燧ヶ岳〜まだ夏の残り香〜駐車代ケチケチのモーカケ滝駐車場ピストン
- GPS
- 09:32
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,311m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
- 山行
- 7:52
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 9:34
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◎無料 ○舗装もきれいで駐められる台数もかなり多い。それに誰も使わないので多分なかなか満車にならなさそう。 ▽トイレ等なし ▽御池駐車場までは標準1時間半。山と高原地図だと2時間くらいかかりそうな書き方ですが、実際には非常に整備されているので慣れた人なら1時間弱で歩けると思います。 ▲ヤマレコだとモーカケ滝駐車場はポイントになっていないので計画を立てるときにスタート/ゴール地点に指定できません。計画を立てるときはさらに下の七入を指定するか御池からを指定して途中からはじめるしかありません。 ▽モーカケ滝からモーカケ沢の歩道に出るまでは急登で、個人差大きいと思いますが私達はのぼり15分、下り10分ほどで通過できました。CPに指定されていないので自動コースタイム計算もしてくれませんが余裕をみても片道30分を見ておけばよいと思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●要注意箇所 ・爼瑤ら御池方面に20分ほどおりたところにかつての木道が大規模に崩落した箇所あり。問題なく通過できるが足場は悪い。 ・爼瑤ら御池方面は熊沢田代より少し上から浮石おおい。ガレていてほとんど浮石なので落石、転倒注意 ・熊沢田代より下に階段崩落箇所が応急処置してある場所がある ▼モーカケ滝駐車場からモーカケ沢沿いの道路と並行する登山道にでるまでの急登区間、通る人が少なく踏み跡も不明瞭。目印すくない。ブナ林の中なので道を見失いやすい。勾配きつく木々が鬱蒼としていて暗く視界やや効きづらい。道迷いに注意。 ○草紅葉はまだな感じ。写真だとだいぶ金色感ありますが、実際にはまだかなり緑 |
その他周辺情報 | 檜枝岐村からでて南会津方面へ30kmほどおりた湯ノ花温泉。4ヶ所いくつはいっても1日200円。お湯がとても良く雰囲気がいい |
写真
感想
さて、月曜日の八ヶ岳は権現岳でかなり秋の気配を感じた09/16。八ヶ岳で秋を感じたということはもうすこし緯度の高いところでは草紅葉がキテいるのでは!?と期待してやってきました尾瀬は燧ヶ岳。
苗場山と前日まで悩みましたが、苗場山は草紅葉まだまだっぽい情報があったのと苗場山より標高高い分季節も進んでいるのでは、と淡い期待。他の方のレコを見ても燧ヶ岳のほうが黄色っぽかったので燧ヶ岳にしました。
さて、物価高騰の折、ガソリン代も高止まりでお財布は苦しい昨今ですが、我が家の台所事情も余裕はありません。燧ヶ岳でいこーと話してきたものの、旦那が駐車場代1000円に難色。じゃあ会津駒ヶ岳にする?とか話はでるもののうーんやっぱ燧ヶ岳いきたいよね、と。
そもそも私達が尾瀬界隈にあまり行かないのはなにかとお金がかかるからなんですよね…。
まあ悩んだわけですが、じゃあ無料駐車場から歩けばいいじゃんね?!と話がまとまり、駐車場代ケチケチの無料駐車場からの歩きが決定しました(笑)
さて、モーカケの滝駐車場、ここは無料で燧ヶ岳に最も近い駐車場です。
みなさん上の御池駐車場を目指されますね。前の車も後ろの車もそうでした。
ですが、うちはケチなので無料駐車場です(笑)
まあ案の定というか誰もいません(笑)
結構広くて舗装もきれいな駐車場なんですが誰もいません。ゼロです。
片道+1時間かかるので朝食も早々に登山開始です。
まずこのモーカケの滝〜モーカケ沢の歩道までの登山道、ここが結構な急登。
入口には御池への分岐のところに登山道看板があるものの、その後は踏み跡も不明瞭なブナ林の中の急登です。
目印はちゃんと見れば打ってあるのですが、なにせ歩く人が少ないのでしょう。ブナ林であるこも相まってかなり踏み跡は消えかけています。
勾配はキツめ。足元はザレ気味の上に落ち葉が積もっていてお世辞にもあまり良くはないです。
ここ、山と高原地図では39分となっていましたが、実距離と勾配的にさすがにそこまではかからないだろうと予想。結果的にもそんなにかかりませんでした。
この急登区間は15分くらいで通過。まあまあ上々の滑り出しでしょう。
そこから御池までは2.7km。おおよそ1時間との情報、山と高原地図は1時間10分となっていましたが、これもまあそこまではかからないだろうという感じ。
道の入口がちょっとわかりにくいですが、基本的には車道沿いの1本内側を並行して登山道がある感じ。
ここの区間からはよく下草が刈られていてとてもよく整備されています。
ほぼ平坦で石ころも少なく、下草も刈られているのでここはずんずんペースあげられます。ほぼ平地並のスピードであるけるので標準コースタイムより縮められてここが45分。御池到着です。
大体片道1時間。ブナ林歩きですね。ここはブナ林なのでキノコも豊富。わりと楽しいです。
さてさて、御池に到着するとここはガツンと整備されていてスキー場とかみたいですね(笑)
でも車はガラガラ。かなり駐車場あきあります。
それとモーカケ滝からきてやや遅目の御池通過なこともあってか人もすくないです。
さーて、この先の広沢田代までの標準コースタイム55分の区間、ここが結構なクセモノ。
勾配はキツく、それ以上に岩がゴロゴロしていてそのうえビチャビチャしているので非常に歩きにくい。挙句結構大きな岩でも浮いてたりします。思いがけず体重かけた岩が浮石だったりするのでかなり慎重に行かざるをえません。
登れど登れど先が見えないのでここは精神的にもキツめ。
そうこうしているうちに広沢田代着。ここからは急に平らな湿原歩き。
でもわりと湿原が緑。草紅葉はまだですね、、、上までいけばもう少し秋がきていると期待して先へすすみます。
広沢田代〜熊沢田代間は急登→平坦→急登の繰り返しで地味に消耗がきます。
さて、熊沢田代とうちゃーく。
パッと見は結構金色?!
と思って写真を撮るとまあまあ金色の草原感があってきれい…なのですが近寄るとまだ青々してます(笑)
熊沢田代はそれなりに人がいたのでまあ通過しようか、と写真をとりつつ通過しました。
熊沢田代をすぎると一気に道は険しくなり、なんだか空にはにわかに雲が、、、、
これこのまま暗くなるパターンじゃないよなぁ…と不安。
このあたりは笹がかなり濃く、藪漕ぎとまでは言いませんが笹がうるさい感じ。
空も暗くなるとテンションも気温も下がります。
笹が濃いので植生も笹ばかりで気分はあがりませんね。
足元はだいぶ悪く、登山道が大きく崩落している箇所もあります。
崩落箇所をすぎるとお花がちょっと増えてきて、アザミやリンドウが可愛らしいので癒やされます。
でもアザミやリンドウが増えるあたりからはかなりのガレ場。
浮石だらけでかなり疲れますね。
いやーーーもうそろそろ疲れたいやだわ、、、となったところで山頂が見えてきます。
しかしガスが濃い。真っ白。このまま白いとやだなぁ〜と山頂が近づいてきたところ、ふあーっと晴れ始めて青空でてきました!やった!
そんなこんなで無事爼瑤箸Δ舛磧爾!
爼山頂は林間学校?の生徒さんたちで結構賑わってました。
それにしても晴れてよかった!御池駐車場まで車でいっていたら1時間くらい早く山頂ついていたのでそうしたらちょうどガスガスで白かったかもしれないと思うと逆に正解だったかもしれないです。
山頂の祠に参拝。八海山大明神だそうです。
しかし暑い!!!びっくりするくらい夏の感じ!!全然秋きてない!!!夏です!!
そうこうしているうちに林間学校の生徒さんたちが下山していって山頂に誰もいなくなったので尾瀬沼がよく見える一等地でごはんにすることにしました。
今回は新メニューカレーうどんです!
旦那がメニュー自分では考えないくせに「もうシチュー飽きた」「いつもシチューばっかでつまらん」「山の楽しみは上のごはんなのにごはんがつまらんと山のモチベがあがらん」と不平不満をブーブーいうので思い切った新メニューが何かないかずっと考えていました。
軽量化を兼ねて早ゆでペンネをシチューとあわせるのは定番でしたがこのペンネが不評なようで。腹持ちが悪いしマカロニ感がつよいとの事だったのでここを変えようと思案。
焼きや炒めは油を持っていかないといけなくなるので却下。カレーが食べたいと言われましたがカレーライスはお皿や鍋が汚れるのでわたしは嫌。シチューのときは結局汚れ落としがてら済んだ鍋でもう一回スープ作って飲んでしまうのですがカレーは味がきついからスープにしにくい。いつもの鍋で作れて、なおかつ燃料を節約しつつ味や具材も妥協したくない。インスタントはどうも負けた気がして主婦としてはここはインスタントじゃないご飯作りたいです。
散々悩んだ結果、カレーをスープとして飲めるカレーうどんなら最適解じゃないか!と閃いたのが3日前。
早速材料検討です。
我が家のヤマメシ定番の具材は冷凍ブロッコリーや冷凍いんげん、それに缶詰の鶏肉か魚、あるいはソーセージ。それか真空パックのミートボール。あとはマッシュルームや貝の缶詰、うずらの卵といった顔ぶれ。
カレーうどんとの相性を検討して魚とソーセージとブロッコリーははずします。缶詰は重さが増えるのと帰りのゴミの嵩が増えるのでできればパウチ。
検討の結果、選ばれたのはいんげんとうずらの卵の水煮とやきとり缶詰(タレ味)でした。
スープは市販のカレールー、これは普通にいつもカレー作るときのやつです。一番安いやつ。これを1パック。
それにヒガシマルのうどん出汁。これは粉末だし使い切りだしテッパンの味。
これでイケそう。
麺は重量的に乾麺と悩みましたが、乾麺は茹で上がりまでに時間とガスを食うのとスープを吸うので味の調整が難しいのでここは重量増を割り切ってゆで麺を使うことに決定。コスト面の有利さもゆで麺に軍配。
さてさて、まずはスープづくり。お湯は最低限のお椀に2杯。
軽く沸いたらうどんスープを溶かします。いい香りがしてきました。
溶けきったらカレールーを砕いて割り入れます。ここ徹底的に砕いてから投入。
水の分量心配しましたがなかなか上々。ここに冷凍いんげんとうずらの水煮とやきとり缶詰を投入。うずらの水煮のスープというか水分もそのままいれるのでここで大体味のバランスとれます。
最後に麺を入れて軽く温かくなるまでほぐしたら完成!
味はなかなか上々!旦那からもこれは良いと絶賛!
ヤマメシレパートリーにカレーうどんがはいりました。
さてさて、ごはんのあとは柴安瑤鯡椹悗靴泙后
爼堯措動濁間はおおよそ片道20分。
見た目すごく険しそうにみえますが行ってみると意外にそれほどではありません。
柴安瑤話もいませんでした。こっちのほうが広いから混んでるときはこっちのほうが休憩にいいかも。
ここでは山頂看板を撮って早々に撤収。
ここからは来た道を引き返すだけです。
登りでは下り大変だろうなぁと思っていたガレ場は案外歩きやすかったですが、広沢田代より下の荒れた岩場は正直しんどかった。
御池までもいいペースでおりてこられたので御池の自販機でコーラだけ買ってモーカケ滝駐車場まで一目散。
ここはほんとうに平らでよく整備されているのでスイスイです。
最後のモーカケ沢の道路からモーカケの滝までおりる急勾配区間、ここは下りのほうが踏み跡が見づらく、道迷いには注意したほうがいいです。
思ったよりは疲労しましたが、無事下山。
下山後は燧の湯…のつもりでしたが、入浴料が700円に値上がりしていたので旦那がまたも難色。
やっぱじゃあコスパも良くてお湯もよくて風情もいい湯ノ花温泉いこうぜ!ってことで湯ノ花温泉で〆
やっぱ湯ノ花温泉はイイ!
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