錫杖岳・・コケるは迷うは、中々大変な山でした

2022年09月22日(木) [日帰り]

• GPS: 08:49
• 距離: 9.1km
• 登り: 1,610m
• 下り: 1,595m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:58
• 休憩: 0:51
• 合計: 8:49

距離 9.1km 登り 1,610m 下り 1,611m

5:45 中尾高原口バス停
5:50 登山口
6:33 6:39 クリヤ谷渡渉地点
7:21 7:23 錫杖沢出合
7:33 岩屋
8:35 8:44 二俣
9:26 コル
10:06 10:31 錫杖岳（ピッケルピーク）
11:06 コル
12:01 二俣
13:25 錫杖沢出合
13:52 13:59 クリヤ谷渡渉地点
14:31 14:33 新穂高の湯
14:34 ゴール地点

天候

曇りのち雨
スタート時13℃〜山頂12℃〜18℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中尾高原口BSの無料駐車場を利用（SG地点）・・隣接するトイレは9時〜16時半のみ使用可

コース状況／危険箇所等

笠ヶ岳登山道は一般道で、特に問題ありませんでした・・クリヤ谷渡渉点も、本日は黄色信号が近い感じの水量ながら○マーク地点は軽いジャンプでOK（写真4・37）

錫杖沢出合からは、ピンテや薄い踏み跡があるバリ道の感じに・・登りでは1ヶ所で1筋違う沢に入ってしまい、ピンテ無くなりGPSで確認してバック

沢の濡れた苔付きの岩は非常にスリッピーで、気をつけていたつもりでも（僅かに斜めったヌルヌル岩で）2度コケました・・草に隠れた落とし穴でもう1回コケて、ヘルメット大活躍の1日；

写真15の二股で、登りは右俣、下りは左俣を行ってみましたが、（下山時の雨も影響したでしょうが）右俣の方がかなりスムースだった印象・・両方ともトラロープ設置がありますが、左俣は「（使わないと下れないが）使って大丈夫だろうか？」と心配する古さでした（写真34）

コル〜山頂は潅木のフィールドアスレチックで、ここでも横木頭ぶつけ対策にヘルメット有効

下山時の錫杖沢下部で巻道の入り口が分らずウロウロ・・本降りの雨の中、開き直ってジックリ探して何とか通過（沢筋なのでGPSログが大暴れでフリーズもあり、登りでコース状況を（自分の目と頭で）もう少し記憶しておくべきでした）

全般に危険箇所が多い、日高のカムエクを思い起こすような難路でした

その他周辺情報

県民割の、「ほっと一息、ぎふの旅」（宿泊5千円割引＆2千円地域クーポン）を使ってみたくて、平湯温泉　平湯プリンスホテル泊・・利用した登山者応援の「アクティブプラン（2食付き1万2千円）」は、登山靴を玄関先で洗える、乾燥室で濡れたカッパ等を乾かせる（この日は「冬のスキーのみ」と言われてできなかった？？）、駐車場に車を置いて翌日登山可（計画時のアカンダナ〜上高地〜焼岳ならＰ代600円が浮く）、早朝出発の場合弁当に変更可（一番早い朝食time7時は登山者には有り得〜ん）、チェックアウト後の入浴も可（本日はひらゆの森入浴券付き）で、登山者にはかなりありがたいプランでした
＊千円upでの飛騨牛陶板焼きは絶品で、これも大正解♪

写真

9/22 5:45

中尾高原入口BSの駐車場からスタート

9/22 5:51

舗装路を歩いてきてここが登山口

9/22 6:33

穴滝の先が〜

9/22 6:34

クリヤ谷の渡渉点・・軽くジャンプでOK

9/22 6:59

岩峰が見えてきました

9/22 7:01

前衛フェースと烏帽子岩でしょうか

9/22 7:01

岩峰群のギザギザ

9/22 7:20

コルへ突き上げる錫杖沢

9/22 7:22

錫杖沢出合

9/22 7:24

巻道入口にはピンテあり、登りではスンナリ入れました・・下りでは見つけ難くて少々苦労

9/22 7:32

沢登りみたいな部分も多かったです

9/22 7:42

ヘルメットポイントで左折

9/22 7:44

すぐに岩屋・・下山時はここと錫杖沢出合にクライマー方と思われるテントあり

9/22 7:54

沢登りみたいで楽しいコース

9/22 8:35

二俣を、登りは右俣〜下りは左俣で・・（自分的には）断然右俣推奨

9/22 8:42

威圧的でさえある岩峰

9/22 8:43

右俣のトラロープは新しくて信頼性高い印象

9/22 9:07

ここからトラバースしてコルに向かう沢へ・・左俣だと一直線の登り

9/22 9:08

岩峰に見とれます

9/22 9:26

笹や草にも助けてもらってコルに到着

9/22 9:33

コルからは灌木のフィールドアスレチック

9/22 9:47

随分と近づきましたがまたもや下りに

9/22 9:52

この岩峰は巻いてきました

9/22 10:07

ピッケルピークに到着

9/22 10:10

笠ヶ岳

9/22 10:10

南岳と獅子鼻岩だけ雲の上に出ています

9/22 10:12

中尾方面と焼岳

9/22 10:12

焼岳をズーム

9/22 10:14

存在感がある大木場ノ辻

9/22 10:25

グローブくんにバンザイしてもらいました

9/22 10:33

ここに錫杖あり

9/22 10:50

フィールドアスレチックの全身運動で、本日は若干肩腕が重いです

9/22 11:56

左俣を下っています・・雨になってスリッピーさが増しているのもあり、右俣より時間がかかる感じ

9/22 11:59

こちらもトラロープ設置はありますがかなり古そうで、体重をできるだけかけないよう気をつけます

9/22 13:20

この辺り一番迷った地点で、ようやく見つけた巻道入口

9/22 13:21

ヌルヌル岩で2度スリップ転倒！・・ヘルメットのおかげで大事に至らず

9/22 13:58

午後からの雨で心配されたクリヤ谷渡渉点も、水位は登り時と殆ど変らず

9/22 14:20

ブナのいい森から〜

9/22 14:39

中尾高原口に帰着・・中々の難路で記憶に残る山行となりました

撮影機器：

DSC-HX90V SONY

ILCE-7M3 SONY

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

sht

今回の秋分の日連休はまたもや台風の影響を受け、初日午後〜2日目は悪天予報。初日の午前中はもちそうなので、中尾から錫杖岳に登りました。

錫杖沢出合からは、山高地図に破線道表記もないコースで、中々の難路。実際、コケたり迷ったりで中々大変でした。

逆に、難路のおかげでワクワク度・満足度が増し、インパクトのある山行となりました。こんな経験を生かして、又の機会には本峰まで辿り着きたいですね。