記録ID: 4676228
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈
難関も素晴らしい幌尻岳(再開2日目の額平川渡渉コース)/公共交通機関利用
2022年09月11日(日) ~
2022年09月12日(月)

体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 14:43
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,226m
- 下り
- 2,208m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:43
- 休憩
- 2:04
- 合計
- 10:47
距離 21.5km
登り 1,960m
下り 1,491m
15:59
| 天候 | 1日目:快晴、2日目:晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
飛行機
<往> ・羽田空港→新千歳空港:エアドゥ(ADO)のDOシニア65(65歳以上)で当日予約14040円(ネットで当日午前0時から予約可能) ・新千歳−(JR)−苫小牧(14:15)−(静内行バス)−(15:43)富川南/バス乗換え(16:01)−(日高行バス)−(17:00)振内案内所下車(夕食) ・振内案内所(17:50)→(18:10)とゆぬか山荘:タクシー振内交通(約20分/3670円) ・翌日/とよぬか山荘(4:00)→(5:00)登山口ゲート:シャトルバス(約1時間/往復4000円) <復> ・登山口ゲート(9:30)→(10:15)とよぬか山荘:シャトルバス ・とよぬか山荘(10:20)→(11:15)平取温泉:タクシー(約50分/8630円=これを2人で割り勘) ・平取温泉にて入浴、昼食後に平取温泉(13:06)−(富川高校行バス/)−(13:45)富川市街(14:15)−(14:34)鵡川駅(15:15)−(16:14)千歳→後泊の支笏湖温泉へ ・新千歳空港→成田空港:Peach便で約15000円 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
幌尻岳へのルートは 〆2鵑粒枴神逎魁璽后渡渉回数多いが変化があり山頂への北カール稜線歩きは素晴らしい/一番ポピュラーなメジャーコースだが、雨後の水量多い場合は渡渉不可となりシャトルバスも運行休止となるので天候に左右される) ⓶チロル林道コース:健脚向きで途中テント泊が一般的(日帰りの強者もいて今回山頂で遭遇)/但し、現在チロル林道8匐茣屬8月の大雨による林道崩壊で自動車通行不可のためこの区間の徒歩がプラスされて更にハード/自転車利用者もいるようだ) 新冠陽希コース:宿泊の新冠ポロシリ山荘までの林道歩きが約19Km(約5時間)続き、山頂までも単調なようで百名山ピークハント目的以外はお薦めでない模様/この林道も8月の大雨で今年は通行止めで登山不可) さて今回のヽ枴神逎魁璽垢離魁璽江況 <コース全体の目安> 私のコースタイムで当日はもっと早い健脚者が多かったですが、 ・シャトルバス終点の登山口〜幌尻山荘:約4時間、(下りも渡渉区間で時間を要し3時間40分) ・幌尻山荘〜幌尻岳:約3時間半 ・幌尻岳〜幌尻山荘:約2時間弱 <渡渉区間の様子> ・渡渉は19ヵ所(下山時にカウント/個人差があるが)。水量は9月の今の時期は少ないとのことですが(当日まで数日間雨なし)、一番深い渡渉は膝上の太ももの真ん中あたり(私の身長が低いせいもあります)までで上り時3か所、下り時は何故か2か所(コース取りで変わる)。 ・ルートはピンクテープが渡渉ヵ所や迷い易い箇所に多く、丹念に辿っていくと良い。 ・渡渉のコース取りはピンクテープのある場所の前後の流れをよく観察して、幅が狭くて泡立つ急な流れの部分を避け穏やかな渡渉ヵ所を見つけて渡ると良いでしょう。 ・沢の中の茶色の苔がいっぱいついた岩は滑りやすいので極力避けてジャブジャブ水の中を歩いたほうが安全でしょう。ストックは渡渉時に足場の確認、確保に非常に有効。 <幌尻山荘〜幌尻岳> ・一般的な登山ルート ・幌尻山荘〜命の水のある尾根に乗るまで急登が続く。 ・命の水ポイントから更に標高約1750mの岩の重なる小ピークまで急登が続きここで幌尻岳の全貌が見える稜線に出る ・このポイントから山頂まで緩やかな小ピークを3ヵ所程越えていく素晴らしい稜線歩きが続く。大きな山容の幌尻岳と抱える北カールの眺めが圧巻で登山道脇を彩る草紅葉も素敵な道。ただ早朝からのロングルートを歩いてきたため疲労感も出てくる。 |
| その他周辺情報 | 下山後に日帰り湯/平取温泉「ひらり」を利用 ・500円 ・食堂は平取牛のメニューなど充実 |
写真
撮影機器:
装備
| 個人装備 |
<沢歩きのギア>
〇沢歩きに有効な沢靴は高くて今後殆ど使う可能性がないので 今回はネットで調査した結果 下記を使用 〇靴は[日進ゴム] スニーカー ハイパーV#2000ハイパーV→Amazonで約3100円:渓流釣り者に人気で非常に滑りにくい。街歩きやウォーキングででも使用可能なスニーカー。今回も沢を下ってこられた方でこの靴を履いておられるのを発見して渡渉時の様子を聞いてみたらGOODとの話で安心して沢を上っていけた。 〇ただし フェルト裏ではないので苔が張り付いた岩 石は避けるべき。今回は1回も滑って転ぶなどの現象はなし 〇これに+して靴下にWATERFLY(ウォーターフライ) 防水ソックス/ 防水靴下 ハイソックス スキーソックス 完全防水( 通気 保暖 登山 スキー用)→Amazonで約3800円と靴より高価を使用。丈が膝まであり 水は全く入らず水の冷たさも全く感じず快適な沢歩きが出来た。短パンにこの防水ソックスで冷たさ知らず。(ヤマレコのレポートではこの時期水の冷たさが身に染みたとの報告がある) |
|---|
感想
百名山の最難関コースの一つと云われる幌尻岳にアタックできました。
詳細レポは下記ブログをご覧ください。
http://yama200.blog110.fc2.com/blog-entry-443.html
今回の額平川コース最大の難関は実際の登山口(幌尻山荘)までのアクセスと額平川の繰り返す渡渉です。
時季や雨の後で水量が多く渡渉の安全が確保できない場合は、林道までの登山用シャトルバスが運行休止となる。
そのうえ、今夏は8月のお盆の大雨による林道崩壊で丁度1ヵ月間シャトルバスが出ず、林道修復がなってシャトルバス再開後2日目にラッキーにも入山することが出来た。
思えば計画した2020年はコロナで全休止、2021年は幌尻山荘を予約済みもコロナで引き続き全休止のメール受領、ようやく今年2022年だったが今度は上記の林道崩壊によるシャトルバス運行休止で予約の取り直し3回目のすえやっと3年越しの念願が実現できた。
開通後の偶然の日程だったが、当日は何と素晴らしい快晴に恵まれ、ルートファインディングと一寸冒険的な渡渉が面白い沢歩き、山頂までの北カール沿いの初秋を感じながら北海道らしい大きな山容を目にする素晴らしい稜線歩き、山頂からのぢ展望と百点満点の大満足の山行となりました。
また、幌尻山荘では食事は山小屋外での指示で、コロナも警戒しながらも屋外とあって多くの同宿者の皆さんと交流できたのも良い思い出となりました。皆さんに感謝する次第です。
コロナ前の山小屋での楽しいひと時を思い起こすひと時でした。
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yamatake01










遂にやりましたね。幌尻岳制覇!。私は、同コースを日帰りし、下山時の沢の水量の多さに夜半に下山完了との難行を強いられました。それに比べ、入念な装備・ルート下調べでスピーデイに行動されたのは、知力・気力・体力の充実あっての成果ですね。
天候も良く、快適な山行を成し遂げたこと、お慶びいたします。
日程が重なる10日から13日にかけ、私は栂海新道を辿っていました。お互い、たっぷりの汗を流しましたね。これからもじっくり山を楽しみましょう。
yumihide
お祝いコメント有難うございます。
ようやく念願叶い登ることが出来ました。
そして幌尻山荘の予約枠残り1名をGETしたこの日が偶然ながら快晴とはラッキーでした。
北海道らしい雄大な山並みと初秋を感じさせる草紅葉の稜線歩き、初めての沢歩きの楽しさとほんとに贅沢な遠征となりました。
yumihideさんは栂海新道を親不知まで歩かれたのですね。
ここも憧れのルートで朝日小屋に泊まった時には次回はと思っていました。
レポ楽しみにしております。
月末にまた北海道に出かけて大雪高原沼の紅葉を見に行く予定です。
紅葉時期と天候が鍵でしょうが、宿の予約で日程変更がきかないので自然任せですが。ではまた。
ものすごくわかりやすいレポート書かれてますね😊幌尻に興味持っている友人にシェアさせていただきました。
また、私もフォローさせて頂きます😊✨
百名山終盤ですね、陰ながら完登の応援させて頂きます♪
道中(特に稜線の下りで)、山頂、山荘での交流で楽しいひと時を有難うございました。
幌尻はアクセス遠く、渡渉の難関もありというわけで敬遠していましたが、想像をはるかに超える素晴らしさでした。
天候にも恵まれましたが、北海道らしい雄大な山並みと展望、丁度草紅葉が美しい気持ちの良い稜線歩き、山小屋での皆さんとの歓談は思い出に残る山行となりました。
特にコロナ前では当たり前だった同じコースの皆さんとの歓談が、今回は夕食が屋外ということもあり復活でき大変嬉しかったです。
cha_cha__さんの山行記録を拝見すると凄いペースで歩かれているご様子で、流石に若さと熱意が半端ではないですね。
これからも日本の多くの山々をお楽しみください。
また、フォローいただき有難うございます。
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