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Yamareco

記録ID: 476463
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳----南アルプス初見参、惜しい!雷鳥に会えなかった

2014年07月12日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 山梨県 長野県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:52
距離
9.8km
登り
999m
下り
1,079m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

6:40北沢峠-8:15五合目大滝頭-9:30小仙丈ヶ岳-11:05仙丈ヶ岳(昼食)11:30-12:40小仙丈ヶ岳(休憩)12:50-14:50北沢峠
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
仙流荘近くに登山者用の広い無料駐車場あります(道路を挟んで向かいにも第2駐車場有)。北沢峠行きバス(手荷物込みで往復2680円)は一応始発6:05ですが、人が集まり次第5:00頃からどんどんバスを出しています。私たちはこの駐車場で、前夜11時頃から車中泊して、4時半頃起き出して、朝食後身支度して5時半バスに乗りました(切符売り場もバス待ちも長い行列ができていました)。北沢峠までは50分ほど。トイレは仙流荘のバス乗り場近くにも北沢峠にも(こちらはチップ制)あります。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはバスのチケット売り場にあります。今回は小仙丈ヶ岳を経由する尾根コースをピストンしました。歩きやすい道で、岩場もありますが、危険箇所は特になさそうです。雪渓もありませんでした。藪沢新道はまだ通行禁止のようです。五合目大滝頭からは、馬の背方面に行けるようです。
下山後はバス停近くの仙流荘の「仙人の湯」の日帰り入浴(600円)で汗を流しました。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
5:26 前泊した登山者用駐車場
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5:26 前泊した登山者用駐車場
5:27 バスは随時発車しています
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5:27 バスは随時発車しています
6:31 北沢峠の登山口にバスは着きました
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6:31 北沢峠の登山口にバスは着きました
周辺の登山案内
北沢峠バス発着場近くのクリンソウの群落
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北沢峠バス発着場近くのクリンソウの群落
6:40 さあ、出発です
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6:40 さあ、出発です
マイズルソウがお出迎え
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マイズルソウがお出迎え
6:51 明るいシラビソの林
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6:51 明るいシラビソの林
6:55 一合目
7:11 二合目
7:36 三合目
北岳が見えてきました
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北岳が見えてきました
7:49 四合目
キバナコマノツメ
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キバナコマノツメ
8:15 五合目大滝頭、馬の背コースと分岐です
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8:15 五合目大滝頭、馬の背コースと分岐です
8:30 甲斐駒ヶ岳が姿を見せ始めました
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8:30 甲斐駒ヶ岳が姿を見せ始めました
8:32 石ゴロゴロの急斜面を登って
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8:32 石ゴロゴロの急斜面を登って
ミツバオウレン
8:43 六合目
8:52 ゴゼンタチバナ
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8:52 ゴゼンタチバナ
9:02 鋸岳、甲斐駒ヶ岳、背後に八ヶ岳連峰
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9:02 鋸岳、甲斐駒ヶ岳、背後に八ヶ岳連峰
9:08 森林限界を越えハイマツ帯になってきました
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9:08 森林限界を越えハイマツ帯になってきました
9:17 富士山が雲間から頭を出して、北岳とツートップの競演
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9:17 富士山が雲間から頭を出して、北岳とツートップの競演
シナノキンバイ
9:30 小仙丈ヶ岳到着!
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9:30 小仙丈ヶ岳到着!
目指す仙丈ヶ岳に連なる稜線
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目指す仙丈ヶ岳に連なる稜線
9:46 楽しい稜線歩き、ツートップの競演は続く
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9:46 楽しい稜線歩き、ツートップの競演は続く
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
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キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲとはちょっと違うような、ハクサンシャクナゲかな?
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キバナシャクナゲとはちょっと違うような、ハクサンシャクナゲかな?
イワウメ
ミネズオウ
イワカガミ
9:54 小仙丈ケ岳を振り返る
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9:54 小仙丈ケ岳を振り返る
10:07 八合目、富士山は雲に隠れてしまいました
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10:07 八合目、富士山は雲に隠れてしまいました
イワヒゲ
北岳-間ノ岳を結ぶ日本一の3000m超えの稜線
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北岳-間ノ岳を結ぶ日本一の3000m超えの稜線
チングルマ
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
ミヤマダイコンソウ
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ミヤマダイコンソウ
シナノキンバイ
ツガザクラ
10:48 ようやく仙丈ヶ岳頂上が見えてきました。斜面は一面お花畑です。
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10:48 ようやく仙丈ヶ岳頂上が見えてきました。斜面は一面お花畑です。
10:52 登ってきた稜線と背後に鋸岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳
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10:52 登ってきた稜線と背後に鋸岳、甲斐駒ケ岳、八ヶ岳
10:52 下には仙丈小屋が見えます
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10:52 下には仙丈小屋が見えます
11:05 仙丈ヶ岳にようやく到着!なかなかハードでした
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11:05 仙丈ヶ岳にようやく到着!なかなかハードでした
仙丈小屋に向かう道、雪渓も残っているようです
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仙丈小屋に向かう道、雪渓も残っているようです
イワベンケイ
鳳凰三山
恵那峡サービスエリアで購入したパンとトマト・胡瓜そしてポタージュスープで昼食
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恵那峡サービスエリアで購入したパンとトマト・胡瓜そしてポタージュスープで昼食
クモマナズナ
イワツメクサ
イワベンケイ
オヤマノエンドウ
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オヤマノエンドウ
ミヤマシオガマ
イワカガミ
アオノツガザクラ
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アオノツガザクラ
ミネズオウ
ハクサンイチゲ
クロウスゴ
12:43 小仙丈ヶ岳に戻って休憩、ポテトチップスとコーヒー。ポテトチップスは袋がパンパンはちきれそうです。
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12:43 小仙丈ヶ岳に戻って休憩、ポテトチップスとコーヒー。ポテトチップスは袋がパンパンはちきれそうです。
ナナカマドと甲斐駒ケ岳
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ナナカマドと甲斐駒ケ岳
ヒメイチゲ
13:39 五合目大滝頭に戻ってきました。馬の背コースと合流します
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13:39 五合目大滝頭に戻ってきました。馬の背コースと合流します
14:53 北沢峠に到着、お疲れ様でした
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14:53 北沢峠に到着、お疲れ様でした
帰りのバスの中から見えた仙丈ヶ岳
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帰りのバスの中から見えた仙丈ヶ岳

感想

 前回の八ヶ岳デビュー以来、天候や娘たちの関係などで山に行けないまま3週間。1週間前から台風の進路に気をもみながら山行計画。今回は南アルプスに足を踏み入れてみることに。今年初の日本百名山。甲斐駒ケ岳とどちらか迷ったが、行程は少し長く標高も3000m越えするが、比較的行きやすそうな仙丈ヶ岳に決定。南アルプスの女王様だ!
 今回も車中泊。仙流荘の登山者用の無料駐車場にはPM11時頃着いたが、広い第1駐車場のぐるり1周はもう車でほぼ埋まっている。中にはまだ停められるし、道路を挟んで第2駐車場も広いので駐車スペースはたっぷりある。前回の車中泊の反省を踏まえて、ダンボール・厚みのある敷きマット・低反発素材のダブルの敷き布団・低反発素材の枕などを揃えてのベッドメイキングで臨む。しかし、昼間カンカン照りの中で敷き布団をセットしたので布団が暑いまま....夜中に続々到着する車の音....風邪気味なので鼻がぐずぐず...など今回も課題を残した。
 南アルプス林道バスは、始発6:05になっているが、5時過ぎ頃から客が集まり次第どんどん増便して北沢峠に送り込んでいる。私たちも、朝4時半に起きると、身支度して朝食とトイレを済ませて、バスの列に並ぶ。長い行列にはなっているが、スムーズに次々バスが出て行くので5時半過ぎ出発。北沢峠には50分ほどで着いた。
 ここから更にバスを乗り継ぐと北岳登山口の広河原に行けるが、そちらを目指す人はバスの中では1組だけだった。北沢峠は甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳どちらもの登山口になっていて、どちらも同じぐらいの登山者がいるのかなという感じだった。私たちは仙丈ヶ岳を目指す。長丁場になるのは覚悟している。体調もそれほど良くはないので、無理せず、いつでも引き返せるよう心積もりして登る。しかし、天気は最高。台風一過の好天だ。テンションもあがる。
 6:40出発。6:55一合目、7:11 二合目、7:36 三合目ゆっくりだがいいペース。樹間から北岳が姿を現す。更にテンションアップ。7:49四合目、8:15 五合目大滝頭。馬の背コースとの分岐。ここでどちらに行くか、休憩していた人たちとしばし情報交換。私たちは、やはり尾根コースで行く。少し上に上がると甲斐駒ヶ岳が姿を見せ始め、更に更にテンションアップ。8:43六合目。鋸岳、甲斐駒ヶ岳、背後に八ヶ岳連峰もくっきり見えるようになる。森林限界を越えハイマツ帯になり、厳しい岩場の道を登りつめて、9:30小仙丈ヶ岳到着。ヤッター、素晴らしい景色。富士山が雲間から頭を出して、北岳とツートップの競演。目指す仙丈ヶ岳に連なる稜線もたおやかで美しい。さすが南アルプスの女王!大感激だ。花の百名山にもなっているだけあって、花も咲き乱れている。今日の目的の一つでもあった、キバナシャクナゲも美しく咲いていて、背景の山々とのコントラストも絶妙。イワウメ、ミネズオウ、イワカガミ、チングルマ、アオノツガザクラ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイ、ツガザクラ、オヤマノエンドウ....天空の遊歩道に咲き乱れる花たち。仙丈ヶ岳までの1時間半ほどは青空、山、花と至福のひととき。しかし、体力の限界か、足取りはそれほど軽くない。よれよれになりながらも、11時過ぎ仙丈ヶ岳到着。登山口から4時間半ほど。でも何とかたどり着けて、充足感たっぷり。景色も素晴らしい。北岳、間ノ岳、鳳凰三山、甲斐駒ヶ岳、鋸岳、八ヶ岳連峰、中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳....いつまでも見飽きない。
 昼食を済まして、下山。すぐに途中で会って花の写真などの話をしていた人たちに再会。「雷鳥の親子を見た!」と感激した様子。私たちは先に来てしまっていたが、見逃していたのかな?帰り道は、雷鳥さん、いないかな?と花の写真も撮りながら探してみたが、見当たらず。何処か、ハイマツの陰からでもこちらを見ていたのかな?ご対面は、次回以降にお預け。また山に来る理由が増えてきた感じ。次はどこにしようか、楽しみです。

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