甲斐駒ヶ岳 黒戸尾根 横手駒ヶ嶽神社 日本三大急登と知らずに登る
- GPS
- 15:08
- 距離
- 63.0km
- 登り
- 11,420m
- 下り
- 11,428m
コースタイム
10:24 横手駒ケ岳神社公衆便所横登山ポスト - 10:34 登山道入り口 - 11:17 見晴台
11:39 一合目 - 11:41 横手旧道?新道分岐? - だんだんと道がなくなる
13:18 一般登山道に戻る - 14:22 刃渡り - 14:38 刀利天狗 - 15:12 五合目小屋跡
15:38 キレット橋 - 16:00 七丈小屋(泊)
2日目
4:05 七丈小屋出発 - 4:31 八合目御来迎場着 - 5:10 八合目御来迎場発
5:40 九合目の二本の剣 - 6:18 北沢峠方面分岐 - 6:21 甲斐駒山頂着
6:32 甲斐駒山頂発 - 6:54 九合目の二本の剣 - 7:27 八合目御来迎場
8:10 七丈小屋 - 8:27 キレット橋 - 8:50 五合目小屋跡 - 9:31 刀利天狗
9:42 刃渡り - 10:24 旧横手方面分岐跡 - 10:44 笹の平分岐 (本当の横手方面分岐)
12:15 吊り橋 - 12:19 竹宇駒ヶ岳神社 - 12:30 売店尾白
天候 | 12日晴れ 13日曇りのち雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
自転車
竹宇駒ケ岳神社 -> 徒歩 ->横手駒ヶ岳神社->自転車 甲府から北沢峠へのバスは土砂崩れで不通でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
GPSの距離はあてになりません、実際の距離は往復20kmぐらいです。 登山ポストは横手神社の公衆便所の建物にあります。 距離が長く上る高さが高いことが特徴です。日本三大急登(下山してから知った)の一つです。 タイムアタックをしている人も多いようなので、ネット上のコースタイムは参考にしてはいけないようです。 前半の刃渡りは危険な個所は1か所のみ。雨が降ると危険です。 刀利天狗あたりは、梯子が多くかかっています。 五合目からの梯子で危険で滑りやすい場所があります。 八合目から九合目は岩登りが多くのぼりは大変でしたが、下りってみると大したことがありません。また狭いので大きなザックの方はザックが引っ掛かったそうです。ここは亡くなった方もあるそうで記念のプレートがありました。 九合目の剣のところは足場がなくクライミング用の装備がないと登れません。 頂上の一番高いところの岩は足場があり安全に登れます。 温泉はべるが内の尾白の湯にしました。近隣では他2か所に日帰りできる温泉があります。 山バッチは売店尾白では600円で在庫ありでした。その先の駐車場の売店では500円でしたが残り2個でした。七丈小屋は在庫なしでした。駐車場の売店兼飲食店ではうどんとそばがありました。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
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写真
感想
日帰りで行けそうな山へと思い甲斐駒ケ岳へ。
地震に起こされ、始発で自転車担いで山梨の日野春駅へ。
コースタイムは早い人で5時間ぐらいだから、7時間ぐらいで登れると思ったら大間違い。
タイムを競っている人のが載せている記録でした。
登山口についたのが予定から1時間遅れで10:30。
七丈小屋まで、5時間30分。
横手は利用者の少ない登山道でいいのだけど、普通の地図には登山道でなく昔の道が乗っているので、昔の道に行くと
大変なことに道がなくなりました。道に迷っても場所に迷わないことが重要ですので、国土地理院の地図とコンパスを頼りに進みました。
登山道に戻った時に整備された登山道は歩きやすさを感じました。かなりの上りでしたがきつさがまったく気になることなく。ここでかなりの時間のロスとなり日帰りは無理だということで、予約なしでもOKらしいので小屋泊に変更。
刃渡りであった人に小屋泊だと告げると、小屋が食事の出せる時間の16時までコースタイムぎりぎりだそうで、
それから急いで登りました。あと、500m。あと、200m 。あと、100m 。あと、50mと地図で距離を測りながら、16時 1分前 七丈小屋に到着。
これで食事にありつけるとおいう思いが淡くも打ち砕かれた。
小屋の主人は食事は出していないという。
市役所の職員ではないという張り紙の理由がここに。
聞いた話ではヘリが飛ばないとか、天候が悪いとかさまざまな理由で食事がないことが多い小屋らしい。
刃渡りであった人が1時間後にあらわれ、食事をご馳走してくれることに。
豚しゃぶと稲荷寿司と棒ラーメンをごちそうになりました。拾う神に拾われました。
小屋の朝は早い。3時に目覚ましをかけていた人が起こしてくれました。
帰路は日の出前に八合目でご来光をと思いましたが、残念ながら雲の中。
諦めて、山頂へ、山頂は湿った冷たい風が吹いていました。雨の予感がします。
それから急いで下山。
11時ぐらいに笹の平分岐を超えて 竹宇方面に下り始めたところで雨。
いつもは先に行くのはトレランの人のみなのですが、一般の登山者にも抜かれていきます。湿度で汗が引かず、エネルギーが切れました。笹の平分岐からは通常のコースタイムより10分遅れての下山になりました。
売店尾白で記念の山バッチを買い、尾白温泉の割引券をゲット。
自転車を取りに横手まで徒歩で1時間。
べるがまで自転車で行き。 http://www.verga.jp/ 尾白の湯で疲れをいやしました。
八ヶ岳の赤湯と打たせ湯がよかったです。
温泉につかっていると刃渡りであった人とまたもや再開。
雨もやまないので、一緒にタクシーで駅へ。
縁のある山でした。
14年に2度目の黒戸尾根ピストン日帰りでやりました。
昨年は連れが一緒で七丈小屋泊で黒戸尾根ピストンやり、今年は一人でまた行こうかなと、ヤマレコ眺めてここに辿り着きました。
食べ物(飲み物)を山中で分けて貰えるその能力は素晴らしいですよ。性格と見た目の人懐こさがあるんでしょうね、きっと。
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