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記録ID: 4678324
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無雪期ピークハント/縦走
尾瀬・奥利根

平ヶ岳 〜中ノ岐林道経由〜

2022年09月11日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
33.8km
登り
1,672m
下り
1,674m

コースタイム

日帰り
山行
9:23
休憩
0:55
合計
10:18
5:43
72
雨池橋
6:55
52
西沢(橋)
7:47
7:50
65
8:55
83
クロベの大木
10:18
10:30
22
10:52
33
池ノ岳分岐
11:25
5
11:30
11:50
40
12:30
12:45
15
13:00
100
玉子石分岐
14:40
14:45
19
15:04
57
西沢(橋)
16:01
雨池橋
雨池橋から中ノ岐登山口までは自転車で移動。当日、林道を自転車で登山口まで登ったのは自分のみ、殆どの自転車利用者は釣り関係。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
雨池橋(国道352号)より自転車で中ノ岐林道をアクセス
距離(片道):12.7km 標高差:615m
奥只見シルバーライン経由で雨池橋へ。
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奥只見シルバーライン経由で雨池橋へ。
橋の手前より中ノ岐林道を自転車で進む。
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橋の手前より中ノ岐林道を自転車で進む。
ゲートにある看板類。バイクは禁止。銀山平の宿の泊まると登山口までバスで送迎してくれるようだ。
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ゲートにある看板類。バイクは禁止。銀山平の宿の泊まると登山口までバスで送迎してくれるようだ。
林道終点までひたすらペダルをこぐ(1/4程度は歩いて押す)
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林道終点までひたすらペダルをこぐ(1/4程度は歩いて押す)
二岐沢は出合がきれいなナメ床になっている
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二岐沢は出合がきれいなナメ床になっている
上カブレ沢あたり?を進む
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上カブレ沢あたり?を進む
出発から1時間少々で西沢の橋を渡る
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出発から1時間少々で西沢の橋を渡る
釼ガ倉沢を越える。金山沢から終点までは心臓破りの急勾配。
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釼ガ倉沢を越える。金山沢から終点までは心臓破りの急勾配。
前方に2072m峰、釼ガ倉山(1997m)(右)が見えてくる。
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前方に2072m峰、釼ガ倉山(1997m)(右)が見えてくる。
ようやく登山口広場に到着。湖山荘さん、樹湖里さんのバスが泊まっていたが登山客は既に出発後のようだ。
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ようやく登山口広場に到着。湖山荘さん、樹湖里さんのバスが泊まっていたが登山客は既に出発後のようだ。
簡易トイレもあり
簡易トイレもあり
登って来た林道を振り返る、秋っぽい空が広がる。
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登って来た林道を振り返る、秋っぽい空が広がる。
大岩の転がる平ヶ岳沢
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大岩の転がる平ヶ岳沢
木橋で渡る。左に清水が湧く。
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木橋で渡る。左に清水が湧く。
「平ヶ岳沢の清水」冷たくてうまい。水筒に詰める。
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「平ヶ岳沢の清水」冷たくてうまい。水筒に詰める。
案内版にある、ひかりコケ
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案内版にある、ひかりコケ
しばらくは展望のない樹林帯の登りが続く。
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しばらくは展望のない樹林帯の登りが続く。
途中、クロベ(桧の仲間)の林を通過。
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途中、クロベ(桧の仲間)の林を通過。
右手に険しい釼ガ倉山が聳える
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右手に険しい釼ガ倉山が聳える
山肌には豪雪に抉られた深い沢と滝
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山肌には豪雪に抉られた深い沢と滝
クロベの大木
左手には、なだらかな池ノ岳の北西斜面が続く
左手には、なだらかな池ノ岳の北西斜面が続く
標高1700mあたりから上部は登山道が浸食され段差が大きくなっていて、特に下りは要注意。
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標高1700mあたりから上部は登山道が浸食され段差が大きくなっていて、特に下りは要注意。
登山道が緩やかになってくると稜線の草原は近い。ここまで2時間半のペースは、自転車で疲労した脚にはそれほど余裕ないと思う。
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登山道が緩やかになってくると稜線の草原は近い。ここまで2時間半のペースは、自転車で疲労した脚にはそれほど余裕ないと思う。
ここまで登山道で目にした看板(送迎登山客用)
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ここまで登山道で目にした看板(送迎登山客用)
玉子石分岐。奥の峰の頂上に玉子石展望台がある。左へ進むと池ノ岳。
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玉子石分岐。奥の峰の頂上に玉子石展望台がある。左へ進むと池ノ岳。
目の前に広がる雄大な平ヶ岳(元サイズ)
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目の前に広がる雄大な平ヶ岳(元サイズ)
大岩のテラス(展望台)より玉子石を望む
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大岩のテラス(展望台)より玉子石を望む
玉子石と池塘と釼ガ倉山(右)(元サイズ)
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玉子石と池塘と釼ガ倉山(右)(元サイズ)
裏から見た玉子石、かなり風化が進んでいるようだ
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裏から見た玉子石、かなり風化が進んでいるようだ
薮をこいで池塘に接近して撮影
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薮をこいで池塘に接近して撮影
池塘の背後を拡大すると
上越国境の小沢岳〜下津川山拡大、背後に巻機山(元サイズ)
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池塘の背後を拡大すると
上越国境の小沢岳〜下津川山拡大、背後に巻機山(元サイズ)
展望台に戻って
越後三山〜荒沢岳パノラマ(元サイズ)
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展望台に戻って
越後三山〜荒沢岳パノラマ(元サイズ)
浅草岳〜日向倉山〜会津丸山岳、手前に奥只見湖、背後に飯豊連峰(元サイズ)
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浅草岳〜日向倉山〜会津丸山岳、手前に奥只見湖、背後に飯豊連峰(元サイズ)
分岐より池ノ岳方面へ
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分岐より池ノ岳方面へ
気持ちの良い草原歩き
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気持ちの良い草原歩き
木道脇の池塘
池ノ岳分岐より平ヶ岳を望む。一旦、鞍部へ下ってから登り返す。
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池ノ岳分岐より平ヶ岳を望む。一旦、鞍部へ下ってから登り返す。
水場の看板近くの沢(池ノ岳の直下が水源)
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水場の看板近くの沢(池ノ岳の直下が水源)
平ヶ岳沢源頭の沢を渡る
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平ヶ岳沢源頭の沢を渡る
橋の周辺に木いちごがなっていた
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橋の周辺に木いちごがなっていた
平ヶ岳の登りで振り返ると、池ノ岳上空に不思議な雲。
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平ヶ岳の登りで振り返ると、池ノ岳上空に不思議な雲。
平ヶ岳最高点まで木道が続く
平ヶ岳最高点まで木道が続く
平ヶ岳の三角点からは展望なし。
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平ヶ岳の三角点からは展望なし。
三角点近くのベンチ。左の木道を進むと三角点。
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三角点近くのベンチ。左の木道を進むと三角点。
さらに木道を進むと最高地点(柵で行き止まり)へ。柵の先に続く踏み跡は、水長沢山を経由する奥利根湖へ下る登山道の名残のようだ。
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さらに木道を進むと最高地点(柵で行き止まり)へ。柵の先に続く踏み跡は、水長沢山を経由する奥利根湖へ下る登山道の名残のようだ。
古い地図に平ヶ岳から奥利根湖方面へ下る登山道が(破線ルート)あったようだ。水長沢山には避難小屋もあったらしい。今でも沢屋には使われているだろう。(「越後三山・只見集成図」平成4年7月版 )
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古い地図に平ヶ岳から奥利根湖方面へ下る登山道が(破線ルート)あったようだ。水長沢山には避難小屋もあったらしい。今でも沢屋には使われているだろう。(「越後三山・只見集成図」平成4年7月版 )
奥利根方面パノラマ〆犬紡腓く赤倉岳(マイナー12名山)、右に奥利根湖(元サイズ)
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奥利根方面パノラマ〆犬紡腓く赤倉岳(マイナー12名山)、右に奥利根湖(元サイズ)
奥利根方面パノラマ G惴紊肪川岳〜柄沢山〜巻機山、その手前に小沢岳の南東尾根、左手前の台形は水長沢山。(元サイズ)
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奥利根方面パノラマ G惴紊肪川岳〜柄沢山〜巻機山、その手前に小沢岳の南東尾根、左手前の台形は水長沢山。(元サイズ)
尾瀬方面パノラマ。燧ヶ岳〜景鶴山〜至仏山(元サイズ)
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尾瀬方面パノラマ。燧ヶ岳〜景鶴山〜至仏山(元サイズ)
白沢山の北部にある池塘群 よく見ると笹薮の中にうっすらと道型が残っている おそらく沢登りの下山ルートで利用されているのだろう。
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白沢山の北部にある池塘群 よく見ると笹薮の中にうっすらと道型が残っている おそらく沢登りの下山ルートで利用されているのだろう。
池ノ岳へ向かう途中
会津丸山岳(中央奥)〜会津駒ヶ岳(右奥)パノラマ(元サイズ)
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池ノ岳へ向かう途中
会津丸山岳(中央奥)〜会津駒ヶ岳(右奥)パノラマ(元サイズ)
池ノ岳(姫池ノ原)をズーム
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池ノ岳(姫池ノ原)をズーム
玉子石〜池ノ岳のなだらかな稜線(元サイズ)
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玉子石〜池ノ岳のなだらかな稜線(元サイズ)
池ノ岳への登り
以下、姫ノ池の風景。南側の池塘(元サイズ)
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以下、姫ノ池の風景。南側の池塘(元サイズ)
鏡のような池塘
北側にある池塘
南側にある池塘(元サイズ)
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南側にある池塘(元サイズ)
ウッドデッキで昼寝をしたら最高!(元サイズ)
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ウッドデッキで昼寝をしたら最高!(元サイズ)
登山道脇に見かけたクロマメノキ(ブルーベリーのような実)
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登山道脇に見かけたクロマメノキ(ブルーベリーのような実)
中ノ岳と越後駒ヶ岳 山上の楽園を後に下山する。
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中ノ岳と越後駒ヶ岳 山上の楽園を後に下山する。
登山口の広場に到着、既にバスはなかった。後は自転車でダウンヒル。ほぼ下り勾配のため路面からの振動を我慢すれば楽チン。
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登山口の広場に到着、既にバスはなかった。後は自転車でダウンヒル。ほぼ下り勾配のため路面からの振動を我慢すれば楽チン。
前方に荒沢岳の荒々しい東稜を望む
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前方に荒沢岳の荒々しい東稜を望む
林道から滝沢を少し上がってみる。きれいな釜が連続。
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林道から滝沢を少し上がってみる。きれいな釜が連続。
ようやく雨池橋が見えてる。ゴールはすぐ。
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ようやく雨池橋が見えてる。ゴールはすぐ。
銀山平へ向かう途中、峠(神蜂)より望む雨池橋方面の入り江
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銀山平へ向かう途中、峠(神蜂)より望む雨池橋方面の入り江
会津丸山岳と遊覧船
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会津丸山岳と遊覧船
銀山平へ足を延ばす。後方稜線は中ノ岳(左奥)、駒ヶ岳(右奥)
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銀山平へ足を延ばす。後方稜線は中ノ岳(左奥)、駒ヶ岳(右奥)
白銀の湯で日帰り入浴(18時で受付終了、18時半で営業終了)
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白銀の湯で日帰り入浴(18時で受付終了、18時半で営業終了)

感想

猛暑の夏から秋めいた天気に後押しされ久しぶりに平ヶ岳に登ってみた。宮様コース(プリンスルート)は登山道の距離は短いが林道区間の距離と高低差が多く覚悟が必要(民宿の送迎者以外)。さすがに百名山の風格と素晴らしい眺望に改めて満足した山行だった。なお、すれ違った登山者は玉子石分岐までに30人(ほぼ送迎登山者か)、さらに平ヶ岳山頂までに15人と、人気の山である。

※山行詳細は写真のコメントを参照。

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コメント

お疲れ様でした。
山歩きもさる事ながら約13kmの林道も大変ですね。
今回も丁寧できれいな写真を見せて頂きました。
ご参考です。平ケ岳は『私のつらかった登山』の5本指に入ります。
復路はもの凄い雷雨でストックはカッパ内に隠して下りました。
★玉子石写真比べて見て下さい。
https://ameblo.jp/kumanoyama093/entry-12511486683.html
他につらかったのは塩の道・三体山〜小国の超藪漕ぎ、飯森山への沢登り等です。
okusan
2022/9/17 16:16
okusan093様、コメントありがとうございます。
鷹ノ巣コースからの登山、お疲れ様でした。やはり池塘は青空の下で風のない時は全然印象が異なりますね。時代外れで嵩張る一眼レフ(レンズ込みで1.3キロ)を背負っているのも少しは良かったようです。鷹ノ巣コースは自分もきつかった記憶があります。
きつかった記憶は薮こぎ登山では多数ありますが、沢登りではワクワク感が辛さを相殺して面白い印象が勝っています。飯森山は2005年6月下旬に飯森沢から登り雪渓残る大桧沢を下っていました。だらたらと長い登山道を敬遠してぶっつけ本番の沢登りでした。大桧沢は鎖や案内看板も設置されてメジャーになっているようです。2007年9月登った前川大滝沢は濃霧の中、水量多く冷たくてそれほど余裕は無かった記憶です。吾妻連峰周辺の沢は秘湯が点在していて注目エリアです。すべて単独でフリーで登っていますが、行き詰まったらすぐに巻くような消極的スタイル。
難易度が低くてお勧めの沢として、宝川温泉からのナルミズ沢(天国への草原)、巻機山の米子沢(癒しの大ナメ)、黒部川上流の赤木沢(黒部の楽園)。森吉山麓の小俣川桃洞沢も行ってみたい。
2022/9/18 8:12
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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