立山周回 〜立山駅より〜
- GPS
- 17:18
- 距離
- 51.5km
- 登り
- 3,582m
- 下り
- 3,571m
コースタイム
- 山行
- 14:35
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 16:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
金曜日の22時頃着で最も近いトイレ前の駐車場が 数台分空いていました |
コース状況/ 危険箇所等 |
■立山駅〜美女平(材木坂) ・ケーブルカー駅の裏に登山道あるが、取り付きがわかりにくい ・登山道は整備されているが中々の急登 ■美女平〜室堂 ・自分は大幅にショートカットになる部分のみ登山道利用し、それ以外は道路を歩いた ・登山道は場所によっては下草が多く朝露対策必要、木道も滑りやすい ・弥陀ヶ原から天狗平までの美松坂コースは道が荒れている記憶あったのでワザと外した ・ナイトハイクなら全て舗装路歩くのが安全 ■室堂〜雄山〜別山〜大日岳〜称名滝 多くの方歩かれているので割愛 【トイレ】 ・雄山は閉鎖されていたように思う ・劔御前小屋で利用(チップ制 100円) ・あと大日平小屋も外来者用は閉鎖されていたように思う 【水場】 ・室堂から先は大日小屋から下りた先の水場まで無い ・途中の各小屋は内蔵助山荘以外営業していたと思う ・大日小屋のみ利用 コーラ、アクエリアス 各500円 |
予約できる山小屋 |
天狗平山荘
|
写真
感想
以前にも書いた記憶あるが、基本的に山は麓から登りたいと思っている。
初登頂の時は当たり前のように公共交通機関を使った乗鞍岳や木曽駒なども、そう思うようになってから改めて下から登った。
残るは立山!、と前々から思ってはいたが前述の2座と比べハードルが高い。ずっと先延ばししていたが最近立て続けに駅から登られているレコを2本見た。サブリミナル効果が働いたのか「よし、自分もやるか!」って気になってしまった。
9月は色々と忙しく約1ヶ月ぶりの登山で不安もあったが、駅から室堂までなら約20k、標高差約2000m。そんなに大した事はない。
あとは一ノ越から周回して大日岳経由し称名滝に下りる周回コースで計画を組んだ。途中のチェックポイントでタイムロスや体力的に無理と思えばアルペンルートで帰れば良い。気分的には非常に楽だった。
当日は0時スタート予定だったが大幅にフライングして22時台に出発。エスケープはあくまでも安全のためであり、絶対周回したいと言う気持ちがあった。
材木坂は初めてだったが、思っていたほどでもなく1時間足らずで美女平に出てアルペンルートを歩く。
大幅にショートカット出来る部分のみ登山道利用し、あとは全て舗装路を歩く作戦にしたが舗装路歩きは非常に快適。高原バスに乗った事ある方なら分かると思うが、序盤の樹林帯を抜け弥陀ヶ原辺りに出ると一気に展望が開ける。
今回の場合真夜中なので展望と言っても真っ暗でしょ!と思われるかもしれないが満天の星空が私を出迎えてくれた♪
途中でふと思いヘッドライトを消してみた。当然真っ暗になるのだけど星空と夜景の明かりだけで充分歩ける事に気づいた。それでも危ないと思われるかもしれないが高速道路並みに整備されたアルペンルートは段差やヒビ割れも全く無いし、小石1つすら落ちていない。道幅もかなり広く上を向いても充分歩ける。間違いなくこの区間が今回のメインであった。
そうやって真っ暗のなか歩いていたら弥陀ヶ原ホテルの先で動く物体が見へ慌ててヘッデン点けたらなんと人!、心臓止まるかと思うくらい驚いた。お二人で歩いておられたぶんご夫婦、私と全く同じ考えでライトを消し星空を見ながら散歩されていたようだ。直ぐライト消したので顔どころかどんな服装かも全く分からない状態で一言だけ言葉を交わしたが、かなり上品そうなご夫婦なのは真っ暗でもハッキリ分かった。
4時半頃室堂到着、まだ暗いがここまでくるとそれなりに人影がある。雄山での御来光にはギリギリ間に合わず残念だったが、そもそもその時間に到着できると思っていなかったので少しだけピンクショー見れて良かった。
今回は駅から周回するという目的以外にもう1つ目的があり、それは百行の別山・北峰と剣御前に登ることだった。立山にはトータル10回近く来ているとおもうが、なんと両座とも未踏み(汗)。まあその頃は百高に興味なかったのでしょうがない。よって今回は雄山こそ登ったが、それ以外は全てスルーしその2座だけ登頂。
途中何名かの登山者さんと言葉を交わす中で「早いですね、何時出発で何処から?」と聞かれた。
山ではよくある質問だけど、こうゆう事している場合返答に困る。正直に答えると大概驚かれてしまう、かと言ってウソつくのもどうかと思い正直に答えるのだがこの時は「立山駅からで0時です」と答えてしまい1時間以上スタート時間を盛った。なんでそこで見栄をはる?自分が情けない(>_<)
奥大日に進む辺りまで快晴で景色はずーっと最高、しかし正直見慣れた景色で飽きている。今回はやはりアルペンルートを歩きながら見た満天の星空が一番良かった♪
そして今回私の中でビックサプライズゲストにも会えた‼、それはオコジョ。
奥大日に向かう稜線で登山者が数名居られ騒いでいる、このパターンは雷鳥だろうと思ったらなんとオコジョ!、お恥ずかしながら私は今までオコジョを見たことが無かった。ホームマウンテンである白山のレコでもよく見かけるし、室堂周辺に住みついてるとさえ聞くのに何故か見たとこが無かった。
わたくし事だけどこの前日である9/30は私の50回目の誕生日だった、0時前から登ったのでバースデー登山と言えなくもない。立山から嬉しい誕生日プレゼントを頂けた(^.^)
奥大日は登山道の直ぐ先だったが、人が多かったのでココもスルー。快晴が約束されていた日だったと思うが何故かこの頃にはガッスガス。行ってもしょうがない。
そうして歩いていたら今度は雷鳥にも会えラッキー、よってガッスガスも良い方に働いた。
あとは慎重に下山。とにかくこの金土日は天気が良かったので多くの登山者さんとスライド、当然笑顔の人が多かった。
称名滝駐車場に出てあとは再び舗装路歩き、といっても7Kくらいでダウンヒル。桂台にゲートがあるのでチャリデポ作戦も使えなかったが、ここまで来ると全て徒歩で完結したかったので返って良かった。
成功確率は50%くらいかな?と思っていたが何とか周回出来た。今度は妻を連れ弥陀ヶ原のホテルに泊まって一緒に真夜中のアルペンルートをお散歩したい、前夜は散々酒飲むだろうけど二人とも起きれるだろうか?(笑)
コメント
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わたくしとがっつりタメであることが判明いたしました。
キムタク、中居くん、マツコ・デラックス、ホリエモン、貴乃花親方などなど、ベビーブームゆえとんでもない数の同い年がいる年代です。
視力は衰え、血圧は上がり、様々な老いちゃんを感じる今日この頃ですが、頑張っていきましょう。
ちなみにですが、私も10月1日に同じく初オコジョできました。
マツコデラックスは知ってましたが、それ以外の方は全く存じませんでした。
芸能ネタで言えば、もう男女問わず若い方は全て同じ顔に見えます。自分が若い時両親が同じようなこと言って「全然顔違うし」と思っていましたが、今となってようやくその理由が分かりましたわw。
こちらは老眼と白髪の多さとかでしょうか。血圧は今のところ大丈夫です。
ちなみに妻からの誕生日プレゼントは人間ドッグの代金でした(^◇^;)
もう健康ネタから逃れる事は出来ませんがお互い頑張りましょう!
そちらも初オコジョとは!、やっぱseasunさんとは合いますね(^。^)
相変わらずご健脚、羨ましい限りの体力をお持ちで、そして愛妻家でいらっしゃって(^^)
晴れた立山とオコジョの可愛いお祝い、最高のお誕生日でしたね◎
覚えて頂いていたなんて光栄です。
健脚と言うよりとにかく沢山歩きたいって感じで、今回のような天気だと日中だけでは物足りなく感じてしまいます。
立山来られてたんですね、私も休めれば五色か劔沢辺りでテン泊したかったです。
愛妻家かどうかは不明ですが、初オコジョは50歳の良い記念になりました♪
立山駅から、総距離51キロ笑
とてつもないお誕生日山行で笑いました笑
オコジョも溢れ出す只者じゃなさを察知したのでは(*^ω^*)
剱御前とか小太郎とか、メイン縦走路から外れてる百高山は何となく解せんと私も思います( ̄^ ̄)ゞ
偶々ですがmakoさん含め女性3人に祝って頂きオッサンも喜んでおります♪
距離は半分くらい舗装路歩きなので…、全て登山道なら私には絶対無理な距離です。
hattoご夫妻は何度も見られているようですが、私はオコジョ初めてだったのですよ!
沢山の登山者さんが居られるなかで何故か私の方に近づいて来てくれたので嬉しかったです♪
たぶんあのオコジョは私が前日誕生日と知っていたのでしょうね(笑)
百高はなんか纏まり過ぎというか。
立山や針ノ木あたりだと1日で4、5座登頂出来るので少し違和感があります。
一気に寒くなりましたね、そろそろヒルも居なくなったでしょうからまた鈴鹿にもお邪魔します。お金明神だけは今年中に必ず(^o^)/
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