国見岳(日本三大秘境の三百名山-九州遠征)


- GPS
- 05:25
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,248m
- 下り
- 1,252m
コースタイム
- 山行
- 4:11
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 5:26
・林道ゲート〜国見岳新登山口:林道を進むが長年放置されているのか落石も多い。途中林道崩落箇所があり通行注意
・新登山口〜標高1200m:樹林帯の急登をひたすら登る
・〜標高1500m:緩斜度と急斜度を繰り返し標高を上げる。
・標高1500m〜:樹林帯を抜け開けてきて気持ちい登山道。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
ゲート手前の駐車スペースに停める。 数台しか停めるスペースなし。 秘境と言われるだけあって登山口までのアクセスが大変。 ・宇城氷川から一般道65km 2時間30分 ・熊本から一般道75km 2時間50分 カーナビ任せだがほとんど峠道を走る。 二車線道路は少しの区間のみで対向車もほとんどない。 まさに ”おら国見岳さ行くだ” の世界 ♬トイレも無ぇ♪コンビニ無ぇ♪車もそれほど走って無ぇ♪ という事で市街地でガソリン、食料、水は確保、トイレは済ましておく必要あり |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゲートから登山口までの林道で道路崩壊場所があり。 人が一人通れるスペースがある。一部片足しかおけない箇所もあり慎重に。 |
その他周辺情報 | ♨温泉♨ 熊本までの道中に道の駅佐保内に「佐保の湯」あり。 550円/JAF割引あり |
写真
感想
九州遠征2日目は平家落人伝説が残る「熊本県五家荘(ごかのしょう)」と、日本三大秘境と言われている「宮崎県椎葉村(しいばそん)」にまたがる三百名山の「国見岳」。
九州山地のど真ん中に位置し、どこからアクセスしても険しく遠い場所にあり公共交通機関は無く、登山口までは長時間狭い林道を車でアクセスすることが必至。登山よりも“登山口にたどり着くことのほうが大変”とまで言われるほどの秘境の山。
今回は宿泊地の宇城氷川からレンタカーでアクセスしたが、ナビに入れるとなんと2時間40分70kmの表示。スマホのナビと併用しながら時短ルートで向かい、2時間程度で到着。しかしナビ通りに進むと到着直前のアクセス道路で草がぼうぼうの狭い道を走らされて、思い直し何とか引き返し遠回りで到着。
70km中ところどころ2車線の道路もあったが6〜7割が1車線のクネクネ峠道だった。
対向車にもほとんど出会わず、もちろんガソリンスタンド、コンビニ、トイレ等全くない。前日におにぎりを買っておいたので事なきを得たが朝食は抜きで登山開始した。
※ちなみに下山後の熊本までもナビでは3時間/75kmの表示。しかも途中の国道445号が一部通行止めで迂回を余儀なくされることに+12〜13km/30分余分にかかった。
前日は550mからのアクセスで1200m弱登ったが、ここは林道のゲートで約940mくらいなので標高差が800mほど。
しかし登山口から1200m地点までは樹林帯の急登。連登なのもありかなりきつかった。
そこから斜度は少しだけ下がるものの1740mまで500m登る。
1500mを過ぎてからは開けてきて気持ちい登山道。声はすれど姿が見えなかった野鳥も視程距離に入ってくる。
結局予定より1時間以上早い9:00過ぎに頂上到着。
前日は10:30頃頂上で雲が多かったが、比較的雲も少なく360度の眺望を楽しむことができた。
特に見どころという見どころもなかったが、晴天の中山深い奥地の秘境の山へ気持ちいい山行だった。
頂上にはたくさんのシャクナゲの葉が見られたので5月見頃には見事な花を咲かせるのでは?
土曜日にも関わらず、人も少なく頂上までは誰にも会わず頂上で後から2組4人が登ってきたのと、下りで3組くらいとすれ違ったのみで静かな山である。
8月中旬に30代の男性が遭難(無事救出)していたが、しっかり準備しないと人が少ないので危ない山でもある。
九州の山の初見はガスのことが多いが前日の「市房山」と今回の「国見岳」は天気がいい時に登れた。どちらもアクセスが大変なのでリベンジしなくても良かったのが何より。
腰痛も良くなりいよいよ秋の山シーズンになるのでいいトレーニングにもなった。
これから秋山シーズンを楽しんでいきたい。
コメント
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私も10年ぐらい前に登ってきました
何もない所でしたが山頂からの景色は最高でした
とにかく登山口までが遠いですね
林道もボロボロで落石どけながら登山口まで走ったのを覚えてます
家からはあまりにも遠いので、登山口近くの民宿で一泊して帰りました
このレコ見てもう一度登ってみたくなりました
こんばんは。
コメントありがとうございます。
10年前も林道はボロボロだったんですね。
先日も草がボーボーでとてもじゃないけど車が通れる感じではなかったです。
ゲートまでの道も峠道の距離が長く疲れますが、対向車がほぼないのでストレスはなく走れました。
九州の山といえば九重、祖母、阿蘇のトライアングルをイメージしますが山深い雰囲気が新鮮でした。
訪れる人も少ない秘境を満喫できました。
こんばんは😃
はじめまして。コメントありがとうございます。
そうだったんですね。
無事ゲートまでたどり着けてラッキーでした。
登山よりアクセスの方が疲れる山ですね。
レコ見てると広河原登山口の方も落石はあるみたいですがアクセス可能な様ですね。
ゲート手前2台くらい、数十m手前に4-5台くらいは止めれそうです。
ゲートの奥にも2台停まってました。ゲートをどかしたのかも?
人も少ないので朝早いアクセスなら
停めれるかと思いますが秋口は紅葉の時期なら少し増えてるかもしれません。
300名山巡礼達成応援します。
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