【日本百名山 No.54 笠ヶ岳】新穂高から笠新道でピストン


- GPS
- 15:23
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,314m
- 下り
- 2,297m
コースタイム
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 2:55
- 合計
- 10:33
- 山行
- 5:53
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:34
天候 | 一日目 曇り時々霧雨 山頂で晴れ 二日目 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
要所にペイント等あり,迷いポイントはなかった。ただ,笠新道は岩場多数で降雨時は要注意。 |
その他周辺情報 | 中崎山荘奥飛騨の湯 利用。大人一人900円。やや狭いのと水風呂がなかったのが残念だが,いいお湯でしたぜ。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
トレッキングポール
GPS
チェーンスパイク
|
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感想
10月二週目は贔屓チームの応援のためCS観戦と思ってたら,ユーショーしちゃって無くなったので,当初予定通り笠ヶ岳にチャレンジ。当初は登り笠新道,下り鏡平経由と思っていたが天候が思わしくないので笠新道ピストンとする。きついと噂の笠新道なんぼのもんぢゃいと舐めてかかり返り討ちに遭う。
前夜,雨のR158を走って22時前にP5無料駐車場到着。数年前7月に来た時は,木曜だというのに満車だったのでびくびくしながら辿り着いたら半分くらいしか埋まってなくて拍子抜け。雨音を聴きながら就寝。
翌朝4時30分起床。まだ小雨なれどレインウェアは不要と判断,ザックカバーだけつけてトレールアクションジャケット着て出発。たくさんの登山者とともに林道を歩く。上高地よりややストイックな雰囲気はあるかな。まあそれでもソロのオッサンというワタクシはどこにいてもカーストの最底辺であることに変わりなし。この後の笠新道に備えてゆっくり歩く。ジャンジャン抜かれる。途中でジャケットを脱ぎ,1時間ほどで登山口到着。ミナサマ一息つかれているが,休まずそのまま登り始める猛者もいて凄いなあと思ってたら,登ってすぐの岩場で休憩されていた。
つづら折りの森の中をガシガシ登っていく。噂通りのきつさ。ひたすら我慢して進むとやがて木々の背が低くなるのと同時に霧雨模様となる。空木岳で判断遅れてズボンを濡らした反省からレインウェアを着用し,カメラをザックにしまって登り続ける。周りのミナサマとは抜きつ抜かれつの関係。しかし,テン泊装備でここを登る方は無条件尊敬であるな。3時間半ほどで杓子平到着。よおし登り切ったと安心したのが敗因,稜線に上がるまでの登りはマジ地獄でしたぜ。ようやく登り切ったのが12時頃。ガスガスの稜線で,だがしかし雷鳥の群れとご対面できたのは,ご褒美的な何かだったんだろうか。
昼食を喰って先を進む。ここから山荘までは1時間だからラクショーっしょ,と思ってたらなかなかきつかった。コースタイム設定厳しくないっすか?14時頃何とか山荘到着。ガスガスのままでどうしたもんかと思ってたらうっすら日が差してきたので15分で行けるという山頂を目指す。薄雲の中,穂高の頭だけが見えるのおとか思ってたら次第にガスが抜けて槍から穂高までくっきり表れて山頂にいたメンバーで大喜び。日も差してきてブロッケンまで見ることができた。雷鳥はこれまでにも幾度かであったが,ブロッケンは初めて。どっちが珍しいんだろうかね。16時頃山荘に戻り,45分から夕食,眠気を19時まで我慢してから就寝。
二日目は5時起床。5時30分朝食をいただく。ちょうど穂高から日が昇るころだったが高曇りでご来光は見えず。身支度を整え山荘前にザックを置いて再度山頂に行き,眺望を堪能。この時は八ヶ岳まで見渡せた。山荘に戻って下山しようとしたらガスが出てきて五里霧中の中稜線を歩く。が,途中でガスは抜け,再び絶景となる。いろいろややこしい山行。笠新道分岐から抜戸岳のピークだけ踏んでおこうと寄り道したら存外にワイルドルートでてこずった。
あとは下るだけだと覚悟を決めて進む。途中何組か登ってくる方とすれ違う。明日は荒天予報だからミナサマ日帰りなんだろうか。凄すぎ。下りが苦手なワタクシには非常につらいルートであるが,杓子平を過ぎてからもしばらく穂高連峰を眺めながら進むことができてちょっと嬉しかった。本当なら昨日もこの光景を眺めながら登れたんだな。フラフラになりつつ何とか下り切り,林道はすっ飛ばして12時30分頃無事新穂高到着。クルマに戻って温泉入って食事して外に出たら既に雨が降り出していて驚いた。
というわけで,笠ヶ岳。ここは眺める山だと思ってたんだが存外に眺望が素晴らしく頑張って登る甲斐のあるピークであった。またいつの日か訪れてみたいが,次は鏡平経由でまったりコースにしますかね。
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