八ヶ岳(縞枯山)雪山スノーシュー#01
- GPS
- 05:20
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 285m
- 下り
- 284m
コースタイム
天候 | 1日目 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年01月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
ロープウェイは第2発目の9:10に乗る。30人ぐらいは乗っている。
一気に2200m地点。気温はマイナス11度である。
この頃から、天気は一気に晴れだし、ワクワクする。
スノーシューを取り付け坪庭を時計周りに歩き出す。最短は、反時計回りであるが、景色は時計回りが良。
景色は、極寒の雪景色で幻想的である。これだけでも感激ものである。遠景の山々は、頂上に雲がかかり、今一である・・
レンタルのスノーシューは、ビンディングが取り付けづらく問題。歩いている最中にも緩んで取れてしまった。ヒールリフトがないのも問題。もともと、平地ハイク用のようである。
レンタルはこんなものかな・・(帰宅後調べると、16000ぐらいの製品であった)
天気は、どんどん良くなる。坪庭の散策も気持ちがいい。おとぎの国のようである。
縞枯山への道に合流する手前は雪の急降下である。先行者が我々がどうするか(どう、こけるか)楽しみに見ている。結局尻セイドでズルズル降りる。
ここから、縞枯山荘までは雪の回廊でとてもきれい、3人ぐらいの写真家がチャンスを待ち構えている。この景色だけでも、大満足
景色はいいが、この頃になるとさすがに手足の先は寒さでしびれてくる。新調の雪用手袋でも寒い。
外気は零下15度ぐらいか・・・、kameは、目出し帽を早速つけてお気に入りである。
山荘には、テレマークスキー者が一名。平地ならシューは楽チンである。
しばらく進み、分岐を右に折れて、いよいよ雪山登山である。
樹氷のモンスターが面白い。
登山者はほどほどにいるが、皆MYシューである。頂上まではほとんど一本道の登りである。
ここでは、シューが登山用でないため、苦戦する。
基本的にキックステップを使うが、ヒールリフトが無いので、ふくろはぎが疲れるのと、かかとのビンディングがすれて靴擦れ状態で痛い。
kameは、途中からアイゼンに履き替えたがこれは正解である。
と言いながらも、簡単に頂上に着く。エビの尻尾だらけの枯れ木に覆われた山頂で、きれいである。
ここで、ガイド付きと思われる、4人のパーティと写真を取り合った。
その後のコースは、展望台まで行って、ピストンを考えていたが、4人のパーティは、展望台→五辻→ロープウェイ とのこと。
五辻方向は、興味があったがトレースが不明確な時は入るな、との説明があり、オプションにしていた。
そこを、ガイドツアーが先行してくれるとのことで、勇気100倍である。
展望台までは、エビの尻尾の樹林帯稜線歩き、これも最高!
下りになると、早速尻ソリの試運転を始める。なかなか、はまる。kameはまるで小学生である。
展望台から、南八は上部がガスって見えない・・、手前の茶臼山はきれいに見える。
ここまでは、アイゼンでも問題なく来れそうである。
しばし佇みまたソリで進む。
すれ違う、学生のようなグループ7名ぐらいは、手に手に尻ソリを持っている。この山はソリのメッカのようだ!
分岐から右に折れて、五辻に向う。
これ以降は、傾斜が緩やかになるのと、雪が柔らかくまた、トレースが狭くて体が側壁に当たりソリが加速しない・・
ザックやピッケルやシューが抵抗になって、傾斜がゆるいと滑らない。
また、新雪だとパウダースノーだとすぐにはまってしまう・・
結局諦めてシューで歩き出す。
五辻は、のどかな十字路。気持ちがいい広場を独占できる、まるでおとぎ話の主人公の気分である。帰路の時間予測もでき、ここで昼食カップめんTIMEである。しかし、持ってきた水が上部凍結していて、溶かすのに苦労した・・・。
風もなく最高の日和である。
ここからロープウェイ山頂駅まではほぼ平らな道である。左手に乗鞍・御岳を見て快調に進む。
駅に近づいたところで、パウダースノーダイブを敢行!
普段の生活でありえない自由落下と天空観望、すごい
駅では、ロープウェイが到着するたびに、ビックリするほどのスキー客が降りてくる。朝の雰囲気とは一転し、観光地である。
山は朝一番の景色が最高である。極寒の寒さの中の、雪や氷の景色、人の少なさ、横から射す日差し・・・、幻想である。
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