戸隠山・高妻山
- GPS
- 11:21
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,764m
- 下り
- 1,740m
コースタイム
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 11:20
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
高妻山直下の岩場は急で泥混じりの場所あり。五地蔵山から戸隠キャンプ場への下りも急で滑りやすい |
写真
感想
行ってみたかった戸隠山、ただ戸隠だけだと物足りないかなってことで高妻山とセットで行ってきた。
4時過ぎに高妻山登山者用の駐車場、星空が綺麗で期待の持てそうな感じ。もう10月なので、5時に出発したけどまだまだ夜。神社まではほぼ平坦なので、満天の星空の下のんびりナイトハイク。奥社の参道に着いたくらいでようやく少し明るくなった。参道は杉並木が続いていて、ちょっと異様なくらい巨大。目の前にはギザギザした稜線で壁のようにそびえる戸隠山が待ち構えている。奥社からはようやく登山道で、最初のうちは樹林帯の激登り。思った以上に急だった。
五十間長屋で一気に展望が開けて、紅葉でモコモコした戸隠の山肌がカッコいい。ここから鎖場が少しずつ増えていく。それほど高度感ある鎖場はなくて、鎖場を登るたびに眺めがどんどん広がっていくのが楽しかった。胸突岩前あたりから、あそこまで登るの…?と少し不穏な雰囲気が漂い始める。胸突岩は気持ち的にはクライミング、鎖はあるけど怖くて下見れないくらいの高度感があった。
胸突岩を過ぎたらついに蟻の塔渡り登場。知ってはいたけど実際目の当たりにすると言葉を失う。ここは後半に向かうにつれて足場が細くなっていて、ほぼ鎖はなし。剣の刃渡りでヤバさは最高潮に。剱岳行った時は震えなんて一切なかったけど、ここは足の震えが止まらなかった。細い足場で鎖なしの平均台みたいなところをいけなくて、足元見ないといけないから常に高度感を刺激されて、もともと高所恐怖症だったのを思う存分思い知らされた。とは言え怖かったけど同じくらい楽しかったのでまた行ってみたい。
蟻の塔渡りをすぎるとあとはもう戸隠山の稜線を歩くだけ。アップダウンはあるけど危険箇所もなくて、なによりずっと眺めがいいので、歩いていて楽しかった。ただようやく見えた高妻山は八ヶ岳の赤岳のようにずっしり巨大で、かなり遠く感じたのが不安なところ。途中の避難小屋で休憩したら高妻山へ。戸隠一帯は基本的にアップダウンがかなり多くて、高妻山直下までも容赦なく登り返しが何回もあり、予想以上に疲れた。しかもようやく辿り着いた高妻山直下からは急登で、後半はかなり急な岩場が続く。高妻山に着いた頃には北アルプスは全く見えなくなり、雨も降り初めて寒いので、急ぎ足で引き返す。下りてくると少し太陽も出て一安心。五地蔵山以降はひたすら下り、ひたすら歩き下山した。高度感抜群の場所や登り返したくさんで、感覚としては剱岳や黒戸尾根より圧倒的に怖くて疲れたけど、終わってみると達成感がかなりあった。今度は西岳→戸隠やってみたいなー。
下山後はキャンプ場にテント張って温泉。次の日は朝のんびり過ごしてから、鏡池行ったり戸隠そば食べたり道の駅寄ったり、ナチュラルアンカーズっていう登山のお店行ったりして帰宅した。
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