倉木山《九州百名山》
![情報量の目安: A](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_A2.png)
![](https://yamareco.org/include/imgresize.php?maxsize=90&crop=1&fname=%2Fuploads%2Fyp194a190f66a3f1a.jpg)
- GPS
- 08:15
- 距離
- 19.3km
- 登り
- 1,232m
- 下り
- 1,235m
コースタイム
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 8:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
踏み跡は不明瞭、笹の被る箇所もある |
その他周辺情報 | 湯布院温泉または別府温泉が近い |
写真
感想
やまなみハイウェイの由布岳正面登山口に車を止め、由布市側に少し下り雨乞牧場の取り付け道路に入った。反対側の由布岳の勇姿が感動的だが少し雲を背負っている。10分程歩いた処で車の鍵をかけ忘れたことを思いだし急いで引き返した。仕切り直して歩き始め同行者を追い掛けるが20分のロスは中々詰まらず倉木山の取り付きに到った。
何の目印もなくちゃんと入っているか一抹の心配はあったが地図やGPSを持っているので先に行っているものと思い藪に入った。牧場縁の稜線を進むが、いつまで経っても追い付かないのでこれは?と思い始めた頃、電話が入りまだ牧場辺りにいるという。電話でやり取りして牧場の縁の稜線を上ってくるように伝えた。尾根上の小ピークで1時間待って漸く合流することができた。
パーティー復活し、倉木山直下の急登を這い上がり倉木山北峰(1,155m)山頂に達した。3等三角点「倉木」が設置されているが展望のない山頂で先に進み倉木山本峰(1,160m)山頂に達した。此方には山頂標識が設置されて、九重連山やこれから行く城ヶ岳の展望が得られた。東に続く稜線の途中から南下し、P1114の北斜面に取り付いた。登山道は稜線の東側に付いているがどこでも歩けるので稜線を忠実に適当な処を歩いた。
左に回り込むようにしてP1114に達し、指導標に導かれ城ヶ岳を目指した。80m余り下降し鞍部に達すると80冂の石垣が続いていた。城ヶ岳だけに城の石垣かと思ったがそれにしては低過ぎる。城ヶ岳直下の急登となると笹が煩くなった。薄の茂る城ヶ岳(1,168m)山頂に達し、2等三角点「城岳」にタッチし薄越しに九重連山の展望を楽しんだ。
来た道を引き返しP1114に戻り東に進み稜線の端で南に向きを変えた。南の小ピークとの鞍部でまた石垣があり、小ピーク過ぎると今度は土塁が続き謎は深まった。P1044を越え鞍部に下りると実線の道が交差するが不明瞭だった。黒岩山(1,106m)への登りも急登で山頂に達すると山頂標識は設置されていたが、展望はなかった。回り込むようにして東尾根に乗り下って行った鞍部で帰りに下る道が分岐した。見るからに道形は見出だせず不安を感じた。同行者は足が吊りだし大事を取って雨乞岳をパスし此処で待つと云う。一人で急いで雨乞岳(1,074m)に向かい、展望のない山頂で3等三角点「雨乞嶽」と山頂標識の写真を撮り分岐に引き返した。
待っていた同行者と共に谷筋を下り出した。倒木を越えると明瞭な道があり安心した。軈て東倉木集材路に飛び出し、長い車道歩きが始まった。雨乞岳1号集材路から雨乞岳(本)林道に達する処は土石流の跡が凄まじく路面に岩が厚く積み重なっていた。719mの標高点が打たれた処で林道が分岐し、流れから行くと右に下ってしまいそうだが、左の道が正しく登りに転じた。倉木山の稜線に取り付いたサミット(830m)まで100m余りの登りは少し堪えた。サミットの少し手前に本来の倉木山登山口があり、5台程の駐車スペースもあった。朝、同行者とはぐれたとき此処まで来てしまっていたようで、そのまま登れば早く合流できたが、此は結果論。
倉木山の稜線に取り付いた地点を左手に見てサミットを越え牧場の取り付け道路を下った。朝雲が掛かっていた由布岳は、太陽の光を浴びて素晴らしい勇姿を見せてくれた。由布岳正面登山口に帰り着くと駐車場の集金係はもういなくなり、これから由布岳に夕日を見に行くと云う男性は駐車料金を請求されることもなく駐車していた。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する