つらい！日帰り南アルプス白峰三山縦走（広河原バス停−北岳ー間ノ岳ー農鳥岳ー奈良田第一駐車場）

2022年10月16日(日) [日帰り]

• GPS: 10:09
• 距離: 30.4km
• 登り: 2,992m
• 下り: 3,696m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:27
• 休憩: 1:41
• 合計: 10:08

距離 30.4km 登り 2,999m 下り 3,702m

6:25 広河原山荘
6:33 6:37 白根御池分岐
6:46 6:52 第一ベンチ(1880ｍ)
6:57 7:06 第二ベンチ(2059ｍ)
7:30 7:31 白根御池小屋
8:14 8:26 草すべり分岐
8:27 8:33 小太郎尾根分岐
8:50 8:55 北岳肩ノ小屋
8:58 9:04 両俣分岐
9:16 9:25 北岳
9:35 9:37 吊尾根分岐
9:44 9:48 トラバースルート分岐
10:01 10:04 北岳山荘
10:25 10:33 中白根山
11:09 11:15 間ノ岳
11:54 農鳥小屋
12:27 12:29 西農鳥岳
12:49 12:55 農鳥岳
13:11 13:14 大門沢下降点
14:23 14:28 大門沢小屋
15:32 15:33 早川水系発電所取水口
15:42 15:44 森山橋
16:03 16:04 大門沢ゲート
16:18 奈良田駐車場
16:26 奈良田バス停
16:31 奈良田湖バス停
16:33 ゴール地点

天候

快晴かつ暖かい

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

奈良田第一駐車場利用。奈良田−広河原まで始発バス利用

写真

感想

のぶっちA

好天に恵まれ，かつ暖かく絶好の山日和でした。しかし，しんどかったです。
マイカー規制のため奈良田第一駐車場利用，奈良田バス停（駐車場より200m，駐車場入り口にバス停の看板有）−広河原行の5：30始発バス利用です（協力金を除くバス代のみスイカ可）。午前3時到着で第一駐車場は半分以上埋まっていましたが，バスの利用者は数名で空いていました。
北岳山頂，間ノ岳山頂，晴天で最高でした！北岳山頂までは登り一辺倒ですが，それを補って余りあるほど，北岳山頂→間ノ岳山頂→西農鳥岳山頂の景色，雰囲気共に素晴らしく、楽しすぎます！北岳から見る富士山は格別です。私の時間帯だと間ノ岳山頂，農鳥岳山頂は貸し切りでした！

辛かった点その1：「バス酔い」くねくね道で酔いました。地図みたりスマホいじったりしていないのに。登山開始後も北岳山頂付近まで気分がすぐれませんでした。特に白根御池から肩ノ小屋までは気分が悪く，つらかったです。乗り物酔い対策をおすすめします。（ちょっと頭も痛かったので，バス酔い＋高山病だったかもしれません）

辛かった点その2：「時間の制約」日帰り場合，始発バスを利用しても広河原6：20頃からのスタートとなってしまいます。この時期の日没17：15まででは11時間しか確保できません。そのため，終始，時間がもったいないモードになってしまい，実際に北岳山頂と間ノ岳山頂でザックを下して座った他は休憩ゼロでした。それでもトラックログが示す通りぎりぎりでした。特に，農鳥岳−奈良田までは単純に遠いので時間がかかります。山中は薄暗く，倒木が人影に見えるだけでなく，なにか（何？？）の気配をやたらと感じて怖いです。ヘッドランプを使う羽目になると事故の危険が増えるだけでなく，そもそも雰囲気が怖い＋光る獣の目がみんなこっちを見ている→もっともっと怖いと思います。歩いている途中，夏至近くに実施すべきだったかも？お守りに熊スプレーを持ってくるべきだったかも？と反省しました。
（広河原ー奈良田間の最終バスが発電所・ゲートバス停17時頃にあります。私は待ちきれずに歩きましたが，バスを利用することもできます。ゲートには管理人の方がいます）

標準コースタイムの0.7倍（6：20広河原−18：00奈良田，道路に出てからはヘッドランプやむなし）で計画を立てています。エスケープは取れないので，その代わりに進捗によっては農鳥小屋に泊めてもらうため現金を持参しました。

夜間，奈良田までの南アルプス街道はシカが多く見られます。カーブの先など見通しが悪い所では特に衝突注意です。

つらかった，でも楽しい! 素敵なコース、絶好の山日和でした。