前穂高岳〜奥穂高岳
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- GPS
- 19:35
- 距離
- 29.1km
- 登り
- 2,200m
- 下り
- 2,223m
コースタイム
- 山行
- 2:58
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 3:05
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:57
- 山行
- 6:09
- 休憩
- 2:10
- 合計
- 8:19
天候 | 三日とも晴曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 平湯温泉ひらゆの森に入湯 |
写真
感想
17年前涸沢,北穂経由奥穂高岳,岳沢を周回をしたが,途中で高山病を発症したため前穂高岳を登れなかったので,今回時計回りの周回で前穂高岳にチャレンジした。
8月後半から9月初めにかけ天候不順のため,天気図とにらめっこしていたが,3〜4日晴天が期待できそうなので本日程で急遽山荘に予約を入れ決行した。
9/11
この日は岳沢小屋までの行程のため,9時前のスタートとした。数年ぶりの河童橋では今回向かう穂高連峰がクリアに眺められ,幸先の良いスタートとなった。小屋までは勾配も緩く,またルート上の位置情報が表記されておりペース配分を考慮しながら,景観を楽しみつつ登行し12時前に岳沢小屋に到着した。到着時は昼食時でもあり多くの登山者がいたが,その間宿泊手続きを済ませ,荷物の整理後小屋テラスで昼食を摂り,景観を眺めながらゆったりとした時間を過ごした。
9/12
朝食を済ませ6時前に小屋を出発した。前日の夜に降雨があり路面がぬれていたので,岩場の通行を心配したが岩の表面は乾燥しており滑ることなく歩行できた。重太郎新道は勾配が急で岩場が多いが,はしご,クサリ場が連続して設置されており,ウィークデイのため登山者は少なめで人待ちすることなく,ほぼ問題なく通過できたが足腰には負担がかかる。
紀美子平ではザックをデポし山頂に向かったが,荷物がないと身体への負担が軽くなり軽快に登行できた。9時過ぎに山頂に到着したが,生憎のガスで景色が見えず。30分程ガスの晴れるのを待ったがスカッと晴れることなく,記念写真を撮影するのみで紀美子平に戻った。
吊尾根でも殆どガスが晴れることなく展望不良のままでテンションがあがらず,かつ登り返しも多く足腰への負担が重なりペースダウン。南稜の頭手前の登りでは気合を入れ直して登った。南稜の頭ではガスが薄くなり奥穂高岳山頂がクリアに見え,テンションがあがった。奥穂高岳山頂からはジャンダルム方面の景観も眺められた。ここからは下り主体であるが,山荘手前の下りはクサリ,はしごは設置されているものの危険な感じがした。
14時前に穂高岳山荘に入り,宿泊手続きを済ませた。
9/13
朝食を済ませ6時前に山荘を出発した。ザイテングラートは岩場の連続で,特に危険なところはないが足腰の疲れで踏ん張りが効きにくくなっており,ホールドしながら下った。晴れていて良かった。
涸沢小屋のテラスはカール,吊尾根が展望できるロケーションであり,雲が晴れるのをしばらく待ち写真撮影した。以降本谷橋,横尾に向かうがウィークデイにも拘らず,多くの登山者が登って来られ,人気のあるロケーションであることを再確認した。
横尾では軽食を摂った後上高地BTに向かったが,登山の主要な行程を終えた後の,ほぼ平坦な道を10km強歩くことは苦行のように感じた。徳澤園では人気のコーヒソフトを食べたことで気持ちも入れ替わりBTに到達できた。
今回の山行では前穂高岳山頂と吊尾根でガスのため展望不良であったが,それ以外のところでは全般に天候に恵まれスケールの大きな景観を眺めることができたし,体調も良好でほぼ計画通りに前穂高岳,奥穂高岳に登頂でき大満足の山行となった。
17年ぶりのリベンジおめでとうございます🎉
他の登山者が映り込んでいないので何かあったら大丈夫かなと思うのですが、まぁおふたり(夫婦)なのでどんなことがあっても「ままよっ!」ですね。
それは冗談で、余裕を持った計画が安全を担保してるのでしょうね。
穂高山荘からの眺めは本当に絶景ですね🙃
加えて、河童橋から望む穂高連峰はいつも同じ景色を見せてくれるのですね。
一度でいいから見てみたいものです。
低い山も高い山も同じように楽しめるお二人に敬服です!
ここ数年,足指の状態が思わしくなかったのですが,最近は回復傾向にあったのでリベンジしてみました。年を重ねると身体と相談しながらの行動となりますね。
前穂高岳山頂,吊尾根ではガスに覆われ景観を見れませんでしたが,それ以外では開放的な景観を眺めながらの登山となり爽快でした。
また一緒に登れるよう計画を立ててみます。
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