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Yamareco

記録ID: 472947
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無雪期ピークハント/縦走
石鎚山

石鎚山 東稜

2014年07月05日(土) [日帰り]
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sin-kazama その他2人
GPS
--:--
距離
8.0km
登り
555m
下り
555m
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松山市から真っ直ぐ土小屋を目指す場合、東温回りより久万回りの方が早いし安いです。ような気がします。距離が長くなるのでガソリン代が高くつくじゃないかー。と思われますが、道がクネクネしてない分エンジンの回転数が一定し、結果的に低燃費運転になります。ような気がします。
虫除けアロマスプレー調合。まだまだ知識不足なので妻に作ってもらいます
2014年07月04日 21:10撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/4 21:10
虫除けアロマスプレー調合。まだまだ知識不足なので妻に作ってもらいます
六星球。テキトーすぎる。我ながら不揃いで
2014年07月05日 00:55撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 0:55
六星球。テキトーすぎる。我ながら不揃いで
見慣れぬ県外ナンバーの大型バスわんさか。そーいや本日は山開き後しょっぱなの土曜日でした
2014年07月05日 08:29撮影 by  DSC-W610, SONY
7/5 8:29
見慣れぬ県外ナンバーの大型バスわんさか。そーいや本日は山開き後しょっぱなの土曜日でした
物議を醸してるこの問題…イマドキどうかとは思いますが
2014年07月05日 08:42撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 8:42
物議を醸してるこの問題…イマドキどうかとは思いますが
「もしAKBの誰かと付き合うことが出来るとしたならオマエは誰を 」 って(お下りさーん)挨拶が忙しいです
2014年07月05日 08:45撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 8:45
「もしAKBの誰かと付き合うことが出来るとしたならオマエは誰を 」 って(お下りさーん)挨拶が忙しいです
人の切れ間の一瞬狙い、パシャ
2014年07月05日 09:04撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 9:04
人の切れ間の一瞬狙い、パシャ
装備チェック。長男からブンどってきたザック、GPS、シュリンゲ&カラビナ
2014年07月05日 09:34撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 9:34
装備チェック。長男からブンどってきたザック、GPS、シュリンゲ&カラビナ
東稜基部到着。下ってみましたが尻尾巻いて戻ります。正解は右手から
2014年07月05日 09:45撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 9:45
東稜基部到着。下ってみましたが尻尾巻いて戻ります。正解は右手から
ここから先は「自己責任」の世界。滑落死しても文句言えません
2014年07月05日 09:57撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 9:57
ここから先は「自己責任」の世界。滑落死しても文句言えません
も、踏み跡バッチシ。テープまでアリ
2014年07月05日 10:02撮影 by  DSC-W610, SONY
7/5 10:02
も、踏み跡バッチシ。テープまでアリ
後半はヤブ背丈の漕ぎになってきます、ちょっぴり萎える
2014年07月05日 10:12撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 10:12
後半はヤブ背丈の漕ぎになってきます、ちょっぴり萎える
最後の急登笹漕ぎ。笹を鷲掴みし、攻撃的に登ります。登り切ったら核心部
2014年07月05日 10:26撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 10:26
最後の急登笹漕ぎ。笹を鷲掴みし、攻撃的に登ります。登り切ったら核心部
いや、雨も重要かと…ここヒマラヤちゃうし
2014年05月22日 22:25撮影 by  SC-01E, SAMSUNG
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5/22 22:25
いや、雨も重要かと…ここヒマラヤちゃうし
全っ然視界無し。岩も濡れててツルツル滑ります
2014年07月05日 10:44撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 10:44
全っ然視界無し。岩も濡れててツルツル滑ります
周囲見えないので高度を感じないのでビビらず進めます
2014年07月05日 10:50撮影 by  DSC-W610, SONY
7/5 10:50
周囲見えないので高度を感じないのでビビらず進めます
ここが怖いところ?
2014年07月05日 10:51撮影 by  DSC-W610, SONY
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ここが怖いところ?
また登ります
2014年07月05日 10:54撮影 by  DSC-W610, SONY
7/5 10:54
また登ります
王子自慢のスカルパはどんだけ足元濡れても浸水しない! んだそーです
2014年07月05日 10:54撮影 by  DSC-W610, SONY
7/5 10:54
王子自慢のスカルパはどんだけ足元濡れても浸水しない! んだそーです
大阪の猛者パーティー。お気をつけて
2014年07月05日 11:00撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 11:00
大阪の猛者パーティー。お気をつけて
たぶんコイツが南尖峰フェースというヤツ
2014年07月05日 11:06撮影 by  DSC-W610, SONY
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たぶんコイツが南尖峰フェースというヤツ
向こう側はヤバそうですがこっち通れば大丈夫
2014年07月05日 11:12撮影 by  DSC-W610, SONY
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向こう側はヤバそうですがこっち通れば大丈夫
登れそうなとこチョイスすれば
2014年07月05日 11:13撮影 by  DSC-W610, SONY
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登れそうなとこチョイスすれば
はい!? まさかの天狗岳
2014年07月05日 11:49撮影 by  DSC-W610, SONY
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はい!? まさかの天狗岳
失意のまま撮ります
2014年07月05日 11:50撮影 by  DSC-W610, SONY
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失意のまま撮ります
左側は断崖絶壁。晴れてたらこんなとこで座ってれれなかったかもしれません
2014年07月05日 11:19撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 11:19
左側は断崖絶壁。晴れてたらこんなとこで座ってれれなかったかもしれません
弥山までダッシュ
2014年07月05日 11:52撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 11:52
弥山までダッシュ
ダッシュダッシュ
2014年07月05日 11:53撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 11:53
ダッシュダッシュ
なんじゃこりゃ〜。素通り。下山してはよ酒飲みたい
2014年07月05日 12:00撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 12:00
なんじゃこりゃ〜。素通り。下山してはよ酒飲みたい
今度は「お登りさーん」の声かけ連発
2014年07月05日 12:16撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 12:16
今度は「お登りさーん」の声かけ連発
ズラかろう
2014年07月05日 13:28撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 13:28
ズラかろう
カッコつけてないで行くぞ
2014年07月05日 13:29撮影 by  DSC-W610, SONY
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カッコつけてないで行くぞ
GPSログ。東稜基部から右下に外してます。眉唾物の真・東稜ルート
2014年07月08日 20:14撮影 by  SC-01E, SAMSUNG
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7/8 20:14
GPSログ。東稜基部から右下に外してます。眉唾物の真・東稜ルート
温泉後、明日の集合地マイントピア別子駐車場。ソッコービールかっくらう
2014年07月05日 16:51撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 16:51
温泉後、明日の集合地マイントピア別子駐車場。ソッコービールかっくらう
ビアガーデン&BBQ、3240円で飲み放題。貸し切りでした
2014年07月05日 18:04撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 18:04
ビアガーデン&BBQ、3240円で飲み放題。貸し切りでした
駆け付けてくれたリーダーに本日の山行を報告し、就寝。次の日二日酔い
2014年07月05日 20:22撮影 by  DSC-W610, SONY
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7/5 20:22
駆け付けてくれたリーダーに本日の山行を報告し、就寝。次の日二日酔い
撮影機器:

感想

今回のパーティーは365日×3食のうち、700食はうどん食ってる純讃岐男(バッカス) & 赤テープが消えると途端に怖じ気だし、呼吸困難に陥ってしまうガラスのハート(ホリエ王子) とワタクシの三人。過去にバッカスは東稜コンプ済み、いわゆる(経験者)なので大丈夫だろうということで行ってみることにした。後で判明するが、経験者は経験者なのだが殆どルートを覚えていなかったのである、このセンセ。

死なない準備だけはしておこうと、ワタクシと王子はシュリンゲ・ゲートをロックできるタイプのカラビナを購入、簡易ハーネスを作る練習をして臨んだ。「ザイルは?バッカス。」  『は? んなモンねーよ。前は確保無しで行ったし。ちゅーかみんなフリーで行ってるでー、イケるイケるハハハ』
マジかこのオッサン…「めちゃ怖いでー?ヤバイでー?」とビビらせたのはアンタじゃねーか。

「確保無しで下りてきた夫婦にロープ貸してあげたが旦那さんのほうが宙吊りになった」
「核心部に出たはいいが、命が惜しかったので断念、撤退した」
「剱岳のカニのヨコバイ・タテバイなんか石鎚東稜に比べたらあんなもん平地!」
「墜ちたら死ぬ所が二ヵ所ほどある」
等々、他の人の山行記録を見たと言っても『ま、ソレ持っときやー、どっかで役立つかもな、ガハハ』とにべもない。

修験者さんたちで込み合う中、ちゃっちゃと準備し登攀開始。石鎚登山のあのルールを今まで一度も聞いたことはなかったがようやく聞くことができ、テンション上がる。登っている人には(お登りさん)下っている人には(お下りさん)と声をかけるという、アレだ。始めのうちは(お下りさーん)と元気良く言ってたが、だんだんうんざりしてくる。如何せんすれ違う人数が多すぎた、会話してても(お下りさーん)を言わなければならないので会話もろくすっぽできないのだ。(さん)ではなく、(さーん)と延ばすのがコツだったりする。

(お下りさーん)を二万回くらい言いつつ東稜基部に到着。レインスーツ着込み、グローブ装備して万全の態勢で東稜を目から指す。「こっちが真の東稜ルートだ、ネオ東稜ルートなんざぁいつでもいける」とバッカスは密林に下りるルートを突き進む。も、しばらく進んで断念、やはり最近の東稜ルートで行くこととした。あんなジャングルは歩けない。

それはそーと、登る直前まで雨が降り倒していたのでスリップが怖い。「前日少しでも降ってれば中止!」としていたのに誰もやめようとは言わない。大丈夫か…

笹登りを終え、岩場に出る。今日は何だか調子がいい。王子はもちろん、バッカスもしんどそうだが全く息があがらない。ガスりすぎて前後の視界はないがチョーシ乗ってグイグイ進む。特に怖いと思える箇所はなく、アホ話ししつつさらに進んでいると上から声が聞こえてきた。大阪から来た四人組みで石鎚は初めてだとのこと。この天候でここを下るとはゴツイ。しばし談笑しお互いの安全を願い別れる。

手強そうな岩をいろいろ登り、さらに進む。進んでいるとバッカスが『どこでメシ食う?ここでもいいし、天狗の下でもいいし』などど緊張感のないことを言い出す。最大の難所・垂直フェースもクリアしておらず、これから気合い入るゾーンに突入するというのにズイブン呑気なことだ。これが(経験者)の余裕というヤツなのか… 緊張感を切らしたくないのでメシ話はテキトーに聞き流しさらに進む。王子も当然同じテンションだ。 何だかここを歩いたことような気がするなーとも感じつつ進んでいると、 「ナンテコッタ!!」 天狗岳出現。 まさに狐につままれたとか・寝耳にウォーターとはこのこと。何が起こったのかバッカスに問い質す。

「なんで?なぜ天狗に着いた?核心部は?」
『言ったじゃないか、もう過ぎた』
「けどあんま怖く無かったぞ。俺たちは怖いとこ避け、ズルしたのか?」
『いや、ルートは大体合ってるやろ』
「最後に現れるという名物壁は?」
『さっき登ったやん、大阪の人達と会った所』
「墓場尾根は?見てないぞ?」
『今日はこのガスでは見えない』
「墜ちたら死ぬてとこは?ロープ張るてとこは?」
『ソコは俺は知らん。気付かず通過しまったんだろう』
「待て待て、大砲岩は?見てないぞ」
『俺がメシ食おうと言ってたとこが大砲岩だ』
「ナンテコッタ」


 <視界が無かったから高度を感じずビビらず進めただけ。奈落が見えてたら登れていなかったかも> ということに落ち着いた。ワタクシの会社に毎日来る、四国100名山制覇のじいちゃんにもこの話をしたが、「下が見えなかったからじゃろう」と言われた。 チーン 

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コメント

初めてなのに周りが見えず残念!
こんばんは!5日に大混雑の巻き道を登りました!
昔は藪を掻き分けルート開拓して登ったようですが、一昨年辺りに山誌に紹介されてから普通ルートに格下げ!上げ?(笑)されたようです、踏み跡いっぱいで笹がハゲる程登られてます!
最後の岩場は直登と先を廻って登るのがありますがフリークライミング多少噛じってれば何もなくても登れます、運悪く落ちても3m程(笑)
晴れてる時には登りきった時の達成感は多少味わえるかも??
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-456791.html
次は是非晴れた日に!
2014/7/8 23:16
ありがとうございます(^o^)/
そうなんです、高度感全くなくて↓↓

確か二ノ鎖のところですれ違ったような気がします。ワンちゃん見て、「ひょっとしてアニーちゃん…?」と思った記憶があり。

またいろいろと教えて下さい(^^)
2014/7/9 0:18
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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