岩手山・三ッ石山・八幡平トレッキング(馬返口in/藤七温泉out)

2022年10月01日(土) ~ 2022年10月02日(日)

• GPS: 31:44
• 距離: 37.3km
• 登り: 2,905m
• 下り: 2,146m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:51
• 休憩: 1:42
• 合計: 9:33

6:49 馬返しキャンプ場
7:10 7:12 0.5合目
7:23 7:25 一合目
7:28 7:29 豆腐岩
7:37 7:39 二合目
7:45 7:45 馬返しコース２．５合目分岐
7:47 7:47 旧道二合五勺
7:55 7:56 旧道三合目
8:14 8:20 旧道四合目
8:41 8:48 旧道五合目
9:08 9:10 旧道六合目
9:31 9:33 七合目
9:42 9:54 八合目避難小屋
10:05 10:09 不動平避難小屋
10:10 10:10 不動平
10:51 11:26 岩手山
11:29 11:30 焼走り分岐
11:40 11:52 不動平
12:39 12:39 御花畑分岐
13:02 13:03 大地獄分岐
13:20 13:21 切通し
13:38 13:38 黒倉山分岐
13:57 13:57 姥倉分岐
14:33 14:41 犬倉山水場
14:55 14:55 犬倉分岐
15:54 15:57 大松倉山
16:22 三ツ石山荘

2日目

• 山行: 7:02
• 休憩: 3:07
• 合計: 10:09

4:19 三ツ石山荘
4:49 6:21 三ツ石山
6:39 6:39 三ツ沼
6:50 6:50 ニセ小畚
7:08 7:13 小畚山
7:48 7:48 八瀬森分岐
8:01 8:01 大深岳
8:07 8:07 大深岳分岐
8:24 8:30 大深山荘水場
8:39 8:40 大深山荘
9:13 9:13 嶮岨森
9:46 9:46 前諸桧
9:58 9:58 石沼
10:23 10:33 諸桧岳
11:15 11:17 畚岳分岐
11:23 11:25 畚岳
11:33 11:33 畚岳分岐
11:41 11:41 藤七温泉分岐
11:49 11:49 裏岩手縦走路入口
12:07 12:48 八幡平山頂レストハウス
12:55 12:55 鏡沼分岐
13:02 13:02 鏡沼
13:18 13:43 八幡平
13:49 13:52 ガマ沼
13:58 13:58 見返峠
14:06 14:06 鏡沼分岐
14:10 14:10 八幡平山頂レストハウス
14:21 14:21 裏岩手縦走路入口
14:28 藤七温泉

天候

Day1：晴れ、Day2：晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス タクシー

【往路】
・前夜22:30 東京(鍛冶橋) → 6:00 盛岡駅西口　の夜行バス（3,700円）
・6:10 盛岡駅 → 6:37 馬返登山口　のタクシー（本来6,370円だが、たまたま3,000円以上は独自に割引中の会社に当たり5,360円に♪）

【復路】
・藤七温泉 → 盛岡駅東口　の高速バス（1,350円、Suica可）
・盛岡駅 → 東京某所　の新幹線等（4割引の株主優待券で11,640円[▲3,160円]）

コース状況／危険箇所等

【馬返登山口→不動平→岩手山】
標高差1,400m近く、7合目(鉾立)の新道・旧道合流点まではずっと急登。旧道のほうが眺望がよく、田中陽希さんもグレトラ3では、新道→旧道へ途中移動したほど♪

【岩手山→不動平→大地獄谷→切通】
ガレ場の鬼ヶ城経由よりはコースタイムが短い。この時期、大地獄谷の紅葉は見頃♪

【切通→姥倉山分岐→網張分岐→三ツ石山荘】
三ツ石山荘の混雑が予想されたため、道中の黒倉山、姥倉山、犬倉山はすべてスキップ。泥濘の悪路と名高い大松倉山までの登路は、ここ最近の晴天続きですべて乾いていた。ただし、粘土質の土が湿気を帯びており、滑るため転倒注意。犬倉山分岐手前の水場(犬倉冷水)は大変貴重！10/1は、三ツ石山荘至近の水場は枯れており、ここで汲んでなかったらアウトでした！

【三ツ石山荘→大深岳→畚岳→八幡平(裏岩手連峰縦走路)】
最大でも標高差300m程度のアップダウンが延々続く。この時期、紅葉がすばらしく、全然苦にならない。特に大深山荘を過ぎてから標高差のほぼない稜線歩きでは、経由する嶮岨森、前諸桧、諸桧岳が一列に見渡せてワクワク。畚岳は縦走路から外れるが、360度の眺望があり、ザックをデポして是非立ち寄るべし！八幡平レストハウスまでは、一部ロード歩きあり。

その他周辺情報

東北最高所の藤七温泉は、日帰り入浴650円♪
（盛岡駅最終バスは、15:04発）

写真

9/30 22:08

開通したばかりのバスタ新宿ならぬ、バスタ東京。が、盛岡行きの夜行バスはここ発でなく、いつもの鍛冶橋駐車場より。

9/30 22:25

鍛冶橋駐車場からはこの時間帯、10分に1本位、複数本の盛岡行きが発車するから不思議！

10/1 5:59

朝6時前、盛岡駅西口に到着！この時間帯は左奥の岩手山があまり見えず。

10/1 6:00

一方、反対側の姫神山はクッキリ！

10/1 6:41

今回は飲料1.8kg込で、いつもより重い10.9kgほど。ミドルカットシューズ(ノースフェース_Verto S3K�供�600g×2)でアタック！

10/1 6:44

夜行バス＆タクシーで、土曜朝7時前に馬返登山口に立つ！超ロングジャーニー、行ってきます！

10/1 6:48

登山口には豊富な湧き水が！奥には田中陽希さんが6本担ぎ上げた薪が積まれてますが、私は遠慮しました…。

10/1 6:49

登山口からすでに岩手山のお釜の縁が見えてます！あの縁をお鉢巡りして、山頂(薬師岳)を目指します！

10/1 7:32

入山から40分、2合目手前で視界が開ける！

10/1 7:39

入山から45分、二合目まで登ると、周囲の高峰が見え始めます。まずは雲海越しに姫神山！

10/1 7:39

雲海越しに早池峰山！

10/1 7:44

2.5合目で新道(右)と旧道(左)に分岐あり。迷わず旧道へ！

10/1 8:04

快晴です！太陽の下が早池峰山、右は東根山というそうです！

10/1 8:06

東根山の右側をズームすると、雲海の最奥に焼石岳！

10/1 8:13

入山から80分で、4合目通過。ここらへんから7合目まではずっと眺望が開ける空地です！行ったことないですが、新道より絶対に旧道のほうが目が肥える！

10/1 8:15

すすき＆雲海越しに、未踏の二百名山・姫神山！そのうち登ります！

10/1 9:33

入山から2時間半で、新道と再合流する7合目へ。だいぶ岩手山が近づきます！

10/1 9:36

右奥には、この時期同様に紅葉が美しい栗駒山＆焼石岳が連なってます！

10/1 9:42

登り始めて2時間40本ほどで、8合目避難小屋へ到着！キレイなトイレもあります。前回は焼走り登山口からだったので、初めて立ち寄りました！

10/1 9:46

豊富な水量を誇る湧き水！ここで650mlペットボトルに汲んだ水は、Day1は手を付けず、Day2の資源となりました！

10/1 10:09

更に進むこと10分で、不動平避難小屋が見えてきました。小屋には入っていませんが、付近にザックをデポしました。

10/1 10:10

さぁ、軽荷で岩手山の火口縁を目指します。Y字路を右に行き、反時計回りで周回(お鉢巡り)します！

10/1 10:18

火口手前で明日のターゲット、三ッ石山をズーム！紅葉がいい感じだ！

10/1 10:24

お鉢巡り開始！樽前山や高千穂峰で抱いた異国情緒と同じ、不思議な気持ちになれます！

10/1 10:24

中央奥に和賀岳、右奥に秋田駒！

10/1 10:24

未踏の二百名山・秋田駒！

10/1 10:24

未踏の二百名山・和賀岳！

10/1 10:27

火口の下側も歩けるようです！

10/1 10:28

眼下に8合目避難小屋！

10/1 10:32

眼下に盛岡市！その奥は早池峰山！

10/1 10:32

ズームすると、今朝山頂を見渡した馬返登山口が！

10/1 10:35

山頂のかなり近くをヘリが巡航中！

10/1 10:37

右は山頂(薬師岳)、左は火口丘！

10/1 10:39

奥には、うっすらと八甲田山！岩木山は見えず！

10/1 10:49

左奥は未踏の二百名山・森吉山、右奥は明日のターゲット・八幡平！

10/1 10:59

入山から3時間半で、標高差1400mを登り、岩手山へ登頂！
山頂には軽く30〜40人近い人が、ランチ中だったり、撮影中だったり！

10/1 11:02

百名山2周目 眺望リベンジも32/37座目！(百名山 晴天時登頂95座目)♪。5年ぶり2度目の登頂で、初めて360度パノラマビューを得ました♪。

10/1 11:07

左奥に秋田駒、右のトンガリは見た目通りの乳頭山！

10/1 11:12

ポータブル山頂碑を持って、人が少ない方へ移動してパチリ！後方は、秋田駒(二百名山)＆乳頭山(三百名山)で、晴れれば来週攻めたい山域です♪

10/1 11:20

5年前の7月登頂時もトンボだらけでしたが、9月でもトンボだらけ！トンボがいると害虫がいなくて嬉しい♪

10/1 11:28

およそ600m眼下には御苗代湖！左の空地は、この後通過する御花畑！

10/1 11:30

眼下にこれから2日かけて向かう、裏岩手連峰縦走路が見えます。果てしなくロングに見えます…。

10/1 11:31

噴火口から立ち上がる火口丘。樽前山のそれと違って、今も火山活動が続いている感じではないが、ものすごい存在感！

10/1 11:31

5年前に通過したので、今回はスキップするギザギザ岩場の鬼ヶ城！今日は、不動平から大地獄谷へ下って並走します！

10/1 11:34

火口縁から不動平へ下りるザレ場！富士山を彷彿とさせる道！

10/1 11:57

ザレ道から右を見ると、明日の後半戦で向かう畚岳＆八幡平！

10/1 12:40

不動平から380mほどを黙々と下ること50分ほどで、「御花畑」と呼ばれる開けた場所へ！見上げると、先程までいた岩手山がドーンと！

10/1 12:40

御花畑から見上げる鬼ヶ城は壁のよう！威圧感最強！

10/1 12:47

硫黄臭漂う、地獄っぽい(？)沢沿いを詰めていきます！

10/1 12:53

硫黄臭を忘れるほど、色とりどりの紅葉が見られます！

10/1 12:54

紅葉が進む大地獄谷は、地獄というより、むしろ天国！

10/1 12:58

進行方向に黒倉山が見えてきました！今日は時間節約のため巻いちゃいますが…。（5年前も巻いてしまい、一度も登ってない…）

10/1 12:58

辺り一帯硫黄臭が漂い、一部は山肌が硫黄の黄色に！こういう光景を見ると、やはりここが地獄だと気付かされる！

10/1 13:00

エゾリンドウ！大地獄谷の癒やし！1/2

10/1 13:00

シラタマノキ！大地獄谷の癒やし！2/2

10/1 13:03

御花畑から歩くこと20分で大地獄谷ともお別れし、稜線(切通)までのハイクアップが始まります！

10/1 13:18

オオカメノキ越しに鬼ヶ城のジグザグを！

10/1 13:21

切通まで登ると、先程登った岩手山がスッキリ！

10/1 13:37

黒倉山を巻き終わり、姥倉山方面へ進みます！

10/1 13:37

前方にはモッコリした(？)畚岳、そして平坦な八幡平がスッキリ！

10/1 13:56

姥倉山分岐を左折します。この辺は、地表がマグマ熱ですごく温かいです！

10/1 13:57

中央の岩の下から噴気が上がり続けてます。相当熱いはず！

10/1 14:02

振り返ると、いつでも岩手山！

10/1 14:32

犬倉山分岐の少し手前で待望の水場分岐！絶対に立ち寄るべし！

10/1 14:36

(三ツ石山荘の水場は枯れてて)ここで水を汲まなかったら、アウトでした！

10/1 14:53

犬倉山も巻いてしまい、網張コース分岐を右折し、正面に見える乳頭山方面へ進みます！

10/1 15:38

振り返ると、紅葉越しに岩手山！

10/1 15:38

乳頭山のポチッが印象的！来週、秋田駒とセットで縦走したいなぁ♪

10/1 15:39

網張コース分岐から、ほぼ標高差のないダラダラ歩きで40分、やっと大松倉山への登りが始まります。

10/1 15:57

大松倉山は淡々と通過！

10/1 16:05

大松倉山辺りから見える岩手山！

10/1 16:16

翌朝、ご来光登山を狙う三ッ石山！山頂部のみ紅葉してますねー♪

10/1 16:22

入山から8時間弱、岩手山から4時間半で寝床の三ツ石山荘へ。
土日共に晴れ予報、紅葉絶頂期の土曜ゆえ、寝るスペースがあるかヒヤヒヤもんでしたが、16:25頃の到着でセーフ！

10/1 16:28

こんな感じの2F建てで、総勢20名位泊まったかな？（最終的に1組2名は外で寝てました…）

10/1 16:50

私はこんな感じで2Fの空間をゲット！暖かくて快適に寝られました！

10/1 16:58

【悲報】10/1、三ツ石山荘至近の水場は枯れてました・・・。

10/1 17:08

小屋前の湿原越しに、翌日登る三ッ石山！

10/1 17:13

翌日の山行を考え、持っている水は使えないと悩んでいた所、居合わせたハイカー2名から「命の水」を分け与えてもらい、夕食にありつけました。感謝しかありません！

10/2 4:11

小屋灯り＋オリオン座！

10/2 4:13

三ツ石山の上空には天の川♪

10/2 4:58

Day2は3時半起床、4時20分頃出発で、三ツ石山へ。東方面の岩手山周辺はマジックアワー開始！

10/2 5:03

30分ほどで三ツ石山の頂へ。同じく東方面の早池峰山も、いい感じの朝焼け！

10/2 5:10

避難小屋で一緒だった方に、撮ってもらいました！夜明け前の岩手山を指差す私♪

10/2 5:14

紅葉の丘越しに秋田駒ヶ岳＆乳頭山！来週、晴れれば行きたい山域！

10/2 5:14

紅葉の海越しに、日の出間近の岩手山！

10/2 5:20

立ち上がるハイカーの後方は早池峰山♪

10/2 5:47

岩手山の肩からご来光！

10/2 5:49

ご来光が、紅葉の海を照らし、益々真っ赤に！

10/2 5:50

おはようございます！

10/2 5:51

いやぁ、心に染みるThe RED！サイコーです！！

10/2 5:53

こんな感じで、山頂には軽く50人はいたかなぁー！？

10/2 5:55

右奥はこれから通過する大深岳！Day2の進行方向も、紅葉が盛りか！

10/2 6:02

三ッ石山に1時間半もいちゃいました。ぼちぼち出発です！

10/2 6:05

ここから畚岳まで、裏岩手連峰縦走路の核心部が始まります！

10/2 6:30

最初に見えるピークは小畚山かと思いきや、正式名称は覘標ノ台(てんぴょうのだい)、通称、ニセ小畚(1448峰)と呼ぶみたい。

10/2 6:38

三ツ沼と呼ばれる沼が3つあります！

10/2 6:40

振り返ると山頂部の紅葉と岩が特徴的な三ッ石山！

10/2 6:44

振り返ると、左奥に岩手山、右に三ッ石山！

10/2 6:45

右奥には秋田駒が！

10/2 6:50

ニセ小畚より望む岩手山！

10/2 6:55

今度こそ見えた小畚山へのビクトリーロード♪

10/2 6:56

紅葉まだら模様の小畚山をフォトジェニックに撮ってみた♪

10/2 7:04

赤く彩られた小畚山のラスト急登！

10/2 7:09

小畚山より秋田駒を望む！

10/2 7:12

小畚山から一旦紅葉ゾーンへ下り、大深岳まで登り返し！

10/2 7:13

小畚山より、三ツ石山を振り返る！絶景！

10/2 7:24

ある程度下ってから、小畚山を見上げてみる！美しいフォルム！

10/2 7:39

左に小畚山、右奥に秋田駒！

10/2 7:40

そしていつでも父のように見守ってくれる岩手山！

10/2 7:57

紅葉越しに森吉山！

10/2 8:01

三ツ石山から1時間40分で、大深岳を通過！ここからが狭義での裏岩手連峰縦走路か！

10/2 8:01

稜線続きの源太ヶ岳は、当初立ち寄る計画でしたが、三ツ石山出発が計画より40分遅れたため、断念。

10/2 8:14

大深岳過ぎを左折し、三角錐の畚岳を目指します。右奥の白い建物をズームすると…。

10/2 8:15

ランチスポットの八幡平レストハウス！あそこまで行けば、何でも飲み食いできる！

10/2 8:20

大深山荘手前で水場分岐！迷わず右折！

10/2 8:25

5分ほどで豊富な水量の水場に到着！昨日、三ツ石山荘の水場が枯れてたので、半日ぶりの給水！超がぶ飲み！

10/2 8:39

大深山荘は覗かずに通過！

10/2 8:59

鏡沼越しに、これから向かう嶮岨森〜前諸桧〜諸桧岳が見えてる！

10/2 9:09

振り返って、鏡沼越しに岩手山！

10/2 9:12

紅葉越しに秋田駒ヶ岳！

10/2 9:13

大深岳から70分で嶮岨森へ。秋田駒を望む！

10/2 9:15

紅葉越しに岩手山！

10/2 9:15

紅葉越しに森吉山！

10/2 9:22

次に向かう前諸桧をズームで！山頂部が色づいてます！

10/2 9:35

左奥が大深岳、右が嶮岨森。この区間は、本当に平坦です！

10/2 9:45

嶮岨森から30分で前諸桧へ！

10/2 9:55

石沼を通過！

10/2 10:17

裏岩手縦走路最後となる端正な畚岳(もっこだけ)が近づいてきた！

10/2 10:23

前諸桧から35分ほどで諸桧岳へ！ここでおにぎり休憩！

10/2 10:33

諸桧岳から来た道を振り返る！左奥が大深岳で、ここまで2時間半かかりました。

10/2 11:09

更に進み、畚岳とチビもっこが近づいてきた！

10/2 11:10

振り返ると、紅葉越しにいつでも岩手山！

10/2 11:15

畚岳は主稜線から外れます。ここらへんにザックをデポして軽荷で畚岳は向かいます！

10/2 11:20

登り始めてすぐ、裏岩手連峰縦走路の終点(ロード)が見えます！その先に人工物・八幡平レストハウスも！

10/2 11:24

分岐点から5,6分で畚岳の山頂です。三ツ石山荘からは5時間20分、大深岳から3時間強の道のりでした。

10/2 11:23

左奥に昨日登った岩手山、中央に今日越えてきた大深岳＆諸桧岳が見えます！長かったなぁ…。

10/2 11:48

畚岳から20分強で、裏岩手連峰縦走路の終点(起点)へ到着！ここからはロードです。

10/2 11:49

右を見るとロード越しに岩手山が！

10/2 12:01

20分ほど歩いてレストハウスへ向かいます！

10/2 12:08

八幡平レストハウスへ到着！飯食って、ペットボトルを新調します！

10/2 12:16

稲庭カレーうどん！

10/2 12:19

標準で半熟卵付いていること知らずに追加トッピング(笑)。

10/2 12:49

腹が満たされ、いざ八幡平へ出陣！この県境を岩手側にはまたぎませんでした。ずっと秋田側にいました♪

10/2 12:59

さっき登った畚岳！萌える！

10/2 13:06

6月の雪解けがドラゴンアイと呼ばれる鏡沼！

10/2 13:09

その名の通り、メガネ沼！

10/2 13:20

三ツ石山荘から6時間強で、ついに八幡平へ。
百名山2周目 眺望リベンジも最終盤の33/37座目！(百名山 晴天時登頂96座目)♪。残る4座は、すべて南アルプスとなりました！

10/2 13:21

山頂櫓の上より、樹林越しに岩手山！

10/2 13:21

山頂櫓の上より、樹林越しに森吉山！

10/2 13:47

ガマ沼越しに岩手山！

10/2 13:51

ヤマ番組でよく見る八幡沼の展望台！いつかここから八幡沼越しにご来光を仰ぎたい！

10/2 14:01

歩いてきた岩手山〜畚岳まで続く裏岩手連峰縦走路がつながって見える！

10/2 14:21

さぁ、ロードを戻る形で藤七温泉へ。裏岩手連峰縦走路の終点(起点)を再び通過！

10/2 14:25

道中、そこかしこで温泉の源泉が沸々と湧き出てます！

10/2 14:26

八幡平レストハウスからロードを小走りすること15分ほどで、超開放的な露天風呂、藤七温泉が見えてきた！5年前も浸かっており、2度目です♪

10/2 14:52

終バスまで時間が余りなく、賞味15分程度で、慌ただしく白濁の酸性湯に浸かり、2日分の汗を流しました！露天風呂も短時間浸かりました！

10/2 14:59

バスが来る5分ほど前に、あがってきました！

10/2 15:08

多数の人が盛岡駅行きのバスに並んでましたが、2台連なってバスが来てて、結局1台目に全員乗れました♪。

10/2 17:04

盛岡駅へ戻ってきても、岩手山はスッキリ！この土日、岩手山はずっと見えてました♪

10/2 17:25

盛岡と言えば冷麺。さっぱりしてました♪

10/2 17:43

盛岡駅ビルで、鏡沼のドラゴンアイがモチーフのDRAGONEYE SKYを買わないわけにはいかなかった(笑)。

10/2 21:06

帰京！お疲れさま！

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot SX740 HS CANON

感想

happygo

この週末、高気圧が張り出し、大体日本全域の高峰はどこでも好天という絶好の登山日和。元々は尾瀬(燧ヶ岳・至仏山)へ草紅葉を見に行こうかと思ってましたが、木曜の時点でターゲットを変え、盛岡駅までの夜行バスを予約。実は昨秋も、岩手山・八幡平の紅葉期縦走の計画(以下)を立てましたが、天候に恵まれず断念しており、2年越しの計画を実行に移すチャンスがやってきました！
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1199622.html

土曜朝6時に盛岡駅に着き、そこからは時間優先でタクシーで馬返登山口へ。おかげさまで7時前に登山開始できました。しかも登山口から岩手山の山頂部が青空越しに見える最高の朝でした。

標高差1400mを、下りはなく、ひたすら一気登りするだけあって、結構な急登が続きます。久しぶりに10kgを超えたザックを背負い、そもそも6週間前に、聖岳からの下山時に右手中指を脱臼して以来、久々のガチ登山のため、中々ペースがあがらず、息絶え絶え。でも、旧道を選択したおかげで、姫神山〜早池峰山〜東根山〜焼石岳といった山々が雲海越しに見渡せて、モチベーションはずっと高止まりしたまま、一気に8合目避難小屋へ。

キレイなトイレで用を足し(100円)、豊富な湧き水で給水。小屋番さんより、「急がないと、三ツ石山荘の定員オーバで泊まれないぞ。今日三ツ石山荘で泊まると言ってここを通り過ぎていった3人目だ！」と脅かされ、元々立ち寄る計画だった御苗代湖、黒倉山、姥倉山、犬倉山をスルーすることを、ここで決断しました。でも、5年前にガスって挑戦しなかった岩手山のお鉢巡りだけは、初志貫徹で踏破します！

更に進み、不動平避難小屋付近にザックをデポし、軽荷で反時計回りで岩手山(薬師岳)を目指します。お鉢までハイクアップすると、それまで見えなかった三ツ石山や秋田駒・和賀岳なども一望できます。また、眼下には先程給水した8合目避難小屋や、更にその下には馬返登山口の空地もクッキリと見えます。山頂が近づく頃には、うっすらと八甲田山、そして眼前に八幡平や森吉山も見え、5年前に真っ白で何も見えなかった眺望すべてが手に入りました〜♪。

奥羽山脈の最高峰・岩手山の山頂(薬師岳)で、百名山2周目 眺望リベンジも32/37座目(百名山 晴天時登頂95座目)となりました。山頂には、とにかく多数の人がいて、人が写り込まない自撮りは難しいレベル。何とか工夫して撮影しました〜♪。そうそう、5年前(2017年)の登頂はコマクサ咲き誇る7月でしたが、今回は10月。どちらも山頂は大量のトンボが飛んでるのがとっても印象的でしたね。山頂から御苗代湖や裏岩手連峰縦走路方面を見渡すと、長い長い。延々と奥羽山脈が続いています。そこを晴天下で歩けるの、本当に幸せです♪。

山頂から不動平まで下り、短い菓子パンランチの後、御苗代湖(御花畑)まで一気に400m弱を下ります。下った先が大地獄谷ですが、紅葉絶頂で地獄というより天国の様相でしたね。そこから主稜線(切通)までハイクアップし、そこからは黒倉山や姥倉山、犬倉山を巻く形で、軽いアップダウンを繰り返して前進あるのみ。5年前も通りましたが、姥倉山分岐辺りは地熱がすごく、一部の岩から噴気が上がり続け、地面に素手タッチすると、とっても熱い。ここで真夏に仮にテン泊したら、熱くて眠れないかもしれません。

犬倉山の先、網張コース(網張温泉スキー場リフト)を右折し、大松倉山経由で三ツ石山荘へ向かいますが、ここは先人のレポを見ても、ひどい泥濘のドロドロぐちゃぐちゃを覚悟してましたが、連日の晴天続きで、泥濘はゼロ。ただし、粘土質の土が水気を吸っており、滑りやすいので、転倒には細心の注意が必要。私は1回だけコケましたが、完治してない右手中指を傷めずに済んでよかったです。そうそう、コケて両手、ポール、ゲーターとかが泥まみれになりましたが、すぐに水場(犬倉冷水)があり、洗うことができてラッキーでした。水、めっちゃ冷たくて、しんどいレベルでしたが(笑)。

大松倉山は、網張コース分岐から標高にして、たったの80m程度なんですが、ダラダラ平坦な道歩きが続き、全然標高が上がりません。80m登るのに、実に1時間もかかり「なんだかなー」という感じです。ただ、下りはあっという間で、25分ほどで三ツ石山荘へ。寝床スペースがあるか、本当に心配でしたが、私が到着した時点では2Fに十分な空きスペースがあり、事なきを得ました。私の後にも何名か来ましたが、一組2名は、最初トイレ前、その後移動したようで、最後はお外で寝てました。山荘内はシュラフに入ると暑い位ですが、星空撮影で夜中に外に出ると寒くて、よくお外で眠れたな・・・というレベルです。

そうそう、10/1現在、水場が枯れてます。何日か前のレポでこの水場で給水したのを読んでいたので青天の霹靂、ピンチです。が、心優しい居合わせたハイカー2名からちょっとずつ、計500mlほどの水を分け与えてもらい、何とか夕飯にありつけました。犬倉冷水で給水してきて、本当に救われました。やはり、命の水は、自己責任で多めに持たないとダメですね。今回の教訓です。

18時半には寝て、23時過ぎのトイレタイムで星空撮影して二度寝し、翌日は3時半起床。23時台、3時台、ともに三ツ石山の上空の天の川がキレイでした。大松倉山方面にはオリオン座も輝き、紅葉もさることながら、星空も素敵なロケでした。

Day2は4時20分頃に三ツ石山荘を発ち、30分ほどで山頂へ。ご来光時刻は5:20頃と思ってましたが、岩手山の肩まで上がってきたのは5:47頃。そして、山ほど撮影に興じたため(笑)、結局三ツ石山を発ったのは6:20頃で、予定(5:40)より40分遅れとなり、以降は源太ヶ岳を端折ったり、急ぐ羽目に…。そんなことはさておき、本州一早いという評判の三ツ石山の紅葉はちょうど見頃で、ご来光が照らし出す山肌のRED具合は絶品ものです。非常にフォトジェニックな、思い出に残る光景でしたね。

三ツ石山から本格的に始まる裏岩手連峰縦走路は、紅葉街道とも言える様相で、モチベーションが途切れません。アップダウンだらけですが、キツイと感じたのは大深岳までのつづら折りの登り返し位でしたね。ニセ小畚、小畚山、大深岳、嶮岨森、前諸桧、諸桧岳、そして畚岳と計7個の頂を順に踏破していきます。小畚山と畚岳の「もっこ」シリーズが、端正な三角錐で印象的でしたね。

大深山荘手前で水場分岐があり、400mという微妙な距離に一瞬だけ立ち寄るか悩みましたが、歩くこと片道たったの5分。立ち寄って本当に正解でした。ここに寄らなければ、前日、三ツ石山荘で給水できなかったこともあり、畚岳以前に水が尽きていた所でしたね。

道中、紅葉越しに岩手山、秋田駒、森吉山が見え続け、平坦な道も多く、非常に歩きやすい道のりでした。一番きつかったのは…、裏岩手連峰縦走路が終わり、15分程度のロード歩きかもしれません(笑)。

八幡平レストハウスで、カレーうどんを食して、アクエリアスを調達し、最後のターゲット、八幡平へ。5年前は、焼走り登山口〜岩手山〜松川温泉〜裏岩手連峰縦走路〜八幡平の予定でしたが、Day2が雨のため、松川温泉からバスで八幡平レストハウスへ行き、雨の中ピークハントだけを済ませた苦い思い出の山です。
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バスでほぼほぼ登頂できてしまうお手軽百名山・八幡平へ、延べ2日間、33km、16時間近く歩き続けて、晴天の下で登頂するのは、岳人にとってこの上ない喜びですね。八幡平で、ついに百名山2周目 眺望リベンジも33/37座目(百名山 晴天時登頂96座目)となり、残り4座はすべて南アルプス（北岳、間ノ岳、甲斐駒、悪沢岳）となりました。最後の1座がどこになるかは未定ですが、来夏にきっと達成できると思います♪。楽しみですね。

計画段階からこの縦走のゴールは2度目となる東北最高所の温泉・藤七温泉と決めてましたが、思いの外八幡平山頂でゆっくりとしてしまい、気づけば八幡平レストハウスを出発した時点(14:10)で、藤七温泉から盛岡駅へ向かう終バス(15:04)まで1時間を切ってました…。最後の気力を振り絞り、ロードを高速で駆け下り、都合15分くらいで内風呂、露天風呂を巡り、2日分の汗を流して、足を揉みほぐして、なんとか終バスに間に合わせました。いやぁ、もっと藤七温泉でゆったりしたかったですねー。

終わってみれば、最初から最後までずっと晴れで、紅葉もいい感じで、これ以上ない形で2年越しの計画だった裏岩手連峰縦走路を完歩し、かつ百名山2周目の眺望リベンジ対象だった岩手山・八幡平を両座ともリベンジでき、最高の山行となりました。次は、やはり今年6月、天候不良で諦めた、八幡平は鏡沼の「ドラゴンアイ開眼」を拝みに、白い八幡平、白い藤七温泉へ再来したいですねー♪♪♪。

コメント

shin33

三ツ石避難小屋ではお世話になりました！
右手の中指は脱臼されてたんですね😅
たくさんの山に登られてて羨ましい限りです。
またどこかの山でお会いできるといいですね👍

happygo

shin33さん、お互い遠路遥々東北の地で、最高の天気＆紅葉に恵まれて、ラッキーでしたね！小屋泊での食事中の交流って、テント泊では得難い経験ですよね。東京、夜行バス…といったキーワードで話に入っていったことで、shin33さんとも出逢えました！あの日は同じ東京人と思ってましたが(笑)。また、どこかですれ違う日まで！