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記録ID: 468677
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ハイキング
道北・利尻

【ときめき百名山】海に浮かぶお花の楽園 利尻岳/利尻山(鴛泊コース・ピストン)

2014年06月30日(月) [日帰り]
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GPS
09:57
距離
12.6km
登り
1,557m
下り
1,550m

コースタイム

4:05 利尻北麓野営場登山口〜4:17甘露水〜4:22三合目〜4:47四合目〜5:19五合目〜5:54六合目〜7:00第二展望台〜7:29長官山〜7:46避難小屋〜8:29九合目〜9:29沓形コース分岐〜9:48利尻山山頂〜9:59山頂出発〜11:22長官山〜13:50甘露水〜14:10登山口戻り

GPSログは12.5km
天候 晴れ、時々雲
過去天気図(気象庁) 2014年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 飛行機
■往路
東京羽田〜稚内空港 ANA(25000円)
稚内空港〜稚内駅 宗谷バス (600円)
稚内FT〜利尻島@鴛泊港 ハートランドフェリー(4680円-往復切符)

■取り付き
民宿から登山道までサービス(無料)
下山時もピックアップサービス(無料)

■宿泊
素泊まり宿 マルゼン(一泊4500円×2泊)

■復路
利尻島〜稚内FT ハートランドフェリー
コース状況/
危険箇所等
利尻岳はコースが二つある(沓形コースと鴛泊コース)。
前者の方は地元の人は危険であまりお勧めはしてないようです。

■鴛泊(おしどまり)コース
全般的に石が多く、疲れる道です。
9合目中盤は火山灰質の石が多く、滑りやすい足を踏み出すごとに後ろに滑る。
山慣れている人でもきついと思う。
道が狭いところも多く、すれ違い・追い抜きに苦労するところも多い。
迷うところはありませんでした。

■山頂
南峰(1721m)が一番高いですが、登頂・通行禁止のため、北峰(1719m)しか踏めません。
三角点がある北峰を山頂としているらしい。

利尻岳は登り始めが200m程度と低く、山頂が1700m程度なので標高差1500mを一日で登り降りできる人でないと厳しいです。
標高差1500mくらいを一日で歩いたことがない人はもう少し修行を積んでからにした方がいいです。

■気温、装備
寒くなかった。僕は半袖とハーフパンツで登りました。登山道でハイマツなどが横に出ているところもあるので長袖のほうがいい。ガレているところは手袋があったほうがいいかも。

■温泉
山を下りてきて、同じ道をまっすぐ30分くらい海に向かって歩くと町営の温泉施設(公衆浴場)があります。500円。ごろ寝部屋やコインランドリーもあります。
リリカルな絵の飛行機だ。(。A 。 )。こいつが稚内行きの飛行機。
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リリカルな絵の飛行機だ。(。A 。 )。こいつが稚内行きの飛行機。
稚内空港から稚内駅に行く。(。A 。 )。 日本最北端の駅だ。(。A 。 )。 。
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稚内空港から稚内駅に行く。(。A 。 )。 日本最北端の駅だ。(。A 。 )。 。
線路はここまで。(。A 。 )。列車でこれより先は行けない。
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線路はここまで。(。A 。 )。列車でこれより先は行けない。
利尻富士町のマスコット 『りっぷくん』 と 『りっぷちゃん』 だそうです。
『しまじろう』に似ている。。。
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利尻富士町のマスコット 『りっぷくん』 と 『りっぷちゃん』 だそうです。
『しまじろう』に似ている。。。
このフェリーが利尻島行きのフェリーかしらん。(。A 。 )。 。
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このフェリーが利尻島行きのフェリーかしらん。(。A 。 )。 。
フェリーから利尻岳が見えてくる。なんて美しい山容なんだろう。(。A 。 )。 。渓雪も見えます。
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フェリーから利尻岳が見えてくる。なんて美しい山容なんだろう。(。A 。 )。 。渓雪も見えます。
宿から利尻岳を眺める。
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宿から利尻岳を眺める。
朝4時、美しい日の出です。(。A 。 )。 。
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朝4時、美しい日の出です。(。A 。 )。 。
ここからスタートします。
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ここからスタートします。
ここはキャンプ場。
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ここはキャンプ場。
甘露泉水。利尻山唯一の水場だそうです。水をここで調達した。
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甘露泉水。利尻山唯一の水場だそうです。水をここで調達した。
三合目。
先行者がいた。このあと抜いたり抜かれたり。
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先行者がいた。このあと抜いたり抜かれたり。
スズタケが多い。
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スズタケが多い。
これは奥多摩でもよく見るコアジサイかしらん。
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これは奥多摩でもよく見るコアジサイかしらん。
石の多い道。
タケカンバが多くなる。
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タケカンバが多くなる。
ところどころにひらけているところがある。
礼文島がよく見えます
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ところどころにひらけているところがある。
礼文島がよく見えます
鴛泊の集落が見える。
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鴛泊の集落が見える。
6合目あたりからがらっと植生が変わる。ハイマツが多くなる。
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6合目あたりからがらっと植生が変わる。ハイマツが多くなる。
ハイマツの実かな。(。A 。 )。 。
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ハイマツの実かな。(。A 。 )。 。
リシリアザミ?(固有種)
アザミっていろんな種類が多いからわからん。
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リシリアザミ?(固有種)
アザミっていろんな種類が多いからわからん。
マイズルソウ。
7合目(胸突き八丁)。
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7合目(胸突き八丁)。
マイズルソウがたくさんあった。
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マイズルソウがたくさんあった。
だんだんきつくなる。
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だんだんきつくなる。
第二展望台。
ガスってきた。
長官山。
ウコンウツギ(鬱金空木)だね。
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ウコンウツギ(鬱金空木)だね。
8合目あたりでよく見ました。
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8合目あたりでよく見ました。
チシマフウロ。
ハクサンチドリ。
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ハクサンチドリ。
利尻岳避難小屋。
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利尻岳避難小屋。
オオバナノエンレイソウ。
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オオバナノエンレイソウ。
チシマフロウかな?
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チシマフロウかな?
チシマフロウ。
今日の行動食。
山頂は右側の岩の裏です。
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山頂は右側の岩の裏です。
ここからが正念場だそうだ。
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ここからが正念場だそうだ。
ここからが正念場だからこいつを飲もう。増税前に大量に買ったのを持ってきた。(。A 。 )。 。
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ここからが正念場だからこいつを飲もう。増税前に大量に買ったのを持ってきた。(。A 。 )。 。
さて行きますかな。
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さて行きますかな。
あーきつい。
ミヤマアズマギク。
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ミヤマアズマギク。
火山灰質の石で歩きにくい。
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火山灰質の石で歩きにくい。
手前の島が礼文島で奥がサハリンです。
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手前の島が礼文島で奥がサハリンです。
ボタンキンバイかな?
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ボタンキンバイかな?
鴛泊の集落がよく見える。
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鴛泊の集落がよく見える。
あと一息。
沓形コースとの分岐
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沓形コースとの分岐
こんな登り難いところは久しぶりだ。
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こんな登り難いところは久しぶりだ。
奥多摩のオツネノ泣き坂よりも劇坂で滑りやすい。
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奥多摩のオツネノ泣き坂よりも劇坂で滑りやすい。
ミヤマアズマギク。
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ミヤマアズマギク。
エゾツツジ?
つぼみがたくさん。(。A 。 )。
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つぼみがたくさん。(。A 。 )。
もう少し。
利尻岳(1719m)山頂。百名山です。(。A 。 )。
南峰(1721m)が一番高いですが、登頂・通行禁止のため、踏める山頂は北峰(1719m)だけ。
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利尻岳(1719m)山頂。百名山です。(。A 。 )。
南峰(1721m)が一番高いですが、登頂・通行禁止のため、踏める山頂は北峰(1719m)だけ。
祠がある。
利尻岳南峰とローソク岩。(。A 。 )。 。
南峰とローソク岩には行けません。
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利尻岳南峰とローソク岩。(。A 。 )。 。
南峰とローソク岩には行けません。
山頂は雲取山と同じくらいの広さだった。
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山頂は雲取山と同じくらいの広さだった。
山頂から。
曇っていてあまり展望がなかったのは残念。
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山頂から。
曇っていてあまり展望がなかったのは残念。
途中まで降りてきて振り返る。この雲がなかったら360度の展望が楽しめたんだけどな。。。
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途中まで降りてきて振り返る。この雲がなかったら360度の展望が楽しめたんだけどな。。。
帰りのフェリーから。ぺシ岬。
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帰りのフェリーから。ぺシ岬。
今日は島全体に雲がある。昨日は山頂にこそ雲はあったが、昨日登ってよかった。
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今日は島全体に雲がある。昨日は山頂にこそ雲はあったが、昨日登ってよかった。
カモメさん。(。A 。 )。 。
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カモメさん。(。A 。 )。 。

感想

北海道遠征の第一段は利尻岳。
深田爺の日本百名山では最初に紹介される山で最北の百名山だ。
稚内からフェリーに乗ると渓雪が残る美しい山容が見えます。
海から見ると、文字通り、海に浮かんでいるように見える。
百名山の中で、離島にある山は1番目の利尻岳と100番目の宮之浦岳(屋久島)しかないが、宮之浦岳は鬼のように山深いところにあるので、海に浮かんでいるように見える山はここだけだ。

稚内からフェリーに乗る。
今の時期はお花を見に全国から観光客が来るそうだ。フェリーは9割くらいは中高年のツアー客でした。
全員が全員、利尻岳に登るかというとそうではないようです。
標高差で1500mあるのに日帰りでは登って降りるのはきつい山なので、ほとんどは利尻岳周辺のトレッキングコースを散策しているようです。

登り始めは山頂に雲は見えなかったが、山頂に着く頃には山頂は雲がかかってしまいました。
雲がかかっていないところでは泊まっている鴛泊の集落や沓形の集落や礼文島やサハリンも見えた。

9合目からは特にきついかった。
足を踏み出すごとに足が沈み、下に滑る。
それでも登山道に咲くかわいいお花に励まされながら、なんとか山頂に着きました。

朝の4時から登り始めたので10時前には山頂に着いた。
もう少し遅くてもよかったかも知れないが、宿屋のおばちゃんが「山の送りは4時ね!4時だよ!4時に出るからね!」と指定されたので、4時に送ってもらった。
あとから聞いた話なのだが、登山道への送迎はどこの宿でもやっているらしいけど、僕が泊まったところは4時指定のようです。他の宿はみんな5時らしい。
まあ、同じ時間に出発すると、登山道が混雑し、追い抜きやすれ違いがしにくいので、4時出発でよかったのかも。

時間がなかったので、稚内の宗谷岬に行けなかったのは心残りだった。

初めて登る地域、初めて見るお花も多かったので、写真のお花の名前は間違っているかも知れません。
違っていたらごめんなさい。せっかくなので東京に帰ったら調べなおそうと思います。

今、旭川に滞在してます。
明日、網走まで移動します(^o^)/。

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