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Yamareco

記録ID: 4712388
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

20040813-0814欅平→白馬→唐松→欅平

2004年08月13日(金) ~ 2004年08月14日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
40.9km
登り
4,421m
下り
4,427m

コースタイム

1日目
山行
7:36
休憩
1:18
合計
8:54
9:08
4
9:12
0:00
27
奥金橋
9:39
0:00
1
分岐
9:40
9:42
13
13:09
13:46
34
14:20
0:00
60
森林限界
15:20
15:41
90
17:11
0:00
17
稜線
17:28
17:40
11
17:51
17:53
1
分岐
17:54
0:00
8
分岐
18:02
村営頂上宿舎
2日目
山行
9:11
休憩
2:25
合計
11:36
3:19
76
村営頂上宿舎
4:35
4:44
31
5:15
5:25
54
6:19
6:26
16
6:42
6:46
32
8:01
8:07
9
8:16
8:42
85
10:07
10:26
55
11:21
11:36
27
12:03
12:28
28
12:56
13:08
42
13:50
13:52
37
南越沢
14:29
0:00
2
登山口
14:31
14:36
15
林道に出る
14:51
14:52
3
奥鐘橋
14:55
欅平
過去天気図(気象庁) 2004年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
欅平駅がスタート&ゴール

感想

2004年8/13-14で、黒部川沿いの欅平から白馬岳、唐松岳を周遊するコースを歩いてきました。祖母谷温泉からのコースは標高差が大きくコースタイムが長いため、夏山最盛期でも登山者が少なく静かな北アルプスが楽しめました(^_^)2日目は天候に恵まれませんでしたが、清水尾根からの眺望とお花畑はなかなか素晴らしかったでした。(^o^)

20040813(金)所要時間08h50m
欅平・奥鐘橋912→939分岐・祖母谷温泉942→955登山口959→1309不帰岳避難小屋
1346→1420森林限界→1520清水岳直下1541→1711稜線→1728白馬岳1740→1802村営頂上宿舎(素泊)\5900

20040814(土)所要時間11h32m
村営頂上宿舎319→435白馬鑓ヶ岳444→515天狗山荘525→619不帰キレット626→642不帰喫646→718不帰曲北峰719→728不帰曲南峰731→801唐松岳807→816唐松岳頂上山荘
842→1007木道・水場分岐・大黒鉱山跡1026→1121餓鬼山1136→1203餓鬼山避難小屋1228→1256餓鬼ノ田圃1308→1350南越沢1352→1429登山口・林道1436→1451奥鐘橋・欅平

8月12日(木)、13日(金)
*木曜日の仕事を終え、大阪から結構混んでいたきたぐにで魚津へ。新魚津から富山地鉄の始発電車で宇奈月温泉へ。ここから黒部峡谷鉄道の始発に乗り、欅平到着。身繕いの後に出発。
*半袖Tシャツに短パン、ジョギングシューズという格好だったが、今回は自炊の用意をして、ザックの重さは水1Lを含めて11kg余り。ほぼ完全に歩きの山行だった。
*奥鐘橋を渡った所にゲートがあり観光客は通行禁止となっていたが、登山者はそのまま通行。
*祖母谷温泉への林道には3つトンネル。前2つは短く、歩行者用の迂回路がある。最後のは長く迂回路無し。
*トンネルを抜けると対岸が祖母谷温泉。
*橋の袂で唐松岳への道を分け、二つ続きの橋を渡ると祖母谷温泉入口。「長〜い登りのハードコース ガンバレ!最低速度制限なし!」と書かれた道標を見送って更に林道を進んだ。
*途中前方、沢の奥に見えるピークは旭岳???
*スノーシェイドの手前に登山口。蛇口の水場がある。
*ガラガラの名剣沢を少し登り、ペンキマークに導かれて左岸に取り付く。
*沢を数回横切るとようやく「百貫の大下り」の登り!避難小屋泊りの夫婦連れとすれ違った。
*所々では展望が開けるが見慣れない角度での後立山が新鮮に目に映る。
*いつの間にやら尾根に登りつき、尾根沿いの道なっていた。避難小屋までの間に女性のみのパーティ2組と男性3人組パーティとすれ違った。彼らがすれ違った登りの者はYAMAYAMAと昨日避難小屋泊りの外人女性二人組のみとのことだった。
*短い鎖場を登った所からは展望良好!!!清水岳、白馬岳から鹿島槍方面まで望めた。
*小さな沢を過ぎると不帰岳避難小屋、よく整備されている。ただ、トイレは無い。すぐ下に水場、パイプからまずまずの量の水が流れ出ており、ここで水の補給。大休止後白馬を目指す。
*小屋から1時間程で森林限界!背後の剱岳が格好良いがこの頃からガスの中となり、展望が隠された(>_<)しかし、両側お花畑の登山道は素晴らしい!ここはノンビリ歩きたいところだが、あまりユックリはしてられない・・・
*清水平をすぎ、小旭岳、旭岳を巻いて徐々に登っていく。
*稜線が近づくにつれガスが晴れ再び展望が開けてきた(^_^)しかし風が強くなり寒い!
*欅平から約8時間かかってようやく稜線に到着!さすがに登山者が多い!!白馬岳頂上を踏んでから今宵の宿、村営頂上宿舎に向かった。素泊まり\5900。
*村営頂上宿舎には自炊部屋は無いようで受付の前のスペースで食事の用意、なんか気恥ずかしい(^_^;)結構部屋はすいていて私の泊まった部屋は4人のみ、大の字に寝て寝返りをうっても大丈夫な状況だった(~o~)

8月14日(土)
*2時台にコソッと起き出し朝食の用意。外は風が強く寒いが満天の星空!
*他の登山者が起き出してくる頃、小屋を出発。風が強く寒いので雨具を着ての歩き。
*明るくなるにつれて雲が多くなり、やはり天気予報通り下り坂である。
*5時過ぎに天狗山荘到着する頃にはガスの中。まだテントが幾つか残っている。
*不帰キレットへの天狗の大下りで雲の下に出る。不帰喫までの間に先行パーティ4組をパスした。
*不帰喫からの下りから唐松方面からの縦走パーティとどんどんすれ違うようになる。
*不帰曲北峰への登りが核心部だが、順調に通過。
*不帰曲南峰あたりから本降りの雨が降り出す。不帰景はよぉわからん内に通過、8時過ぎに唐松岳頂上到着。雨で写真だけ撮ってすぐに小屋に向かった。
*唐松岳頂上山荘で大休止。雨はきついが、時間は十分あるので予定通り欅平に下ることとした。
*テント場を通り抜け、巻き道を下る。鎖や岩に打ち込まれた足場がある道。一度、水をポンプアップするモーターの音に惑わされてコースミス(>_<)
*大黒鉱山跡までは結構時間がかかる。途中、男性単独行者をパス。
*下っていくと雨は止んだ。突然、木道に飛び出す。そばには池塘。すぐ先で水場分岐。行き7分帰り8分とのこと。ここで休んでるとさっきの男性単独行者が追いついてきた。
*そこからわずかの登りで開けた大黒鉱山跡。
*少しの登りで尾根に戻ると幾つかのアップダウンの後、餓鬼山への登り。
*ハシゴもあるが、予想してた程の急登は感じず、餓鬼山到着。頂上は登山道から10m程外れていた。三名表示の丸太は何故か倒れていた。雨は止んでいたが、ガスで全く展望無し・・・
*餓鬼山の下りもハシゴが幾つかあったが、意外と早く30分もしない内に餓鬼山避難小屋に到着。ここもきれいに整備されており、ノートにチョコッと書き込み。
*樹林の尾根道を進むとちょっとした鞍部に「餓鬼ノ田圃」の道標。笹の中、南側に下る踏み跡をわずかに下ると湿原が広がっていた!湿原の真ん中に雨量計らしき人工物があるのが興醒め・・・
*いつのまにか南越峠は過ぎ、「水場」到着。水量は少なく、パイプから水が出てるわけでもないので、汲むには工夫が要りそう。
*更に下ると南越沢に飛び出る。冷たい沢水が心地よい(^_^)
*この少し下で大学生らしきパーティをパス。
*沢沿いの道は滑りやすくて時間がかかる。慎重に歩を進めた。
*もう一度河原に出て、「祖母谷温泉まで30分」の所で高巻きの登り、わずかなのだが疲れた体には堪える。
*樹間に橋が見えたら登山口、そのすぐ先で林道に飛び出た。
*ここで短パンになり、欅平まではジョギングモード。
*観光客で賑わう奥鐘橋に到着して、今回の山行は終了。
*午後3時前に欅平に到着したが、満員で乗れた列車は16時43分(>_<)どうにかその日の内に帰阪することができた!
*それまでの間に猿飛山荘の露天風呂で山行の汗を流した(\700)。

 黒部川からの白馬連峰は標高差は多きいですが、夏山最盛期でも静かな北アを楽しむことができました(^_^)特に清水尾根はお花畑が素晴らしい!天気が良ければ展望もすこぶるいいと思われました。今度行くときは不帰岳避難小屋泊りでノンビリ登ってみたいです!!!

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