布引山
- GPS
- 08:05
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 2,508m
- 下り
- 2,339m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 8:14
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
暗くなる前に帰りたかったので、笊ヶ岳までは行かず、布引山で引き返す。
広河原はどこから渡っていいのかわからず、それなりに手足が長いのでなんとかなるが、短い人は大変だろう。
帰りにヴィラ雨畑でアイスとお土産を買って、ゆるキャン△のコースターをもらう。
駐輪場にはゆるキャン△の志摩リンが乗っている感じの杉並区ナンバーの原付が置いてあった。
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タイムテーブルと当日の記録
4時半 起床
前日の夜9時半ごろに職場を出て、帰ってきたのが10時半過ぎ。すぐにシャワーを浴びて、テレビを見ていたら寝落ちする。電気がついたままになっていて、電気代がもったいないと反省しながら起きて、シャワーを浴びて登山の準備をする。 ベランダに干してあった2日前に洗った登山靴を見ると、微妙に中が湿っている。 新しいランニングシューズがちょうど届いたばかりで、これでもいいかと考えるが、履きなれていない靴で登山をするのは危ないと思い、履きつぶしたランニングシューズで登ることにする。
6時4分 出発
ナビをセットして、笊ヶ岳駐車場へ。
7時25分 身延駅近くの駐輪場
左側の自販機にゆるキャン△のテント型ストラップが入っている。いつもは売り切れの状態で買えなかったが、今日は買えてしまう。ただ、ジュースは100円のものが多くお手頃価格だが、ストラップは1000円なので、なかなか手が出にくい。また、今度、余裕があるときに売り切れじゃなかったら、購入しよう。 持ってきたペットボトルのコーヒーと行動食を1本食べて、雨畑へ。
7時58分 老平入口
右へ行くと笊ヶ岳、まっすぐ行くと静岡市 八紘嶺 山伏峠という道標がある。左には案内板があり、50m左に進むとトイレがあるようなので、トイレを用を済ませることにする。 トイレの前にはヴィラ雨畑という温泉が入れる宿がある。駐車場には車が一台もない。左へ行くと湖が見えそうなので、行ってみる。 湖というよりは川に見えるのだが、湖のようだ。もう少し奥まで行くと、湖に見えるのだろうか。 あまり時間がないので、ゲートへ。
8時13分 笊ヶ岳登山口駐車場
右に3台、奥に3台車が止まっている。車だったらもう入れられないが、スクーターなら左側に停められる。右側の奥に「ざる岳登山案内図」と書かれた案内板がある。ざるが岳ではないのか?と気になるとともに、ど真ん中に「只今調整中」と張り紙がしてあり、とても気になる。また、その横に遭難者が多いのでランカン尾根から登らないようにという注意書きがある。これは、GPSがあればなんとななりそうな気がするが、無難に正規のルートで行った方が良さそうだ。 パンとコーヒーで朝食を済ませる。パンはスペースアポロというロケットの絵が描かれたパッケージだ。パンとロケットとどうつながるのか疑問だが、ロケットのようにぐんぐん上に登って行ける気がするので、買ってみた。
8時36分 老平ゲート
右側に登山ポストがあるが、天然記念物の蝶がいるらしく、蝶やその卵が乱獲されていて、絶滅状態にあるといった注意書きの方が目立っている。 しばらく歩くと、ぜんぜんごつごつしていない岩のトンネルがある。
8時57分 笊ヶ岳登山口
車道が終わり、登山口がある。ここまで自転車で来た人がいるようで、数台駐輪している。ジャリ道を自転車で来るのは大変だったのではないだろうか。 少し入ると家がある。 もう使っていないようだ。 脇の道を抜け、歩いていくと、金属製の橋があり、男性1人と女性2人のグループが橋の前で待ってくれている。橋を渡り、細い道を歩いていくと、滝のようになっているところがあり、そこを横切らなくてはならないので、少し濡れるのは覚悟しておいた方がいいだろう。 地面も水が流れていたり、道もところどころぬかるんでいて、使い古しのランニングシューズだからか、穴が開いたソールから水がしみ込んでくる。 金属製の橋が半壊している。慎重にわたる。
9時48分 広河原
ピンクのテーブがあちこちに貼られていて、どこから渡っていいかわからない。橋のようなものはないので、岩の上を歩くことになるが、結構離れている。水の勢いもあるので、岩の上にも水が当たっていて、滑りそうで怖い。少し左側に、通りやすそうな場所があったので、そこから渡る。 ナビの道と本来の道とが違っていて混乱するが、本来の道にたどり着き、そこからしばらく、ジグザグに山を登って行く。
10時26分 石の祠
石碑のようなものがあり、その奥に石の祠がある。ナビを見ると山の神はもう少し先にあり、ここは何だろうと気になる。 少し歩くと、栗が沢山落ちていて、どんぐりも見かけるようになり、記念に拾う。木の実が多いということは、クマが出る可能性も高くなるので、周辺を警戒する。
10時32分 山の神
ナビが山の神を示す場所まで来るが、辺りを見回しても、道標と緑色のホースが巻かれているだけで、何もない。先ほどの祠が山の神だったんじゃないのだろうか。それともこのホースに何か意味が込められているのだろうかと考える。ホースと言えば馬もホースだが、それに引っ掛けたりしているのだろうか、でも、山と馬はあんまり相性が良くなさそうだし、でも何かの逸話に残っているのかも・・・とモヤモヤしながら歩く。
10時55分 太いワイヤー
錆びた太いワイヤーがある。昔、ここで何か作業をしていたのだろうか。小さな機械のようなものも放置されているが、おそらくもう動かないだろう。 しばらく歩くと低木の茂みがあり嫌な予感がするが、かき分けなければならないほどではなく、ほっとする。
11時56分 檜横手山
檜横手山山頂のの少し手前にテントが張られている。人の気配はなく、張った人はテントを置いて、どこかへ行ったのだろうかと気になる。 映像を撮影する。 少し下って、また登り道が続く。 白いきれいな意思を見つける。 遭難事故多発の札が着いたロープを見つける。 倒木があり、迂回したり、上を登ったりして、進む。 しばらくすると視界が開ける。 ガスがなければ左側の景色は素晴らしいものだったろう。 ガレ場のようになっているが、森の中にも道が作られていて、ランニングシューズでも問題はない。
13時11分 布引山 登頂
今まで見たことのないような、太い山頂標柱が立っている。左側に展望スペースがあり、雲がちょうど切れていて、景色を楽しむことができる。 撮影をして、つぶれて形が崩れた生メロンパンを食べ、午後の紅茶ミルクティを飲み、少し休む。
13時37分 下山
最後の一枚を写真に収め、駆け足で降りていく。右に道がありそこから帰ろうとすると、方向が明らかに違うので、引き返えして、来た道を通る事にする。 右側が急斜面になっているので、気を付けながら進む。 時々右側の眺めを楽しみながら降りていき、倒木が沢山あるところでは、倒木の上で滑って転倒する。湿った木は危ないことを身をもって知る。 テントの横を通り、ワイヤーがあるところでは登っているときには気づかなかった、大きな機械を見つける。これでワイヤーを巻き取り、何かを引き上げたりしたのだろう。 木の間から遠くの山が見える。ちょうど雲が腫れていて、眺めがいい。 山の神付近は木の実が多く、クマに遭遇する可能性があるので、熊鈴を鳴らす。 ジグザグに降りていくと、水の音がしてくる。左側に滝が落ちるような音が聞こえ、下を見ると、川が見える。
15時50分 広河原
今回は、道標通りに左側に進む。丸太が置いてあるが、その上を通ることはできず、岩の上を歩くことになるが、どの岩も離れていて、水をかぶっていたりするので、下手に勢いをつけるわけにもいかず、手を岩に着き、足を延ばして、慎重にわたる。
滝のような場所では、足場が崩れて滑落しそうになるが、何とか踏ん張って、よじ登る。服はぬれ、手は泥だらけになってしまったが、けがをするよりは全然ましだ。壊れた橋を渡り、登山口に出ると、自転車が全部なくなっている。今回は確か2組とすれ違ったが、そのうちの1組が乗って帰ったとすると、数が合わないきがする。ただ、2組全員が乗れる数ではなかったような・・・とモヤモヤする。
16時50分 登山口駐車場
右側の車が2台減っていて、奥には若者の車が止めてあり、一人が外に出ている。たばこのにおいがする中で、帰る準備をするのもなんなので、泥だらけになった手袋をしまい、ヘルメットをかぶって、公衆トイレへ。 町営のトイレの横のスペースにスクーターを突っ込み、トイレで用を済ませて着替える。手が泥だらけになっていて、なかなか落ちない。タイツを脱ぐのは面倒なので、上半身だけ着替える。 ヴィラ雨畑には作業服を着た人が車で入って来て、左の奥の方へ行き、何かの作業をしたのだろうか、車に乗って帰っていく。17時になると何かしに来る人なのだろう。電気でも落としに来たのかもしれない。湖の方から2,3台車が来て、トンネルの方へ走っていく。この人たちも17時きっかりに仕事を終えて、帰るのだろう。
17時5分 ヴィラ雨畑
向かいのヴィラ雨畑の駐車場にスクーターを停め、中に入ると、フロントに誰もおらず、見渡すと右奥にお客さんが作ろげるようなスペースがあり、テレビがついている。よく見ると、ソファーの角で栗っぽい赤茶色の髪の女の子が座っていて、後頭部しか見えないが、おそらくスマホをいじっている。もしかして、駐車場に置いてあった、志摩リンが乗っていそうなスクーターの持ち主かも!と思うが、杉並区からスクーターでここまでくるド根性女子とは限らないし、下手に声をかけて、せっかくの一人旅の雰囲気を壊してしまうのもよくないので、とりあえず保留にする。 しばらくするとフロントにおじいさんが現れ、ゆるキャン△のキャンペーンで来たのか聞かれる。少し前に南アルプスプラザでコースターをもらったことを思い出し、何か500円以上買うともらえるんでしたっけ?と聞くと、500円くらいで買える、ゆるキャン△のクリアファイルがあると教えてくれたので、一瞬買おうか迷うが、別に私はゆるキャン△のために来ているわけではないので、「どうせなら、この土地のお土産が欲しいんですけど・・・」と言うと、入り口から少し奥の、フロントを見て右のちいさなお土産コーナーを教えてくれる。 とりあえず、説明が気が合った雨畑茶のアイスクリーム(360円)は買うことにして、それだけでは500円に届かないので、もう一度ポポのアイスを買おうと一瞬思うが、アイスを2個食べたらお腹が冷えてしまいそうなので、くるみが中に入っているのではなく、上から押しこんで埋め込んだ感じの温泉まんじゅうのような「甲州くるみころがし」を購入する。レジに行き、すみませ〜んと声をかけ、お土産を選んでいるとすぐに奥に入ってしまったおじいさんが出てきて、アイスのスプーンが商品のあると教えてくれる。会計を済ませると、コースタープレゼントのパンフとゆるキャン△のキャラクター斉藤恵那のコースターをもらう。なお、会計はQR決済やクレジットカードなどは使えず、現金のみだ。 ここでアイスを食べていいか聞くと、そこしかないけれど、と目の前のスペースを示してくれたので、女の子の視線に入らない、少し離れたソファーに座って食べる。 女の子はやはりスマホを触っていて、しばらくして立ち上がって、どこかへ行ってしまった。自分の部屋に戻ったのだろうか。 アイスを食べ、ごみを捨てようと思ったが、ゴミ箱が見つからず、フロントに行くがだれもおらず、持ち帰ることにする。 使用済みの少し湿ったスリッパをどこに入れればいいのかわからず、靴箱の角の方に置いておく。 外に出ると、スクーターのところで女の子が準備をしていて、「ここまで、バイクで来たんですか?」と聞くと「はい」と答えて、すぐにスマホをいじりだす。これは、警戒されているのだろうか、それともLINEでも交換した方がいいのだろうか、と考えるが、軽い男と思われるのも嫌だし、一人旅の雰囲気を壊してしまったら申し訳ないので、話を広げずに自分も準備をし、後ろにあった大きな案内板の写真を撮って、「今度はここに行ってみようかなぁ」「では、またどこかで」と言葉を残して帰る。すぐに暗くなってきて、彼女はこれから東京まで帰るのだろうか? さすがにどこかに宿をとっているのよなぁと考えながら帰宅する。
19時45分過ぎ 帰宅
帰りにスーパー買った肉をサラダと一緒に食べる。大腿四頭筋の筋肉疲労がいつも以上だ。それでも鳳凰山の地蔵ヶ岳に行って帰ってきた時に比べるとましな気がするのは、あれから足腰が鍛えられただろうか。 下山中、山の神辺りを過ぎてから、右ひざがおかしくなり、だましだまし走ってきたが、少し心配だ。しばらくマッサージとストレッチを丹念にすることになりそうだ。 今度は早起きして、笊ヶ岳を目指そう。
了
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