記録ID: 4770627
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
那須岳(那須湯泉神社→茶臼、姥々平、朝日、三本槍→北温泉)
2022年10月08日(土) ~
2022年10月09日(日)
体力度
6
1~2泊以上が適当
- GPS
- 13:54
- 距離
- 24.7km
- 登り
- 2,031m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
1日目
- 山行
- 6:58
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 7:50
距離 14.0km
登り 1,295m
下り 676m
14:26
2日目
- 山行
- 4:18
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:04
距離 10.7km
登り 740m
下り 1,125m
10:56
ゴール地点
天候 | 10/8(土) 曇り時々ガス(稜線上風強し) 10/9(日) 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
10/8(土)に、那須湯本温泉行きの始発のバスで、那須湯本温泉へ。すぐ側の那須湯泉神社から入山。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1日目 〜那須湯泉神社→牛ヶ首〜 まずは那須湯泉神社の大鳥居をくぐり、本殿で本山行の晴天を祈願。本殿の右を進み、分岐を下りて殺生石へ。分岐まで戻り、牛々首方面へ。過去記録にもある通り、笹が多い。道は明瞭だが、頻繁に人が通るとは思えない道で、ヤマレコで破線扱いとなっていた理由が分かった。しばらくして舗装道路と合流し、高雄登山道口を超えた所で最初のたるみ。2ピッチ目の初めでは、過去記録にもあった"道が川になっている部分"が登場し、通過に少し時間がかかった。その後はペース良く登り続け、1458ピョコ付近でたるみ。3ピッチ目の初めは、危険箇所としていた崖斜面のトラバースだったが、少し気をつける程度で済んだ。それよりも崖の向かいの紅葉が綺麗でテンションが上がる。雰囲気の良い道を快調に進み、1680m付近の森林限界に到着。だが、強風でとても寒い。何かが吹き飛ばされるのではないかというほどの風だった。 〜牛ヶ首→茶臼岳→峰の茶屋跡避難小屋→姥々平〜 茶臼岳への登りに入り、徐々にガスが晴れて眺望が良くなる。ロープウェイは、強風のため運休しているというアナウンスが鳴り響く。頂上に近づくにつれて体が持っていかれる程の風の強さになり、茶臼岳分岐では一旦座り込む。しかし待っていても風が弱まりそうにないので山頂へ行き、速やかに写真を撮る。 峰の茶屋跡避難小屋の辺りが風の通り道なので、この荒天なら引き返すべきかと思ったが、注意して進む事にする。20分ほどで小屋に到着。収容人数10名らしいが、明らかにそれ以上の人数で、座る場所はほとんどない。さすが三連休。少し休んで出発。ここから牛ヶ首へのトラバースは風が無いので気持ち良く、ガイドブックにもあった通り眼下に姥々平を見渡すことができた。途中には無間地獄という噴煙が上がる場所もあり、活火山の威力を感じた。 さっさと高度を下げ、姥々平で一旦ザックを置き、ひょうたん池に向かう。さっきあれほど苦しんだ茶臼岳の山容が紅葉と相まって美しく見えた。ひょうたん池では、曇っていたために綺麗な"逆さ茶臼岳"は撮れず。姥々平に戻って差し入れを出し合い、長めの休憩。紅葉とはしばらくおさらば。 〜姥々平→三斗小屋温泉大黒屋〜 姥々平を過ぎると登山客は一気に減る。姥々平下分岐を過ぎて下る際、岩が湿っていて少し怖かった。以後は粛々と進んで三斗小屋温泉大黒屋に到着。 大黒屋は古き良き宿という雰囲気だった。テント場は宿から高度で10mほど登った所にあり、さっさとテントを立ててサイトを始めた。就寝は20:40頃となった。 2日目 〜三斗小屋温泉大黒屋→三本槍岳〜 最初のピークである隠居倉へは350m程の登りだったが、ペース良く進む。ちょうど1ピッチで到着でき、頂上からは茶臼岳がガスることなく見え、雲海も見渡せた。晴れているうちに集合写真を撮り、ペースの良いまま熊見曽根東端へ。ここで空身となって朝日岳へ向かう。朝日岳は山容が独特で、カッコ良い。山頂からは、茶臼岳や下界の那須湯本、下山で使用予定の中ノ大倉尾根が一望できた。充実のパノラマである。朝日岳から北温泉分岐までには清水平という平原があり、小さな池やその周りの紅葉が美しい。北温泉分岐で再び空身となり、ラストピークの三本槍岳を目指す。頂上はガスっていたので、さっさと下山してやろうと思ったその時、徐々にガスが晴れ始め、三本槍岳よりも北の山々をやんわり見ることが出来た。満足して下山開始。 〜三本槍岳→北温泉〜 歩きやすいはずの中ノ大倉尾根だったが、岩に金網がかけられているタイプの道で、個人的には歩きにくかった。隊は快調に進み、ちょうど50分でスキー場分岐に到着した。下山は続き、心配していた最後の急な下りには階段が整備されていて安心。結局、2時間半読みの所を2時間かからずに下山したのだった。北温泉はガイドブック通りの歴史ある建物で、電波も一部機種は通じた(Softbankは繋がったようだが、私のauはダメだった)。疲れを癒した後、北湯入口バス停まで20分ほど主に上り、下山連絡をした。お疲れ様でした。 |
その他周辺情報 | 3連休という事もあり、煙草屋はものの10分で7張のテントが予約されてしまった。急いで大黒屋に電話して、予約する事ができた。感謝。 北温泉は大人¥700。那須湯本の鹿の湯は大人¥500。 |
写真
感想
両日共にピークでガスる事などはあったものの、雨に降られる事もなく本ルートを完遂できた。特に2日目の朝の眺望は素晴らしく、那須岳の魅力を味わえる良い秋のお楽しみ山行になったと思う。隊のペースと雰囲気が共に良く、有り難かった。
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