北アルプス表銀座縦走
- GPS
- 23:35
- 距離
- 37.7km
- 登り
- 2,774m
- 下り
- 2,691m
コースタイム
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 8:13
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 9:56
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 6:41
天候 | 3日とも晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは松本まで出て大糸線で戻って車を回収 |
コース状況/ 危険箇所等 |
喜作レリーフから分岐して大天井ヒュッテまでのトラバースは意外と手強いので滑落注意 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
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感想
表銀座縦走にお誘いいただきゆるゆると参加してきました
天気はあまりよくありませんでしたが移動中の降雨はなく安心して進めました
記憶に残っているポイントを雑多に紹介していきます
・1日目:喜作レリーフ〜大天井ヒュッテ
大天井ヒュッテへとつながる大天井岳のトラバースルートは大天荘へのルートに負けず劣らずハードなコースでした
考えてみると大天井岳をまるごと半周するので結構大変です
・1日目:大天井ヒュッテ
とんかつでした
17:30頃には大体やることがなくなるので適当に寝ます
この日は満月直後で月明かりコンディションが元々悪いことに加えて全くガスの晴れる気配がなかったので星空を見るのは早々に諦めました
夜中にはしっかり雨が降っていました
4時半ぐらいには部屋も明かりが灯るので基本的に睡眠はそこまで
4時前頃から各所でアラームが鳴り始めるため、以降の睡眠確保にはノイキャンイヤホンが必要です
・2日目:ヒュッテ西岳
「これだけ来るならウチ泊まればいいのに」と小屋のオヤジさんが登山者の前でボヤいていたのが全てを物語っているというか、経営の苦しさが伝わってきました
ヒュッテ西岳にとって燕山荘グループは弁当ゴミを押しつけてくる厄介な存在(燕山荘の弁当ごみをトイレへ流さないで、ヒュッテ大槍へ引き取ってもらってくださいとの注意文あり)であるようですが、しかし一方でこちらの小屋の立地上短日程の縦走者の宿泊選択肢にはなりにくいことからツアー登山の浮き沈みの影響をダイレクトに受けるため玄関口としての燕山荘が好調なことは間接的にメリットにもなっていて複雑な心情なのだろうな、とぼんやり思いました
仮にこちらの小屋がなくなると大天井〜ヒュッテ大槍間の休憩不足や雨天時に停滞できるスポットがなくなることで登山事故が増えるだろうと想像がつきます
表銀座ルート全体としての課金体系を模索できないものか、と他人事ながら思う次第でした
・2日目:西岳〜ヒュッテ大槍へのアプローチ部分
登山者用の階段の掛け替えをされていました
一般登山道としての安定度はこういった登山道の保全作業に支えられており、本当にありがたいものです(階段・梯子・鎖無しだと相当困難なルートになると思います)
作業されている方は登山者を「お客さん」と呼ぶのですが、本来相当な危険箇所であるところを丁寧に整備して頂くことで重大事故のリスクを低減してレジャーとして達成感を得られる構造、我々はまさに(お気楽な)お客さんだなと改めて感じました
そして作業を終えてヒュッテ大槍へ引き揚げて来られた方々の手には満杯のゴミ袋
ポイ捨てしない人でも山でいつのまにか何か無くした(ストックのキャップや行動食のパッケージなど)とか、登山道から少し外れたところに落ちているペットボトルの記憶などはあるでしょう
わざと捨てなくても山にゴミはたまっていく、それを気付かないうちに知らない誰かへ押し付けている、と心にきました
下山後、北アルプス登山道等維持連絡協議会に協力金の寄付(カード利用可能です!)をして夏山が終わりました
5年ぶりの表銀座縦走。前回は大天荘泊だったが、最後の登りがキツイので今回は大天井ヒュッテにしてみた。が、トラバースの道は思ったよりも厳しかった。安全度では大天荘の方がいいかも。3日ともに晴れながら3000m付近にはガスが張り付き、すっきりした天候ではなかったものの歩くには問題なし。1日目の夜中に雨音がしたとき、エスケープルートをどうしようかと思案したものの、朝には止んで無事に進むことができて良かった。天気が不安定だからなのか、雷鳥を見ること2回、ブロッケンも都合2回見られたので満足度高し。個人的に槍は4度目、ヒュッテ大槍は3度目で安定した槍滞在プラン。全員怪我もなく3日間無事下山できてホッとした
表銀座はもう少し楽かと思っていましたが1日目の合戦尾根と槍ヶ岳・大天井岳、常念岳分岐から大天井ヒュッテまでのトラバースが意外と長く疲れました。
念願の槍ヶ岳に登頂できてよかったです。
お二方計画から予約から何から何までありがとうございました!
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