甲斐大和から日川尾根経由、牛奥の雁ヶ腹摺山、黒岳。湯ノ沢峠から大月駅まで
- GPS
- 11:35
- 距離
- 37.3km
- 登り
- 2,039m
- 下り
- 2,303m
コースタイム
- 山行
- 10:02
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 11:21
天候 | 日川尾根は曇ときどき晴れ。19℃風無し。 小金沢尾根は霧、小雨。15℃風弱い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・甲斐大和→徳並山 バリルートです。登り口は西光寺の北の尾根を利用。尾根上には踏み跡あり。最初はフェンス沿いに歩きましたが、日あたりがいいので藪っぽいので、早めに植林の中の尾根上を行った方が楽です。 尾根上には踏み跡あり、忠実に尾根をたどれば迷いません。部分的に手も使って登る岩場もあります。一部に急な登りもありますが全体に緩やかで歩きやすい感じです。 ・徳並山→古部山 バリルートですが、踏み跡ははっきりしています。山頂標識はありますが、方向指示標識はのとんどないので、各ピークからの下りでは違う尾根を下らないよう方向に注意です。私も一か所間違えました。 ・古部山→深沢峠展望台 バリルートですが、竜門峡からのはっきりした踏み跡に古部山で合流し(合流部にロープあり)、道標も少しですがあります。間違えやすいところには道標あり。 ・深沢峠展望台→すずらん昆虫館前 舗装路です。 ・すずらん昆虫館前→湯ノ沢峠 一般道です。牛奥の雁ヶ腹摺山まではしっかりした登山道。牛奥の雁ヶ腹摺山から黒岳までの縦走路は細くてひざ丈の笹等が登山道にかぶっていて、この日は雨でぬれていたので膝から下が濡れました。黒岳から湯ノ沢峠から登る人が多いため、しっかりした道になります。 ・湯ノ沢峠→真木川の黒岳登山口(林道分岐) 一般道ですが一部に踏み跡がわかりにくいところもあり。赤テープ等があります。 ・黒岳登山口→大月駅 長い長い舗装路歩き。ハマイバ前からのバスは数が少なく、ちょうどいい時刻のバスは土日運休だったので、中央線の駅まで歩く羽目になりました。初狩駅の方が2キロ近いのですが、ちょうどいい時間の電車がなかったので、電車の本数が多い大月駅へ歩きました。それにしても15キロ約3時間の道路歩きはきつかった。 |
その他周辺情報 | 紅葉は牛奥の雁ヶ腹摺山から黒岳付近の標高1900mから上で見頃でしたので、天気はダメでしたが行って正解でした。 |
写真
装備
個人装備 |
GPS(ルート登録済)
ヘッドランプ
予備電池ライト用&gps用
カメラ
食料(パン3個
飲料(コーラ500
麦茶500
水500)
ファーストエイドキット
スマホ
折りたたみ傘
レインスーツ(ヤッケをかねる)
時計(コンパス
高度計)
薄手袋
帽子
日焼け止め
マスク
サングラス
|
---|---|
備考 | 薮歩きを想定していなかったのでゲイターを家に置いて行きましたが、牛奥の雁ヶ腹摺から黒岳の濡れた笹で靴の中のまて濡れてしまい、途中からレインパンツはきましたが、ゲイターを持ってこなかったことを後悔。 |
感想
久しぶりに単独でちょっとロングディスタンスのトレーニングをすることにしたこの日、最初に計画した奥多摩湖から高尾までの縦走が、ちょうどこの日に青梅線が工事で終日運休するという不運で、急遽中央線沿線に変更し、歩いたことのない甲斐大和から日川尾根を歩き、日川から牛奥の雁ヶ腹摺山へ登り返して滝子山から東尾根をバリ探索することにしました。
直前になって天気が悪い方に変わり、関東平野は愚図ついた天気になってしまいまいましたが、甲府盆地に入ると期待通り晴れ間が見える天気で、幸先よくスタートしました。
未踏の日川尾根の南部は展望こそないものの、そこそこ歩きやすい尾根で途中山栗を拾い集めたりして少し時間が遅れ気味でしたが、それでもまあまあ順調に進みました。しかし、遅れた分を取り戻すべく、日川沿いの登りの道路歩きで少し飛ばしたら足に来てしまい、すでに1000m以上登った足で次の牛奥の雁ヶ腹摺山への標高差700mはきつい登りでした。
天気も次第に良くなってくると期待しながら道の良さに助けられて何とか登りきると、なんと山頂で雨が降り始める始末。東風だとこの南北に延びる大菩薩小金沢連嶺は東側が雲、西側が晴れ、という状況によくなるのですが、この日は若干東側の天気が優勢だったようです。山頂直下では日も差していたのですが、主稜線上はずっと雨で時々止んで薄日が差す程度。この稜線の最大のポイントである富士山の眺めがまったく期待できず、雨でぬれたササで足もびしょ濡れ、牛奥の雁ヶ腹摺山への登りで大腿もパンパン、黒岳の下りで左足の親指と人差し指も痛めてしまい、すっかり戦意消失。滝子山東尾根の探索はまたいつか、別の機会にすることにして、湯ノ沢峠から未踏の道で真木へエスケープすることにしました。東側に降りたので天気は真木の町近くまで小雨が降っていたので、エスケープして正解でしたが、下山後の道路歩きを甘く見ていました。10キロくらいかな位に思っていましたが実際は15キロ。真木からのバスも土日はちょうどいい時間の便がなく、中央線も初狩から大月までは本数が少なくていい時間の電車がなく、距離が長い大月駅まで歩く羽目になりました。苦手な道路歩き、ほとんど休まず、ほぼずっと下りなので小走りで結構頑張ったのですが、なぜか平均時速6キロも出てなくて、単に体力が落ちたのか、よほど疲れていたのか、ちょっと不思議。
何れにせよ、半分近くが道路の37キロを11時間もかけて結構へとへととは、ずいぶん衰えたものです。10年前には山道ばかり44キロを11時間で歩けたのに、どうしたらそんなに早く歩けたのか、今となってはこれまた不思議です。そして道路歩きでがんばりすぎたためか、下山後は2日後の朝まで久しぶりに足腰が筋肉痛になり、古傷の右足首の痛みも残りました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する