双門コースで登る弥山、八経ヶ岳、明星ヶ岳 周回
- GPS
- 11:18
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 2,280m
- 下り
- 2,280m
コースタイム
- 山行
- 10:25
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 11:19
天候 | 晴れと曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所多し。 ルーファイ必須。体力や観察力等、登山するうえで必要なスキルが無い場合は入山しないほうが良いです。 初心者の方は、体力あってもソロはやめましょう。 |
その他周辺情報 | 天の川温泉 |
写真
感想
ずっと目標にしていた、関西最難関と言われる双門コースを歩いてきました。ついでに八経ヶ岳と明星ヶ岳の周回もしてきました。
タイミングや技術的不安でなかなかいけなかったこのルート、ようやく、、数年越しの実現となりました。
前日天川村役場で車中泊し、朝4時に起きてから熊渡まで移動。すでにヘルメットを被っているバスで来た団体を横目に5時頃出発。
まだ暗い中林道を歩き、白川八丁に着く頃にはわずかに空が白みかけている状態。伏流の沢伝いに暗闇を歩いていると、右岸の方に光るニつの目。じっとこちらを見ていて、熊じゃないかとビビった。。最近YouTubeで岩場下降中に熊に襲われた(撃退)動画見たから気が気じゃなかった。距離を取り注視しながら左岸沿いギリギリを歩く。
次第に沢に水が流れ始めて数回の渡渉の末到着した釜滝。
思てたんと違う…水量多いねんけど?なんか下調べでみてたときはここまでの水量はなかった。
一抹の不安を覚えながら、釜滝の右岸上方向に掛かる橋を渡る。これがまた滑り、さらに一部が朽ちてる。明瞭なトレースを追い、しばらく弥山川の右岸沿いを歩き、有名な弥山川自然歩道の道標。
そこから5分ほど歩くと対岸に同じ道標があるので渡渉。
その先は登山道を逸れないように、周囲をよく観察しながら歩いていく。
一ノ滝ですこし休憩。吊り橋を渡った先で短い梯子を下るが、そのすぐ先の分岐に気を取られて梯子踏み外してしまい、足のスネを打ち付けてしまったが、擦り傷程度で幸い大事に至らず良かった😅
ひたすら続く垂直梯子をこなし、数年前に崩落した箇所で景色を眺めながら、後ろから双門4回目という方に抜いてもらいました。
そして、双門の滝が見れる仙人グラのテラス。ここだけ平らな場所になっています。ただ、地図で位置確認をしていなかったのと、ぱっと見で看板が見当たらなかったので、この先にもっとちゃんと見えるところがあるのかなと勘違いして、写真一枚だけしか撮らずにスルーしてしまった…。
途中で巖の双門に寄り道。登山本道とは異なり、道がいまいちがわかりにくかったです。しばらくうろうろして目印のワイヤーぐるぐる巻きの大木を見つけ、さらにすすんで下って見つけた巖の双門。圧倒される迫力がありました。ソロの方が一人休憩中。壮観な景色を見ているとさらに入れ替わりで別のソロの方もやってきました。
ザンギ平の肩から標高を一気に下げ、沢伝いの登山道。さらに進み河原に出て、しばらくすると河原小屋跡。大量の大岩が川をふさいでます。この先はリボンや橋など目印を探しながら歩けるところを歩いていく。
岩を越え、沢をへつり、渡渉しながら巻き道が在る所は巻き道を使い、どんどん進むと谷が二股に分かれる。ここまで来ればもう少し。右側の谷を登っていくと有名な梯子があり、さらに進むと狭くなってきて岩壁に鉄杭が打ち込まれた空中回廊。足元見ながら慎重に進めば問題なしです。
そして平坦になってきて沢の流れが緩やかになった所で右方向を見ると、ちょうど狼平の吊り橋が見えた。
橋を渡り数年ぶりの狼平に到着。達成感に打ちひしがれました。本当に楽しかった!
水量はそれなりにあったのかもしれないけど、ぶっちゃけ初めてなので多いのかどうかわかりませんでした^^;
ただ、水量少ないと沢底を歩けるところはへつらないといけませんでした。
普段からマイナールートを行ってるおかげか、そして忘れつつも下調べもしていたので、大きな道間違いやミスもなく、初めてながら大方卒なくこなせました。
また、案内板が増えているようですね、間違えやすいポイントに設置されていました。
狼平で、同じく双門で登ってきた方と話しながら昼食、時間は十分に余っていたので、弥山、八経ヶ岳と明星ヶ岳の周回もしました。
話していた方は足を岩にぶつけて腫れていたようなので下山されました。
弥山でコーラ飲んで以降、山頂でもあまり休憩せずに歩いていたのでだいぶ疲れていたこともあり、
金引尾根分岐の倒木の上であおむけになって仮眠したら気持ち良かった😊
金引尾根を下っている時カモシカと遭遇。一瞬熊かと思って焦りました。。もしかしたら朝、暗がりで見た2つの目もカモシカだったんかな?動かずじーっとしていたし。
下山後は天の川温泉に入りました。結構人が多かった。ごんたの湯の方が良かったかな。。
双門コース内では、いずれもソロの方3人と出会いました。そのうち2人と会話をし、双門2回目と4回目の方でした。たしかに、このコースはもう一度来たくなります。
双門コースを踏破する極意としては、歩きにくいな〜と思ったら振り返ったり周囲を見まわすことでしょう。
双門は登山道でトレースがあるので(分かり難いところもあるけど)、道を逸れたらおかしいと気づくと思います。
無理矢理進まずすぐに引き返すのが良いでしょう。
仙人凜謄薀垢任凌柑弔蠅發△襪掘△修發修盂擇靴ったし、またいつか行きたいと思います。
1日は短いけど気候も良いし、紅葉も綺麗な良い時期に行かれて羨ましい。
私が行った時は、他に歩いている方がいないので慎重に歩いていたのもあるとは
思いますが、mono-さんは早いですね!
他の人が歩いていると少し安心できますが、気がゆるむと怪我しちゃいそうな気も
するルートですし、かすり傷程度ですんで良かったです!
釜滝の写真みると、水が多そうに見えますが、水が少なすぎても通れそうな場所が
増えるという欠点もあると思うので、mono-さんが問題無かったのなら、ベストな
状況だったのかもしれません。
岩を潜るポイントを赤矢印の処らへんから下れば三の滝壺に出られるようですので、
次回行かれる時にでも是非(^^;
仙人凜謄薀后∧かりづらいですよね。
私はその手前の高台らへんでウロウロしちゃいました(^^;
そして巖の双門も分かり辛かったようですが、見る事が出来たようで何よりでした。
トップリ尾の分岐に追加の看板が出来たんですね。何度か道間違いしている人が
いらっしゃるみたいでしたし、私も未踏なので助かります。
8月の遭難事故も此処でしたが、救助されて本当に良かったと思いました。
カモシカ黒いんですね。顔に白い部分があるので、もしかしたら私が見たのも
カモシカかと凝視しましたが前脚の太さが違うという結論になりました(><)
今回は大変で動画は無しかな?と思いつつ…
一日中涼しかったので足取りも軽く感じました。本当はもう少し、10月頭くらいに行きたかったのですが、前日の帰宅が遅かったのでこの時期になりました。
おかげで一応動画撮りましたが、序盤はずっと真っ暗です^^;
自分でも初めてでこの時間で行けるとは思いませんでしたが、やはり速い人はもっと速く、二人の方に追い抜かれました。もうひとりの方も足負傷していなかったら抜かれていますね。
僕自身の怪我も全然の軽傷で済んでよかったです。
慎重に進んでいたつもりでしたが、やはりどこかで、とくに何でもないところで気が緩んでしまいますね。
後で動画を見てわかりましたが、吊り橋から下る梯子の一段だけ隙間が広くなっていました。ちょうど迷いやすいと言われていた分岐の直前だったので気を取られていました😅
沢の水量は初めてということもあり特に難易度が上がったとは感じませんでしたが、緊張する渡渉は結構多かったように思います。
三ノ滝壺ですか、今度ぜひ行ってみたいですね。あまり調べすぎると楽しみが減ると思い、最近はポイントだけ抑える程度にしか見ていませんでした。
巖の双門、下に降りればよかったですね。後でThunder_birdさんのレコを見直して後悔しました^^;
なにはともあれ本当に楽しいコースでしたね!
またそのうち行きたいと思います😆
トップリ尾分岐は追加の道標と、それぞれの方面の木に黄色テープをぐるぐる巻にした注意書きも書かれていました。
初めてあの道標見たとき、川合方面がなかったことに違和感は感じていましたが、やはり間違えやすい道標ですね。トップリ尾なんてどちらかといえばマイナールートでしたしね。
今回は動画撮りましたが、我が身優先なので、ほとんどザックに取り付けていたこともあり、あまりいい具合に撮れていません。アップしますが少し時間がかかるかと思います。気長に待っていただければと思います!
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