記録ID: 47852
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無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
西穂高岳・焼岳(新穂高ロープウェイ−西穂高岳−焼岳−中尾温泉/1泊2日)
2009年09月20日(日) ~
2009年09月21日(月)
- GPS
- 33:17
- 距離
- 24.9km
- 登り
- 2,857m
- 下り
- 2,852m
コースタイム
(1日目)
駐車場7:55−8:21しらかば平駅−新穂高ロープウェイ−西穂高口9:19−10:44西穂山荘11:36−13:15西穂独標13:24−13:53ピラミッドピーク14:10−14:55西穂高岳山頂15:18−16:05ピラミッドピーク16:15−16:37西穂独標16:43−17:40西穂山荘
(2日目)
西穂山荘7:29−10:56焼岳小屋11:15−11:33中尾峠11:41−12:41焼岳北峰の肩12:49−12:54焼岳北峰13:05−13:42中尾峠14:12−16:09中尾温泉登山口16:19−17:06駐車場
駐車場7:55−8:21しらかば平駅−新穂高ロープウェイ−西穂高口9:19−10:44西穂山荘11:36−13:15西穂独標13:24−13:53ピラミッドピーク14:10−14:55西穂高岳山頂15:18−16:05ピラミッドピーク16:15−16:37西穂独標16:43−17:40西穂山荘
(2日目)
西穂山荘7:29−10:56焼岳小屋11:15−11:33中尾峠11:41−12:41焼岳北峰の肩12:49−12:54焼岳北峰13:05−13:42中尾峠14:12−16:09中尾温泉登山口16:19−17:06駐車場
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2009年09月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
世に言うシルバーウィークの最中、ちょっと紅葉には早いですが西穂・焼岳の縦走に出かけました。 この夏の間、ひたすら嵐に耐えた山行を繰り返していましたが、今回は絶好の天候でした。 【駐車場から新穂高ロープウェイ】 朝4時頃に到着しましたが、鍋平園地の無料駐車場は、どこもほぼ満車状態でした。 一番北アルプス大橋側の駐車場にかろうじて1台駐車でき、ここから新穂高ロープウェイのしらかば平駅まで歩くこととしました。 この辺りの駐車場からしらかば平駅まで20〜25分程度です。 8月いっぱいの夏休み期間と10月の紅葉シーズンはロープウェイの始発は早いですが、9月は土日でも8:30が始発です。 【西穂高口から西穂山荘】 ロープウェイ終点の西穂高口から散策エリアを抜け、登山ルートへ入ります。 西穂山荘までは、ほぼ樹林の登り。 道も良く、歩きずらい所もありません。 樹林が切れると、そこは西穂山荘です。 【西穂山荘から西穂独標】 連休中ということもあり、西穂山荘も人があふれ返っておりました。 本日の宿泊地でもあり、先にテント場にテントを張り、荷物をデポしました。 10:30過ぎにもかかわらず、続々と到着するテン泊者で、テント場は埋まっていきます。 山小屋の方の指示で、テントとテントの隙間に張りますが、山頂を往復して戻った時には、足の踏み場がないほどで、最終的には山荘前のテラスにまでテントがあふれていました。 西穂山荘から上は、森林限界を超え、ハイマツ帯を抜け、荒涼としたガレ場に進んでいきます。 独標までは、危険なところも独標直下の岩場だけであり、スニーカーや軽装の一般の方も多くおられ、この独標直下の岩場の登りはやや渋滞が発生していました。 【西穂独標から西穂高岳山頂、西穂山荘へ下山】 多くの方々が引き返していく混雑した独標は早々に、西穂高岳山頂を目指します。 独標からの初っ端の下り急降下が、わずかな高度差ではありますが急な岩場で、ここを降りられない方は独標で引き返した方がよろしいかと思います。 逆に、ここを降りられた方は、ほぼ山頂までは問題なくいけるのではないかと思います。 まず第一の目標点が端正な三角形のピラミッドピークです。 ピラミッドピークすぐ手前に、高度感がある岩の乗越えがあり、体が小さく足幅が小さい方は難儀しておられました。 ピラミッドピークで小休止して更に目の前に聳える西穂山頂へ向かいます。 この先はトラバースの鎖場、小さな小ピークをいくつか巻き気味に高度を稼いでいきます。 山頂までは独標から1時間〜1時間半程度ですが、混雑具合や岩場の得手不得手で時間は変わりますので、日帰りの方はロープウェイの終発の時間を気にしながらの登りになりますが、今回は1泊での縦走ですので、山頂で360度の展望を心行くまで楽しんできました。 穂高連峰〜槍ヶ岳の稜線、その北側には立山あたりまでは見通しがきき、西には笠ヶ岳、南は焼岳〜乗鞍〜御嶽あたりまで、南東は南アルプスから富士山までと、その展望はどれだけいても飽き足らないほどです。 秋の短い夕暮れが気になり、名残惜しい中西穂山荘まで下山しました。 【西穂山荘から焼岳】 2日めも天候は晴れ。 西穂山荘から南へルートをとり、焼岳を目指します。 3時間ほどのルートで、西穂山荘から200mほど一気に高度を下げると、あとは細かなアップダウンのある樹林帯の中を歩いていきます。 後半、割谷山あたりからは、尾根の飛騨側をトラバース気味に歩くことになりますが、ここが狭い道で踏み外し転落に要注意です。 すれ違いが困難なところが多いです。 最後の大下りを下りきったところが焼岳小屋です。 焼岳小屋から展望台(小屋から5分ほど登った丘の上です)を経由し、焼岳山頂を目指しジグザグなザレ場を登っていきます。 展望台と焼岳の鞍部である中尾峠から山頂までほぼ1時間です。 上高地から登ってきた方がとても多く、やはり軽装の登山者ばかりです。 焼岳南峰は溶岩ドーム崩落の可能性ありということで登頂できませんので、北峰を目指します。 中ノ湯からのルートをあわせる北峰の肩から山頂まで5分一登りですが、ガスが噴出する脇の最後の岩場が、上り下り交互通行状態で、下山の方が手間取ると両方向行列になります。 まったく危険なところではありませんが、初心者の方が多いのか、山頂標識を拝み降りる時も5分近く待たされました。 【焼岳から中尾温泉口へ】 中尾峠からすぐ森林限界を下回り樹林に突入します。 長い下りでどんどん高度を下げていきます。 ヒカリゴケ群生地、白水の滝などを楽しみながら下り、沢の音が近づくとゴールは間近です。 中尾温泉口の車道まで、中尾峠から2時間ほどです。山頂からでも3時間かからずに下山できます。 車道から北アルプス大橋を超えた駐車場まで、舗装路を45分ほどでした。 今回の山行は絶好の天候で、対策を怠ったもので下山後、半端でなく日焼けしてしまって、顔はボロボロになりました。 まだまだ紫外線は本当に強いです。 対策はぬかりなく。 |
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