蓮華温泉登山口に前日入りして車中泊。
明るいうちに、ロッジの裏手にある登山道入口を下見しておきました。
まだ暗いですが朝4時にスタート。
下見したおかげで心細さは半減されました。
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10/9 4:07
蓮華温泉登山口に前日入りして車中泊。
明るいうちに、ロッジの裏手にある登山道入口を下見しておきました。
まだ暗いですが朝4時にスタート。
下見したおかげで心細さは半減されました。
周りが見えない暗闇効果なのか、いつの間にか標高と距離が稼げていたりします。
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10/9 4:52
周りが見えない暗闇効果なのか、いつの間にか標高と距離が稼げていたりします。
振り返ると東の空が焼けはじめました。
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10/9 5:15
振り返ると東の空が焼けはじめました。
薄明るくなって山の輪郭がはっきりしてきます。
あれは雪倉岳?
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10/9 5:34
薄明るくなって山の輪郭がはっきりしてきます。
あれは雪倉岳?
さらに小蓮華山も見えてくるころ、天狗の庭に到着。
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10/9 5:38
さらに小蓮華山も見えてくるころ、天狗の庭に到着。
この辺りでは霜が降りた様子。
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10/9 5:48
この辺りでは霜が降りた様子。
雰囲気の良い森の道を抜けると、
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10/9 5:58
雰囲気の良い森の道を抜けると、
朝日に染まる雪倉岳。
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10/9 6:05
朝日に染まる雪倉岳。
前夜は冷え込みました。
開けた場所は一面霜が降りた様子です。
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10/9 6:06
前夜は冷え込みました。
開けた場所は一面霜が降りた様子です。
こんな感じに。
葉っぱの白い縁取りが良きアクセント。
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10/9 6:07
こんな感じに。
葉っぱの白い縁取りが良きアクセント。
一方、日陰の岩場。
表面が凍ってツルンツルン。転倒注意!
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10/9 6:12
一方、日陰の岩場。
表面が凍ってツルンツルン。転倒注意!
小蓮華山の眺めもどんどん良くなり、
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10/9 6:14
小蓮華山の眺めもどんどん良くなり、
ナナカマドの赤も鮮やか。
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10/9 6:36
ナナカマドの赤も鮮やか。
傾斜が緩むと間もなく白馬大池分岐。
スタートからおよそ3時間の行程。
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10/9 6:51
傾斜が緩むと間もなく白馬大池分岐。
スタートからおよそ3時間の行程。
その大池分岐を前にして足元の赤に釘付け。
フローズンなチングルマ。
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10/9 6:52
その大池分岐を前にして足元の赤に釘付け。
フローズンなチングルマ。
大池分岐から、山荘前のテン場を遠望。
今朝のテント泊は寒そうだ…
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10/9 6:54
大池分岐から、山荘前のテン場を遠望。
今朝のテント泊は寒そうだ…
この辺はチングルマの大群落。
砂糖菓子のような色合いが目を惹きます。
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10/9 7:07
この辺はチングルマの大群落。
砂糖菓子のような色合いが目を惹きます。
軽く腹ごしらえのあとは小蓮華山の稜線へ。
池の周りの湿地帯は霜が降りて一面真っ白。
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10/9 7:14
軽く腹ごしらえのあとは小蓮華山の稜線へ。
池の周りの湿地帯は霜が降りて一面真っ白。
序盤は緩斜面のハイマツ帯をじわじわと。
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10/9 7:16
序盤は緩斜面のハイマツ帯をじわじわと。
稜線に出ると後立山の山々が勢揃い。
ネコ耳の鹿島槍も登場です。
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10/9 7:42
稜線に出ると後立山の山々が勢揃い。
ネコ耳の鹿島槍も登場です。
雲海の先には八ヶ岳連峰のシルエット。
八ヶ岳に重なって富士山も見えました。
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10/9 7:43
雲海の先には八ヶ岳連峰のシルエット。
八ヶ岳に重なって富士山も見えました。
稜線の最初のピークは船越の頭。
大池からちょうど1時間でした。
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10/9 7:58
稜線の最初のピークは船越の頭。
大池からちょうど1時間でした。
船越の頭から望む小蓮華山の稜線。
これこれ、これが見たくて蓮華温泉から登ることにしたのでした。
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10/9 8:00
船越の頭から望む小蓮華山の稜線。
これこれ、これが見たくて蓮華温泉から登ることにしたのでした。
小蓮華山経由で白馬岳をピストンするには、栂池からだとゴンドラ乗車のため時間が限られます。
蓮華温泉ルートから早朝発なら日帰りも可能。
ちょっと遠回りですが。
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10/9 8:43
小蓮華山経由で白馬岳をピストンするには、栂池からだとゴンドラ乗車のため時間が限られます。
蓮華温泉ルートから早朝発なら日帰りも可能。
ちょっと遠回りですが。
船越の頭から45分、鉄剣が聳える2766mの小蓮華山到着。
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10/9 8:46
船越の頭から45分、鉄剣が聳える2766mの小蓮華山到着。
白く薄化粧した白馬岳。山頂部は大丈夫かな?
白馬岳から縦走してきた方からは、軽アイゼンかチェーンスパイクがあった方がいいと聞きました。
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10/9 8:54
白く薄化粧した白馬岳。山頂部は大丈夫かな?
白馬岳から縦走してきた方からは、軽アイゼンかチェーンスパイクがあった方がいいと聞きました。
ということで、本格的な雪道になる前にチェーンスパイクを装着。
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10/9 9:29
ということで、本格的な雪道になる前にチェーンスパイクを装着。
積雪は数センチと大した深さではありませんが、朝方の冷え込みで氷化した箇所多数です。
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10/9 9:35
積雪は数センチと大した深さではありませんが、朝方の冷え込みで氷化した箇所多数です。
白馬岳手前の三国境分岐が見えてきました。
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10/9 9:40
白馬岳手前の三国境分岐が見えてきました。
三国境は富山、新潟、長野の県境。
地図上の境界ラインは、登山道を外れた尾根上にあるようですが。
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10/9 9:41
三国境は富山、新潟、長野の県境。
地図上の境界ラインは、登山道を外れた尾根上にあるようですが。
このかわいい足跡はライチョウさん?
しかし姿は見られず。残念…
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10/9 9:44
このかわいい足跡はライチョウさん?
しかし姿は見られず。残念…
鉢ヶ岳、雪倉岳への稜線。
あっちも歩いてみたいねぇ。
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10/9 9:53
鉢ヶ岳、雪倉岳への稜線。
あっちも歩いてみたいねぇ。
爆音とともにヘリ出現。
大きく2回旋回して去って行きました。
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10/9 9:57
爆音とともにヘリ出現。
大きく2回旋回して去って行きました。
ピークを越えるたびに次のピークが現れます。
あのラスボス感たっぷりなのが白馬岳山頂?
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10/9 10:01
ピークを越えるたびに次のピークが現れます。
あのラスボス感たっぷりなのが白馬岳山頂?
…と思ったらまだ先がありました。
あの黒い岩塊が山頂だって。
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10/9 10:09
…と思ったらまだ先がありました。
あの黒い岩塊が山頂だって。
山頂標柱を捉えました。
最後は傾斜緩めのビクトリーロード。
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10/9 10:17
山頂標柱を捉えました。
最後は傾斜緩めのビクトリーロード。
登り始めから6時間半かかって山頂着。
ようやく念願の白馬岳山頂に立てました。
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10/9 10:24
登り始めから6時間半かかって山頂着。
ようやく念願の白馬岳山頂に立てました。
標高2932mは歴代最高峰。
先延ばしだった今年の目標が達成できました。
山頂からはすぐ目の前に海が広がります。
富山湾のあたりでしょうか。
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10/9 10:27
標高2932mは歴代最高峰。
先延ばしだった今年の目標が達成できました。
山頂からはすぐ目の前に海が広がります。
富山湾のあたりでしょうか。
尾根をさらに先まで進むと、白い杓子岳と白馬鑓ヶ岳、さらには北アルプスの名だたる山々が一望できます。
眼下の赤屋根は白馬山荘かな。
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10/9 10:50
尾根をさらに先まで進むと、白い杓子岳と白馬鑓ヶ岳、さらには北アルプスの名だたる山々が一望できます。
眼下の赤屋根は白馬山荘かな。
全方位に広がる、実に素晴らしい眺めです。
午後4時には雨が降り出す予報であまり長居はできませんが、もう少し眺めていたい。
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10/9 10:55
全方位に広がる、実に素晴らしい眺めです。
午後4時には雨が降り出す予報であまり長居はできませんが、もう少し眺めていたい。
山頂に居合わせ言葉を交わした青年は、40ℓザックにテン泊装備で総重量15kgだそうです。それで6泊7日の北ア縦走計画だとか。すごい軽量化!少しは見習わねば。
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10/9 11:07
山頂に居合わせ言葉を交わした青年は、40ℓザックにテン泊装備で総重量15kgだそうです。それで6泊7日の北ア縦走計画だとか。すごい軽量化!少しは見習わねば。
名残惜しくも、もうすぐタイムリミット。
帰りも長いので下山を始めます。
復路も美しい稜線の眺めが楽しみです。
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10/9 11:09
名残惜しくも、もうすぐタイムリミット。
帰りも長いので下山を始めます。
復路も美しい稜線の眺めが楽しみです。
白馬岳は東面が険しく西面はなだらか。
うっすらと積もった雪がいいアクセント。
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10/9 11:09
白馬岳は東面が険しく西面はなだらか。
うっすらと積もった雪がいいアクセント。
山頂部を振り返ります。
モノトーンの世界、カッコいいねぇ。
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10/9 11:13
山頂部を振り返ります。
モノトーンの世界、カッコいいねぇ。
この辺は急な岩場下り。
赤○のマーカーに沿って慎重に降ります。
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10/9 11:18
この辺は急な岩場下り。
赤○のマーカーに沿って慎重に降ります。
雪倉岳の奥は朝日岳?
こっちはまだ夏山の雰囲気ですが、
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10/9 11:28
雪倉岳の奥は朝日岳?
こっちはまだ夏山の雰囲気ですが、
稜線を境に長野側はすっかり雪景色。
ため息が出るような美しさです。
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10/9 11:30
稜線を境に長野側はすっかり雪景色。
ため息が出るような美しさです。
三国境を越えて小蓮華へ。
緩やかなアップダウンを繰り返しながらの稜線歩き。楽しいルートです。
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10/9 11:39
三国境を越えて小蓮華へ。
緩やかなアップダウンを繰り返しながらの稜線歩き。楽しいルートです。
歩みを進めるたびに形を変える山々。
いつまでも見飽きることがありません。
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10/9 11:47
歩みを進めるたびに形を変える山々。
いつまでも見飽きることがありません。
白馬岳を振り返ります。
山麓を覆う雲海が打ち寄せる波のよう。
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10/9 11:50
白馬岳を振り返ります。
山麓を覆う雲海が打ち寄せる波のよう。
ズームしてみます。
水墨画のような眺めです。
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10/9 11:53
ズームしてみます。
水墨画のような眺めです。
モノトーンの美しさに言葉もなく。
なかなか先に進めまへん。
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10/9 12:02
モノトーンの美しさに言葉もなく。
なかなか先に進めまへん。
遠方には先日歩いた鹿島槍ちゃん。
自分の足で登った山は思い入れもひとしお。
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10/9 12:03
遠方には先日歩いた鹿島槍ちゃん。
自分の足で登った山は思い入れもひとしお。
鹿島槍ちゃんの奥には穂高と槍さま。
だいぶ位置関係がわかるようになりました。
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10/9 12:10
鹿島槍ちゃんの奥には穂高と槍さま。
だいぶ位置関係がわかるようになりました。
鉄剣の立つ小蓮華山ピークが見えてきました。
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10/9 12:17
鉄剣の立つ小蓮華山ピークが見えてきました。
小蓮華山で小休止。
チェーンスパイクを外します。
復路は雪が緩んでましたが念のため装着したままでした。
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10/9 12:22
小蓮華山で小休止。
チェーンスパイクを外します。
復路は雪が緩んでましたが念のため装着したままでした。
時間配分は順調。
次のお楽しみは小蓮華山の稜線です。
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10/9 12:42
時間配分は順調。
次のお楽しみは小蓮華山の稜線です。
居並ぶ白馬三山の眺めも見納めかぁと振り返り。
するとまた同じような写真が増えていくことに。
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10/9 12:49
居並ぶ白馬三山の眺めも見納めかぁと振り返り。
するとまた同じような写真が増えていくことに。
船越の頭が見えてきました。
この稜線もなかなか見応えあり。
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10/9 12:55
船越の頭が見えてきました。
この稜線もなかなか見応えあり。
ハイマツ帯の登り。
右手眼下を見下ろせば、
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10/9 13:13
ハイマツ帯の登り。
右手眼下を見下ろせば、
斜面に鮮やかな紅葉が広がります。
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10/9 13:15
斜面に鮮やかな紅葉が広がります。
白いガスとのコラボも良い感じ。
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10/9 13:15
白いガスとのコラボも良い感じ。
船越の頭に着いたら振り返る。
うんうん、やっぱりカッコよいわぁ。
「坂の上の雲」のエンディング、懐かしい。
さっきからサラ・ブライトマンの曲が脳内をリフレインしております。
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10/9 13:22
船越の頭に着いたら振り返る。
うんうん、やっぱりカッコよいわぁ。
「坂の上の雲」のエンディング、懐かしい。
さっきからサラ・ブライトマンの曲が脳内をリフレインしております。
白馬大池まで戻ってきました。
大池発のリミットは2時半としています。
また少し休んでいこう。
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10/9 13:47
白馬大池まで戻ってきました。
大池発のリミットは2時半としています。
また少し休んでいこう。
広ーいテント場はフラットでとても快適そう。
今シーズン二度予約しながら、雨予報でどちらもキャンセルしてしまいました。
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10/9 13:54
広ーいテント場はフラットでとても快適そう。
今シーズン二度予約しながら、雨予報でどちらもキャンセルしてしまいました。
山荘奥のトイレをお借りしました。
清潔トイレが使えてありがたい限り。
草紅葉の広がる白馬大池周辺にもガスが入り込んできました。
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10/9 14:03
山荘奥のトイレをお借りしました。
清潔トイレが使えてありがたい限り。
草紅葉の広がる白馬大池周辺にもガスが入り込んできました。
テン場前のテーブルをお借りして腹ごしらえ。
食べ始める頃からポツポツ雨が。
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10/9 14:12
テン場前のテーブルをお借りして腹ごしらえ。
食べ始める頃からポツポツ雨が。
予報より早く雨が降り出しました。
急いで後片付けして下山開始。
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10/9 14:24
予報より早く雨が降り出しました。
急いで後片付けして下山開始。
雨は徐々に本降りに。
カメラをザックにしまい、以下スマホで撮影。
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10/9 14:37
雨は徐々に本降りに。
カメラをザックにしまい、以下スマホで撮影。
雨降りでもそれなりに見応えある紅葉です。
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10/9 15:11
雨降りでもそれなりに見応えある紅葉です。
遠景が雨に霞む天狗の庭周辺。
数日後には鮮やかさ全開な色付きになりそうです。
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10/9 15:18
遠景が雨に霞む天狗の庭周辺。
数日後には鮮やかさ全開な色付きになりそうです。
往路は霜、復路は雨。
どのみち岩場はツルンツルン。
滑らんように気をつけて。
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10/9 15:21
往路は霜、復路は雨。
どのみち岩場はツルンツルン。
滑らんように気をつけて。
明るいうちに蓮華温泉登山口まで戻ってこれました。
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10/9 16:14
明るいうちに蓮華温泉登山口まで戻ってこれました。
今年は山の季節の移り変わりをawaさんのレポートで堪能していたような気がします(笑)
今回絶品の写真は50番と52番ですね。勝手な感想です。
このルートには深い思い出があります。かつて。。。おっとやめておきましょう、
毎度毎度つまらない思い出話で、いい加減にしろと言われそうなので(笑)
という感じで早くも10月中旬。そろそろアルプスは冬装備がないと厳しそうですね。
いつか行きたいと言いながら大雪渓の旬の時期を逃し、白馬大池テン泊計画も天気予報に怖気づいて見送っているうちにいよいよ冬目前。ロングルートの日帰り強行でしたが行ってこられてよかったです。
写真をお褒め預かり恐縮です。小蓮華山越しにだんだんと近づいてくる白馬岳は実に素敵で、「おー」とか「すげー」とか独り言をつぶやきながら、行きも帰りも写真撮りまくりでした。
先達の経験談は自身の経験不足を補う貴重な機会と思います。一つ一つの山ごとに思い出があるのは素晴らしい。またかつての経験を教えていただければありがたいです。
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