早戸林道 早戸大滝コース 白馬尾根 鬼ヶ岩 丹沢山 塔ノ岳 (宮ケ瀬〜大倉)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 1,976m
- 下り
- 1,989m
コースタイム
10:17再び金沢橋-10:48早戸川国際マス釣場-11:57魚止橋-12:46雷平-
13:30魔法のロープ-14:05白馬尾根-14:30鬼ヶ岩手前-14:49不動ノ峰-15:20丹沢山-
16:13塔ノ岳-17:05堀山の家-18:18大倉バス停
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 18:22大倉-渋沢18:41-19:07海老名19:22-19:43寒川 |
コース状況/ 危険箇所等 |
早戸川林道 ビジターセンター脇のゲートは閉まってました、マス釣場から魚止橋までは通行可です。 早戸大滝ルート 恐らく今回は本谷沢を直進してしまい早戸大滝にたどり着けませんでした、伝道の看板にある注意書きのとおりです。ケルンやピンクテープなど目印は沢山ありますが、沢を渡渉する際に橋もなければ飛び石もないところが多数あります。 魔法のロープから白馬尾根 本谷沢でケルンや目印がなくなったころに尾根の上から垂らされたトラロープがあります、 しばらくそれを伝って登ると広めの尾根にでます。目印はほとんどなく踏みあとも不明瞭ですがひたすら上部へ進んでいくと樹林帯を抜けて藪漕ぎになります。それをさらに登ると鹿柵が見えてきて白馬尾根にぶつかります。 丹沢主稜線 オゾン濃度が高いせいなのか相変わらず呼吸しづらくなります。 今日は一度も蛭に遭遇しませんでした。 |
写真
感想
来週の八ヶ岳遠征に備え足ならしに今週も丹沢へ行っておこうと考え、どうせ行くならまだ縦走路として使ったことのない早戸川エリアを選んだのですが手ごわかったです。公共交通機関を使っての日帰りコースとして利用するのはお勧めできません。
当初は雷滝から市原新道もしくは早戸大滝から大滝新道を使って主稜へ出る計画だったのですが、林道で道を間違えて大幅にタイムロスが生じた為その後は早戸大滝から大滝新道のつもりで歩きました。2年前に早戸大滝を訪れた際は大滝旧道?使って丹沢山峰へ抜けた経験があったため油断してしまったのか、途中でルートミスをしてしまい、計画とは違った道で主稜線にたどり着きました。
天気がよかったので本間橋のあたりには車が何台も停まっていました、すると途中で私を追い越して行った車の方戻って来たようで窓から「丹沢を抜ける林道はどこだったかな?」と尋ねてきました。犬越路のことかなと私は思い、ここではないと話しているとその方は昔丹沢湖のダムの建設に関わった仕事をされていたようで、私がこれから向こうへ抜けるつもりだと話と滝まで遠いよ、と忠告してくれました。
その後伝道の付近で数人の方たちとすれ違いました、少し話をすると途中で引き返したという方もいました。とにかく大滝まで急ごうとしましたがアスレチックのようなコースでそう簡単ではありません、沢へ降りたあとも渡渉する際に橋などもなく、登山靴はずぶ濡れです。そんな状態で最終的には本谷沢を直進してしまい、いつまでたっても大滝が見えてこないことでようやく道を間違えたことに気がつきました。
この先へ進んでも行き止まりだし、引き返してる時間もない、とここにきて完全に行き詰ってしまいました。間違える日はとことん間違えるもんだと絶望の淵に追いやられていると、急斜面の尾根から一本の長いトラロープが芥川の「蜘蛛の糸」よろしくたれ下がっているのを見つけました。これは丹沢の神様がくれた”お助けロープ”に違いないと勝手に判断し、伝いながら急斜面を登ると広めの尾根にでることができたのでそこで一休憩しました。
ようやく靴のなかに溜まった水を捨て、靴下を絞りながら、地図を出しましたが謎の尾根を上がってきてしまったので現在地は掴めません。ですのでその後はただひたすら上を目指して進みました。はじめこそ目印のテープが二つくらいありましたが次第に何もなくなり、トレースも人というよりも鹿といった感じのものばかりでした。
そんなこんなで急登をなんとか攀じ、稜線に出たかと思うと、今度は目の前には私の背丈以上の藪が生い茂っています。周囲を見ても道はないのでかすかな踏みあとを頼りに藪漕ぎし、最後に伐採された木が積まれたようなところを這い上がると遠くに鹿柵が見えました。どうやらそこが白馬尾根で、後ろには丹沢三峰が最高によく見える場所にたどり着くことができました。
あとはしばらく柵沿いに歩き、最後に鹿柵の間を抜けておなじみの稜線にたどり着きます。鬼ヶ岩が遠くに見えましたので、当初の計画であった大滝新道の合流点とはだいぶ離されてしまったなあと思いましたが、ここまで無事に来られればあとはなんとかなるといった思いでいくつもの峰を越えて大倉へと下りました。
レコを書くにあたっては丹沢写真館様や本谷沢沢登に関連したサイトを参考にさせていただきましたm(__)m
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