テン泊でぐるっと針ノ木岳〜

2022年09月25日(日) ~ 2022年09月26日(月)

• GPS: 17:28
• 距離: 24.5km
• 登り: 2,685m
• 下り: 2,741m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:28
• 休憩: 2:36
• 合計: 8:04

距離 9.1km 登り 1,514m 下り 377m

5:34 扇沢駅
6:38 6:40 大沢小屋
9:23 10:55 針ノ木小屋
11:47 12:49 蓮華岳
13:38 針ノ木小屋

2日目

• 山行: 8:27
• 休憩: 2:03
• 合計: 10:30

距離 15.5km 登り 1,196m 下り 2,365m

4:57 針ノ木小屋
5:55 6:15 針ノ木岳
6:53 小スバリ岳
7:01 7:10 スバリ岳
8:44 9:02 赤沢岳
9:47 9:58 鳴沢岳
10:34 11:03 新越山荘
11:43 11:44 岩小屋沢岳
12:48 13:18 種池山荘
13:37 13:41 富士見坂
14:02 水平岬
14:43 14:44 駅見岬
14:52 ケルン（柏原新道）
15:27 ゴール地点

天候

快晴　風も穏やか

アクセス

利用交通機関：

自家用車

25日am4到着時点で無料Pは満車。有料（12h1,000円）をやむなく利用で出費3,000円也。

コース状況／危険箇所等

針ノ木岳からスバリ岳方面への下り斜面、スバリ岳から赤沢岳方面への下り斜面がザレていて要注意です。あとはよく整備された歩きやすい道。

写真

9/25 5:33

無料駐車場は深夜にすでに満車。連休最終日なので前日から入山の車が多かったようです。一日2,000円の駐車料金は痛いですが、仕方ありません。

9/25 5:40

明日歩く稜線がモルゲンに染まります。今日明日と天気予報は良さそうで期待が高まります。

9/25 6:17

針ノ木の雪渓にでるまでのブナ林。積雪の多いところなので根元から曲がった広葉樹が登山道にかぶさっていて、テン泊装備のザックが何度か引っかかりました。

9/25 6:30

渡渉点は石つたいに問題なく通過。

9/25 7:09

橋も整備されています。

9/25 7:23

9/25 7:33

鎖は設置されていますが、ステップ、ホールドが豊富な岩場なので問題なく通過できます。

9/25 8:18

高度をあげてくると岩小屋沢山のほうまで見えてきました。

9/25 8:59

針ノ木峠に到着。順調に歩いて予定より早く到着です。早速ご褒美に缶ビール（500ml発泡酒700円）を購入。

9/25 8:59

9/25 9:17

鹿島槍の双耳が見えます

9/25 9:17

さらに奥には白馬三山

9/25 9:18

反対側には夏に縦走した水晶岳

9/25 9:18

もちろん槍も。

9/25 10:57

休憩してテント設営。まだ午前中なのでほとんど設営されていませんが、最終的にこの日は7割くらい埋まったでしょうか。蓮華岳に向かいます。

9/25 11:12

ここの斜面も好きな場所です。

9/25 11:13

9/25 11:24

標高2800mに散歩道が続く。

9/25 11:29

草紅葉が始まっていました。茶色く枯れたコマクサも沢山あります。ここは初夏のコマクサが素晴らしい場所でもあります。

9/25 11:29

振り返ると劔岳。氷河も見えます。

9/25 11:44

蓮華岳山頂の祠。山頂標はさらに先へ進んだところにあります。

9/25 11:49

大下りを見下ろす。この先は未踏ルート。船窪岳、七倉岳まで歩いてみたいけど、大変そう。

9/25 11:50

この先、ルートはありませんが、うっすらと踏み跡が。

9/25 11:50

北の方に連なる名峰

9/25 11:51

立山のゴツゴツした山稜は来週訪れる予定です。

9/25 11:51

やはり劔に目が行く。

9/25 16:25

テントに戻って夕飯。今夜はツルヤの冷凍食品「サーモンのバジルソースソテー」とキノコとビーフのカレー。赤ワイン持参です。

9/25 17:24

夕飯食べて外にでたら日が沈みかけていました。

9/25 17:28

穂高に西日があたります

9/26 5:07

翌26日。3時に起床して朝食、テント撤収して5時前にスタートしました。今日も富士が見えます。

9/26 5:33

蓮華岳の向こうから朝日がのぼりそうです

9/26 5:33

まず目指すのは針ノ木岳。

9/26 5:38

モルゲンに染まり始めました

9/26 5:38

刻々と表情を変える景色に見とれて先へ進まない

9/26 5:42

黒部五郎も朝日に輝きます

9/26 5:46

9/26 5:46

9/26 5:51

大町の市街地は雲海の下になっています

9/26 5:52

右の平らな山は野口五郎。槍の向こうに見える円錐形は笠ヶ岳でしょうか

9/26 5:54

9/26 5:54

針ノ木岳に到着。今日も素晴らしい天候の中を登頂できました。

9/26 5:56

9/26 5:56

9/26 5:57

9/26 5:57

9/26 5:59

立山の斜面にこちらの稜線の影

9/26 5:59

9/26 6:00

9/26 6:00

9/26 6:01

五色ヶ原山荘と思われる小屋も見えました。

9/26 6:17

針ノ木岳からの下り斜面。ザレていて緊張する場所。毎冬の雪崩、融雪でどんどん削られるのでしょう。

9/26 6:30

9/26 6:30

ようやくなだらかな場所まで下って、こんどはスバリ岳へのほぼ同じ標高差の登り返し。

9/26 6:40

道幅は十分にあるので落ち着いていけば問題なし

9/26 6:47

岩肌を縫うように登山道が続いています。よくまあ整備したものです。

9/26 7:10

スバリ岳山頂で写真撮り忘れた。すでに下っています。ここもザレていて緊張する斜面でした。

9/26 7:11

9/26 7:39

スバリ岳を振り返る。この時間帯だけ空は雲に覆われて風もやや肌寒く感じました。

9/26 8:00

スバリ岳を下りきったところからは歩きやすい道が最後まで続きます。

9/26 8:31

9/26 8:31

振り返って、半分くらい来たかな。

9/26 8:47

赤沢岳着きました。空も雲が消えてまた青空が広がります。このあたりから暑くてシェル脱いでシャツ1枚で行動。

9/26 8:47

左眼下にはずっと黒部湖が見えています。

9/26 8:47

9/26 8:48

9/26 8:50

9/26 8:58

この先、鳴沢岳から爺ヶ岳へ続く尾根。まだかなりある感じ。

9/26 8:58

9/26 9:43

9/26 9:47

スバリ岳以降は歩きやすい道で順調に歩いてこれました。といってもテン泊装備なのでゆっくりですが。

9/26 10:16

9/26 10:24

9/26 10:31

新越山荘は昨日までで営業終了。スタッフが小屋閉めに立ち回っておられました。

9/26 11:42

本日最後のピーク、岩小屋沢山に到着。ここまでくれば種池山荘の下降点、柏原新道まであと少し…と思っていましたが、けっこう長かった。

9/26 11:55

9/26 11:55

砂地のやせ尾根。崩落が進んでいる個所でしょうか。脚もかなり疲れているので躓かないよう注意して通過します。

9/26 12:48

種池山荘に到着。長いコースでしたがなんとかここまで歩き切りました。

9/26 13:02

ゆっくり休憩して、柏原新道の長い下りに備えます。

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ テント テントマット シェラフ シュラフシーツ ランタン レイングローブ

感想

tobi8549

未踏だった針ノ木岳〜種池山荘の間をテン泊で計画。天候はこれ以上ないというコンディションで、終始絶景の中を歩ける幸せな山行となりました。これで扇沢から蓮華温泉までつながったことになります。次は扇沢から烏帽子岳…いや、これは難しいだろうな。