鹿島槍ヶ岳-五竜岳-白馬岳
- GPS
- 14:06
- 距離
- 60.1km
- 登り
- 5,065m
- 下り
- 5,164m
コースタイム
01:30 大町温泉郷
02:45 柏原新道登山口
04:10 種池山荘
06:55 鹿島槍ヶ岳
08:00 五竜岳
09:20 唐松岳
11:00 天狗山荘
12:50 白馬岳
14:30 猿倉荘
15:40 みみずくの湯
ポカリ3L, パン2 ゼリー2
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
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その他周辺情報 | 大町温泉郷の"ふるさと村工芸館"に前泊した。素泊まり4,500~6,200円。当日に空きがあると安い。館内はとても綺麗。オーナーの人あたりが良い。今回は食堂を利用しなかったが気になる。扇沢方面の山をクルマ無しで登るときは積極的に利用したい。 信濃大町駅から扇沢への最終バスは17:10大町発。バスで大町温泉郷へ行くなら12時新宿発の特急あずさに乗る必要がある。それより遅い便だと信濃大町駅から大町温泉郷までは徒歩かタクシーになる。 下山後の風呂はみみずくの湯。モンベル会員550円。 湯船しか無いし混んでいるが、汗を流すだけなら問題無し。 |
予約できる山小屋 |
北アルプスBASE温泉郷キャンプ場
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写真
感想
今年の夏は7月2週に新穂高へ行ったきりで北アルプスに1回しか行っていない。天気の良い週末は近くて楽しい北岳に行ってしまうので北アルプスからは足が遠のいていた。今週はすこぶる天気が良いのに土曜日は半日仕事。日曜一日のために遠出するのはもったいないが、久々の晴れの週末なのでそんなことも言ってられない。しかし今からクルマで激混みの中央道を抜けるのも嫌だ。いろいろ考えた末、電車とバスで完結できる「大町から扇沢まで走って鹿島槍から白馬まで抜けるルート」をやることにした。去年の夏にやっている。当時はキツすぎて二度目は無いと思っていたが、一年経てばキツいところだけ忘れて良い思い出だけ残る。仕事帰りの電車の中で特急あずさと大町の宿を手配した。帰宅したら着替えて支度をして新宿へ。久々のあずさ号に揺られて松本で大糸線に乗り換えたら信濃大町着。自宅から4時間半かかった。今回泊まった大町温泉郷の宿はとても良かった。来年も同ルートをやるときはまた利用したい。
1時起床の1時半発。まずは扇沢まで11km, D+500mのロード。気温は15度。10月に入ったのに暑い。あまり飛ばすと汗をかいて消耗するので体力を温存しつつ適度に流す。たくさんのクルマが扇沢に向かって走っていった。登山口に着いたら種池山荘までD+1,300mの登り。山に入ると涼しくて気持ち良い。柏原新道はものすごく整備されていて快適そのもの。さすがに秋になるとアザミ沢の水は枯れていた。気合いの入った先行を10人くらいパスして種池山荘へ。水の販売は5時からということなのでここでは補給せず先へ。まだ真っ暗だが爺が岳や鹿島槍へ向かう登山者のヘッドライトがたくさん見えた。鹿島槍の手前で朝が来た。朝日に染まる立山、剱岳が美しい。鹿島槍から目指す白馬が遠くに見える。今日はピストンではないので気が楽だ。
ここから白馬まで特に書くことが無い。ここを通るのは5~6回目だろうか。息を吸って水を飲んで、たくさんの登り下りを処理するだけ。景色は素晴らしく良く、日陰はひんやり涼しく、日向はぽかぽか暖かい。ものすごく快適な時間だった。このエリアは連休や好天の日に来ても通過する人はそんなに多くないのも良い。本日最後の登り、白馬岳を踏んだらあとは猿倉まで下るだけ。秋の大雪渓は小さくなっていて雪の上を歩いた時間は5分もなかった。時計を見ると14:35のバスに間に合いそうだったのでここから飛ばす。猿倉には無事14時半に着いて安堵。自販機でコーラを買ってバスを待つが、バスが来ない。時刻表をよく見ると14:35のバスは夏限定らしい。次のバスまで1時間。白馬駅まで10kmなので走って下りても変わらん。足で下りれば途中で温泉にも入れるので駅まで走ることにした。猿倉の林道はずっと日陰で涼しくて助かった。これが日向のデスロードなら1時間待っただろう。駅から1km離れた"みみずくの湯"で汗を流したら駅まで歩いて大糸線で松本へ。からあげセンターで弁当を買って帰りの特急あずさで食べた。この便は満席らしい。僕の乗っていた車両は9割ちかく山屋だった。上の棚がデカザックで埋まっていた。今日はクタクタに疲れたがクルマを運転しなくても帰れるので嬉しい。電車で登山は良い。
秋晴れの涼しい鹿島槍-白馬は楽しかった。来年もこの時期にやろう。
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