仙千代ヶ峰 〜山頂は残念だが〜 [三重県 大台町]
- GPS
- 06:33
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,241m
- 下り
- 1,230m
コースタイム
天候 | 晴のち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
野又の高の登りでの岩場は傾斜があるので注意。 クマの気配はかなりある |
その他周辺情報 | 奥伊勢フォレストピア宮川山荘で温泉入れます。 |
写真
感想
久々の単独行での登山なのだが、天気はあいにくの雨を予想していた。
とりあえず奥伊勢の大台町で車中泊し、早朝は雨だったが9時位に止みつつあったので、急いで登山口に車を走らせた。
登山口に着いた頃には雨も止みスッキリした青空が見渡せるほど晴れたので一安心だが時間はかなり遅めだ。
藪が多めな登山口から入り込んで少しの間に下草が生い茂っている区間でズボンもびしょ濡れで、おまけに両サイド草木の壁なので何重にも張り巡らされてる蜘蛛の巣との格闘でうんざりする。
鬱陶しい下草エリアをやり過ごし登山道もマシになったところで『もしかしたら』という嫌な予感をしたのでスボンの裾をめくると3匹ほどヒルがくっついていたので急いでデコピンで振り払ったが、これで余計な体力を使う。
下草エリアから少し行くと今度はかなりの急坂の岩場だ。
結構しんどい登りだが、登り切るとわずかだが展望も楽しめる。
そこから山頂直下を経て野又ノ高に着くが展望はなく詰まらない山頂だ。
だが、野又ノ高から少し歩を進めると僅かな展望だが紀伊長島の町並みと熊野灘を拝められたのでこれだけでも嬉しいものだ。
野又峠に下り立ってから再び仙千代ヶ峰の尾根に登っていくと、お目当ての朝熊リンドウが咲いていたのでこれは嬉しい!
その後は時折見せる岩場の急登など含めたジグザグしたアップダウンをしながら山頂直下を頑張るが、クマの気配が分かるので怖さとしんどさとの格闘の末に辿り着いた山頂は展望の効かない残念な場所だった。
ゆっくりしたいところだが、時間も無いのもあるが、やはりクマが近くに居ることの方が嫌なので山頂を後にする。
山頂から更に南下しようとするもシャクナゲ藪との格闘があったので時間も限界の為に、来た道を引き返す事にした。
急ぎ足で野又峠に戻ったら、古道でのトラバースで勾配無く楽に進む目論みだ。
だがやはり長い距離なので時短の効果は無かったが、古道らしさの雰囲気は廃れて無かったのが良かった。
野又ノ高からの道に合流したら、岩場の急登を下れば後は楽なものだった。
下りは2時間半も掛かったので、やはり長い行程だったんだなと実感したし10時に出発は危険だなと感じた。
この山は水呑峠からのほうが景色も良くて楽しいみたいだが、紀勢境のこの尾根を少しでも赤線で繋げたのは良かったんだと思う。
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