早戸川大滝沢右岸支流溯行→瀬戸沢ノ頭→本間ノ沢左岸尾根下山
- GPS
- 09:32
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 1,583m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
※後日、動画、写真を追加したりするかも、しないかも。
・ヤマップ(記事おなじ、写真一部異なる。また、解像度高め)
https://yamap.com/activities/19558730
●経緯
この週末は土曜に俺の前の沢の会の会員のabagen_blueさんやYuuuripさんと中御所本谷に行こゆうてたけど、予報がイマイチで_水曜時点で中止。
土日の日曜のほうが天気よさげやったんで日曜だれか行かへんかな、と色々声かけて、今年2回一緒に沢に行ったya_kumiさんにもメッセ送ってたら一緒に行くことになった。
●前夜泊と朝の歩行開始前まで
23時にウチの駐車場にya_kumiさんの車をデポし、50分でトイレのある鳥居原ふれあいの館に着くが、駐車場は綱はってあって入れないし、5台ほどライダーがたむろってたので入口からちょっと離れた路肩にとめて1缶晩酌してから寝るが、ya_kumiさんは横を走る車やバイクの走り屋の走行音や振動で あまり寝れなかったってゆうてはった。早戸川国際マス釣り場の近くまで行ってから寝たほうが良かった。もしくは自宅早朝発か。
駐車地に着いてからya_kumiさん、ハーネスへのハンマー装着を始める。昨日しておいたほうが出発時刻は早められたかも。
●出発後
・林道歩き
・歩き始めて少しで手袋を忘れたことに気づき、車に取りに戻った。
・すぐの工事場所は6月よりはだいぶ進んでて、通過しやすくなってた。以前は川原に降りてしまわないといけなかったから。
・6月にはあった鹿の死骸は骨さえ見当たらなかった。
・工事現場付近で、前から折り畳みチャリを押しながら釣り師が戻ってきて、少し会話した。
・暑いながらも とんとん拍子に進んで 林道終点に。登山道はハズしていたが、まぁええやん、とスグの川原に降りた。以後、堰堤は無かった。
・川原歩き
・ゴム底でフリクションは良いが、たまにツルっと滑る。滑る岩面の区別がつきにくかった。
・一か所プチゴルジュがあり、胸まで浸かって通過。ya_kumiさんはヘツりトライしてたが、もたもたしてなかなか進まなかった。ので、お願いして?!結局、俺と同じように浸かって来てもらった。
・早戸大滝前衛7m滝
合羽きんでええの?とya_kumiさんに訊いたが「着てないです」の返事。ロープをほぐして さてビレイの前にもっかい合羽不要か訊くと出して、着てはった。
滝に近づいてみるとロープなしでも登れる気がしたが、まぁせっかくなんで、と流心手前で一枚ハーケンを打った。が、リスは どうも割れそうな気がした。打ってる間は割れなかったが、動的荷重がかかれば割れていたのかも。これなら大丈夫というリスが適当な位置になく、仕方なくチョイス。ya_kumiさんが人生初ハーケン回収とのことやったんで、あまり抜き難くならないように考えて打った。
流心を避けなければ簡単なスタンスがたくさんあり、ぬめりもなく、落ち口へ。
落ち口付近には支点つくれるようなリスがなく、5mほど上流側へ移動して岩と岩の隙間にシュリンゲ通して支点とし、そこからセルフを落ち口方向にまた5mほど伸ばして、後続の声が聞けて姿が見える位置でセカンドビレイした。
後続は難なく登ってきた。人生初ハーケン回収もスムーズに出来た様子。
・早戸大滝左岸巻き
ロープをたたんでもらってる間に試しに40m滝の下から数mだけフリーでビショビショなって登ってみた。流水が当たってるところでも ちょっと手足で荷重かけるとポロっと取れたところがあった。なので見た目よりは脆いような印象を受けた。
大滝下で撮影大会などしたのち、左岸から巻き始める。最初はグズグズボロボロのルンゼ状からとりつく。ルンゼで詰まる少し手前でスキーヤーズレフトに斜上。で、大きく巻いて落ち口方向へ行くルートも考えられたが、ショートカットしたいと思い、一か所、木の根は持てるが足元いやらしく、落ちたら数十mとまらんでコレはってところを9mロープでビレイしてもらってトラバース。ロープの長さが足りず、安定したところまでは行けず、あと支点とる必要もなかったのでロープ連結して立ち木のあるところまで行ってもよかったが、面倒なので、ルンゼ内の落ちそうにはない大き目の岩のリスにハーケンを打ち込み支点とした。が、後々から考えても、やはり、最初から40mロープで行くか、途中で連結したほうがリス低減的にはベター。
この後は、斜度の緩めのところをトラバースし、落ち口に続く小尾根に乗りあがり、30mほど尾根上を降りた後、斜面の獣の踏み跡を辿って落ち口に出た。落ち口からは気持ちいい景色が見えた。
・早戸大滝の落ち口→瀬戸ノ頭?
落ち口から先は ずっと川原歩き。水量もだいぶ減ってきた。
計画書では、みやま山荘に詰め上がる予定やったが、それしてると下山がだいぶ遅なりそうやし、ずっと川原歩きっぽい?かも?ってことで右岸支流にとりつき、瀬戸ノ頭の少し北の稜線に詰め上がった。この支流は滝もなく、一部ザレのようなところもあったが、落石のリスクも低めに詰め上がれた。残念ながら藪漕ぎは無し。
稜線の踏み跡をしばらく喘登すると鹿よけフェンスにぶち当たる。フェンス沿いに水平トラバースし、最後少しだけ稜線方向に登って、立派な高速道路、やのぉて登山道に出た。
・瀬戸ノ頭?→本間橋→林道→駐車地
途中ひとりのハイカーに抜かれた。木の階段を登るのはキツかった。沢下降予定だったが、時間が押し気味やし、稜線も風が吹いて下りは涼しかったので、このまま稜線踏み跡を辿ったほうが時間的には早いだろう、という判断で、最終的に本間橋で林道に出る、無名の頭から北方向に延びる地形図の破線路を通った。ヤマレコの みんなの足跡が太目についてるということも判断基準の一つ。
数か所、踏み跡が分かりづらいところもあったが、コンパスみながら歩けばすぐに赤い杭や、水源なんどかってゆう白い杭か看板かに出て、それらを辿って林道へ。途中、鹿よけフェンスが鬱陶しいところもあった。鉄条網みたいなのがあるところもあり、服にひっかけないように気をつかった。
林道に出てから、二回ほど蛭とり休憩をした。
まだかまだかといいながら ようやくゲートに着き、駐車地に戻ると、白人とインド人(or 東南アジアっぽい人?)のカップルが車の横でミニ焼却炉的な焚火マシーンで火を焚いて椅子に座って まったりしてはった。
●総括
楽しかった。
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