記録ID: 4774886
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
色々ありすぎ、ヤバかった。。。 兵越峠より鶏冠山(南北)〜中ノ尾根山
2022年10月08日(土) ~
2022年10月09日(日)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 21:55
- 距離
- 31.8km
- 登り
- 2,749m
- 下り
- 2,732m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:36
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 8:58
2日目
- 山行
- 11:46
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 12:52
5:44
37分
宿泊地
18:36
天候 | 1日目 曇り 2日目 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
◆兵越峠〜三又山 全体的に広い尾根。赤布は多いですが、踏み跡は最初から最後まであまり明確ではありません。暗い時に歩くのはかなり困難です。白倉山手前よりササが出てきて倒木も多くなります。 ◆三又山〜鶏冠山(南峰) 一面ササ原ですが、比較的低いササです。南峰手前が岩付の急斜面です。 ◆鶏冠山(南峰)〜鶏冠山(北峰) 最難関。詳細は写真の所に書きました。 ◆三又山〜中ノ尾根山 ガレ場もありますが、特に問題ありません。 ◆中ノ尾根山〜白倉林道登山口 上半分くらいはササが強烈です。時には背丈ほどにもなり、かなり厄介です。下半分は歩きやすいです。 ◆登山口〜白倉橋 落石はあちこちにありますが、歩く分には問題ありません。 ◆白倉橋〜白倉山直下 取り付きはかなり急で、緊張を強いられます。その後は道はありませんが、ひたすらヒノキ林の急登が続くので、体力勝負です。 |
写真
夜の飯田の街明かりかな?
この後、夜中に不思議な体験が。。。
【閲覧注意】
夜中に物音がするので、ハッと目覚めると月明かりに熊がテント覗こうとしていました。顔の輪郭がハッキリ見えました。びっくりして「ワー❗️」と叫んだら、あわてて逃げていきました。
その直後、今度は懐中電灯をつけ人が2・3人、テントの横を通る気配がして、またしてびっくりして声を出そうとしたら、今度は全く声が出ません‼️
ハッと気がついて時計を見たら、2時過ぎでした。たぶん夢を見ていたんでしょう。という事にしておきます。
この後、夜中に不思議な体験が。。。
【閲覧注意】
夜中に物音がするので、ハッと目覚めると月明かりに熊がテント覗こうとしていました。顔の輪郭がハッキリ見えました。びっくりして「ワー❗️」と叫んだら、あわてて逃げていきました。
その直後、今度は懐中電灯をつけ人が2・3人、テントの横を通る気配がして、またしてびっくりして声を出そうとしたら、今度は全く声が出ません‼️
ハッと気がついて時計を見たら、2時過ぎでした。たぶん夢を見ていたんでしょう。という事にしておきます。
この間は、危険地帯という事なので緊張してきました。
まず南峰直下の草付きに斜面です。
上から見ると高度感がありますが、ここは意外に安定した踏み跡があり、それほどでもありませんでした。
でも、もちろん転んだらThe endです。
まず南峰直下の草付きに斜面です。
上から見ると高度感がありますが、ここは意外に安定した踏み跡があり、それほどでもありませんでした。
でも、もちろん転んだらThe endです。
若い頃、よく沢登りをしてたので懸垂下降は良くやっていましたが、本当に久しぶりです。
実は少し前に、アルパイン用のハーネスが安かったので衝動買いしたところです。ちょっと使ってみたかったんですよね。
最も今更アルパインなんてする気は無いので、懸垂下降用です。
昔から高い所はあまり得意ではないんですが、歳を取るごとに高所恐怖症の傾向が、どんどん強くなってくるんですよね。困ったもんです。
実は少し前に、アルパイン用のハーネスが安かったので衝動買いしたところです。ちょっと使ってみたかったんですよね。
最も今更アルパインなんてする気は無いので、懸垂下降用です。
昔から高い所はあまり得意ではないんですが、歳を取るごとに高所恐怖症の傾向が、どんどん強くなってくるんですよね。困ったもんです。
私は赤から降りてきてしまいましたが、緑が正解なのか青が正解なのか分かりません。
下から見ると緑が正解の様な気がしますが、上からは行けそうな雰囲気がしなかったんですよね。。。
それにしても、一番最悪なところを下りましたね。もう少しルートファインディングを勉強したら❓
誰か行ったことのある方、どこを通ったか教えてくれませんか❓
【後日追記】
別の方より、緑ラインを行ったという情報を頂きました。樹林の急斜面で踏み跡もあったそうです。
そりゃ、どう見てもこれだけ木が生えていれば何とかなる気がするわな❗️
下から見ると緑が正解の様な気がしますが、上からは行けそうな雰囲気がしなかったんですよね。。。
それにしても、一番最悪なところを下りましたね。もう少しルートファインディングを勉強したら❓
誰か行ったことのある方、どこを通ったか教えてくれませんか❓
【後日追記】
別の方より、緑ラインを行ったという情報を頂きました。樹林の急斜面で踏み跡もあったそうです。
そりゃ、どう見てもこれだけ木が生えていれば何とかなる気がするわな❗️
さっきの岩場はプルジックで登り、体を確保してロープを綺麗にしまいます。
昔、遭難捜索に行った時ですが、捜索を終えてあとは下りるだけとなった時にロープがサラダになってしまい、面倒なのでそのままザックに突っ込もうとしたら、一緒に捜索した他の山岳会の重鎮に「そういうヤツが山で死ぬんだ!」と一喝されました。
昔、遭難捜索に行った時ですが、捜索を終えてあとは下りるだけとなった時にロープがサラダになってしまい、面倒なのでそのままザックに突っ込もうとしたら、一緒に捜索した他の山岳会の重鎮に「そういうヤツが山で死ぬんだ!」と一喝されました。
兵越峠から続く尾根です。
中ノ尾根山に登ったあと、白倉林道に下り、白倉橋より赤いルートを登り返します。
こりゃ大変だ。
はっきり言って、中ノ尾根をピストンして戻ったほうが確実に楽だとは思いますが、歩いてないところを行きたくなる、山屋の性ですね。
中ノ尾根山に登ったあと、白倉林道に下り、白倉橋より赤いルートを登り返します。
こりゃ大変だ。
はっきり言って、中ノ尾根をピストンして戻ったほうが確実に楽だとは思いますが、歩いてないところを行きたくなる、山屋の性ですね。
ここまで思ったよりかなり時間がかかってしまい、この先、白倉林道の状況と、尾根の登り返しが予想出来ないので、最悪今日中に帰れないリスクもある気がしてきました。
ちょうど電波が入ったので、ここで現在地とこの先の行程をLINEで家族に送っておきました。
ちょうど電波が入ったので、ここで現在地とこの先の行程をLINEで家族に送っておきました。
残り1.5キロくらいの所で完全に真っ暗になってしまいました。
おまけに霧が出てきて、ほとんど足元しか見えません。
明るければ20分もあれば行けるところですが、道も不明瞭なのでヤマレコを見ながら進むしかないので、遅々として進みません。
スマホのバッテリーも徐々に減ってきて、絶体絶命❗️ピンチです‼️
命の危険は感じませんでしたが、何度もビバークという言葉が頭をよぎりました。
おまけに霧が出てきて、ほとんど足元しか見えません。
明るければ20分もあれば行けるところですが、道も不明瞭なのでヤマレコを見ながら進むしかないので、遅々として進みません。
スマホのバッテリーも徐々に減ってきて、絶体絶命❗️ピンチです‼️
命の危険は感じませんでしたが、何度もビバークという言葉が頭をよぎりました。
撮影機器:
感想
2日間、誰にも会いませんでした。白倉林道が長い事通行止めなので、中ノ尾根山へのメインルートは兵越峠になると思いますが、かなり距離もあり、あまり人も入っていないようです。中ノ尾根山のグレードは、今は結構高いですね。
なお、誰かの記事で見ましたが、白倉林道の工期は令和5年3月24日までになっている様なので、来年には行けるかな?
今回の反省は、何と言っても道の不明瞭なところで真っ暗になってしまったところです。あと少しだったので何とか帰れましたが、もう少しどこかで時間ロスをしていたら間違いなく戻れませんでした。
また、今回はスマホのGPSのおかげで帰る事が出来ましたが、逆に言ったらスマホが生命線になるので、モバイルバッテリーは多めに持っていく、スマホは防水ケースに入れるなど、対策はしっかりする事が重要ですね。
人が多い山域ならよっぽど大丈夫でしょうが、人がほとんど入らない山域では重要だと思いました。
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コメント
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おお早速テン泊ですね流石!しかもルートがマニアック過ぎます。そりゃ誰にも会わないですよ!
以前池口登った時、鶏冠山から来た人とスライドした時も初めて人に会ったと言ってました。
(深南部好きな人は健脚でマニアックな方が多いです… 失礼w)
いや〜、熊ヤバかったですね。ご無事で何よりです。また、不思議な体験も…
私もたまに金縛りにあいます(この前芝沢ゲート車中泊した時も久々にあいました 同じ2時ぐらい)
こんなビビりなので一人で避難小屋泊も怖いんですよ〜(情けないですが)
テントの中からあんなにはっきり熊の顔の輪郭が見えるはずないので、今から思うと熊も夢の中だと思うんですよ。でも、本州にはヒグマは居ないので、それほど恐怖感はありませんでした。
それより、雨の中で真っ暗になってしまった時は、本当にあせりました。道のはっきりした山なら、ライトをつけて日の出前に歩く事は時々ありますが、道の無い所で真っ暗になると、GPSが無ければ、本当に一歩も歩けないというのが身をもって分かりました。そういう意味で、スマホとバッテリーは重要ですね。
いろんなトラブルがあって痺れる山行でしたね。
鶏冠山北峰~南峰間はH24年に、中ノ尾根山~鶏冠山南峰間はH27年に歩いて赤線を繋いでいます。そこで今回のkaeru3013さんが懸垂降下された場所ですが、南峰の下りでしょうか?鞍部にある鶏冠岩(両側が切れ落ちている岩場)への下りであれば、南峰から東側(静岡県側)にある草付を下り巻くようにトラバースと当時の山ノートに書いてあります。鶏冠岩から北峰も尾根の東側をトラバースするように書いてあります。痩せた鶏冠岩は怖かったので記憶がありますが、他は記憶にありません。
そのことから考えても、ロープが必要なほどの所は通っていないと言えます。山ノートには「東側のトラバースが多い、東側を探す」と記載があります。二度と行くことはないと思いますが、参考までに☺
テン泊では同じ様な経験があります。日中でも人が来ない所なのに、真夜中に人の足音がはっきりし声を掛けられるんじゃないかと思ったことが数回あります。さすがにクマの姿を見たことはありませんが…。
それにしても大変な山行の時によく雨が降りますね( ´艸`)
やっぱり東側ですよね。下に降りたら、こちらなら行けたかなという気がしました。
逆にロープを持っている為、頑張ってルートを探すよりさっさと懸垂した方が早いと思ってしまったというのもありますね。
いつか合地山から光岳間を行ってみたいので、その為にはアプローチに時間をかけて縦走しない限り、もう一回通る必要があるんですよね。。。
人生、折り返しはとうに過ぎているので、行きたいと思う所があるうちが華ですね。
twvv1979さんも、行きたい所がいっぱいあると思います。
K2に行きたいなんて全く思いませんが、こんな小さな日本でも行きたいところはいっぱいありますよね〜。
私は登山でのテント泊は経験がないですが、今回行かれた近くですと、遠山川本谷や気田川本谷への渓流釣りで林道脇でツェルト泊したことがあります。遠山では、夜中に私の胸辺りから顔にかけて外側から、明らかに獣の鼻のようなものを押し付けられ、あわてて大声をだしその鼻に向けてげんこつをくらわせたことがありました。
そのあと、ツェルトから出て、懐中電灯をてらしましたが、灰色っぽい獣が
立ち去るところで、獣臭が漂う状況で同行の輩が寝ぼけた様子で起き上がるところでした。
釣りの釣果はさておき、いろいろありました。
ごぶじでなによりです。
私は釣りはハゼ釣りくらいしかやった事はないのですが、一度源流で焚火をしながら、釣った魚をアテに酒を飲みたいなと思っています。
いつか合地山から寸又川を横断して光岳に行きたいと思っているので、柴沢出合あたりで釣りをし、焚火をしながら一夜を明かしたいなんて思っています。
果てしなく遠いところなので、いつになったら出来るのかわかりませんが。
ご返信ありがとうございます。
その昔、水窪戸中川上流から、六呂場を越え、大井川の源流の一つ、逆河内川へ尺ヤマメを狙う釣行記がありましたのでご紹介させていただきます。
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