晩秋の上高地山域（上高地→ジャンダルム→涸沢→北穂高岳→槍ヶ岳→上高地）

2022年10月19日(水) ~ 2022年10月20日(木)

• GPS: 21:16
• 距離: 44.6km
• 登り: 3,614m
• 下り: 3,614m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 2:04
• 合計: 9:41

距離 13.5km 登り 2,794m 下り 1,213m

5:39 上高地バスターミナル
5:45 5:46 河童橋
5:49 日本山岳会上高地山岳研究所
5:56 岳沢湿原・岳沢登山口
6:24 6:25 見晴台
7:03 7:32 岳沢小屋
8:53 9:17 紀美子平
10:04 10:05 南稜の頭
10:12 10:23 穂高岳
10:35 10:36 馬の背
10:48 10:49 ロバの耳
10:54 11:08 ジャンダルム
11:10 11:12 ロバの耳
11:22 11:23 馬の背
11:34 11:39 穂高岳
11:57 12:21 穂高岳山荘
12:46 ザイテングラート
12:55 12:56 パノラマ分岐
13:15 13:20 涸沢
13:25 13:26 涸沢ヒュッテ
13:31 涸沢
13:36 13:37 涸沢小屋
15:03 15:04 北穂高岳・天場
15:19 北穂高岳
15:20 北穂高小屋

2日目

• 山行: 9:17
• 休憩: 2:11
• 合計: 11:28

距離 31.1km 登り 820m 下り 2,401m

4:18 北穂高小屋
5:03 5:18 長谷川ピーク
6:03 6:08 南岳小屋
6:15 南岳
6:26 天狗原分岐
7:17 中岳
7:40 大喰岳
7:49 7:50 飛騨乗越
8:01 8:13 槍ヶ岳山荘
8:21 8:30 槍ヶ岳
8:38 8:58 槍ヶ岳山荘
9:16 播隆窟
9:41 9:42 槍沢・天狗原分岐
10:01 槍沢大曲り
10:20 ババ平
10:35 10:46 槍沢ロッヂ
11:02 二ノ俣
11:08 一ノ俣
11:14 槍見河原
11:41 11:47 横尾
12:16 新村橋
12:24 12:51 徳澤園
12:54 徳沢公衆トイレ
13:16 13:17 徳本口
13:20 13:21 明神館
13:26 明神橋
13:38 13:51 明神池
13:52 13:54 嘉門次小屋
14:29 岳沢湿原・岳沢登山口
14:37 日本山岳会上高地山岳研究所
14:42 河童橋
14:47 14:48 無料トイレ
14:53 14:57 上高地バスターミナル
15:11 ウェストン碑
15:16 15:17 田代橋
15:30 15:31 田代池
15:46 大正池

天候

19日　快晴時々ガス
20日　快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沢渡大橋駐車場利用　700円/日
4時半に到着しましたが、駐車場は3割ぐらい埋まってました。
その後タクシーに乗り合わせで、5時頃4人で出発。
片道4600円を4人割りですが、実際払ったのは1200円だったと思います。

コース状況／危険箇所等

2022.10.19
●上高地BT〜ジャンダルム
岳沢山荘の少し下部あたりが黄葉の見頃。岳沢山荘からは急峻な山道なのでストック無しが安定。紀美子平あたりから稜線の風強くなるので、防寒対策はしっかりと。奥穂高岳からジャンダルムは日陰が凍てついてましたが、一部だけなのでスパイク無しで十分です。

●ジャンダルム〜涸沢〜北穂高小屋
ジャンダルムでUターンして涸沢へ。ザイテングラートは浮き石あるので、ストックあると降りやすいです。涸沢の紅葉は終わりましたが、残ったナナカマドの実や山肌の草紅葉はまだまだきれいだと思いました。北穂高への山道は急なので、ストックではなく手の方が登りやすいです。

2022.10.20
●北穂高小屋〜槍ヶ岳
4時少し過ぎに出発したので、大キレット凍っていないか心配しましたが、岩肌乾いていて全く滑らず問題ありませんでした。ただ北穂高直下は浮き石まみれなので注意。槍ヶ岳に向かうほど山道凍っている箇所増えてきますが、心配ならチェーンスパイク使うかどうかぐらいのレベルです。槍ヶ岳も日陰凍った箇所ありましたが、何も付けない方が登りやすいです。

●槍ヶ岳〜上高地BT
特に危険箇所は無し。紅葉は上高地付近まで降りてきているので、明神館から先は人がたくさんいます。15時過ぎると山の影入り出し、紅葉映えなくなるので注意。

その他周辺情報

梓湖畔の湯
https://azusakohaann.jimdofree.com/
大人　730円
営業時間　10：00-18：30
露天風呂の目の前の山、紅葉していて景色良いです。

写真

10/19 5:41

曇天の河童橋
朝一のタクシーで来ると人はあまり居ません。

10/19 5:42

岳沢方面
あの雲は雲海の下部だと信じて登っていきます。

10/19 5:54

岳沢登山口
まずは岳沢小屋までウォーミングアップ。

10/19 6:21

黄葉のピーク地点
晴れればすごいんだろうなぁと思いつつ登っていきます。

10/19 6:31

雲海の下
ここからしばらく雲の中を進んでいきます。

10/19 7:10

雲海の上
30分ぐらいで雲抜けました。
快晴でテンションあがります！

10/19 7:14

岳沢小屋
食事と装備換装してから出発します。

10/19 8:01

カモシカの立場
陰影の差が激しい。

10/19 8:01

西穂〜奥穂稜線
時折落石の音がします。

10/19 8:06

霜柱
氷点下で結構寒いです。

10/19 8:17

8時過ぎてからやっと日の出。
日陰は寒い。

10/19 8:21

岳沢パノラマ
千切れた雲海とハートの石。

10/19 8:51

紀美子平
このあたりから風強くなり、日当たってもかなり寒いです。

10/19 9:28

逆光の前穂高岳
本当は前穂高も行きたかったのですが、涸沢行くことに計画変更したのでスルーです。

10/19 9:28

快晴の奥穂高岳
雲一つなし。

10/19 10:12

凍てつく穂高神社

10/19 10:14

凍てつく奥穂高岳山頂
空身になりジャンダルムへ向かいます。

10/19 10:28

ウマノセ
凍っていないので降りやすかったです。

10/19 10:31

ジャンダルムへの稜線
日陰箇所は一部凍っていますが、スパイク無しで十分行けます。

10/19 10:50

ジャンダルム
岩の塊って感じ。
このまままっすぐ直登します。

10/19 10:53

ジャンダルム頂上と奥穂高岳
それにしても快晴だ。

10/19 10:56

ジャンダルムの天使
今年のアクセサリーは鈴みたいですね。
誰が付けているのでしょうか？

10/19 11:33

岳沢を見下ろす。
遠目でもきれいな黄葉見えます。

10/19 11:53

涸沢を見下ろす。
こっちは紅葉終わりのようです。

10/19 11:54

穂高岳山荘
窓越しの空もきれいです。
食事して涸沢まで降ります。

10/19 13:18

北穂高方面
紅葉は終わりましたが草紅葉はきれいです。

10/19 13:18

奥穂高方面
飛驒の方からガスがだんだん出てきました、

10/19 13:18

前穂高方面
信州側は相変わらず快晴です。

10/19 13:21

涸沢ヒュッテ
ナナカマドの実と草紅葉が結構きれいです。

10/19 13:21

ナナカマドの実とガスにまみれる北穂高

10/19 13:28

涸沢テン場
なんとなくテントの配色が良かったから撮った写真です。

10/19 15:14

北穂高岳山頂
槍ヶ岳方面は真っ白です。

10/19 15:15

奥穂高岳方面
奥穂高岳も真っ白でギリ前穂高見えるぐらいです。

10/19 15:17

北穂高小屋
今夜のお宿、一番好きな山小屋です。
ガス晴れること祈りつつ一休みします。

10/19 17:02

夕焼けの大キレット
すごい！

10/19 17:03

夕日
飛驒側のガス大分落ち着いてきました。

10/19 17:03

夕焼けの奥穂高方面
陰影がかっこいいです。

10/19 17:03

北穂高岳頂上と夕焼けの槍ヶ岳
東鎌尾根では滝雲発生していますね。

10/19 17:03

北穂高岳頂上と夕焼けの槍ヶ岳への稜線
素晴らしい夕焼けでした。

10/19 18:50

暮夜の天の川
この時期はやはり濃い天の川撮るのは厳しいですね。
月が出るまで仮眠します。

10/20 2:07

満天の星空と奥穂の稜線
下弦過ぎた月なので明かり弱し。
けどそうなると星が見えなくなる。
難しいです。

10/20 2:18

満天の星空と北穂高と槍
オリオン座流星群の前日のおかげなのか、30分間で3つも流れ星見えました。

10/20 2:23

北穂高小屋と星空
小屋の灯りが良い感じです。

10/20 2:28

星空軌跡の前の試し撮り
調整難しいです。

10/20 3:32

北極星と槍
満タンのバッテリーでも氷点下だと60分撮影が限界でした。

10/20 4:28

15時までに河童橋行きたいので、4時少し過ぎに出発。
大キレット凍っていたら槍ヶ岳まで行くの諦めましたが、凍っていなかったので突破します。
写真はなんとなく印象に残った岩稜です。笠ヶ岳もきれいに見えますね。

10/20 4:51

A沢のコルと星空
行動中に三脚出すの結構めんどいです。
けど撮るのは楽しい。

10/20 4:52

天文薄明の南岳
星空と山肌の明るさが良い感じです。

10/20 5:08

黎明の長谷川ピーク
日の出方面は星写らなくなりました。

10/20 5:10

黎明
この時間帯は何かドキドキします。

10/20 5:30

夜明け前の南岳
日が出なくても焼けてます。

10/20 5:30

夜明け前の北穂高岳
こちらも焼けてきました。

10/20 6:03

朝焼けの大キレット
すごい！
こっちも代表写真にしたかった。

10/20 6:06

南岳小屋
数日前に小屋締めしたばかり。
トイレもないので注意。

10/20 6:14

逆光の南岳頂上

10/20 6:14

朝焼けの槍ヶ岳への稜線
この稜線を歩けるのはしあわせだと思います。

10/20 6:14

朝焼けの槍ヶ岳
到達目標8時で頑張ります。

10/20 6:18

朝焼けの稜線
一番好きな稜線です。

10/20 7:15

中岳頂上
標識なんか壊れてました。

10/20 7:38

大喰岳頂上
カメラ落として羽開ききらなくなってしまいました。
ショックでしたが色々いじって少しマシになったのがこの写真です。今後少し影ある写真も出てきます。

10/20 7:52

大喰岳
ここが一番凍結残ってました。ここだけチェーンスパイクであると安心です。

10/20 7:59

槍ヶ岳山荘
ここは風なく日当たり良いので暖かいです。

10/20 8:00

快晴の槍ヶ岳
日影に少し凍結あるそうですが、スパイク無しで十分だそうです

10/20 8:21

槍ヶ岳頂上

10/20 8:21

西鎌尾根方面

10/20 8:22

笠ヶ岳方面

10/20 8:22

奥穂高岳方面

10/20 8:22

東鎌尾根方面

10/20 8:22

北鎌尾根方面

10/20 8:23

影槍と小槍

10/20 9:03

殺生ヒュッテ付近より槍ヶ岳
岩多し。

10/20 9:41

槍沢
このあたりはやはり紅葉散ってしまっていますね。

10/20 10:16

槍沢キャンプ地の黄葉
このあたりからだんだん黄葉出てきます。

10/20 10:32

槍が見えるよ

10/20 10:32

槍が見えたよ
木々がフレームのようです。

10/20 10:33

槍沢ロッヂ
給水してから降っていきます。

10/20 11:42

快晴の横尾大橋
空の青がきれいです。

10/20 11:44

梓川沿いの黄葉
この2日寒かったので、黄葉梓川まで降りてきました。

10/20 11:48

横尾山荘

10/20 11:53

枝葉フレームの屏風岩

10/20 12:46

徳沢園
ここで名物の野沢菜チャーハンを食べる。
ソフトクリームも食べたかったが寒かったので断念。

10/20 13:18

明神館
ここからかなり観光客多くなります。

10/20 13:21

明神岳と明神橋��

10/20 13:22

明神岳と明神橋��

10/20 13:22

明神岳と明神橋��
圧倒される迫力があります。

10/20 13:28

明神一之池
ここが混んでるの初めて見ました。

10/20 13:34

穂高神社
人多いので撮影すんだらすぐ移動です。

10/20 13:37

明神池リフレクション
風あるので湖面揺らいでしまいました。

10/20 13:40

明神二之池
こっちの方が人少ないです。

10/20 13:42

湖面の黄葉
日陰の方が池の写り良いような気がします。

10/20 13:43

湖面の明神岳
こういった撮影結構楽しいです。

10/20 14:13

赤の紅葉
上高地付近は黄葉メインなので赤少ないです。

10/20 14:27

岳沢湿原と霞沢岳
山の陰影が良い感じ。

10/20 14:38

上高地より山を望む。
15時前になんとか着きました。
日が陰る前に間に合って良かったです。

10/20 14:40

逆光の梓川と焼岳
モノクロに近い真っ黒さ。

10/20 14:41

快晴の河童橋
ぐるっと上高地山域一周しました。

10/20 14:44

梓川とカラマツ黄葉
結構色付いていました。

10/20 14:50

バスターミナルとカラマツ黄葉
この辺のカラマツ、葉も多くよく色付いています。

10/20 15:06

梓川とカラマツ黄葉
定番の写真ですがここは15時だとすでに日陰でした。
14時だったらまだ日が差していたかも。

10/20 15:28

田代池と黄葉
池はもう日陰になっています。

10/20 15:30

カラマツを見上げる。
きれいな黄色です。

10/20 15:37

枯木と焼岳と太陽
秋の日は釣瓶落とし、日がもう隠れそうです。

10/20 15:44

大正池の黄葉
日の入り直前です。

10/20 15:45

大正池リフレクション��

10/20 15:45

大正池リフレクション��

10/20 15:45

焼岳と沈む太陽
この10分後に太陽隠れてしまいました。

10/20 15:47

たぶん材木加工の機械
写真に写っている光点っぽいのは、幻想的ですが虫です。

10/20 15:48

大正池ホテル
これで山行は終了です。
お疲れ様でした。

撮影機器：

Canon PowerShot G7 X Mark II Canon

iPhone SE (2nd generation) Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト カメラ

感想

ksm2301

岳沢では雲海。
ジャンダルムでは登攀。
涸沢では草紅葉。
北穂高岳では星空。
大キレットでは朝焼け夕焼け。
槍ヶ岳では凍てつく岩稜。
上高地では紅葉。

最高に楽しかったです。

大キレット夕焼け滝雲タイムラプス