豊後風土記より「頸峯」と周りの4座(王子岳・尾子岳・星岳・マエ岳・城ヶ岳)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 1,508m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 7:24
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駅前は月極で駐車できません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登りの道は基本的には道はかなり不明瞭。テープの類いはほとんどありません。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
針金
テーピングテープ
細引(設営用)
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
マグライト
予備電池
ポータブル充電機
GPS
筆記用具
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ストック
ビーコン
サバイバルシート
ツェルト
ペグ8本
|
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感想
頸峯
此峯下有水田本名宅田。此田苗子鹿恒喫之。田主作柵伺待つ。鹿到来学己頸容柵間・・・
柚富の峯の西南にあり。この峯の下に水田あり、本の名を宅田という。此の田の苗子を、鹿、恒に喫いき。田の主、柵を造りて伺い待つに、鹿、到来して己の頸を挙げて、柵の間に容り、即ち苗子を喫う。・・・
頸の峯は豊後国風土記に登場する山で由布岳の西南にあるという情報と、頸田もしくは宅田という集落が近くにあったという情報以外なく、今でも所在地には諸説があるのだとか。先日、昭和30年発行の「豊後風土記を研究」を読んでいたら、面白い記述があった。
「何れの山を指すかは未だ不明とされてゐるが、由布さんの西南方にある城ヶ岳のことであらうと思はれる。城ヶ岳の山麓には今も頸田と言ふ小部落がある。城ヶ岳から由布山に及ぶ山岳地帯に鹿が多かつたことは、今もこの山系の東端宇佐群方面には、鹿が多いことによつて察せられる。又在柚富峯西南といふ文意から推しても、城ヶ岳を以て頸峯に當てることは不當ではない。」
頸田という集落は現存していないため、場所がわからなかったのですが、この記述から頸ヶ峯=城ヶ岳とみて問題はなさそう。ということで、今回は城ヶ岳の南面から浮いていた規制火山群を含めて5座縦走してきた。
特に歩きにくい領域は尾子岳の山頂付近と城ヶ岳南登山道の一部だったけど、全体的に状態はよく、比較的快適に歩ける部分も多かった。でもテープはほぼないし、単純な山型のため、下りで使うと変な尾根に迷い込む可能性はあります。でもこれで、大分1077山の庄内付近の山はすべて登り切ったことになる。
まだまだ数年以上熟成されている企画があるので早いうちに消化しておきたいな。
大分県主要山岳丘陵一覧 (625/1077)
No.153 城ヶ岳(雨乞・城)
No.154 マエ岳(雨乞・城)
No.155 星岳(雨乞・城)
No.156 王子岳(雨乞・城)
No.158 尾子岳(雨乞・城)
体力 ★★★☆☆
傾斜 ★★★☆☆
不明瞭度 ★★★☆☆
危険度 ★★☆☆☆
薮指数 ★★★☆☆
岩指数 ★☆☆☆☆
天気 A
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