毛勝山 二百名山 181座目
- GPS
- 09:05
- 距離
- 13.1km
- 登り
- 1,863m
- 下り
- 1,861m
コースタイム
天候 | くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
登山口手前に6台の駐車スペース 50mほど下った場所にも駐車スペース |
コース状況/ 危険箇所等 |
急登で有名な毛勝山 段差や登山道に張り巡らされた木の根等が多くありとても歩きにくい 登山道が湿っている時は低ミュー路が極めて多くスリップ・転倒に要注意 毛勝山登山口〜曲谷三等三角点 平均勾配35パーセントの大木の多い急登の登山道 雨天直後の歩行だったので、スリップしやすい 急登部分にお助けロープが設置されている個所が多い 下山時にはこのロープをもって体勢を整えて通過したが、ロープがドロドロの場合が多かった 曲谷三等三角点〜クワガタ池 低ミュー路が極めて多く下山時にスリップしないようにとても苦心した区間 登山道が段丘状になる スリップしやすい急登は相変わらずなのだが、それに段丘の上に湿原と数か所のコルがあらわれる コルの両側は痩せて切れ立っているのだが、樹林や笹で覆われ高度感はない 高度感がないので恐怖心はないが、危険個所に違いないので油断大敵 標高2000mの池塘付近は2箇所迷い込みやすい踏み跡がある 藪漕ぎになったり、踏み跡が細くなったら即引き返せば登山道へ戻れる モモアセ山は山頂をトラバースして通過 モモアセ山山頂への登山道を探してみたが見つからなかった クワガタ池〜毛勝山 最後の急登 樹林帯を抜けチングルマ群生地の急登 浮石がとても多く、特に下山時に落石を発生させないように細心の注意が必要 山頂台地に乗り越す直前に洗堀がある この洗堀は深く、そして進むにしたがって徐々に狭くなり進めなくなる 行詰る前に早めに左側の淵へ乗り上がるのがよい |
写真
感想
急に予定が空いた…
出発直前に末っ子を誘っての毛勝山登山
最近は誘ってもなかなかついて来てくれず昨年末の蒜山以来の久々に一緒に登ってくれることとなった
山に付き合ってくれる。親としてはトテモ嬉しいのだが…
末っ子からのリクエストは「楽じゃない山」
アラフィフの俺に挑発的な言葉を投げかける
というコトで雨の合間の晴れ間を狙っての毛勝山登山となった
天気予報では夕方からは雨の予報
この季節、雨が降ると稜線では雪になる可能性が高い
念のためチェーンスパイク・防寒着等の雪山ハイク装備も用意して出発
登山靴は僕が捨てるつもりにしていた3シーズンアルパインブーツを履かせた
3時すぎ東又第五発電所登山口に到着 すでに6台のクルマが駐車中で出発準備を整えている方もおられた
5時前まで仮眠後、末っ子を起こしてヘッデン歩きで登山開始
林道を歩き始めすぐに毛勝山登山口があるのだが、暗闇で見落として林道本線をそのまま歩行
暫く歩いてからミスに気が付き毛勝山登山口へ戻る
登山口から歩き始めて程なく標高1050mまで急登で一気に登る
登山道は直前の雨で湿っており低ミュー路でスリップしやすい
段差にお助けロープも設置された急登が連続するがギリ脚が上がる箇所にスタンツがあるので何とかロープを掴まず登るコトができる
1000m付近から登山道脇に立派な大木が多くあり、その根っこが半端なく滑りやすく歩きにくい
標高1050mを越えると一気の急登は落ち着くが、尾根が段丘状になっているので、ツルツルの木の根が絡みあう登山道の急登と緩斜路が交互にあり、とにかく歩きにくい
「歩くの遅くなったよなぁ」と俺を挑発してくる息子へ
「スリップしないように一歩一歩をスタンツを確認して丁寧に歩くコト」ともっともらしいコトを云って取り繕い俺のペースで歩く…
父はもぅアラフィフ、ナンダヨ
曲谷三等三角点1479mではパンを食べて大休止
曲谷三角点からは北側の越中駒ヶ岳の眺めが良い
曲谷三角点からは小さな下り坂コルも繰り返しながらやはり急登で段丘状に標高を上げている
このコルなのだが、ヤセ尾根で切れ立っているが樹林が濃くパット見た目は高度感がない。しかしヤセた上に木の根が多く、ちょと足を滑らしたら御終いだよ という超危険だ
段丘上に登ると池塘が現れ急登が一段落する
池塘の草原地帯から山頂まで草原ではチングルマが群生
雨上がり直後というコトもあり、ぬかるみ地帯・スリップしやすい木の根・スリップしやすい段差が連続する滅茶苦茶歩きにくい登山道となる
下山時にはこの付近は登山時よりも時間がかかった
モモアセ山
モモアセ山は山頂直下をトラバースで通過
下山時に山頂へ行く登山道を探したが、登山道は見当たらなかった
クワガタ池
2151mの段丘越えるとチングルマの群生する草原を歩きクワガタ池
最後の急登
クワガタ池から山頂へ向け一気に300m弱をザレ場の急登で登る
このザレ場は浮石が多い 特に下山時には落石を起こさないように慎重に歩いた
山頂が近づくと風が強くなってきたのでジャンパーを着用
山頂台地の直前で登山道は狭い洗堀になる
この洗堀、進んでいくと身体よりも狭くなるので洗堀が浅いうちに先に左側の淵へ乗り上がるのが良い
毛勝山山頂
山頂台地に乗越すと目の前に剱岳がどぉ〜んと目の前に現れる
山頂台地の端から山頂は目の前
チングルマ草原の毛勝山山頂は360度の大パノラマが展開
遠くは佐渡島まで見渡すことが出来た
ついさっきまで雷鳥がいたとのコト
末っ子はサンダーバードしか乗ったことない、雷鳥は乗ったコトも見たこともないので毛勝山山頂でホンモノの雷鳥を見せたく、暫し雷鳥探すが姿を見せない
下山
山頂にかなり長居をしたが、急に風がキツくなり耐えられなくなったので下山開始
毛勝山は急登が有名だが、その裏返しで下山時の技術的難易度が高い
山頂直下のザレ場は浮石が多い
歩き始めてすぐ一つ石を落として即「ラク・ラク」と叫んだ。下方に登山者が居たので焦ったが、幸いにしてすぐに止まった
息子も一つ石を谷底へ落としてしまった
息子とブリーフィングをして丁寧に足を置いて歩くコトを認識合わせ
湿った毛勝山登山道は恐ろしく滑りやすい
特にモモアセ山から曲谷三角点の区間は危険で滑りやすい箇所が多く、いちいちスタンツを確認しながら丁寧に歩いたので登山時よりも下山時の方が時間がかかってしまった
下山時も曲谷三角点でコンビニおにぎりを食べて休憩
ここまでの下山道の長さに辟易する
曲谷三角点から先もきっつい下坂だ
毛勝山登山口の10分手間前付近で小雨が少しパラついてきた
毛勝山登山口から林道を歩きすぐに橋を渡って東又第五発電所登山口駐車場に到着
クルマに到着と同時に土砂降りの雨となった
昨年末蒜山の登山以来、久々の末っ子との登山
15歳とお年頃なので最近は全く僕に付き合ってくれなくなった
それでも末っ子は時間が有れば、風吹岩(447m)まで日々ランニングをしているそうだ
下山後、息子のズボンを見たら汚れなく奇麗だった
親バカだが、一緒に登山出来たコトと息子の歩行技術の高くなっていたのが嬉しかった
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