(2500峰)小日影山・大日影山・板屋岳(鳥倉〜荒川中岳)

2022年10月01日(土) ~ 2022年10月02日(日)

• GPS: 24:38
• 距離: 35.7km
• 登り: 3,679m
• 下り: 3,689m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:26
• 休憩: 0:49
• 合計: 12:15

距離 15.6km 登り 1,907m 下り 1,279m

6:37 鳥倉林道登山口
7:19 7:20 豊口山のコル
7:49 ほとけの清水
8:11 8:17 塩川・鳥倉ルート合流点
8:31 8:32 三伏峠小屋
9:35 烏帽子岳
10:12 10:24 前小河内岳
10:53 11:01 小河内岳
12:22 12:29 大日影山
14:59 15:03 小日影山
17:24 17:34 大日影山
18:12 板屋岳
18:52 高山裏避難小屋

2日目

• 山行: 10:24
• 休憩: 2:02
• 合計: 12:26

距離 20.1km 登り 1,779m 下り 2,410m

5:39 高山裏避難小屋
5:56 6:07 高山裏縦走路水場
8:10 8:14 前岳
8:24 8:25 中岳
8:33 8:34 前岳
10:16 10:27 高山裏縦走路水場
10:41 11:29 高山裏避難小屋
12:14 板屋岳
12:49 13:11 大日影山
14:27 14:40 小河内岳
15:08 15:09 前小河内岳
15:40 烏帽子岳
16:15 16:16 三伏峠小屋
16:28 16:36 塩川・鳥倉ルート合流点
16:53 16:54 ほとけの清水
17:29 豊口山のコル
18:04 鳥倉林道登山口
18:05 ゴール地点

天候

晴れ晴れ晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

第一駐車場は22時点で満車、第二駐車場に停めました。
朝起きたら満車でそこら中、路駐祭り

写真

2500峰踏破と南アルプスの繋がってない区間を埋めに鳥倉まで

10/1 6:34

鳥倉登山口よりスタート
なお、自転車です

10/1 6:51

安定の看板

10/1 7:28

ちょい岩越える箇所とかもありますが割と歩きやすい

10/1 7:51

ほとけの清水
三伏峠小屋の水場は終わったので、ここが最終給水所になります

10/1 8:07

本日は絶好の登山日和

10/1 8:08

木曽駒ヶ岳ばっちり

10/1 8:29

定番の看板

10/1 8:32

三伏峠小屋

10/1 8:33

テン場は半分くらいしか埋まってなかった
あの大量の車と自転車の山の持ち主はどこに行ったんだろう

10/1 8:34

水場はおしまい

10/1 8:36

塩見岳との分岐を右に行く

10/1 8:59

いつ見てもすっごい崩落地

10/1 9:36

烏帽子岳に到着

10/1 9:36

塩見岳がドーン

10/1 9:36

遠くに富士山せんぱい

10/1 9:38

つらそうな前小河内、小河内岳の連なりが見える

10/1 10:53

小河内岳に到着

10/1 11:10

目的地の小日影山が見えてきた
こんな感じで昇り降りしていきます
この時はまだ地獄を知らなかった・・・

10/1 12:20

普段はそこら辺にザックをデポしない派ですが、
今回は藪漕ぎ必死なのでアタックザックで出発

10/1 13:06

バルトロのアタックザック
1晩越せる装備を詰めていざ小日影山へ

10/1 12:20

早速道がわからん

10/1 12:26

写真じゃわかりにくですが崖を下るルートがありました
が、岩を信用できないので別ルートを探す

10/1 12:30

尾根沿いに木を突っ切る

10/1 12:36

踏み外したら死にます

10/1 12:51

極一部だけ現れる快適な踏み跡
でも基本は藪漕ぎ

10/1 12:56

やっと登り開始

10/1 12:57

こういう崩落地とか快適に歩ける分かなり楽

10/1 13:38

基本岩登るか下るか、木の枝と戦うか

10/1 13:39

ちょっとだけ頭が見えてきた

10/1 13:45

あとひとつ越せばたどり着ける

10/1 13:57

木の枝にバシバシやられて満身創痍

10/1 14:06

小日影山をとらえた

10/1 14:41

山頂まであと少しだ
時間がやばい

10/1 14:57

小日影山に到着。2500峰127座目
2500峰4天皇のうちの1座を突破

10/1 14:58

もう来ることはないであろう山頂

10/1 16:11

早く帰らないと日没だ

10/1 16:38

だいぶ日が傾いてきた

10/1 16:57

こんなところでヘッデン行動はできないので、日没後はビバーク確定

10/1 16:58

ルートの稜線が見えてきた

10/1 17:16

もはや夕日

10/1 17:16

夕日に照らされる最後の登り

10/1 17:24

木を突っ切って

10/1 17:27

やっと戻ってこれた〜
往復5時間でした
藪漕ぎって全身の筋肉使うんで、ハイクとは疲労度合いが全然違う
すっげー疲れた

10/1 17:32

薄暗いけど道は明瞭
道ってすげえ

10/1 17:37

この辺にテント張っちゃおうかなという誘惑

10/1 18:02

もはや夜

10/1 18:10

板屋岳に到着。2500峰128座目

10/1 18:34

ヘッデン行動中
道ってすげえ

10/1 18:51

高山裏避難小屋に到着

10/1 18:52

テン場？は誰もいなかったのでセーフ

10/1 19:02

10分でおうち設置して荷ほどき完了
クロスオーバードーム最高

10/1 19:28

水場まで補給しに行く気力なかったので、節水して晩飯
ミートソースパスタ100gとゆで汁をそのまま飲む
渇いた体に染みる

10/1 19:42

枝との格闘によりズボンはボロボロ
お気に入りの赤マムートロゴだったのに。。。
このほかにも破れてる箇所多数ありました

10/2 4:48

2日目の朝
チカララーメン

10/2 5:39

テントデポして荒川岳までルートつなげに行ってきます

10/2 5:41

下ったらテン場があった
上のは違ったのか・・・

10/2 5:57

ルート上の水場が生きてます
ここで水を補給

10/2 6:32

夜は夏装備じゃ寒くて何度も目が覚めました
日影じゃ霜降りてる

10/2 7:11

本日も快晴なり
小河内岳さん

10/2 7:12

3000メートルまで登ってきますか

10/2 7:44

すっげーしんどい
昨日の5時間格闘が確実に響いてる

10/2 7:53

赤石岳がどーん

10/2 8:07

荒川前岳の手前にある崩落地。
よくある崩落地と違ってオーバーハングしてるので落ちたら確実に真っ逆さま

10/2 8:10

荒川前岳に到着。とりあえずルートはつながった

10/2 8:14

とりあえず中岳も行ってみるか

10/2 8:25

荒川中岳に到着。4年前に来たときはガスってて何も見えなかったけどこんな景色だったんだ。

10/2 8:36

さぁ帰ろう。また崩落地を通る。

10/2 8:38

わかりづらいけど結構きわきわを通ります。

10/2 8:46

ガレガレを一気に標高を落としていく。

10/2 9:12

昨日の激闘でズボンの裾もボロボロ

10/2 11:19

おうちに帰ってきた

10/2 10:58

固形食ばかり食べてたので普通のものが食べたくなり残った食料のラーメンを作る

10/2 11:19

高山裏避難小屋

10/2 11:16

内部は綺麗

10/2 11:30

お世話になりました。

10/2 12:59

大日影山付近まで戻ってきたけど山頂標識が見つからねえ

大日影山の山頂標識を探し回るも見つからず
こんだけグルグルしたから登頂ということで！

10/2 13:56

荒川岳がめっちゃ遠い
よくあんなとこから帰ってきたな

10/2 14:00

小河内岳への登り返しでゲボ吐きそう

10/2 14:28

小河内岳に帰ってきた

10/2 14:28

メルヘンチックな立地の小屋は今回寄らなかった

10/2 14:57

前小河内岳への登り返しでゲボ吐きそう

10/2 14:58

ホシガラスさん

10/2 15:41

前小河内岳に帰ってきたと思ったら烏帽子岳だった
疲れ果ててます

10/2 16:15

三伏峠のテン場、さすがに今日は人少ない

10/2 16:16

じゃああとは登山口まで下ってくだけだ

10/2 17:10

疲れてるしこれから日没になるのでヘッデン＋ヘルメット装着

10/2 17:54

あと少しだ・・・

10/2 17:54

完全に日が落ちてます

10/2 18:05

ようやくゴール
これからチャリで悠々下山

10/2 18:20

ゲートに到着
お疲れ様でした
本当にお疲れた

10/3 16:13

余談
バックり破れたズボンのお尻
MOTTAINAIの精神というかENYASUの精神で縫ってみる

10/4 19:37

とりあえず何とかなった
円高になるまでこれでしのごう

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

SO-01M Sony

感想

yuin

南アルプスの主要なルートで未踏だった三伏峠〜荒川岳間のルートを埋めるのと、
その間にある2500峰の4天皇(小日影山・黒檜山・硫黄岳・池の平北峰)のひとつ、
小日影山にアタックしてきました。

最初はアタックザックの軽装なら3時間くらいあれば行けんじゃね？って思ってましたが、
蓋を開けたら全力で挑んで往復5時間。
木や岩をつかんで強引に登ったり、かき分けた木からビンタをくらんだり、
足をかけた岩が落ちたりと、精神と肉体が激しく消耗する難易度の高い山行となりました。
多分、今までで一番難しかったと思う。

また行くかと言われれば、もう行かないです。
道って偉大だと思いました。
鬼のように疲れたけど、無事帰ってこれて良かったです。