ご希望により不帰嶮 五龍岳・唐松岳

2022年09月29日(木) ~ 2022年10月01日(土)

• GPS: 47:33
• 距離: 28.1km
• 登り: 2,777m
• 下り: 3,156m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:01
• 休憩: 1:35
• 合計: 7:36

8:54 アルプス第1ペアリフト終点
8:56 8:56 地蔵の頭
9:58 9:58 小遠見山
10:27 10:27 中遠見山
11:08 11:19 大遠見山
12:17 12:17 西遠見山
13:25 13:25 白岳
13:27 13:27 遠見尾根分岐
13:31 14:40 五竜山荘
15:34 15:49 五竜岳
16:30 五竜山荘

2日目

• 山行: 6:32
• 休憩: 2:23
• 合計: 8:55

4:36 五竜山荘
4:41 4:41 遠見尾根分岐
4:44 4:44 白岳
5:38 5:39 大黒岳
7:02 7:19 牛首
7:24 8:15 唐松岳頂上山荘
8:33 8:42 唐松岳
9:19 9:24 不帰嶮（不帰二峰南峰）
9:35 9:52 不帰嶮（不帰二峰北峰）
10:24 10:37 不帰嶮（不帰一峰）
10:56 10:59 不帰キレット
11:51 12:15 天狗ノ大下り
13:06 13:09 天狗ノ頭
13:31 天狗山荘

3日目

• 山行: 5:12
• 休憩: 0:14
• 合計: 5:26

2:57 天狗山荘
3:24 3:26 鑓温泉分岐
3:48 3:48 大出原
4:55 5:01 白馬鑓温泉小屋
5:21 5:22 鑓沢
5:55 5:55 崩沢
5:59 5:59 杓子沢
6:18 6:19 サンジロ
6:52 6:53 小日向のコル
7:31 7:31 中山沢
7:44 7:45 猿倉台地
7:54 7:54 水芭蕉平
8:19 8:21 猿倉荘
8:23 ゴール地点

天候

ほぼ晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

タクシー　猿倉→エスカルプラザ　5500円ぐらい
テレキャビン＋リフト　1700円だったような

コース状況／危険箇所等

計画書は事前に提出

難易度が高めなのは五竜山荘から五竜岳、牛首、不帰Ⅱ峰北峰〜不帰Ⅰ峰。
牛首は「五竜→唐松」、不帰は「不帰Ⅱ峰北峰←不帰Ⅰ峰」の方が易しい。

上記以外でクサリやはしごがあるところ
遠見尾根の白岳、天狗の大下り、鑓温泉より上部

鑓温泉周辺は比較的水が豊富

五竜山荘、天狗山荘のテント泊は予約が必要。1泊3000円。
天狗山荘素泊まり9000円

その他周辺情報

みみずくの湯

写真

9/29 8:42

エスカルプラザよりゴンドラ、リフトを乗り継ぐ。
晴天で五竜岳が良く見える

9/29 11:01

鹿島槍ヶ岳。カクネ里雪渓（氷河）が見えます。
2018年氷河であることが学術的に確認され、長野県では初の氷河なんだとか。日本雪氷学会による氷河とは「重力で長期間連続して流動する雪氷体」と定義されるそうです。

9/29 11:06

池塘に映る五竜岳だが…

9/29 12:45

だいぶ近づいてきたけど、まだまだ登る

9/29 12:45

白岳への登りがめんどい。冬ならばトラバース…と考えてしまう

9/29 13:20

白岳のピーク付近。高いところまで来ました。

9/29 13:21

唐松岳への縦走路

9/29 14:35

テントも張ったので、頂上に行きますか

9/29 15:35

劔様

9/29 15:35

鹿島槍ヶ岳

9/29 15:36

唐松岳

9/29 15:42

2018年以来の五竜岳山頂

9/29 16:25

降ってきて、ホットワインを頂きました。

9/29 17:34

夕焼け

9/30 5:35

今日は天狗山荘を目指します。まだまだ序盤。

9/30 5:35

ここらで日の出。風がそこそこ吹いていて、結構寒かった。

9/30 5:41

今日も良い天気です

9/30 5:45

太陽の光が暖かく、とてもありがたい。

9/30 5:51

立山の空もすっきり。
左から富士ノ折立、真砂岳、別山、劔岳かな

9/30 7:04

牛首。通過者を待っていたら、思いのほかゆっくりだったおかげで温まっていた身体が冷え動きがぎこちなくなってしまい参った。

9/30 8:34

唐松岳頂上。

9/30 8:35

これから行く不帰嶮

9/30 8:36

不帰嶮という名前がエグイ

9/30 9:15

前回不帰嶮に来たときは天狗山荘の方からで「登り」だったんですが、今回は「下りに」なります。こちらの方が難易度は上がります。

9/30 9:20

2峰南峰はまだまだ大丈夫。

9/30 9:20

八方池が見えます。天気は良いけど、水面は風で穏やかではないでしょう。

9/30 9:23

心地よい稜線歩き

9/30 9:33

2峰北峰まで来ました。ここからの下りが核心でしょう。

9/30 9:45

2峰北峰を見上げる

9/30 9:48

前にも同じ写真撮ったなぁ

これはこれで緊張感があります。

9/30 10:02

なかなかの高度感。こんなところでもサクサク進むna705さん、メンタル強し！

9/30 10:21

どういうルートで下ってきたかを見返すがわかるところとわからないところがある。
荷物が大きいと少々慎重になる。

9/30 10:28

残すところ天狗の大下り（登りますが…）
不帰キレット2411mから天狗の大下り上部2710mと標高差299m。なかなかですね。ザレ、ガレ、クサリといろいろな要素があります。

9/30 11:56

天狗の大下りを登ってきました。体力的な核心部だった気がします。登り始めるとき「1時間ぐらいかな？」と言い歩みを始める。20分後「結構早くない？」40分後「もう40分？まだまだじゃん！」、登り切り「結局59分か…」と

9/30 11:56

遠いけど槍ヶ岳が良く見える

9/30 11:57

立山も剱も見えます

9/30 13:04

天狗の頭に到着。

9/30 13:04

穏やかな稜線。あと少し…

9/30 13:05

あぁ、ここまでしんどかった

9/30 13:24

着きました天狗山荘。

9/30 13:56

今日は比較的風が強く、昨夜は寒かったしテントじゃなくて素泊まりにしようかな？とna705さんが来る途中から言っていて、結局素泊まりに。

9/30 14:47

素泊まりになったけど、テントを取り出してみると、絶望的にびちょびちょ。朝結露などを拭いたんだけど、途中から凍り始めたのであきらめて仕舞ったところ、洗濯機から脱水をしていない洗濯物を取り出したような状態になっていた。干したら結構すぐに乾いてくれて助かった。

9/30 19:14

星空の写真を撮ろうという気持ちに珍しくなっったので、三脚を持参し撮ってはみるものの、下手だった↓

9/30 19:18

若干わかる天の川

10/1 3:46

ブレブレな写真ですが鑓温泉方面に降っているときです。私たちより上部からガラガラと落石がありました。私は早くに気づき、どのあたりで落石があったかを確認するために振り返りました。しかし暗い中、音だけでそれを確認するのに時間がかかり動くことができませんでした。そういったリスクを忘れないために写真を撮っておいたものです。

10/1 5:10

そろそろ日の出

10/1 5:11

10/1 5:43

今日も良い日になりそうです

10/1 6:04

鑓温泉小屋は解体中だったけど、温泉に入っている人はいました。サイコーだろうな〜

10/1 6:54

右が小蓮華山と左が白馬岳

10/1 6:55

右が杓子岳、左が白馬鑓ヶ岳

運転日というのをちゃんと確認しておかないと大変なことになります。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

感想

tetsuraw

今年は紅葉が遅れているようで、上部でも青々とした葉が多かった。
本来であれば北方稜線へ行く予定だったが、諸事情により中止。ご希望により不帰嶮へ行くことに…後ろ立山から剱岳を眺めては思いを馳せた。

朝晩は冷え1日の中で夏と冬が混在しているような感じ。行動中は日なた、日陰、風、登り、降りなどの要素でウエアのコントロールは苦労した。

調子がいまいちだったのを、na705さんは早々に気づいていたようで「遅いな」と思いつつ歩いたとのことだった。私はna705さんが余裕そうなのは気付いていました。3日目はバスの時間もあり、苦手な下り、つま先の疼痛、膝痛を生じるの可能性、調子の悪さもあってna705さんにお願いをして早い出発にしてもらったが、結果的に想定よりもかなり早い下山になってしまい、バスまでの時間が2時間という結果になり、タクシーでエスカルプラザに戻りました。

その後は天狗山荘の領収書を提示すると道の駅白馬での買い物が10％オフになるということで行ったが、二人とも領収書の存在を忘れ普通にお買い物…使い忘れたのに気付いたのは入浴後でした…残念