天狗ノ頭、不帰ノ嶮、唐松岳:55年ぶりに通る
- GPS
- 12:22
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
- 山行
- 11:10
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 12:18
9月30日
( 23:14(23:30) 自宅 途中コンビニで買い出しおよび食事 )
10月1日
0;48-53(0:55-1:00) 猿倉駐車場(1,236m) 猿倉山荘で登山届提出
2:30(3:00) 小日向のコル(1,824m)
杓子沢の手前で道間違え沢に入る延標高差30mタイム6"ロス
4'17"-4'30"(13")(4:50-5:00(10")) 鑓温泉(2,020m) トイレ&アミノバイタルゼリー、芍薬甘草湯
鑓温泉取水口で道間違え取水口の沢に入る延標高差12mタイム3"ロス
5:41 御来迎@2,420mP
6:34-35(1")(7:30) 分岐(2,748m)
7:00(7:50-8:00(10")) 天狗平(2,725m)
前半:6'07"(6'50") 延標高差:2,105(1,909)m 速度:344(279)m/h 距離:8.8(8.5)km 歩速:1.4(1.2)km/h
7:25-26(1")(8:20) 天狗ノ頭(2,812m)
途中、ヘルメットを被る
7:54-56(2")(8:50) 天狗の大下り(2,710m) ストックを仕舞い、靴の紐を締め直す
8:35-37(2")(10:00) 不帰キレット(2,411m)
8:59-9:11(12") 不帰1峰(2,470m) お稲荷3個摂取
10:09-15(6")(11:10) 不帰2峰南峰(2,614m)
11:02-03(1")(12:00-10(10")) 唐松岳(2,694m)
11:53(13:00) 丸山ケルン(2,420m)
13:09-10(14:30-35) 八方池山荘(1,840m)
後半:6'09"(6'30") 延標高差:2,095(2,089)m 速度:341(321)m/h 距離:8.6(9.1)km 歩速:1.6(1.4)km/h
山行:12'16"(13'30") 延標高差:4,200(3,998)m 速度:342(296)m/h 距離:18.4(17.6)km 歩速:1.5(1.3)km/h
( 11:38(15:00) ゴンドラ下 )
( 13:52-14:28(15:15-20) 八方バスターミナル バスなくタクシー )
( 14:46-48(15:42-45) 猿倉 車ピックアップ )
( 16:03(17:10) 自宅 )
Door to Door:16'50"(17'40")
【2022年の山行 55回目】
今回の歩行距離: 18.4km 2022年の累積距離:667.4km
今回の累積標高: 4,200m 2022年の累積標高:86,496m
<註>累積距離:山歩き+BC、ゲレンデ滑走
累積標高:山歩き+BC滑走
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:猿倉荘前にあり投函 危険個所:天狗の大下り、不帰2峰等と危険個所多数しかし鎖が沢山ありホールドもしっかりしている。それでも緊張感はある |
写真
装備
個人装備 |
ストック2本
トレランシューズ
ヘルメット
指なし手袋
ズボン内(スマホ(GPS
カメラ)
財布(免許証
保険証) )
ザック(30L)(防寒具
地図
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
ツエルト
食料
行動食
非常食
アクエリアス
医療品等救急品
補修具
マスク)
|
---|
感想
56年ぶりに不帰ノ嶮を通過することができた。3年前にトライしようとしたが、鑓温泉に予定より30分以上遅れ(何で遅れたか分からない)で温泉に浸かって戻ってきた。
今回の計画では色々検討した。
バス、リフト&ゴンドラの制約。無理なら天狗山荘泊またはテント泊。
テント泊は重くかつバランスが悪くなった年寄りには天狗の大下り、不帰ノ嶮は無理と判断した。
天狗山荘泊:予約が必要で振り込み後成立とのこと。天候状況がわからない内に予約はできないと断念。
残りは日帰り。
南から行く場合は黒菱駐車場に夜駐車して2:00頃に出発。猿倉から最終バスで八方に来てゴンドラで黒菱に戻る。(結論から言って止めてよかった。黒菱駐車場は満車だったようだ)
このコースの決め手は不帰ノ嶮を下ることだ。天狗の大下りを下るのも不安があるが不帰ノ嶮を下る方がより危険を感じた。
今回Door to Doorの日帰りを諦めたが結果的には可能だった。
最終バスに間に合わなければ今回のようにタクシーもあった。
真夜中の12時過ぎに歩きだすのは16年の元旦に宮城から歩いて燕岳以来だ。ヘッドランプが明るいので意外と歩き易かった。それでも2度道を間違え沢に入ってしまった。最近は直ぐにおかしいと思いGPSでチェックするので大事にはならない。
晴天で風もなく網シャツ、半袖シャツ、夏ズボンで全く問題なし。
八方で多少暑くなったが背中が汗ばむ程度で殆ど汗をかかなかった。
満天の星空で御来迎も拝め真夜中の山行も悪くはないと感じた。
稜線に出るまで6時間近く歩くので大変だ。
10年前に白馬三山を周った時の記憶が全くなく、鎖場があったりしてびっくりした。
7年前の5月の時は積雪期でのっぺりした雪原をバテバテで歩いた。
稜線からは55年ぶり。全てが初めての感覚(前回は天候が悪く恐らく何も見えなかったと思う)。
猿倉では天狗山荘は終了と書いてあったがまだ宿泊客はいた。
天狗山荘手前で追い抜かれ人に猿倉行きの最終バスの前の時間を聞く。
14:05との話で間に合うかもしれないと頭の中に入れる。しかし、このバスは夏限定でバスターミナルで再会しダベるもバスは来ない。再度調べると夏限定を知る。結局2人でタクシーで猿倉に戻る。
横道にそれたが、本題に戻る。
いよいよ天狗の大下り。岩場鎖もありそうなのでストックをザックに括り付ける。すぐに鎖場。ストックを仕舞ってよかった。
ストックなしでも意外と安定して下れた。いつもはストック2本で四つ足の感覚だったが。
何とか不帰キレットに到着。いよいよ不帰ノ嶮だ。
不帰1峰までは意外とすんなり登れた。ここで鑓温泉から休んでいなかったのでお稲荷さん3個で腹ごしらえ。
2峰は予想通り厳しそう。下から見上げると先行者がとんでもない所をトラバースしている(その道の写真あり)。
結論的には鎖、ホールド、足場がしっかりしているので登る分には不安が少ない。
2峰南峰まで来て安堵感がまた休む。
3峰手前のルンゼ滑れそうと感じるがもうとても無理。
ルンゼゼに到着。9年前を思い出す。ここから滑ったのかと・・
唐松岳まではもうすぐ。しかし、人が多い。
山頂で写真を2枚撮りそのまま下る。どんどん人が登ってくる。
八方尾根まで人人人。今日は風も弱いので八方池に立ち寄りたかったがここも池の周りに人が溢れていたので止めた。
八方池山荘に到着して14:05のバスに間に合うと思ったが前述の通りで結局タクシーで猿倉に戻る。
これで赤線で稜線は繋がった。
実はこのルートが今年の目標で、黒菱スタートか猿倉スタートか、バスかタクシーか、ありとあらゆることを考えて結局今年は見送りました。
見送った理由のひとつはタクシー代!
ヤル気満々で自信もあればタクシー代くらいなんてことなかったかもしれませんが、今の時期ナイトハイクが長くなるので、鎗温泉ルートを暗いうちに通れる自信がなくて見送りました
で、昨日は去年見送ったプランを決行してきたんですが、これがなかなかキツくて、不帰日帰りなんて無理だーと思っていたところでした
昨日、トライされたのですか。
まだ、投稿されていないので様子が分かりませんが、是非拝読したいです。
私も3年前にトライしたのですが、八方のリフトに間に合わないと鑓温泉の湯に浸かって帰りました。
最近のヘッドライトは明るいので意外と夜道でも問題ありません(ルーファー苦手なため2度変な所に入りましたが)。
確かに私もタクシー(¥3,740)を避けたた今回の出発時間になってしまいました。
日の長い梅雨時の天気の良い日が良いかもしれませんね。
今回の投稿を参考に是非トライしてください。
天狗山荘泊:予約が必要で振り込み後成立とのこと。天候状況がわからない内に予約はできないと断念。
外界の宿じゃないんだから、とコロナに乗じて山小屋の意味を見失った山小屋が増えて困ったものですね。
長期縦走とかどうしたらいいんでしょうね?無理させて遭難者増やしたいのでしょうかと思ってしまいます。
それにしても駐車場がその時間に満車とは凄いですね。
さすがシーズン週末
北アルプスでも徳本峠から大滝山、鍋冠山は流石に歩いている人はいなかったのではないでしょうか。
5年前に上高地から蝶ヶ岳、徳本峠経由の周回をしましたが30kmと長かったのを思い出します。
鍋冠山、大滝山のコースは2年だったのでこれまた懐かしいです。
これからは北アルプスは行きたくても人人人で行く気になれません。駐車も大変ですね。
地元の低山か、人があまり行かない所を探して行こうかと考えています。
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