雲取山(鴨沢〜三峯神社)

2022年10月20日(木) ~ 2022年10月21日(金)

• GPS: 11:21
• 距離: 24.8km
• 登り: 2,317m
• 下り: 1,783m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:36
• 休憩: 0:52
• 合計: 5:28

距離 12.1km 登り 1,636m 下り 346m

9:31 鴨沢バス停
9:54 9:55 丹波山村村営駐車場
9:58 9:59 小袖緑道あがり
10:54 10:55 茶煮場
11:14 堂所
11:53 11:58 七ッ石小屋下分岐
12:02 12:33 七ツ石小屋
12:36 12:37 七ツ石山の水場
12:40 12:41 七ッ石小屋上分岐
12:56 七ツ石山
13:08 ブナ坂
13:37 奥多摩小屋
13:43 13:44 ヨモギノ頭
14:06 小雲取山
14:22 14:23 雲取山避難小屋
14:27 14:36 雲取山
14:59 雲取山荘

2日目

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:02
• 合計: 5:47

距離 12.7km 登り 690m 下り 1,451m

6:06 雲取山荘
6:31 6:42 雲取山
6:46 雲取山避難小屋
6:48 雲取山
7:06 7:13 雲取山荘
7:29 7:30 大ダワ
8:16 8:30 白岩山
8:40 8:41 白岩小屋
8:58 8:59 前白岩山
9:10 9:15 前白岩山の肩
9:47 9:48 お清平
10:05 10:08 霧藻ヶ峰休憩舎
10:13 10:14 霧藻ヶ峰
10:17 10:18 地蔵峠
10:58 妙法ヶ岳分岐
11:10 11:20 三峯神社バス停
11:22 11:23 山麓亭
11:31 11:34 三峯神社
11:47 11:49 山麓亭
11:53 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

奥多摩駅8:45発〜鴨沢バス停9:19着
三峯神社12:30発〜西武秩父駅13：50分頃着

コース状況／危険箇所等

鴨沢〜雲取山: 歩きやすい道です。
雲取山〜三峯神社: 前白石の肩〜お清平は狭い急勾配の露岩の道で、注意が必要です。芋ノ木ドッケのトラバース道も路面の状況が悪いときは注意。他は危険はありませんが、鴨沢コースよりは楽ではありません

その他周辺情報

西武秩父駅前温泉　祭の湯: 日帰り入浴平日990円
三峯神社興雲閣の日帰り入浴は休止中
大滝温泉遊湯館も改修工事で休止中

写真

10/20 9:32

鴨沢バス停からスタート。少し上がって奥多摩湖の眺め

10/20 9:54

村営駐車場、平日でもまあまあの台数

10/20 10:13

廃屋あり。山仕事が盛んな昔は人の手がもっと多く山奥まで入っていた、その名残ですね

10/20 11:15

ヘビがにょろにょろ

10/20 11:19

敗北した平将門が逃げ落ちる際に残した痕跡にちなんだ場所が10ヶ所。単調な上りが続く中で、読み物がささやかな憩いになります

10/20 11:32

富士見ターン。隙間から富士山が見えました

10/20 11:52

標高1400mあたりから黄色の葉が目立ちます

10/20 12:03

七ツ石小屋に到着

10/20 12:05

売店、水場、トイレがあり、ここで昼食休憩します

10/20 12:05

小屋からは富士山が見えます。昼でもここまで雲がない日は珍しいですね

10/20 12:33

山荘の猫がお昼寝中

10/20 12:51

七ツ石神社

10/20 12:52

竹を咥えているのが御神体？

10/20 12:56

七ツ石山に到着

10/20 13:00

1700mあたりから赤い葉が目立ちます

10/20 13:04

石尾根は眺めが良いです。奥には飛龍山が見えます

10/20 13:09

ここで平将門迷走ルートはエピローグ

10/20 13:15

鹿の群れがいました

10/20 13:15

「何か用？」とちらっとこちらを見ますが

10/20 13:16

あまり気にせず食事に戻ります。人馴れしてますな

10/20 13:32

紅葉が見頃

10/20 13:42

ヨモギノ頭から振り返った稜線の眺め

10/20 14:21

雲取山避難小屋まできました。もうすぐ山頂です

10/20 14:27

東京都の最高峰2017m、雲取山頂に到着。逆光で富士山が見づらいので、翌朝また来ることに。

10/20 14:30

原三角測点。明治期の本格的な三角測量に入る前に建てた貴重なものらしい

10/20 14:58

雲取山荘に着きました。ここで一泊します

10/20 18:42

山荘前からの東側の眺め。遠い街も明るく見えます

10/20 18:57

満天の星空

10/21 5:18

東の空が少し明るくなってきました

10/21 5:49

時間通りにお日様が見えました！

10/21 5:52

完全に日が登りました

10/21 5:54

朝日を浴びる山荘。お世話になりました

10/21 6:36

いったん雲取山頂まで登って撮影。昨日は逆光だった富士山もくっきり

10/21 6:43

山頂付近に霜柱

10/21 6:45

避難小屋前から。こちらのほうが広く見えます

10/21 7:20

下山してまもなくの雲取ヒュッテ跡。当時は入浴もできたらしいですが、だいぶ前に廃業したようで

10/21 7:29

大ダワはベンチが複数ある休憩ポイント

10/21 7:39

埼玉側も1700mより上は紅葉進んでます

10/21 8:21

白岩山にはテーブル1つ。山頂標と三角点は登山道から少し脇の目立たない場所にあります。

10/21 8:41

白岩小屋跡。埼玉側も昔はもっと賑わっていたのでしょうか。

10/21 9:10

前白岩の肩。ここからが三峰ルートの核心部で、露岩の急坂や幅の狭い登山道が続きます。

10/21 9:32

写真ではわかりづらい急階段。右側は崖でこの前後は高度感があり、高所恐怖症の人には苦手なポイントです。

10/21 9:33

ここは鎖があるので割と安心

10/21 9:44

お清平に来て一安心。テーブルもあります。ここからは広くて安心安全の登山道です。

10/21 10:02

霧藻ヶ峰休憩所。週末は売店営業もしてるらしいですが、平日は休み。

10/21 10:09

ノコギリみたいなギザギザが両神山の八丁尾根でしょうか。その奥に浅間山も見えます。

10/21 10:17

地蔵峠。下山時は無事に降りれた登山に感謝

10/21 10:48

猿が何匹かいました

10/21 10:58

奥宮への分岐。時間や体力に余裕はあるものの、トイレに行きたいので今回はパス

10/21 11:06

鳥居を超えると舗装路になって、山旅の終わりを迎えます

10/21 11:24

下山してバス待ちの時間に三峯神社に寄ります

10/21 11:27

立派な門構え

10/21 11:31

神社もご立派。車で上がれない頃は参拝に来るのも大変だったと思います

撮影機器：

E-P7 OLYMPUS CORPORATION

感想

canomatec

鴨沢ピストンのコースタイムで9時間弱なので日帰りも無理ではないものの、バス利用ではどうしてもスタートが遅くてなかなか現実的ではなく、山小屋も以前は混雑がひどいとの話から敬遠していた雲取山。東京暮らしもだいぶ長いものの、その最高峰には訪れたことがありませんでした。

今は宿泊人数も制限していて、さらに平日なら満室にはならないので、秋の晴天予想の平日にようやく行くことができました。

鴨沢コースは緩やかな上り坂がずっと続きます。急坂も痩せ尾根もない安全な道ですが、距離があるので初心者には体力は要求されます。

関東南部は平野部はまだ紅葉には早いですが、標高1400mくらいから黄色、1700mくらいから赤い葉が目立つくらいには紅葉が進んでいます。七ツ石小屋を過ぎて石尾根に上がってからは、開けた広い尾根歩きで紅葉を楽しむことができました。

雲取山荘は平日ということもあって9人部屋を半分程度の人数で使うゆとりのある部屋割り。1人ごとに簡単な仕切りもあって、たとえ満室でも狭さは感じないと思います。昔は小屋番がどうとか布団1つを複数人でシェアするとか評判よろしくない話が多かったようですが、今は特に悪い点は見当たりませんでした。食事は特筆すべき点もなくでしたが、もし何なら自炊すればいいわけで。

下山は三峰ルートで下りましたが、鴨沢コースの緩やかさに比べると、初心者には若干ハードかもしれません。登り返しが結構あるのと、あとは前白岩の肩〜お清平の間が割と難所で、露岩で急坂の狭い道、横は高度感のある崖と、高所恐怖症の人にはかなりプレッシャーがあります。と言っても注意して通行さえすれば大丈夫とは思います。

三峰まで降りてきて、次のバスまで時間もあったので三峯神社にも寄りました。秩父からもさらに山奥にもかかわらず立派な神社で、平日でも割と人が多かったです。食事処もいくつかあるので、昼食も可。

帰りのバスは満員で、終点の西武秩父駅まで1時間半近く立ちっぱなしでした。バス路線の途中にある温泉施設は工事休業中ですが、駅前に割と新しい温泉施設があるので、そこで入浴、軽く食事もして帰りました。