マレッチと西穂山荘-明神館のハイキング
- GPS
- 16:36
- 距離
- 18.0km
- 登り
- 564m
- 下り
- 1,205m
コースタイム
- 山行
- 8:21
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:46
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 5:33
天候 | 初日は快晴 2日目は午前中は概ね快晴 午後は時々小雨 3日目は終日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
新宿から7:05飛騨高山行きのバスで平湯下車 平湯から新穂高ロープウェイまでローカルバス。 復路 上高地バスターミナル15:30から東京駅までバス🚌 |
写真
感想
愛娘(6歳幼稚園児)と西穂山荘と上高地明神館に泊まる山行を計画した。初日は新穂高ロープウェイで西穂山荘まで、二日目は丸山まで登り、体力があれば西穂独票近くまで。西穂山荘に戻り上高地までは歩いて降りるか、あるいはロープウェイとバスを乗り継いで上高地に入る。
三日目は上高地散策。
初日は西穂高口(2142m)から西穂山荘(2367m)まで元気よく歩いてくれた。初めて見る北アルプスの稜線や深い森の中を歩くのを楽しんでいたようだ。途中すれ違う登山者も山荘の宿泊者も皆から褒められて得意になっていた。
2日目は7:43西穂山荘にザックを置いて出発した。24分間で目標の丸山(2452m)に到達した。そこから見える独票(2701m)の頂きに登るという希の意思を尊重してできるところまで登ることにした。途中登山者皆様から激励されながら、小さな歩幅で一歩一歩進み、「次はあの岩まで」と小さな目標を立てながら歩きました。「少しづつも登れは絶対にゴールに近づける」と言いながら自分自身を励ましていた。独票(2700m)手前の峰(2670m)まで到達したところで折り返すことにした。時間的にも希の体力的にもここで折り返すところになった。マレも「最後まで行きたい」と言ったり「疲れてもう歩けない」と言ったり葛藤して涙目になっていた。大人でも大変な行程であることは間違いない。希にとっては初めて雲より高い場所に自分の足で歩いたことは大きな自信になったと思う。道中は天気も良く素晴らしい眺望でした。きっと希の瞼にも刻まれる風景になったと思う。
西穂山荘(2367m)に戻り、お弁当食べて元気を取り戻した。上高地にはバスを使わずに自分の足で降りることを選択しました。上高地(1500m)に降りるまでの下りは大変な急なコースで標準でも2-3時間かかるロングコース。何度も休みながら頑張りました。登山口まで降り立っても、そこから宿まで2時間の歩き。疲労困憊なはずなのに、歌を歌ったり、クイズを出したりしながら楽しくする工夫をするところはマレのいいところだった。途中ぐずることもあったけど、地図を見せて、あとどのぐらいかを教えると、自分なりに納得したのか、「あと少し」と言いながら頑張ってくれました。ゆっくりでも少しづつ歩けば目標に近づく事を学んでくれたようだ。この日の行程は登り300m下り1200m水平移動距離12km、山行時間10時間、歩数22,000という大人でも大変な行程でした。もう暗くなりかけた頃、ようやく明神館に着いた。ここにはお風呂があり、二人で直行して汗を流し、あったかい食事とあったかい布団ですぐに就寝した。
3日目は、明神館から河童橋に向けて梓川北側を歩く平坦な散策コース。湿原や川の流れを見ながら森の中をねり歩く素晴らしいコースでした。河童橋周辺で川に足を入れてガマン比べしたり、ケルン(石積み)を作ったりして遊んだ。田代橋まで散策してバスセンターに向かいました。希のお気に入りのアメ玉を僕が食べてしまった事や、猿に会えると言ったのに全然見られない事にかなり怒っていたが、そんな事も許しとあげられるほどお姉さんになったようだ。
また来たいかと尋ねると、また行くと元気よく応えてくれた。今回の二泊三日の山行はこちらが感動することばかりだった。自分はすぐに簡単・安易な選択をしたり、諦めたり、言い訳を探してしまうけど、マレは直向きに目の前の困難に挑んでいました。6歳児に元気をもらう素晴らしい山行になりました。
全工程、二泊三日、登り550m下り1200m、水平移動距離18km、山行時間18時間、52,000歩の山行でした。
マレありがとう。
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