立山の果てに辿り着いた所
- GPS
- 08:51
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,071m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
- 山行
- 0:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:37
- 山行
- 6:43
- 休憩
- 1:17
- 合計
- 8:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
夜は寒い |
その他周辺情報 | 立山線の銭湯、雷鳥沢キャンプ場 |
写真
装備
個人装備 |
特攻服
ライブブレード
|
---|---|
共同装備 |
登りきる心
|
感想
雷鳥沢キャンプ場に一泊して別山-雄山を周遊ルートで登頂。当初は浄土山も登る予定だったが帰りの時間的に厳しかったので今回はパス。
初日の移動日はガスっていたが夜から帰るまで晴天に恵まれた。雷鳥沢キャンプ場の星空は本当に素晴らしく、天の川があんなにはっきり見えたのは初めてだった。
朝焼けに照らされる剱岳がかっよすぎて、来年絶対に登るぞ〜という思いを強くしました。
<1日目(前半)>
「お前たち立山を目指せ」
あの人の悲願を背負った立山の挑戦となった。
この言葉を胸に僕たちは、東京駅に向かった(富山行の片道切符をポケットに入れて・・・)
東京駅から北陸新幹線で富山駅に向かった、こんな僕が立山を登りきることができるのだろうか?そう考える震えが止まらない。
それを感じ取ったのか、koziuraがこう言った「山を登りきることも大切だが、楽しく登ることも同じくらいに大事、いやそれ以上かも」っと。。
その一言で僕は救われた、何気無い一言こそ、このような状況を救ってくれる。
そう感謝しながら、僕たちは、新幹線で富山に向かった。
富山駅に到着した。
初めての地で不安だったが、富山県民たちは優しく案内してくれた。
あったけぇ・・・ この一言に尽きた。
こうして僕たちは、富山から立山に向かった。
立山からは、ケーブルカーとバスで立山ホテルまで向かった。
一緒に道中で向かった人たちも立山を目指していると思うと、1人じゃ無いんだなと感じた。
あったけぇ・・(2回目)
バスからは、快晴の空が見えた時、喝さい(おぉー!)が聞こえた。
確かに絶景であった、心の声が漏れるほど、空がキレイであったのだ。
それに加え、みんなで1つの目的地に行こうとする、同じ時間を共有する、感動せざるを得なかった。
レストランのカツカレー(大盛)も、感動せざるを得なかった。
立山レストランから雷鳥沢キャンプ場に向かった、
道中に霧が立ち込めていた。
さっきまでの快晴は、どこにいったのだ?(憤怒)と思ったが、霧が僕たちを出迎えてくれたのであろうと考えることにした。
登山では体力を使いネガティブ思考になりやすい、なので、何かあった時はポジティブに考えてる。
あの人の言葉を思い出し、僕は、冷静さを取り戻した。
雷鳥沢キャンプ場に到着した。
ここでは様々な色のテントが既に張ってあった。
色とりどりのテントは、まるで、お花の様でキレイだった。
人の色を表してるのかもしれないな、という声が聞こえたので、僕は、はにかんだ。そう、はにかみ王子って、昔いたなぁっと思い出しながら。。。
テントは1回試し張りしただけなので、今回が本格的に住む感じだった。
やはり、マイホームは良いなぁって思った。
ローンもリボ払いも無いからかもしれないが・・・
いづれ、自分の家も持ちたいと思った。(登山に集中しろ)
夕刻となったので、晩御飯準備をした。
川で冷やしたビールを飲んだ、自然に冷やされたビールは、やっぱり1口目が違った感じがした。
koziuraがクッカーでチゲを作ってくれた。
チゲはとてもおいしく、俺は今韓国の露店にいるのか?って思った。(登山に集中しろ)
やはり自然の中の食事は、いつもよりも美味しい。
19時くらいに、僕は、お礼に夜泣き蕎麦を作った。
19時なのに、気温が10度で寒かった。
都内とは全然違うと感じた。
これは誤算だった、なぜなら、僕が作った夜泣き蕎麦は、冷たい蕎麦だったのだから。
雷鳥沢キャンプ場の星空は、キレイだった。
地面もたくさんの人が、色とりどりのテントを張っていたため、キレイだった。
360度プラネタリウムだった。
僕は夜泣き蕎麦を作った影響なのか、もし、自分が立山に蕎麦屋を作るなら、名前は星空にしようと決心した。
そう、"立山蕎麦屋 星空"その時は、あったかい蕎麦も作りたい。
夜は10度以下で寒かったが、ホッカイロがあったため、あったかく寝ることができた。
あったけぇ…(3回目)
眠る直前、あの人の声が聞こえた
「お前たち立山を目指せ」
※1日目(前半)終了
<2日目(後半)>
3時に起床した。
ライトを装備して、暗闇を進んだ。
気温は低かったが、立山を登ってる感が体温を上昇させた。
日の出を別山で拝むことができた。
ここで浴びた朝日は、今でも忘れらない。
あったけぇ・・・(4回目)
別山から見えた剣岳は、勇ましかった。
何度も写真を撮るくらいに、いい風景だった。
これ、もう、Windowsの壁紙だろ そう言いながら僕は写真を撮った。
その後も、真砂岳、雄山も登った。
富士ノ折立(2,999m)から見た景色は、忘れられない。
とても素晴らしい風景だった。
「お前たち、立山を目指せ」は、このためだったのか。
あの人が見たかった景色は、これだったのか、そう考えると涙が止まらない。(登山に集中しろ)
どの頂上からの景色も目を奪られるものであった。
こんな景色を見れたことに感謝せざるを得ない。
ふもとに下ると、別ルートから来た登山客とすれ違った。
みんないい笑顔だった。
自然と天気は、人を笑顔にするんだなって思った。
また、ふもとでは飛行機雲がキレイに見えた。
マーベリックさん、ありがとう。
体力的にはかなりきつかったが、それ以上に立山は色々な感動を与えてくれた。
歩くペースは遅くなってしまうことがあったが、最後まで、自分の荷物は自分の手で、自分の足で完走することができた。
マーベリックさん、ありがとう。
帰りは、立山線沿線沿いの銭湯にもよることができた。
いい湯だった。銭湯は、日本に財産だなと、登山後改めて感じる。
(マーベリックさんにもオススメ。)
「お前たち立山を目指せ」
この言葉を信じて、今まで立山登山を目指しトレーニングして良かったと思えた。(棒ノ折山)
様々な感動と学びを得ることができた。
帰宅後、僕は、あの人がいる空に向かってこう聞こうとした。
「次はどこを目指せば良いと?」
いや、もう、聞かなくても大丈夫
目指す場所は、自分で決めるべきなのだから!
あれ以来、あの人の言葉は聞こえなくなった。
未来は自分自身で掴み取るものだから
そうだろ、マーベリック?
【完】
コメント誠にありがとうございます!
ラノベ風なヤマレコレポートが無かったので、意識してかいてみました。
立山は、テンションが上がる山でしたので、オススメです。
紅葉になると気分も高揚すると思います!
コメント誠にありがとうございます。
励みになります!
立山編は終わりです。
しかし、お気づきかもしれませんが、次回はマーベリック編となります。
飛行機があるのになぜ、歩いて山に登るんだい、Boriken?
その問いに対して、答えを得るために更なる山岳を決心する。
空と地の熱いバトルが始まる‥
〜日記も更新予定〜
明日、1年ぶりに登山する予定です!
日記も書きます⛰
遅くなりすみません、先程ヤマレコしました。
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