剱岳(早月尾根)
天候 | 晴れのち小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
感想
長年の課題でした…「早月尾根」やっぱり富山県は遠いので、足が向かっていませんでした(*_*)
重い腰を上げて「試練と憧れ」の早月尾根からの剱岳を目指します。
仕事を終わらせ、夕ご飯をたくさん食べて仮眠1時間を済ませ、午前1時にお迎えが。
ここから長時間の運転も…今回の山行での課題でした(約6時間)友人のMAZDA3はパワーもあり最新の運転アシストもあって、快適な旅ができました(映画もたくさん観てね)
遠く北陸自動車道を走る頃には、空が明るくなり始め富山県に入ると、雄大な立山連峰の稜線が朝陽に照らされてきました。
高速を降りて麓のコンビニで朝食を済ませます。
コンビニのイートインからも、剱岳などの両線が見える特等席でした。
<馬場島〜松尾平>
朝の涼しい馬場島で登山届けを提出します。
「試練と憧れ」の石碑を見て登山口へ向かいます。
いきなり急登が始まります。樹林帯は所々で涼しい風が吹きますが…蒸し暑くてすぐに汗が噴き出てきます。
水場の無い早月尾根なので3人とも3ℓ以上のドリンクを用意しました(早月小屋 水2ℓ/1,300円 500ml/600円)水分補給しながら登ります。
<道標〜丸山>
立山杉の巨木がいくつも出てきます。樹の根っこを乗り越える急登ですが、少し周りの景色も見えて楽しく登ります。
9月なのに…樹林帯ではずっと暑くて(麓の富山も30℃越えだったみたい)
AQUARIUS(マルチビタミン)×2本 GREEN DA・KA・RA 600ml×1本を飲み干してしまいます。
長時間行動での水分補給は難しいです(*_*)
<早月小屋〜剱岳>
やっとたどり着いた(長かった)早月小屋で昼食です。暖かいものをしっかり食べて、これからの岩稜帯に備えます。シャリバテしては…登りきれないので。
ここからは岩場が続きますが、しっかりとした鎖場なので安心して登れます(3点支持でね)少しづつガスが出てきました。標高が上がってきたので涼しくなってきましたが…展望がありません。
獅子の頭まで登り上げると、カニのハサミご出てきます。慎重に進みルンゼ状の岩場を登ると頂上も近いです。
花崗岩や閃緑岩で囲まれた山頂に辿り着きました。
ソロの登山者に祠の前で記念写真を撮ってもらい下山を始めます。
<早月小屋〜丸山>
岩場の下りは慎重に進みます。
途中ガスが…突然切れて周りの景色が広がってきました。小窓尾根の小窓ノ頭やマッチ箱など岩だらけの山容も霧の合間から姿を表しました。遠く八ツ峰の険しい姿も見えます。
傾いた太陽に照らされたオレンジ色の雲も見えてホっとします。なんとか明るいうちに岩場を抜けて早月小屋に着いた頃には、少し雨にも打たれ暗くなってヘッドライトの出番がやってきました。
<松尾平〜馬場島>
真っ暗な樹林帯をひたすら下ります。こーゆー時に仲間がいると、たわいもない話をして疲れを忘れてさせてくれます。感謝しかないですねぇ(^^)
いつもながら…こんなに長かったっけ?って言いながら一歩づつ先に進みます。あ〜もうロングはいいやぁ〜って、いつも思うけど…また登るのかな。
なんとか馬場島まで辿り着き。用意していた冷えたノンアルで乾杯です。
ここからの帰路が長いので、もうひと踏ん張りです。途中に高速道路の通行止めなどもあり、明け方に帰宅。少し仮眠して出勤でしたぁ(°_°)
まさに…「試練と憧れ」の剱岳/早月尾根でした。
数年前に登った甲斐駒ヶ岳/黒戸尾根はトレランの装備で登りは3時間20分で登れたけど…下りはバテました。
今回はしっかり水や食料を運び、補給を心がけましたが…登り始めに冷えたドリンクをガブ飲みしすぎて(大量の汗は出ていましたが)お腹の調子が悪くなってペースダウンしました。
年齢を重ねて、体調管理の難しさを感じた山行でした。
やはり、ひとりでは登れない山です。仲間といっしょなので最後まで辿り着きました。また友人達と大切な思い出を作れたことが嬉しい剱岳でした。
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