6/14 15:55
徳本峠にに行くにも雪渓歩きが必要だった。
白沢上部より西穂
2014年06月14日 15:55撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 15:55
白沢上部より西穂
最近新増築された徳本峠小屋(古い小屋も一部残っています。)
2014年06月14日 16:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:36
最近新増築された徳本峠小屋(古い小屋も一部残っています。)
島々谷方面。
2014年06月14日 16:36撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:36
島々谷方面。
明日も晴れますように。
2014年06月14日 16:46撮影 by  E-M1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6/14 16:46
明日も晴れますように。
徳本峠から霞沢岳まで4.3キロ
徳本峠から霞沢岳まで4.3キロ
ジャンクションピークは雪の中
ジャンクションピークは雪の中
林内のP2
やっと見えてきた霞沢岳(右)
やっと見えてきた霞沢岳(右)
崩壊地では登山道が侵食されていた。
崩壊地では登山道が侵食されていた。
k1から穂高
k1ピークから霞沢岳(中央)
k1ピークから霞沢岳(中央)
向こうの焼岳の方が低いのにあっちは100名山、こっちは200名山。
向こうの焼岳の方が低いのにあっちは100名山、こっちは200名山。
1030霞沢岳登頂。
穂高の眺めが良い。槍は見えない。
穂高の眺めが良い。槍は見えない。
先へ続く峰。
霞沢岳頂上付近から乗鞍方面。
霞沢岳頂上付近から乗鞍方面。
ではこのあたりから下降に入ります。
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ではこのあたりから下降に入ります。
通りぬけにちょっとイラついた灌木帯。
通りぬけにちょっとイラついた灌木帯。
岳沢カールを囲む穂高連峰の眺めが最高に良いところ。
岳沢カールを囲む穂高連峰の眺めが最高に良いところ。
草付を降りている間は楽チン
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草付を降りている間は楽チン
右岸は荒々しい岩肌が迫っている。
右岸は荒々しい岩肌が迫っている。
このあたりからカーブになり、上部の峰は見れなくなる。
このあたりからカーブになり、上部の峰は見れなくなる。
この2個のチョックストーンのあたりから下が最難関だった
この2個のチョックストーンのあたりから下が最難関だった
梓川の畔には帝国ホテルの赤屋根が。
梓川の畔には帝国ホテルの赤屋根が。
おどろおどろしい渓谷
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おどろおどろしい渓谷
金のかかった砂防施設
金のかかった砂防施設
バス道路に降りてきた。
バス道路に降りてきた。
田代池で癒される
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田代池で癒される
今は少なくなった大正池の立ち枯れと焼岳
今は少なくなった大正池の立ち枯れと焼岳
大正池も埋まってきたといわれますがまだまだよいところです。
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大正池も埋まってきたといわれますがまだまだよいところです。
帰りは大正池からバスに乗りました。
帰りは大正池からバスに乗りました。

感想

200名山の霞沢岳に登ってきた。この山は昔は八右衛門沢からの直登ルートしかなかったのだが、現在は徳本峠からの縦走が一般化している。日帰りは無理なので、徳本峠小屋に前泊せざるを得ない。登りでは苦しそうだがせめて下りだけでもと八右衛門沢を経由してショートカットをしてきた。今回は八右衛門沢を中心に雑感を。
バリエーションの沢というのは時間がかかったとしても、同じコースを登ってから降りるべきものだという感想を持った。というのも登りではゆっくりと危険個所の確認ができるので、一旦登った後は注意すべきポイントを心得ているはずが、未経験の下りでは危険個所への対処は出たとこ勝負となりかなり危なっかしいことになるからだ。
まずは下降点がわからなかった。最初は踏み跡があったのでK1ピークから西側に伸びている尾根沿いに進んでみたが、全くの崖で降りられるところは無かった。稜線に戻りGPS地形図と首っ引きで漸くここしかないというところから降り始めた。最初はハイマツ帯、次に灌木帯の藪漕ぎ、ザレ地帯では浮石が多く落石の危険が常に付きまとう。雪渓上だけはアイゼンを装着するほどでもなく一番安心して降りられる。従ってもっと雪の多い、例えばGWのころなどが八右衛門沢の登り降りには適した時期なのかもしれない。チョックストーンから下がまた厄介で手がかりがないヘへつりでプチ滑落したり、ロープを出して懸垂下降が必要なところがあったりと、かなりワイルドなのであった。あたかもクライネシャイデックのホテルのバルコニーからからアイガー北壁に取付いているクライマーを望遠鏡で眺めるように、対面の帝国ホテルから物珍しげに観察されているかもしれない。そう思うとあまり無様なことはしてられないと思うのであった。
やっとのことでバス道路に抜けだすと田代池、大正池は目と鼻の先なので、観光して帰った。
それにしても梅雨の中休みにまれにみる絶景を目の前にしながら、OM-Dのバッテリが早々と切れてしまい、ケータイの壁紙モードサイズの写真しか残せなかった自分にトホホなのであった。

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