火打山・妙高山
- GPS
- 28:30
- 距離
- 19.4km
- 登り
- 1,889m
- 下り
- 2,080m
コースタイム
09:35 妙高市笹ヶ峰⇒ 10:35 黒沢橋⇒ 11:20 十二曲り⇒ 12:45富士見平⇒13:45 高谷池ヒュッテ⇒ 14:15 天狗ノ庭⇒ 15:15 火打山(2461.8m)⇒ 16:40 高谷池ヒュッテ(泊)
13日
04:55 高谷池ヒュッテ⇒ 05:55 黒沢池ヒュッテ⇒ 07:00大倉乗越⇒ 07:50 長助分岐⇒ 09:20 妙高山(北峰2445.9m)⇒ 10:15 妙高山(南峰2454m)⇒ 10:45 鎖場⇒ 11:30 天狗堂⇒ 12:30 北地獄谷麻平分岐⇒ 13:35 麻平⇒ 14:05 燕温泉
天候 | 12日 雨 13日 雨のち晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
新潟県妙高市笹ヶ峰の、登山口から広葉樹林帯の中に作られた木道を雨具を着けて登り始めました。黒沢橋を渡り、50分弱で十二曲りに到着。付近は、大きな石が混じった登山道で勾配が急でした。 富士見平からは、黒沢岳を巻くように平らな木道を進みました。 標高差700mの登りでした。 宿泊予定の高谷池ヒュッテにザックを預け、火打山へ池の周りに作られた木道を進みました。 天狗ノ庭からは登り坂となり、急勾配の階段を登り火打山山頂に着きました。あいにくの天気で焼山が時折見える程度で、展望を楽しむ事はできませんでした。 往路を高谷池ヒュッテまで戻り、宿泊しました。 翌日13日も雨具を着て、ライトを点灯し高谷池ヒュッテを出発しました。 丘のような茶臼山を越えて黒沢池ヒュッテに向かい下って行きました。 雨はあがりましたが、風が強く吹き始めてきました。 黒沢池ヒュッテからは登り坂になりました。 大倉乗越からは目指す妙高山がみえました。 勾配が急な登山道を下って、長助池を見ながら等高線に沿って進みました。長助分岐から妙高山までは、標高差450m程の急勾配な登りでした。大きな石や木の根が露出した登山道を、両手を使い這うように登りました。 妙高山北峰山頂には、山名と標高が標示されていて一等三角点が有り、展望は良かったです。 妙高山南峰には、妙高山大神社が有りました。妙高山山頂から燕温泉までは標高差1200m程の下りになりました。南峰から溶岩の岩場を下って行くと、30m程のクサリ場になりました。岩場には階段のように足場が掘ってありました。小さい光善寺池の横を通過して、分岐点の平らで広い天狗堂に着きました。ここから急な岩混じりの坂を、一気に標高差200mを下がり、さらに下がるとイオウの臭いが鼻についてきました。北地獄沢を下がる道と麻平への道に分かれていて、北地獄沢を渡り麻平へ尾根まで沢を高く巻くように登り返しました。 尾根に沿って下がり、落石防止の工事のための仮設の登山道を下がり林道に出ました。吊り橋を渡り燕温泉に着きました。 |
写真
感想
今回の山行は、日本百名山の火打山と妙高山に登頂するのが目的でした。
出発地から笹ヶ峰の登山口まで車で移動中に、道間違いや給油などで笹ヶ峰の登山口に到着予定時間に1時間30分程の遅れで到着しました。笹ヶ峰の登山口からの歩き始めは、霧雨のため視界があまり効かない山行は、楽しさを半減させるのではないかと不安になりました。
十二曲り付近の急登で体力を消耗したのか、高谷池ヒュッテから火打山への出発の際には、登頂を決行するのか、断念するのかの判断で時間を要しました。私は事前にリーダーに堅い登頂の意志を伝えてありました。
協議の結果、サブザックに必要な物を詰めて全員で火打山を目指す事になりました。火打山を往復するのには時間的に余裕がなく、気持ちだけが焦り歩行スピードが普段より速く成りがちでした。ついて行かれず途中で登頂を保留したメンバーがあり、私を含め3名だけで先行しました。火打山山頂からの展望は、あいにくの天気でほとんど見えませんでしたが、ガスの切れ間からわずかに焼山を見る事ができました。登頂をあきらめたと思っていたメンバーも遅れて到着、全員が登頂する事ができました。始めから強い意志があれば、全員同時に登頂できたと思います。
準備不足と体力不足の為に、高谷池ヒュッテを出発する時から不安感を抱いていたようです。
宿泊した高谷池ヒュッテは予約制で、就寝スペースは一人り当り一畳分は有り寝具はきれいでした。トイレでの使用済みのペーパー、ヒュッテで購入した飲み物の空き缶は各個人で持ち帰りで、初めての経験でした。
夕食は新潟県産のコシヒカリを使ったカレーでした。翌日の朝食代わりの弁当は、レトルト食品の山菜おこわで、なんとなく味気なく、もう少し工夫してくれた方がよいと思いました。
富士見平から高谷池ヒュッテの間では木道を更新する工事が行われていました。
妙高山は岩場やガレ場があり、勾配が急な斜面での登り下りで体力を消耗しました。妙高山山頂からは日本海が見え、遠く直江津港の防波堤まで確認できました。初めて山頂から日本海を見ました。北地獄谷麻平分岐から北地獄谷を下り燕温泉へのルートは、落石の危険があるため通行止めになっていました。
燕温泉下っていくと林道に架けられらた吊り橋のたもとから河原におりる道が見え、奥には自然の中の露天風呂河原の湯がありました。残念ながら落石の危険があるために、浴槽の温泉は抜いてあり当日は入浴する事はできませんでした。燕温泉街の上部には、露天風呂の黄金の湯もあります。
私達は予約しておいた、ホテル岩戸屋さんの観音風呂の外側にある露天石うすの湯に入り登山の疲れを癒やしました。(一人700円)お湯は湯の花で白く濁り源泉かけ流し、目の前には沢を挟んで天然林の山が見えました。
入浴後ロビー横の食堂で生ビールを飲み、無事に山行を終了したことを感謝しました。食事も事前に予約しておきましたのでスムーズに食べる事ができました。
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