東京水源の森ハイクー唐松尾山・笠取山

2022年10月22日(土) [日帰り]

• GPS: 10:37
• 距離: 18.7km
• 登り: 1,423m
• 下り: 1,420m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:50
• 休憩: 1:45
• 合計: 10:35

5:13 作場平橋駐車場
5:35 5:38 中島川口
6:00 6:00 民宿みはらし
6:31 6:36 牛王院下
7:52 7:59 将監小屋
8:15 8:15 将監峠
8:27 8:27 牛王院平
8:35 8:37 山ノ神土
9:39 9:48 西御殿岩
10:39 11:28 唐松尾山
12:04 12:04 独標2044m
12:24 12:24 黒槐の頭
12:32 12:33 黒槐山
12:54 12:55 水干尾根
13:14 13:19 笠取山
13:30 13:39 笠取山展望地
13:47 13:48 笠取山西
13:53 13:55 小さな分水嶺
14:09 14:09 笠取小屋
15:00 15:02 一休坂分岐
15:32 15:41 作場平橋駐車場
15:48 ゴール地点

天候

曇り一時晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

国道411号が開通しました！難工事だったようですが、工事関係者の皆様ご苦労様でした。
作場平駐車場はまだ一部柵がありますが15台程度駐車でき、ピカピカの公衆トイレも完成しています。

写真

10/22 5:39

臨時駐車場は第3までありました。第3までは作場平から結構あります。

10/22 5:43

まずは舗装路を一ノ瀬集落まで歩いて行きます。良いウォーミングアップです。

10/22 5:48

昭和30年か・・この頃はここも結構栄えていたんだろうなあ・・

10/22 5:57

集落に到着

10/22 5:59

民宿「みはらし」さんです。お昼はお蕎麦などが食べられます(以前行ったら完売後でうどんでしたが)。

10/22 6:00

「みはらし」のすぐ先に登山口があります。

10/22 6:01

縄が張ってあります。林業関係者と将監小屋の車だけですね。

10/22 6:02

入ってすぐ。すごく懐かしい車が朽ちてます。デリカバンとレオーネ。

10/22 6:09

人手が入った沢ですが苔むしてます。

10/22 6:27

ツチグリの仲間でしょうか。

10/22 6:29

まだまだ緑が主体ですが、紅葉している木もあります。

10/22 6:34

どんぐりは沢山落ちていますね。

10/22 6:58

遠くの斜面はいい色の所もあります。

10/22 6:59

歴史を感じますね。

10/22 6:59

カヤタケでしょうか。食べられるみたいですね。

10/22 7:01

軽四が通れる林道をずっと歩きます。

10/22 7:09

本日お初の富士山！おはようございます。

10/22 7:15

つるし雲が出ていますね。まるで大菩薩嶺から発生しているかのように見えます。

10/22 7:17

徐々に高度が上がって紅葉が進みます。

10/22 7:26

カラマツは結構色づきました。赤いのはモミジなのかツツジの仲間なのか？

10/22 7:27

これはカエデの仲間です。

10/22 7:43

将監小屋の手間で突然カラマツの植林地帯がおわりダケカンバが出てきました。

10/22 7:50

色々な樹種が出てきました。

10/22 7:51

将監小屋到着。

10/22 7:52

もう小屋締めしているのですね。

10/22 7:52

トイレは立派です。

10/22 7:54

本日テントは2張りのみ。人の気配はありません。寝ているのかな？

10/22 7:56

少しきれいですね。

10/22 7:57

水場の奥をよく見るとワサビが植えられていました。小屋の食事に出るのかな。

10/22 7:59

少し将監峠方面に登って見下ろす将監小屋。

10/22 8:06

ちょっと陽が差してきました。

10/22 8:12

天使の梯子が降りています。

10/22 8:13

峠はすぐです。

10/22 8:14

分岐の標識左に進みます。

10/22 8:22

牛王院平へと向かいます。

10/22 8:25

今年のミズナラの紅葉はきれいじゃありませんね。

10/22 8:31

牛王院平。なんでこんな地形になっているんでしょう。昔は牛の放牧でもしていたんでしょうか。

10/22 8:32

東を振り返るとおそらく竜喰山(りゅうばみやま)。すごい名前ですね。

10/22 8:35

複雑な交差点です。

10/22 8:40

ここからはササの生い茂る斜面を進みます。

10/22 8:45

でもしょっちゅう富士山が顔を出してくれます。

10/22 8:47

がっつり崩れています。

10/22 8:47

丹沢方面が見渡せました。

10/22 9:07

ここでザックをデポして西御殿岩へ立ち寄ります。

10/22 9:10

道はちょっと険しいです。ダケカンバの倒木がそのまま

10/22 9:17

稜線直下の大岩から水がしみ出しています。まさに多摩川の最初の一滴です。

10/22 9:19

下の方は随分整備した植林地の一角が見えます。

10/22 9:20

10mくらいですが崩落地を横切ります。注意して・・

10/22 9:23

西御殿岩は行ってみるだけの価値がある眺めです。本日一番の眺望！まず南アルプス。

10/22 9:29

更に南側。

10/22 9:30

これから進む唐松尾山。背後に先日行った国師ヶ岳がちらり。

10/22 9:32

東側は東京の主峰が。

10/22 9:32

富士山の手前に大菩薩とその奥に御正体山など。

10/22 9:33

日光連山も顔をのぞかせています。

10/22 9:33

今度行こうかと思っている両神山

10/22 9:33

浅間山ど〜ん。でも望遠レンズのズームアップです。ちょっと距離はありますよね。

10/22 9:34

浅間連山とその向こうに高妻山も。

10/22 9:34

白根三山。

10/22 9:35

塩見岳ちらり。

10/22 9:35

赤石岳と悪沢岳。

10/22 9:36

雲間から陽が差してきました。

10/22 9:39

甲斐駒はほんのちょっとです。

10/22 9:39

仙丈ヶ岳

10/22 9:40

北岳と鳳凰山。オベリスクが見えます。

10/22 9:46

さて、堪能したので降ります。

10/22 9:46

下の紅葉も陽が差すと映えますね。

10/22 9:47

クサリ等はありませんが、結構な岩場です。

10/22 9:48

遠目に見れば結構きれいです。

10/22 9:55

先ほどの崩落地です。

10/22 10:20

縦走路に戻りました。稜線近くのややなだらかなエリア。

10/22 10:29

稜線上の巨大な岩。

10/22 10:38

唐松尾山は眺望ありません。でも「この先登山道ではないので注意」と書いてある先に眺望が良い岩場があります。

10/22 10:42

奥秩父の主稜線です。

10/22 11:06

アップです。赤岳も顔を出しています。

10/22 11:07

甲斐駒と鋸岳。

10/22 11:08

浅間隠も見えていました。

10/22 11:11

紅葉のスポットライト。

10/22 11:12

筑波山が関東平野のもやから立ち上がっています。

10/22 11:41

いい感じで苔むしてます。

10/22 11:45

青空が見えてきました。

10/22 11:48

でも富士山の手前には低い雲も・・

10/22 12:00

シャクナゲのトンネルです。満開になったらすごいんでしょうね。

10/22 12:09

相模湾、三浦半島、房総半島が見えています。

10/22 12:23

黒槐山(くろえんじゅやま)が木の間から。

10/22 12:46

このあたりは穏やかな道です。

10/22 12:54

水干と笠取山頂との分岐。今回は右の笠取山頂へ。

10/22 12:56

紅葉と青空がやっと拝めました。

10/22 13:02

甲府盆地はいい感じにもやっています。

10/22 13:04

ルリビタキの雌でしょうか。

10/22 13:04

雌も結構きれいですね。

10/22 13:13

何か頭をもそもそ歩いてるな、と思って捕まえたら、どうやらシラミバエですね。血を吸われたらやだなあ・・2匹つぶしました。

10/22 13:18

笠取山頂上付近からの富士山は素晴らしいですね。

10/22 13:19

晴れてはいませんがすっきり見通せます。

10/22 13:26

枯れ木の隙間にまっくろくろすけが・・クスッと笑えますが、あまり良いことではありませんね。

10/22 13:26

少し険しい岩場があります。

10/22 13:28

最高点の西側にも「笠取山」の標識が立つ山頂(?)があって、こちらの方が広くて眺望もあります。

10/22 13:31

ここからの下りはかなりの傾斜です。

10/22 13:33

縦走路の先の笹原と紅葉。

10/22 13:36

陽が当たってきれい。

10/22 13:39

さて下ります。本日の富士山見納め。

10/22 13:43

マルバダケブキもすっかり枯れ上がって綿毛を飛ばしています。

10/22 13:53

「小さな分水嶺」に寄りました。多摩川・荒川・富士川の分水嶺です。

10/22 14:08

笠取小屋は営業中です。テントも沢山張られていました。

10/22 14:12

小屋の水場。ここから一休坂経由で下ります。

10/22 14:17

沢沿いの道は改修して少し沢を離れたところをつづら折りに下ります。

10/22 14:25

少し先で沢に合流。陽が当たってきました。

10/22 14:27

紅葉の進み具合が樹種によって様々。

10/22 14:27

ここから少し沢から離れます。

10/22 14:36

尾根を巻いていきます。

10/22 14:40

広い尾根。ほぼミズナラの純林です。ここにナラ枯れのキクイムシが入ってミズナラの太めの木が全滅したらと考えるとぞっとしますね。

10/22 14:48

カエデも混じっています。

10/22 14:51

良い色合いです。

10/22 14:52

10/22 15:01

ヤブ沢峠からの道と合流します。

10/22 15:09

ここからはずっと沢の近くを緩やかに下ります。

10/22 15:09

このあたり独特の美しい沢です。

10/22 15:11

看板の下がクマに囓られています。以前の看板もかなり囓られていましたね。こういうのが好きなんですかね。

10/22 15:14

ちょっと遠くでしたがオオアカゲラがしきりに木をつついていました。

10/22 15:14

本日山デビューしたカメラは600mm相当のレンズを手持ちで撮影できるので、こういう所は威力を発揮します。

10/22 15:26

クマの証拠が残っています。

10/22 15:28

作場平に戻ってきました。古いトイレは使用中止となっています。

10/22 15:29

すぐ右の駐車場。

10/22 15:48

真新しいトイレです。

撮影機器：

OM SYSTEM OM-1 ボディ OMデジタルソリューションズ

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 笛 ヘッドランプ 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

共同装備

非常食 地図（地形図） 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ツェルト

感想

rinchoku

　この周回コース、多くの方は時計回りに進まれますが、足の遅い我らは暗いうちに舗装路を歩いて時間を稼ごうと言うことで、反時計回りとしました。そのせいか、笠取山まではほんの数人にしか会わず、静かな山行となりました。
　天気は予報通り概ね曇り、という感じで、紅葉はすこし汚く、時期的にもちょっと早めだったのでいまひとつでしたが、風も無く適度に暖かく、時折陽も差し、少しは青空も拝めたので、とても幸せな一日を過ごせました。